毒華は自らの毒で華を染める

夜船 紡

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毒華は嘆き、華に罰を与える※

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「おかえりなさい」

微笑んでいるミュゲの姿はまるで聖女のようだった。
だが、彼女の本性を知るものが見れば、それは修羅のように見えただろう。それほどに彼女は怒り、そして嘆いていた。

「イザベラ。シアラ。2人ともよく連れて帰ってきてくれたわ。一晩の伽を褒美として与えるわ」

その言葉にアネモネを拘束していた2人は見て取れるほどに嬉しそうに微笑んだ。

「ありがとうございます」
「光栄デス。アネモネ様はドウしますカ?」
「そうねぇ・・・本当は1日中、可愛がってあげたいんだけど」

その言葉にアネモネはビクッと震え、蒼ざめた。
以前、1日中絶え間無く高みに昇らされ、果てることのない快楽に気が狂いそうになったのを思い出したのだ。
そんな様子を観察しながらミュゲはそれよりもアネモネにとって辛く残酷な事を告げる。

「生憎、今日は用事があるの。だから、地下の部屋で貴方達が退屈しないように遊んであげて」
「わかりました。匂いはどうしますか?」
「そうね・・・2を使いましょうか。もう、それぐらいで充分だと思うわ。それと、お風呂にも入れて差し上げて。随分と下肢が汚れていらっしゃるから」

下肢が汚れている。自身の愛液が垂れながれて足まで伝っている事を比喩されて、羞恥心と同時にゾクゾクとよく分からない感覚が身体を駆け巡る。
彼女の中の被虐性欲マゾヒズムが芽生えた瞬間だった。その様子をミュゲはしっかりと見ていた。
そして、使用人の2人に彼女自身がイキたいと望むまでは寸止めにし、時に放置し、とことんその身体を玩ぶよう指示した。


「本当に城にさえ呼ばれていなければ、私がしたかったのに・・・残念だわ・・・」



地下の部屋とは、以前抜け出した時に散々身体を弄ばれた部屋の事だった。
限界まで排泄を我慢させられ見られたり、言葉を強要されて言わされた。その羞恥心と屈辱感を思い出し、アネモネはカァーと一気に頬を赤く染める。
だが、イザベラもシアラもそんなことを気にした様子はない。イザベラはにっこりと発情し動きが鈍いアネモネの身体に縄を這わし、後ろで腕を、胸を強調するように、そして、足も広げられて秘所が丸見えになる様に括り付けられる。

「まあ、なんでよく似合うのでしょう」

コトリとお香の壺を置き、シアラはそんなアネモネの身体を見てせせら笑った。
お香の甘い香りがアネモネの鼻を刺激する。

——この香り・・・何処かで・・・

その香りはミュゲの匂いであった。彼女の匂いをお香にしたものに、媚薬の香を混ぜ込み作られたものだ。
1~5はその媚薬の強さだ。1が弱く、5が強い。
5はそれこそ廃人になる程の匂いだ。
シアラはアネモネの秘所に触りながら1本の張型を見せた。

「これは、と言います。食用の芋茎なんですけど・・・こうして水につけて柔らかくしたものをここに入れるととっても、とっても気持ちいいんですよ」
「ひっ、いや、やめ、やめて・・・」
「そうですよねぇ、貴族の娘である貴方の処女が破られるのは自身の価値を下げることですものねぇ。もう、結婚も出来なくなる・・・」

秘所に冷たい張型が触れる。その行動に、アネモネは蒼ざめて叫ぶ。

「いや、いやっ、おねが、お願い、やめて!なんでもするからぁー」
「あら、なんでも?」

冷たい張型がほんの少し遠ざかり、ほっとした瞬間に勢いよく張型が秘所に入ってきた。

「っっっっ!!!!」
「思ったよりもスルリと入りましたわ」
「いや、いや、ぬ、抜いて・・・」

膜のほんの少し手前で張型を止めて、シアラは何度も何度も抜きかけては入れる。

「ひっぐっ」
「ふふ、大丈夫ですよー。ミュゲ様は処女に拘る方ではありませんから」
「嫌がってる割ニハ、お胸も、ピンと立って触って欲しそうシテイルよ?」
「ああっ!」

膜を破かない様に開発された入り口の弱い部分だけを責め続けられ身体が震える。
また、には若干の性的快感を与える成分が入っており、それによりアネモネの膣は僅かな刺激にも敏感に反応してしまう。
それを知っていて、イザベラは胸を、シアラは秘所を嬲り、達しそうになる度に止め、落ち着いてきた頃にまた触れてと執拗に彼女を弄ぶ。
一度イかせてっ!そう頼んでも責めが酷くなるだけで、気が狂いそうになりながら、アネモネは開放の時をひたすらに待ち続け、頼み続けるしかなかった。
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