毒華は自らの毒で華を染める

夜船 紡

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※スカトロ要素あり

アネモネが目を覚まし、最初に目に入ったのは自分だった。
歪な程お腹が膨らんだ、裸体の自分。
相変わらず、手足は革の鎖で繋がれている。
そして、周囲を見て

「え、あ、いやっ、いやぁ!」

思わず叫んだ。

目の前にある、姿鏡だけではなかった。
どこを向いても大小の違いはあれど美しく磨かれた鏡が置かれており、そのどれもが、自身の恥ずかしい姿を映していた。
目を瞑り、見ないようにするがそれを許さないと言うように声がかけられる。

「お目覚めですか?アネモネ様」
「っ、ミュゲ、貴方・・・!」
「お薬が切れて落ち着かれてしまったのですね。残念・・・」

顔を歪ませ、喘ぐ貴方はとてもとても魅力的で素敵でしたのに・・・

そう今まで見たことのない、いや、気のせいと思っていたミュゲの表情にアネモネは顔を歪ませ、嫌悪の表情で叫ぶ。

「私に、このような辱めをしていいと思ってますの?!」
「ふふ、貴方はもう元公爵令嬢・・・今はその地位は地に落ちて、平民以下ですわ。だからこそ、このように愛することができるのですけど」
「っあ・・・んぐっ、や、やめなさい」

ミュゲは愛おしそうにつつぅーと指をアネモネの膨れたお腹に触れる。
しかし、アネモネからすれば、それは拷問だった。
限界まで膨れたお腹の水分は腸に吸収され、その余分な水分を吐き出そうと活発に動き排泄しようとしている。
さらに、お腹が膨らんだ事で膀胱が押され、今にも漏らしそうになっていた。
まして、排泄はミュゲに捕らえられてからは全くする余裕がなかったが故によりハッキリと排泄欲を身体は訴えていた。

「ふふ、大丈夫ですよー。こっちはプラグで蓋してますから、どれほど力んでも出ませんよー。まぁ・・・こっちは出ちゃいますけどねー」

——グブッ ジュブッ

アナルプラグを揺さぶられ、恥ずかしい音と共に排泄力がより高まる。また、尿道口を撫でられアネモネは羞恥心と僅かな快感から逃れる為に声を張り上げる。

「いやぁ!やめて、触らないでぇ」
「いいですよぉ?」
「え・・・?」

ぱっと、手を上にあげてミュゲは触るのをやめた。そんなミュゲを見ようとして、アネモネは鏡に映る自分の憐れな姿を見つめてしまう。

触っていない胸はこれからを期待しているのか、乳首が顔を上げて刺激がくるのを今か今かと待ち構えている。
クリトリスも、赤く腫れて吐息をかけられるだけで感じてしまいそうなほど立ち上がり、秘所は先ほどのアナルプラグを触れられたせいかトロリと愛液を垂れ流し、アナルプラグを入れた蕾はヒクヒクと蠢き、中の液が隙間から流れて秘所から流れた愛液と共にシーツまで垂れている。
そして、それを見つめる自身の顔はこれからの快感を期待しているように熱にうなされ涙を溜めて・・・なんともイヤラシイ・・・


その姿が自身だと気づくとアネモネは羞恥心からさぁっと赤く顔を染める。

「あ、あ、やめて。映さないで」
「ふふ、綺麗でしょう?ほら、見て。歪なお腹・・・この中のものを出したらとっても気持ちがいいでしょうねぇ」
「ひっ、あ・・・ぐぅっ、おねが・・・トイレに・・・・」

その姿を自覚すると、身体は出したいと腸を暴れさせてグリュグニュっと動き出し、アネモネは腹痛を訴え始めた。

「ふふ、ダメですヨォ?」
「嫌。やめて・・・お願い・・・」

ミュゲが鏡の中のアネモネのお腹をさする。
それがまるで自分がされているように錯覚し、アネモネはより排泄欲が高まり我慢ができなくなる。
しかし、キュッと力を入れ、閉じた肛門は、アナルプラグがあるせいで例え力を抜いたとしても抜けず中のものを出すことは出来ない。
それをなんとかできるとすれば、それはした本人であるミュゲに頼るしかないのだ。

「ひぃ・・・あぅぐ」

—クグリュ  グルル

腸が動き、中のものを出したいと蠢く。

「あ・・・ぁ・・・」

頭の中でバチバチと音がする。
光が何度も点滅し、ミュゲが言っていた言葉がフラッシュバックする。
気づけば、言葉に出てしまっていた。

「お願い、もう2度と・・・2度と出て行かない・・・から・・・」

快感からか、屈辱からか、羞恥心からか、わからない涙が溢れ出す。

「あ・・・なたと、ミュ、ゲとずっと・・・一緒にいる・・・だから・・・」

少しでも力を込めると出てしまいそうなそれを堪え、息も絶え絶えに、誓いの言葉を口にする。

「も・・・出させて下さい・・・おねが、お願い・・・」

最後は敬語になって訴える。
言葉を聞いたミュゲはアネモネ自身を追い詰めたものとは思えないほど、赤子のように無邪気に笑う。


「いい子ですね・・・いっぱ~い出して下さいね」
「い、いや、トイレに・・・」
「もう遅いですよ」
「ぁ、ぁ、ぃ、いや・・・ああああああああ!」


にっこりと微笑み、プラグを外されアネモネは耐えきれずそのまま中のものをぶちまける。

—ブシャッー

大きな水音をたてて自身の膨らんだお腹が小さくなっていくのを姿見で見せつけられ、勢いがなくなると今度は膀胱が刺激されたのか、チョロチョロと尿が流れた。

「あ・・・ぅ・・・・・」

ごく一般の貴族の娘として育ってきたアネモネにとって他者にそのような姿を晒すのは自身の自尊心を傷つける行為だった。
それは彼女の心がひび割れ、ミュゲの毒がまわる前進でもあった。

「あらら。汚い。お風呂に入りましょうね」

ミュゲの言葉も頭に残らず、アネモネの瞳の光は失われ、ただひたすらポロポロと透明の涙だけが流れていた。
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