淫神の孕み贄

沖田弥子

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ふたりからの寵愛 1

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受胎の儀は最後の夜を迎えた。
いつもどおり禊を済ませて黄金の鎖を纏おうとしたら、現れたラシードとハリルに攫われてしまう。神官と召使いは慌てて追いかけてきたが諦めたようだ。
ふたりに抱き上げられたセナは、王の受胎の室にある寝台に横たえられる。天井の鏡を見上げれば、寝台には一糸纏わぬ神の贄が驚いた表情を浮かべていた。
ラシードとハリルは身に纏っていたガウンと腰布をそれぞれ脱ぎ捨てる。ふたりの強靱な肉体が露わにされた。

「あの……おひとりずつの受胎の室を僕が訪れるのでは……ないのですか?」

まさか、という思いは不安よりも期待を呼び起こす。ラシードは優しく微笑んだ。

「今宵は特別だ。私とハリルが同時にセナを抱いて、どちらがより愛しているのか確かめようという運びになったのだ」
「他の男に抱かれてるのを歯噛みしながら待つのは性に合わないからな。俺たちの精でたっぷり満足させてやるから、安心して寝そべってろ」
「で、でも……あっ、ん、ふ……」

押し倒されて、まずはラシードの甘い口づけを受ける。唇を啄まれてから、ぬるりと舌を挿し入れられて優しく歯列をなぞられる。熱くて濡れた舌に敏感な粘膜を撫で上げられ、それだけでもう体の熱はじわりと上がっていく。

「んぅ……んっ、ぁ、ふ、んく」

腰を撫でる大きな手のひらが、太腿に滑り降りて膝を割り開く。ハリルは大きく開かれた足の狭間に陣取る。
花芯が生温かいものに包まれた。その濡れた感触に何をされているのか分かってしまい、腿がびくりと跳ね上がる。

「ん、あ、ん……ふぅ、ん……あっ」

ラシードに唇を塞がれているので下半身は見えず、感覚を追うしかない。
ねっとりと熱い口腔に含まれた花芯は、舌と唇を巧みに使って扱き上げられた。
鋭く甘い快感は全身の神経を舐め上げられるように狂い咲き、揺らめく腰と共に真紅の淫紋が激しく躍る。下腹だけに意識を集中させていると、油断していた舌先を搦め捕られて、じゅるりと啜られた。

「んふぅ……んあぁ、あ、ふ、ふぁ」

上も下も男の舌と唇に舐られて、快楽に揉まれたセナは切なく身悶える。痺れるような愉悦の波が広がり、瞬く間に高みへ追い上げられていく。
花芯の先端をハリルの舌先で抉られ、極めた体は白蜜を弾けさせる。同時にラシードに絡められた舌を淫猥に擦り上げられた。

「あうぅ……んふぅ、んく、んうぅ……」

口づけられながら達してしまい、経験したことのない悦楽に淫紋は悦んで波打っている。放出したというのに腰の疼きはいっそう強くなり、猛った雄芯を求めて後孔はひくついた。
白蜜を飲み下したハリルは紅い舌先で幹を伝い下り、蕾の襞を舐る。

「物欲しそうに、ひくついてるな。どれ、中は……もう濡れてるじゃないか。そんなに太いのが欲しいのか?」

濡れた舌を後孔に出し挿れされて状況を伝えられ、羞恥に頬が染まる。
言い返したいけれどラシードは唇を解放してくれないので、塞がれたセナの唇からはくぐもった声だけが漏れた。

「んぅ、んん、っふ、あ、んっ」
「挿れるぞ」
「んっ、んっ、ん……っ」

足を抱え上げられ、濡れた蕾に熱い先端を押し宛てられる。待って、と言いたいのに言葉にならない。上半身に覆い被さっているラシードの逞しい肩を叩いてみたけれど、首の後ろを支えられていっそう激しい口づけを送り込まれた。
舌先を擦り合わせながら、ぐちゅり、と蕾が捲り上げられる。両方の粘膜を炙るように犯される感覚に、体が溶かされていくような錯覚を覚えた。

「んっ、んぅ、んく」

極太の切っ先が淫液にぬるつく隘路を掻き分けて、ぐうっと奥深くへ挿入されていく。
ずくり、ずくりと男根を沈められて、濡れた花筒は待ち望んでいたものを与えられた歓喜に打ち震えながら、美味そうに楔を銜え込んでいた。
銀糸を滴らせながら、ようやく唇が解放される。その刹那、ずんと重い衝撃に貫かれて、つま先まで痺れが走る。セナの背は浮き上がり、足指はいっぱいに開かれた。

「ひああぁあ、ああっ、あっ、あっ、あはぁ、だめ、あ、あう、あぁん……」

解き放たれた嬌声は止まることを知らず、淫らに響き渡る。
腰を掴んだハリルは逞しい抽挿を送り込んできた。

「だ、だめ、まだ、あっ、あ、あぁあ、あぅ、い、いいっ、あぁ、んあ」

激しい律動に翻弄されて、何を口走っているのか分からない。気持ち良すぎて、たまらない。
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