科学と魔法は紙一重

ハヤト

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第二章 最南端の町アルカディア

第七話 王都への道

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  俺は今、馬車に揺られていた。いや、馬車と言うよりリムジンに近いような豪勢なものに乗っている。飲み物だって出るし食事もある。
「どうしたのだ?腹ごしらえをしなくては仕事は出来んぞ。」
と団長さんは笑いながら言ってくる。仕事も何も俺死ぬし。意味無いじゃん……でも様子が明らかに違うような。俺はホントに死ぬのか?
「ホントに具合いでも悪いのか?浮かない顔をしているが…」
「いや、ホントに気にしないでください。はい。大丈夫ですから。」
やっぱりおかしい。死にに行くやつに浮かない顔とか言う表現を使うのか?普通浮かばないだろ。それで浮かれたらドMじゃねぇか。この世界だから分からんがやっぱりおかしい。
思い切って聞いてみようか。
「あの。俺ってこれからどうなるんですか?」
「知らないのか。これから君は「モンスターの群れです!オークの群れが来ています!」」
その声が聞こえると団長は飛び出して行った。多分このことは聞くなということだろう。やっぱり俺は死ぬのか…また短い時間だったな…一日しかたってねぇや。

オークの群れを一掃し団長が帰ってくると
「さっきの話の続きなのだが…」
「いや、やっぱり良いです。どうせ行ったら分かりますし。」
「そうか。それならいい。」
こうして王都へと馬車は進む。
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