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密やかな別荘 6
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ハリルの別荘に来てから、三日が経過した。
彼は宣言したとおり、セナを昼も夜もなく抱き続けた。いつでも肉棒は花筒に挿入されているので、揺さぶられればすぐに体は極めてしまうような状態だ。気怠い快楽に包まれながら、セナは頭を空っぽにして身を委ねた。
今も胡座を掻いたハリルの膝の上に座りながら、食事を摂っている。
無論、花筒はずっぷりと雄芯に貫かれていた。食事のときは大抵、座位の体勢だ。
ハリルは膝に抱えているセナの口元に、甲斐甲斐しくスプーンを運んでいく。
「ほら、もっと食べて体力つけろ。おまえはすぐに失神するからな」
セナは口を開けて、スプーンに盛られたヨーグルトを含む。
連日、絶倫のハリルに抱き潰されているので、度々失神してしまう……
けれど眠っている最中も、ふたりは繫がったままなのだ。睡眠を取って意識が戻れば、またすぐに逞しい雄芯で快楽を送り込まれてしまう。
せめて食事のときくらいは交合を解いて、落ち着いて食べたいものだけれど、ハリルはそれすらも許してくれない。ラシードとはまた違った執着愛を存分に発揮させるので困り果ててしまう。
ふたりが座っている敷物の傍には盆が置かれ、手を伸ばせるところにパンや飲み物、野菜サラダ、たっぷりの果物が入ったアサイーボウルなど様々な食べ物が並べられていた。
しかし、微妙にセナには届かない位置だ。
水を飲もうとグラスに手を伸ばすと、素早くハリルに掬い上げられてしまう。
「水か。ほら」
口元にグラスの縁を付けられるので、セナは冷たい水をごくりと飲んだ。
この調子で、終始世話を焼かれてしまうのだ。
「あの……ハリルさま、僕は自分で食べますから、食べさせてくれなくて結構です……。ハリルさまも僕に食べさせてばかりいないで、ご自分の食事も摂ってください」
その言葉に眉を跳ね上げたハリルは、逞しい腰を揺すった。
ぐいと突き上げられただけで、花筒を貫いている先端は奥の感じるところを掠める。
途端に甘い痺れが背筋を駆け抜けて、セナは喉を反らせた。
「あぁ……っ、あっ」
「きゅんきゅん締めつけてくるくせに、上の口は『食べさせてくれなくて結構です』だもんな。全く可愛いやつだ」
「そうじゃないんです……んんっ、この体勢はハリルさまが食べにくいんじゃないかなと思って……」
「俺はセナに食べさせながら自分でも食べてるから心配するな。早食いは騎士の嗜みだ。おまえはゆっくり食べろ。全部俺が食べさせてやるからな」
まるで餌付けされる雛のように食べさせられて満腹になる。すべてをハリルにやってもらえるので、セナはスプーンやグラスすら持つ必要がない。食事が終わればナプキンで丁寧に口元を拭われる。
「よし、食べたな。さて……」
大きく腰を揺すり上げられる気配を察知し、セナは咄嗟に両足で踏ん張る。毎食後に長時間抱かれることは、この三日で学習したのだ。どこかで制止しないと、言い出す機会を失ってしまう。
「あのっ、ハリルさま、お願いがあります」
「なんだ? 優しいのか、激しいのか、どちらかは選ばせてやるぞ?」
まるで逃がさないというように背後から、ぎゅっと抱き竦められる。セナは勇気を持って、小さな声でぼそぼそと訴えた。それはとても大事なことである。
「お手洗いへ……行かせてください」
「またか。さっきも行っただろ」
呆れた声で、またかと言われても、生理現象なので仕方ない。
いくら昼も夜も繫がったままというルールでも、七日もあれば、さすがにお手洗いへは行かざるを得ない。そうすると体を離すことになるのでハリルは顔をしかめるのだが、セナがお手洗いへ入っている間にハリル自身も用を済ませているようなので、この小休憩は必要だと思う。
「お願いです。ちょっとだけですから……」
甘えるように顎を上げて、強靱な胸に凭れかかる。漏らしてしまうことになりかねないので、早急に説得しなければならない。セナはこのお籠もりで、甘えるという秘技を会得した。 ハリル自身も用は済まさなければならないはずなのに、彼は仕方ないといった体で、セナのつむじにくちづける。
「しょうがないな。ちょっとだけだぞ」
「ありがとうございます」
ぐっと足に力を込めて立ち上がると、嵌められていた楔が、ずりゅ……と花筒から抜けた。途端に空虚になった肉環から淫液が溢れて、たらたらと内股を濡らす。
セナは慌てて隣室に駆け込み、用を済ませた。
ヴィラには寝室の隣に、浴室が備えられている。浴室と区切られた小さな部屋がお手洗いで、傍の通路を抜ければ屋外のプールに出られる仕様になっている。プールが見渡せる浴室は光が射し込み、解放感の溢れる空間だ。
「ふう……」
ひと息ついたセナは小部屋から出ようと立ち上がった。すると、また淫液が滴り、内股を濡らしていく。綺麗に拭いたのだが、あまりにも精を注がれたためか、あとからあとから零れてしまう。
隣の浴室にはシャワーがあるので、そこで流そう。
そう思って扉を開けたとき、目の前に立ち塞がる巨体に瞠目する。
「えっ……ハリルさま……どうしました……?」
なんとハリルは小部屋の前で仁王立ちになって待ち構えていた。
驚いて立ち竦むセナを軽々と担ぎ上げて、肩に乗せる。
彼は宣言したとおり、セナを昼も夜もなく抱き続けた。いつでも肉棒は花筒に挿入されているので、揺さぶられればすぐに体は極めてしまうような状態だ。気怠い快楽に包まれながら、セナは頭を空っぽにして身を委ねた。
今も胡座を掻いたハリルの膝の上に座りながら、食事を摂っている。
無論、花筒はずっぷりと雄芯に貫かれていた。食事のときは大抵、座位の体勢だ。
ハリルは膝に抱えているセナの口元に、甲斐甲斐しくスプーンを運んでいく。
「ほら、もっと食べて体力つけろ。おまえはすぐに失神するからな」
セナは口を開けて、スプーンに盛られたヨーグルトを含む。
連日、絶倫のハリルに抱き潰されているので、度々失神してしまう……
けれど眠っている最中も、ふたりは繫がったままなのだ。睡眠を取って意識が戻れば、またすぐに逞しい雄芯で快楽を送り込まれてしまう。
せめて食事のときくらいは交合を解いて、落ち着いて食べたいものだけれど、ハリルはそれすらも許してくれない。ラシードとはまた違った執着愛を存分に発揮させるので困り果ててしまう。
ふたりが座っている敷物の傍には盆が置かれ、手を伸ばせるところにパンや飲み物、野菜サラダ、たっぷりの果物が入ったアサイーボウルなど様々な食べ物が並べられていた。
しかし、微妙にセナには届かない位置だ。
水を飲もうとグラスに手を伸ばすと、素早くハリルに掬い上げられてしまう。
「水か。ほら」
口元にグラスの縁を付けられるので、セナは冷たい水をごくりと飲んだ。
この調子で、終始世話を焼かれてしまうのだ。
「あの……ハリルさま、僕は自分で食べますから、食べさせてくれなくて結構です……。ハリルさまも僕に食べさせてばかりいないで、ご自分の食事も摂ってください」
その言葉に眉を跳ね上げたハリルは、逞しい腰を揺すった。
ぐいと突き上げられただけで、花筒を貫いている先端は奥の感じるところを掠める。
途端に甘い痺れが背筋を駆け抜けて、セナは喉を反らせた。
「あぁ……っ、あっ」
「きゅんきゅん締めつけてくるくせに、上の口は『食べさせてくれなくて結構です』だもんな。全く可愛いやつだ」
「そうじゃないんです……んんっ、この体勢はハリルさまが食べにくいんじゃないかなと思って……」
「俺はセナに食べさせながら自分でも食べてるから心配するな。早食いは騎士の嗜みだ。おまえはゆっくり食べろ。全部俺が食べさせてやるからな」
まるで餌付けされる雛のように食べさせられて満腹になる。すべてをハリルにやってもらえるので、セナはスプーンやグラスすら持つ必要がない。食事が終わればナプキンで丁寧に口元を拭われる。
「よし、食べたな。さて……」
大きく腰を揺すり上げられる気配を察知し、セナは咄嗟に両足で踏ん張る。毎食後に長時間抱かれることは、この三日で学習したのだ。どこかで制止しないと、言い出す機会を失ってしまう。
「あのっ、ハリルさま、お願いがあります」
「なんだ? 優しいのか、激しいのか、どちらかは選ばせてやるぞ?」
まるで逃がさないというように背後から、ぎゅっと抱き竦められる。セナは勇気を持って、小さな声でぼそぼそと訴えた。それはとても大事なことである。
「お手洗いへ……行かせてください」
「またか。さっきも行っただろ」
呆れた声で、またかと言われても、生理現象なので仕方ない。
いくら昼も夜も繫がったままというルールでも、七日もあれば、さすがにお手洗いへは行かざるを得ない。そうすると体を離すことになるのでハリルは顔をしかめるのだが、セナがお手洗いへ入っている間にハリル自身も用を済ませているようなので、この小休憩は必要だと思う。
「お願いです。ちょっとだけですから……」
甘えるように顎を上げて、強靱な胸に凭れかかる。漏らしてしまうことになりかねないので、早急に説得しなければならない。セナはこのお籠もりで、甘えるという秘技を会得した。 ハリル自身も用は済まさなければならないはずなのに、彼は仕方ないといった体で、セナのつむじにくちづける。
「しょうがないな。ちょっとだけだぞ」
「ありがとうございます」
ぐっと足に力を込めて立ち上がると、嵌められていた楔が、ずりゅ……と花筒から抜けた。途端に空虚になった肉環から淫液が溢れて、たらたらと内股を濡らす。
セナは慌てて隣室に駆け込み、用を済ませた。
ヴィラには寝室の隣に、浴室が備えられている。浴室と区切られた小さな部屋がお手洗いで、傍の通路を抜ければ屋外のプールに出られる仕様になっている。プールが見渡せる浴室は光が射し込み、解放感の溢れる空間だ。
「ふう……」
ひと息ついたセナは小部屋から出ようと立ち上がった。すると、また淫液が滴り、内股を濡らしていく。綺麗に拭いたのだが、あまりにも精を注がれたためか、あとからあとから零れてしまう。
隣の浴室にはシャワーがあるので、そこで流そう。
そう思って扉を開けたとき、目の前に立ち塞がる巨体に瞠目する。
「えっ……ハリルさま……どうしました……?」
なんとハリルは小部屋の前で仁王立ちになって待ち構えていた。
驚いて立ち竦むセナを軽々と担ぎ上げて、肩に乗せる。
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