毒華は自らの毒で華を染める

夜船 紡

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自身の排泄を見られたことで心を折られたアネモネは、ミュゲに何をされても無反応だった。

縛られていた鎖が外されても、汚れた裸のまま屋敷内を歩かされても、身体をくまなく洗われてお風呂に入れされても、無反応であった。

だが、ミュゲはその反応すら予測していたように微笑んでいる。
そして、優しく優しく語りかけるとアネモネに毒を塗りつけていく。

「いい子ですね、アネモネ様」
「いい子・・・」
「そう、いい子です。褒められるのはお好きですか?」
「好き・・・」
「お胸を触られるのも気持ちいいですよね?」
「んっ、ん、あ、気持ちいい・・・」
「そう、素直になってくれて嬉しいですよぉ~。いい子ですね」
「えへへ・・・いい子」

いい子。
まるで幼子のように扱われているにもかかわらず、アネモネはその言葉に反応した。今まで張り詰めていた糸が切れ、子どものように褒められて喜ぶ。
そして、ミュゲにとって都合がいいように、その身体を、心を塗り替えられていく。心が折れたアネモネはミュゲの言葉に耳を傾け、その快感を受け入れていく。
おかしなことなど何もないとでも言うように。

「ほら、触ってみて」

ミュゲはアネモネに自身の胸を触らせる。ハリのある柔らかな胸はどこか安らぎを感じさせアネモネは夢中で揉んだ。
そして、吸い込まれるように気づけばミュゲの乳首に吸い付いていた。

「んぅ。いいわ。ああ・・・」

—チュッ  チュゥ

まるで、赤子が母から母乳を飲むような拙い舌使い、吸い付きに微笑みながらミュゲはアネモネの頭を撫でる。
アネモネは嬉しくなってもっと、もっとと片方の胸を手で、もう片方の胸を口で愛撫する。
ミュゲはそれを受け入れながら、アネモネの空いている手を掴み、ギュッと繋いだ。
その瞬間、アネモネはトロリとした目でミュゲを見上げる。
ミュゲはそんなアネモネの唇を舐め、深い深いキスをする。
ミュゲの舌がアネモネの口の中を行き来しても、アネモネはうっとりとしたようにそれを受け入れていた。

「ふふ、大好きですわ、アネモネ様・・・」

ぎゅっと抱きしめて、ミュゲはとても嬉しそうに笑う。
ようやく、花をへし折ったと・・・


「あっ・・・ふぅん・・・はっ・・・」

—ちゅっ、ちゅっ、レロ

ミュゲは、何度も優しく優しくアネモネの唇を奪い、軽くその唇を舐めては、また、軽いソフトタッチのキスを繰り返す。
そして、ふっとアネモネの口が開くと、舌を絡め、その口内を、舌を、味わい尽くす。
そこから、ゆっくりと下へ下り、胸元、脇、腰を舐めまわす。
まるで、マーキングしているようだ。
ミュゲは、アネモネの全身を舐めると、陰部と陰部を合わせて擦る。
貝合わせと呼ばれるその行為は、肌が密着し、胸、クリトリスが擦れ合い、2人は高みに登っていく。

「あ、ああ・・・」
「ん、あはぁ・・・」

どちらともつかない喘ぎ声が部屋中に響きわたる。
いつしか、2人は抱きしめ合い絶頂しそのまま気絶するように眠っていた。
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