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王の寵愛 2
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鼓膜を震わせる淫靡な音と、舌を擦り合わせる感触。ぴたりと密着した逞しい体のどれもが官能を燃え立たせる。
カンドゥーラを通して、ラシードの逞しい雄が太腿に押し当てられているのを感じた。
愛しい兄の中心をこの身に収めたいという欲が湧き上がる。
濃密なキスに溺れながら、セナは雄を刺激するように太腿を揺らめかせる。
喉奥で笑いを零したラシードは唇を離した。眇められた漆黒の双眸に、間近から覗き込まれる。
「そんなふうに男を煽るとは、悪い子だ。いつのまに私の弟は淫らな神の贄になってしまったのだ?」
かあっと頬が火照る。
まるで男娼のようにはしたないことだとは思うけれど、欲望は歯止めが利かない。
セナはそっと掌を忍ばせて、太腿に押しつけられているラシードの雄に触れた。
「あ……僕は、もとから淫らなんです……。兄さまの……ほしくて……」
硬く勃ち上がっている雄芯は布越しでも熱さを感じる。指先に触れただけで、その逞しさを充分に感じた体はさらに昂ぶった。
滑らせるように硬い男根を指先で擦れば、ラシードは苦しげに眉を寄せた。
「っく……、そんなに私が欲しいのか?」
「ほし……い。兄さまの、硬いの……」
ラシードの唇が首筋を辿る。ちゅ、ちゅと音を立てて吸い上げられれば、首筋には朱の花が散らされた。
「何が欲しいのだ?」
「え……あの……」
ラシードはわかっているはずなのに。
セナは手に触れたものの名を口にできず、うろうろと視線を彷徨わせる。
意地悪く微笑んだラシードは、セナの肩からローブを剥がして素肌を晒していった。
雄々しい唇が首筋から胸へと辿り降りていく。
セナが答えに窮しているうちに、日に焼けない白い肌には紅い痕が次々に付けられていった。
「あ……あ……にいさ……あっ!」
胸の尖りを口腔に含まれた途端、鋭い快楽が身を貫く。
びくんびくんと腰が跳ね上がってしまう。
精路を駆け上がった白蜜が花芯から溢れて、じゅわりと下腹を覆うローブを濡らした。
「……あ……ぁ……ん」
乳首を含まれただけで達してしまった。
そうして欲しかったから――
つんと勃ち上がった尖りは愛撫を待ち望んでいたのだ。
弾けた快楽は波が満ちるかのように体中に広がり、すぐには引いてくれない。
快感の海に漂うセナを、ラシードはさらに追い上げる。
「ん……っ」
じゅうっと、唇に挟んだ胸の尖りをきつく吸い上げられる。
達したばかりの体には過ぎた悦楽に、華奢な足は淫らに跳ね上がった。
「ひあぁ……っ、だめ、兄さま……また……」
「構わぬ。何度でも達するがいい」
夜毎弄られている胸の飾りはすっかり熟れて、ぷっくりと膨らんでいる。そこを唇で挟まれたまま、ねっとりと舌を這わせられる。感じやすくなった乳首から全身へ、痺れるような甘い快感が伝播した。
空いたもう片方の乳首も指先で捏ね回され、押し潰される。
交互に愛撫されるうちに、紅い尖りは淫らに濡れた。
「あっ、あ……ん……ぁん……」
花芯からは断続的に白蜜が零れている。
ぱくぱくと口を開けている蕾は、ひっきりなしに淫液を垂れ流した。
下半身を纏っていたローブは、ぐっしょりと濡れてしまっている。それを剥がしたラシードは、淫らなセナの体に目を瞠る。
「なんと……こんなに濡らすとは、いけない子だ」
真紅の淫紋には白蜜が吹きかけられ、まるで朝露が滴るかのように煌めいている。
身を起こしたラシードは前を寛げた。露わにされた王の中心は、猛々しく天を穿っている。
それを目にしたセナは体を起こすと、ラシードの雄芯に両手でそっと触れた。
猛った雄は火傷しそうなほどに熱い。
「兄さまの男根がほしくて……僕の体はこんなに濡れています……」
紅い舌を出して、つうと裏筋を舐め上げる。
先程は羞恥心が残されていたけれど、今はどんな卑猥な台詞でも口にできた。
この愛しい雄を身に収めるためなら、どんな淫らなことでもできる。
セナは下腹と内股から淫液を滴らせながら、夢中でラシードの楔を舐めしゃぶった。
括れを丹念に舐め上げて、先端を口に含む。
いつもそうしてくれるように、滲んだ白濁を、ちゅっと吸い上げた。それから大きく口を開けて、愛する兄の熱杭を飲み込んでいく。
ラシードの雄芯はセナの口には大きすぎて、とてもすべては飲み込めないけれど、頬を窄めて懸命に唇で扱き上げた。
カンドゥーラを通して、ラシードの逞しい雄が太腿に押し当てられているのを感じた。
愛しい兄の中心をこの身に収めたいという欲が湧き上がる。
濃密なキスに溺れながら、セナは雄を刺激するように太腿を揺らめかせる。
喉奥で笑いを零したラシードは唇を離した。眇められた漆黒の双眸に、間近から覗き込まれる。
「そんなふうに男を煽るとは、悪い子だ。いつのまに私の弟は淫らな神の贄になってしまったのだ?」
かあっと頬が火照る。
まるで男娼のようにはしたないことだとは思うけれど、欲望は歯止めが利かない。
セナはそっと掌を忍ばせて、太腿に押しつけられているラシードの雄に触れた。
「あ……僕は、もとから淫らなんです……。兄さまの……ほしくて……」
硬く勃ち上がっている雄芯は布越しでも熱さを感じる。指先に触れただけで、その逞しさを充分に感じた体はさらに昂ぶった。
滑らせるように硬い男根を指先で擦れば、ラシードは苦しげに眉を寄せた。
「っく……、そんなに私が欲しいのか?」
「ほし……い。兄さまの、硬いの……」
ラシードの唇が首筋を辿る。ちゅ、ちゅと音を立てて吸い上げられれば、首筋には朱の花が散らされた。
「何が欲しいのだ?」
「え……あの……」
ラシードはわかっているはずなのに。
セナは手に触れたものの名を口にできず、うろうろと視線を彷徨わせる。
意地悪く微笑んだラシードは、セナの肩からローブを剥がして素肌を晒していった。
雄々しい唇が首筋から胸へと辿り降りていく。
セナが答えに窮しているうちに、日に焼けない白い肌には紅い痕が次々に付けられていった。
「あ……あ……にいさ……あっ!」
胸の尖りを口腔に含まれた途端、鋭い快楽が身を貫く。
びくんびくんと腰が跳ね上がってしまう。
精路を駆け上がった白蜜が花芯から溢れて、じゅわりと下腹を覆うローブを濡らした。
「……あ……ぁ……ん」
乳首を含まれただけで達してしまった。
そうして欲しかったから――
つんと勃ち上がった尖りは愛撫を待ち望んでいたのだ。
弾けた快楽は波が満ちるかのように体中に広がり、すぐには引いてくれない。
快感の海に漂うセナを、ラシードはさらに追い上げる。
「ん……っ」
じゅうっと、唇に挟んだ胸の尖りをきつく吸い上げられる。
達したばかりの体には過ぎた悦楽に、華奢な足は淫らに跳ね上がった。
「ひあぁ……っ、だめ、兄さま……また……」
「構わぬ。何度でも達するがいい」
夜毎弄られている胸の飾りはすっかり熟れて、ぷっくりと膨らんでいる。そこを唇で挟まれたまま、ねっとりと舌を這わせられる。感じやすくなった乳首から全身へ、痺れるような甘い快感が伝播した。
空いたもう片方の乳首も指先で捏ね回され、押し潰される。
交互に愛撫されるうちに、紅い尖りは淫らに濡れた。
「あっ、あ……ん……ぁん……」
花芯からは断続的に白蜜が零れている。
ぱくぱくと口を開けている蕾は、ひっきりなしに淫液を垂れ流した。
下半身を纏っていたローブは、ぐっしょりと濡れてしまっている。それを剥がしたラシードは、淫らなセナの体に目を瞠る。
「なんと……こんなに濡らすとは、いけない子だ」
真紅の淫紋には白蜜が吹きかけられ、まるで朝露が滴るかのように煌めいている。
身を起こしたラシードは前を寛げた。露わにされた王の中心は、猛々しく天を穿っている。
それを目にしたセナは体を起こすと、ラシードの雄芯に両手でそっと触れた。
猛った雄は火傷しそうなほどに熱い。
「兄さまの男根がほしくて……僕の体はこんなに濡れています……」
紅い舌を出して、つうと裏筋を舐め上げる。
先程は羞恥心が残されていたけれど、今はどんな卑猥な台詞でも口にできた。
この愛しい雄を身に収めるためなら、どんな淫らなことでもできる。
セナは下腹と内股から淫液を滴らせながら、夢中でラシードの楔を舐めしゃぶった。
括れを丹念に舐め上げて、先端を口に含む。
いつもそうしてくれるように、滲んだ白濁を、ちゅっと吸い上げた。それから大きく口を開けて、愛する兄の熱杭を飲み込んでいく。
ラシードの雄芯はセナの口には大きすぎて、とてもすべては飲み込めないけれど、頬を窄めて懸命に唇で扱き上げた。
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