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ふたりからの寵愛 2
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恍惚とした表情で喘ぎ、媚肉でハリルの肉棒を食い締める。ひと突きごとに深い快楽に堕とされ、夢中になって腰を振り立てた。
「こんなに乱れるとは……妬けるな」
「だろ?」
苦笑を零したラシードに、勝ち誇った笑みをむけながらハリルは力強く腰を遣う。
「だが、まだこれからだ。さあ、セナ……口を大きく開けるのだ」
快楽に乱されていたセナは嬌声を零していた口を、言われたとおり大きく開けた。紅い唇を割り、猛ったラシードの雄芯が挿し入れられる。
「ん……んくぅ」
舌で味わう灼熱の楔はとても熱く脈打っている。いっぱいに口を開けて太い幹を頬張りながら、懸命に舌で舐め上げた。
ラシードはゆったりとした腰遣いで、セナの唇と舌を雄芯で擦り上げていく。
その間にも花筒は荒々しく楔を穿たれている。結合部からは、じゅぷじゅぷと卑猥な水音が鳴り響いた。
上の口も下の口も淫らに蹂躙されて、悦楽の沼地に深く沈む。
「んふぅ、んん、ぁ、んく、んっ、んっ」
ふたりの男の刻む抜き差しが速くなる。がくがくと揺さぶられた体は律動のままに跳ね上がる。奥の口を極太の切っ先で抉られ、喉奥は雄々しい先端で突かれる。両方の奥を激しく突かれて、抗いようのない極みへ連れ去られる。
「んんっ、んっ、んっ、い、いぐ、んぅ……っ」
背が弓なりに撓り、瞼を白の紗幕が覆い尽くす。口腔の雄芯を喉奥で受け止め、媚肉は銜え込んだ楔をきつく引き絞る。ふたりの男は低い呻き声を漏らすと、熱い精をセナの体の奥にそれぞれ注いだ。
「あっ、あっ……あ、あふ、ん、んく、んくっ」
喉奥で熱い精を飲み下す。同様に奥の口も濃い精液を美味そうに飲み干した。口腔から出ていこうとする雄芯に舌を絡めて、もっとというように先端をしゃぶる。
白濁に濡れた舌先で、一滴残らずラシードの先端に滲む精を舐め取っていく。
ラシードは愛欲を色濃く滲ませた双眸を細めて、セナの上気した頬を撫でた。
「セナ……なんという卑猥さだ。奉仕するそなたはひどく淫猥で、情欲をそそる」
褒めてくれたのだろうか。ラシードに気持ち良くなってもらいたい一心で、セナは淫らに雄芯を舐め上げる。初めて上の口で呑んだ精は、媚薬のように体を熱くした。
「ラシードさまの精液……おいしい。もっと……ください」
うっとりとして濡れた唇を舐め上げる。くっと喉を鳴らしたラシードはなぜか身を引いて、ハリルと位置を入れ替えた。
「たまんねえな」
セナの上半身に覆い被さってきたハリルは、精を呑んだばかりの唇を接吻で塞ぐ。
荒々しく舌で蹂躙され、唾液も精も撹拌されて交換する。
まだ絶頂の余韻に震えている細腰を掴んだラシードは、ハリルの精を滴らせた蕾に熱い先端を宛がう。
「次は奥の口で呑ませてやろう。そなたの体の隅々まで、私の精で満たしたい」
ぐちゅん、と濡れた水音を立て、硬くて太い楔が濡れた花筒を侵していく。再び満たされる感覚は、腰骨が蕩けそうなほど気持ちが良い。
「ああ、あ……入って、きたぁ……あ、いい、兄さま、すごい、いぃ……」
「これがいいのか?」
ずくりと奥を抉られながら問われて、がくがくと頷く。
ふたりの男根を代わる代わる挿入されて、セナの体はすっかり快楽に浸された。淫紋も歓喜するように跳ねている。
ハリルは悔しそうに口端を吊り上げた。
「くそ。随分と可愛く啼くじゃないか」
「ふふ。そうだろう」
じゅぷ、じゅぷと優しくも力強い律動を刻まれる。しかもラシードは腰を送り込みながら、勃ち上がりかけたセナの花芯を手のひらに包み込んだ。自らの放った白蜜で濡れていた花芯はぬるぬると滑り、ラシードの手で淫猥に擦り上げられていく。
花筒は逞しい男根で擦られ、花芯は愛しい男の手で扱かれる。凄まじい快楽にきつく背を反らせば、胸の突起をぬるりと舐め上げられた。
「あっ、あっ、だめぇ」
ハリルは口腔に含んだ突起を舌先で転がし、舐めしゃぶる。空いたもう片方の突起も、こりこりと指先で捏ね回しては押し潰された。
快感に濡れる眸で見上げれば、天井の鏡にはふたりの男に愛撫される神の贄の淫らな肢体が映っている。誤魔化しようのない卑猥な姿にまた体の熱は高まっていく。
大きなうねりとなって体を駆け巡る悦楽に、セナは啜り泣きを零しながら淫らに喘いだ。
「あぁ、あぅ、そんなに……あっあ、らめぇ、もう、も、いく……あっあっ、あ――……っ」
腰を突き上げながら全身を震わせ、白蜜を吹き上げる。
ずん、と奥を穿つ先端が子宮口に接吻して、夥しい精を呑み込ませた。ごくり、ごくりと奥の口が子種を美味そうに呑んでいく。
「あ、あ、あぅ……呑んでる……。僕の奥が、濃い精液を呑んでる。兄さまの……赤ちゃん、できちゃう……」
つま先まで甘い痺れに支配され、男たちの精液に浸されていた。
「こんなに乱れるとは……妬けるな」
「だろ?」
苦笑を零したラシードに、勝ち誇った笑みをむけながらハリルは力強く腰を遣う。
「だが、まだこれからだ。さあ、セナ……口を大きく開けるのだ」
快楽に乱されていたセナは嬌声を零していた口を、言われたとおり大きく開けた。紅い唇を割り、猛ったラシードの雄芯が挿し入れられる。
「ん……んくぅ」
舌で味わう灼熱の楔はとても熱く脈打っている。いっぱいに口を開けて太い幹を頬張りながら、懸命に舌で舐め上げた。
ラシードはゆったりとした腰遣いで、セナの唇と舌を雄芯で擦り上げていく。
その間にも花筒は荒々しく楔を穿たれている。結合部からは、じゅぷじゅぷと卑猥な水音が鳴り響いた。
上の口も下の口も淫らに蹂躙されて、悦楽の沼地に深く沈む。
「んふぅ、んん、ぁ、んく、んっ、んっ」
ふたりの男の刻む抜き差しが速くなる。がくがくと揺さぶられた体は律動のままに跳ね上がる。奥の口を極太の切っ先で抉られ、喉奥は雄々しい先端で突かれる。両方の奥を激しく突かれて、抗いようのない極みへ連れ去られる。
「んんっ、んっ、んっ、い、いぐ、んぅ……っ」
背が弓なりに撓り、瞼を白の紗幕が覆い尽くす。口腔の雄芯を喉奥で受け止め、媚肉は銜え込んだ楔をきつく引き絞る。ふたりの男は低い呻き声を漏らすと、熱い精をセナの体の奥にそれぞれ注いだ。
「あっ、あっ……あ、あふ、ん、んく、んくっ」
喉奥で熱い精を飲み下す。同様に奥の口も濃い精液を美味そうに飲み干した。口腔から出ていこうとする雄芯に舌を絡めて、もっとというように先端をしゃぶる。
白濁に濡れた舌先で、一滴残らずラシードの先端に滲む精を舐め取っていく。
ラシードは愛欲を色濃く滲ませた双眸を細めて、セナの上気した頬を撫でた。
「セナ……なんという卑猥さだ。奉仕するそなたはひどく淫猥で、情欲をそそる」
褒めてくれたのだろうか。ラシードに気持ち良くなってもらいたい一心で、セナは淫らに雄芯を舐め上げる。初めて上の口で呑んだ精は、媚薬のように体を熱くした。
「ラシードさまの精液……おいしい。もっと……ください」
うっとりとして濡れた唇を舐め上げる。くっと喉を鳴らしたラシードはなぜか身を引いて、ハリルと位置を入れ替えた。
「たまんねえな」
セナの上半身に覆い被さってきたハリルは、精を呑んだばかりの唇を接吻で塞ぐ。
荒々しく舌で蹂躙され、唾液も精も撹拌されて交換する。
まだ絶頂の余韻に震えている細腰を掴んだラシードは、ハリルの精を滴らせた蕾に熱い先端を宛がう。
「次は奥の口で呑ませてやろう。そなたの体の隅々まで、私の精で満たしたい」
ぐちゅん、と濡れた水音を立て、硬くて太い楔が濡れた花筒を侵していく。再び満たされる感覚は、腰骨が蕩けそうなほど気持ちが良い。
「ああ、あ……入って、きたぁ……あ、いい、兄さま、すごい、いぃ……」
「これがいいのか?」
ずくりと奥を抉られながら問われて、がくがくと頷く。
ふたりの男根を代わる代わる挿入されて、セナの体はすっかり快楽に浸された。淫紋も歓喜するように跳ねている。
ハリルは悔しそうに口端を吊り上げた。
「くそ。随分と可愛く啼くじゃないか」
「ふふ。そうだろう」
じゅぷ、じゅぷと優しくも力強い律動を刻まれる。しかもラシードは腰を送り込みながら、勃ち上がりかけたセナの花芯を手のひらに包み込んだ。自らの放った白蜜で濡れていた花芯はぬるぬると滑り、ラシードの手で淫猥に擦り上げられていく。
花筒は逞しい男根で擦られ、花芯は愛しい男の手で扱かれる。凄まじい快楽にきつく背を反らせば、胸の突起をぬるりと舐め上げられた。
「あっ、あっ、だめぇ」
ハリルは口腔に含んだ突起を舌先で転がし、舐めしゃぶる。空いたもう片方の突起も、こりこりと指先で捏ね回しては押し潰された。
快感に濡れる眸で見上げれば、天井の鏡にはふたりの男に愛撫される神の贄の淫らな肢体が映っている。誤魔化しようのない卑猥な姿にまた体の熱は高まっていく。
大きなうねりとなって体を駆け巡る悦楽に、セナは啜り泣きを零しながら淫らに喘いだ。
「あぁ、あぅ、そんなに……あっあ、らめぇ、もう、も、いく……あっあっ、あ――……っ」
腰を突き上げながら全身を震わせ、白蜜を吹き上げる。
ずん、と奥を穿つ先端が子宮口に接吻して、夥しい精を呑み込ませた。ごくり、ごくりと奥の口が子種を美味そうに呑んでいく。
「あ、あ、あぅ……呑んでる……。僕の奥が、濃い精液を呑んでる。兄さまの……赤ちゃん、できちゃう……」
つま先まで甘い痺れに支配され、男たちの精液に浸されていた。
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