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先ほどまであれほど淫らに自慰をしていたのが嘘のように可憐な姿でミュゲは、アネモネのいる部屋を訪ねた。
プルプルと震えながら、瞳に涙を浮かべ、自身がか弱く見えるように気をつけて、予め予想していた反応を見る。
そして、アネモネが姿とは違い、純真であることも彼女は知っていた。
その為に今まで色々準備してきたのだ。
愚かなザクロを虜にする為に、自ら水を被り服から覗くその肢体を見せつけ、アネモネに水をかけられたと嘆いたり。
ある時はワザとコケて足をくじいたフリをして体を密着させたり。
頬を赤く染めらし、ウルっと瞳を震わせればザクロはコロリと騙された。
だか、そんなことはアネモネには一切漏らさず、すべての責任をザクロに押し付けて、謝るフリをしてアネモネの身体に抱きつき、その身体を堪能する。
—ああ、なんていい匂い。
柔らかな胸を、細い腰を、その匂いを全身で堪能しつつミュゲはアネモネがしばらく自身の邸に滞在する権利を得た。
部屋を出ると、また隠し部屋に入り彼女を覗きながら自身を慰めた。
そこに、1人のメイドが入ってきた。
メイドはミュゲのそんな姿を見ながら、ミュゲが汚した床を舐めはじめた。
それを見て、ミュゲは微笑みながらそのメイドの下肢に触れる。
掃除のご褒美を与える為に。
彼女が社交界から離された本当の理由は、この異端にあった。
美しい女性だけを愛で、いくらしてもしたりない、この異常なほどの性力。
この邸のメイドは皆、ミュゲのお手つきだ。
彼女のためならば何でもする、性の虜と成り果てた者たち。
自身の指で乱れるメイドの姿と、アネモネを見つめながらミュゲは深く微笑んだ。
—嬉しいわ。これで、思う存分彼女を縛り付けられる。
アネモネの親戚の付き合い、
アネモネの友人関係、
アネモネの性格、
アネモネ自身、
すべてを調べ尽くし、彼女を自身のものにするための計画を考えていた。
それは実に巧妙でこれからアネモネは蜘蛛の巣に囚われた蝶のように暴れても絡みつき、アネモネは身動きも取れずミュゲに喰らい尽くされることとなる。
プルプルと震えながら、瞳に涙を浮かべ、自身がか弱く見えるように気をつけて、予め予想していた反応を見る。
そして、アネモネが姿とは違い、純真であることも彼女は知っていた。
その為に今まで色々準備してきたのだ。
愚かなザクロを虜にする為に、自ら水を被り服から覗くその肢体を見せつけ、アネモネに水をかけられたと嘆いたり。
ある時はワザとコケて足をくじいたフリをして体を密着させたり。
頬を赤く染めらし、ウルっと瞳を震わせればザクロはコロリと騙された。
だか、そんなことはアネモネには一切漏らさず、すべての責任をザクロに押し付けて、謝るフリをしてアネモネの身体に抱きつき、その身体を堪能する。
—ああ、なんていい匂い。
柔らかな胸を、細い腰を、その匂いを全身で堪能しつつミュゲはアネモネがしばらく自身の邸に滞在する権利を得た。
部屋を出ると、また隠し部屋に入り彼女を覗きながら自身を慰めた。
そこに、1人のメイドが入ってきた。
メイドはミュゲのそんな姿を見ながら、ミュゲが汚した床を舐めはじめた。
それを見て、ミュゲは微笑みながらそのメイドの下肢に触れる。
掃除のご褒美を与える為に。
彼女が社交界から離された本当の理由は、この異端にあった。
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この邸のメイドは皆、ミュゲのお手つきだ。
彼女のためならば何でもする、性の虜と成り果てた者たち。
自身の指で乱れるメイドの姿と、アネモネを見つめながらミュゲは深く微笑んだ。
—嬉しいわ。これで、思う存分彼女を縛り付けられる。
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すべてを調べ尽くし、彼女を自身のものにするための計画を考えていた。
それは実に巧妙でこれからアネモネは蜘蛛の巣に囚われた蝶のように暴れても絡みつき、アネモネは身動きも取れずミュゲに喰らい尽くされることとなる。
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