鋼鉄幻獣ドラーケン

夏大好き

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第4話 リスタート(前編)

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ガストたちは再びシェリフの基地を訪れた。
言われた通り、今日からはここの一員になるわけだが…。
現在は迎えが来るまで待つように言われ、正門の横で待機していた。
門番の兵士とお喋りするわけにもいかないので自分たちで適当に暇を潰す。

「しっかし、どんな奴らがいるんだろうな? 全員がフラムさんみたいだったら、俺持たないかも」
「お前と気が合うような人たちばっかりだと不安しかないよ」
「同年代もいるんじゃない? ほら、あれ」

基地の正門に向かって来る3人組をユイが指差した。
確かにガストたちと同年代の少年少女で、違うのは軍服を着ているのと、男1人女2人という組み合わせくらいである。
前を歩く2人の少女のうち、1人は眼鏡をかけていて、生真面目そうな少女だ。
ガストは、ユイに貸してもらった漫画に出てきた委員長というのがこんな感じだったな、と思い出した。
もう1人は浅黒く日焼けした肌と短く切った髪で活発的な印象を感じる。
他の2人が無口なのか、この少女がひたすら口を開き、たまに眼鏡の少女が相づちをうっている様子だった。
女2人に対して男1人で居辛いのか後ろを歩く少年は、会話に入っていかない。整った顔立ちだが、暗い表情で少し影のある少年だ。
3人組はチラリとガストたちを横目で見ただけで、特に話さず正門を通って基地に入っていった。
通り過ぎた後。

「あの子たち何すかね?」
「さぁね、見学なんじゃない」
「だったらあんなとこに突っ立ってないだろ…」

そんな話が小さく耳に届いた。
一応、向こうも少しはガストたちが気になったようだ。
話をしてみたいが、まだ中には入れない。

「意外と女もいるんだな」
「嬉しいわね。同じ趣味の子もいるかも」
「お前レベルはそうそういないと思うがな…」

仕方なく先程の3人組について話していると、ようやく迎えがやってきた。

「悪い、待たせたな」

その声にガストたちが振り返る。
声の主は20代前半くらいの青年だった。
左目が隠れるほど伸ばした前髪が印象的である。
青年はポケットから取り出した小さいカードで、ガストたちの顔を順番に確認する。

「ガスト・グランツ、アラド・エルム、ユイ・サンセット…全員揃ってるな。俺はダン・アミスター少尉、今日からお前らの同僚だ。よろしくな」

フランクな態度で名乗るダンを見て、ガストは胸を撫で下ろした。
他のメンバーがどうかは分からないが、ひとまずは話しやすそうな先輩がいるらしい。

「どうした?」
「いやぁ、フラムさんみたいな感じの人ばっかりだと、どうしようかと思ってたんだ」
「ハッハッハ、確かに姐さんはお堅く見えるが結構、話の分かる人だぜ? まぁ、俺もお前らとは仲良くやっていけそうだ」

姐さんとはフラムのことだろう。
確かにそんな呼び名を許しているとは、冗談の通じる人物なのだろう。前回の態度からは読み取れなかったが。
ダンは先程取り出したカードをガストたちに渡しす。

「IDカード、そいつが無いと出入りも自由に出来ないからな。無くすなよ?」

ガストは受け取って、これがあれば昨日ボコボコにされることもなかったと少しヘコんだ。

「ついてきな。お前らの寝床に案内するぜ」

まずは部屋に案内されるようだ。
ダンの後ろについて基地へ再び入っていく。
前回は見る余裕がなかったためか、ガストとユイは珍しそうに周りをキョロキョロと眺めている。
恥ずかしい幼馴染2人を咳払いで注意しつつ、アラドはダンに気になっていた疑問をぶつけた。

「ダンさんはフラムさんの部下なんですよね? 隊の他のメンバーは何人いるんですか?」
「あー…第一小隊は姐さんと俺しかいない。今日からはお前らも加わるけどな」
「マジ?」
「マジマジ、姐さんから聞いただろ? 人手不足だって」

確かにフラムはそう語っていたが、想像以上だ。
逆にこれまでよく活動が出来ていたと感心するべきか。

「てことはダンさんもこの前いたのか?」
「あたぼうよ。お前らを狙撃したのは俺だからな」

グリフォスとスフィンクを行動不能にした狙撃はダンによるものだったらしい。
会ってからの軽快な態度からは想像できないが、やはりダンもシェリフに配属されるだけの実力者なのだ。

「まぁ、こっちも仕事だったんでね。悪く思うなよ?」
「大丈夫、事情は理解してますよ」
「…でも、ちょっと強引過ぎよね。下手したら大怪我ですよ」

アラドは気にしてないと流したが、ユイは根に持つようにダンを責める。
だが、本気で言っているわけではない。
その意図はダンもすぐに分かった。

「分かった分かった…詫びと入隊祝いに昼飯は俺が奢ってやる」
「やった! ダンさん男前♪」

これである。
飯に関してはがめついガストもこれには若干引く。
アラドも言わずもがなで、幼馴染のタカりっぷりを白い目で見るが、ユイの無言の圧力で押し込まれる。
そして、話している内に部屋に着いた。
偶然か、先日ガストが寝かせられていた部屋だった。
その部屋を挟み、左右にアラドとユイの部屋となっている。3人の部屋が近いのはありがたい。
部屋に入ったガストは荷物をベッドに投げ、部屋を見回す。
前から特に変わった点はないが、テーブルの上にノートパソコンがあった。
1人に1台支給されるようだ。これまで買う余裕のなかったガストにはありがたい。
上機嫌で部屋から出る。

「どうだ、中々いい部屋だろ?」
「そうだな。パソコンも用意してくれるなんて太っ腹だぜ」
「ああ。そいつがあればいつでもレポート作成や勉強が出来るからな」
「そういうことかよ…」

それを聞いてガストは一気に気分が落ち込んだ。
アラドとユイがそれぞれの部屋から出てくる。

「次は格納庫だ。機体の調整でよく行くことになるぞ」

落ち込んだガストを尻目に、ダンは案内を再開する。





格納庫への移動中、ユイが思い出したように口を開いた。

「そういえば、正門のところで私たちくらいの人を見たんですけど」
「ああ、たぶん第二小隊の奴らだな。お前らより少し前に入隊した連中で今日、戦闘訓練の出張から帰って来たんだが、会ってたんだな」
「顔を見た程度ですけどね」

正門で会った3人もやはりシェリフの隊員だった。
違う小隊でも同じ基地にいれば、また会うこともあるだろう。

「ちなみに今んとこ、うちのSA部隊はこの2小隊しかない」
「うへぇ」
「そう言うなよ。人が少ないってのはある意味気楽だぜ? っと、ここが格納庫だ。お前らの機体も整備されてる」

格納庫に入ると、そこには多くのSAが並んでいた。
リザッドとワイバン、その横にガストたちの機体、ドラーケン、グリフォス、スフィンクが存在している。
1日振りの再開だが、損傷が激しかったグリフォスとスフィンクも完全に修復されている。
パイロットは人手不足のシェリフだが、メカニックは腕利きが揃っているらしい。

「見た感じ、レオーネの機体ばかりですね」

シェリフは各国の軍人が集まっている話だったが、ここにあるのはガストたちにとっても見慣れた機体ばかりだ。

「まぁ、うちのパイロットはお前らも含めて全員レオーネ出身だからな。機体も自然にレオーネ製になったんだ」
「でも奥にある機体は…」

一番奥にある真紅の機体が目を引いた。
一度見ただけだが、その一度で忘れられないインパクトを残した機体だ。

「ああ、姐さんのドレークだ。あれはシェリフで開発した新型でな、まだ一般に公開されてないレア物だぜ」
「ドレーク…」

ガストが機体を見ながら、その名を小さく呟く。
旧市街地では細部を見る余裕が無かった。
あの時は気付かなかったが、ワイバンやドラーケンに比べると細身だ。
翼のあるフライトユニットも装備していない。
それであのパワーとスピードを発揮するとは、実際に目にしたガストでも信じられない。
だが、これも各国の技術者が集まった結果なのだろう。

「ん? あの横にいるやつもドレーク?」

目立つ機体色に目を引かれて気付かなかったが、その隣には黒いSAが並んでいる。
ガストに言われてようやくアラドとユイも気付いたようだった。

「確かに…同型機みたいだが…」

その黒いドレークはグリフォスのような大型のフライトユニットを装備していた。
他にも赤いドレークの実体剣ではなく、ビームライフルやミサイルポッドと遠距離武器ばかり装備してある。

「ずいぶん違う装備してるわね。ダンさん、あれは?」

「あれは第二小隊の機体だ。まぁ、ドレークに関しては俺に聞くより、専門家がいるからそっちに聞いてくれ」
「専門家?」
「あの機体の開発者さ。お前らの機体に興味津々だったぜ?」

ダンに手招きされ、格納庫を後にする。
もう昼が近い。次に行くところで一区切りになりそうだ。





案内されたのは多くの座席と壁一面のモニターがある一室だった。
おそらく作戦会議などをするブリーフィングルームなのだろう。
その部屋では2人がガストたちの到着を待っていた。
2人のうち1人は顔を知っている。赤髪の軍人、フラム・ラーミナだ。

「姐さん、連れて来ましたよ」
「ご苦労。見て回ったシェリフはどうだ?」
「フラムさんが人手不足って言うから心配してたけど、結構賑わってるんだな。ドラーケンもちゃんと直されてて安心したよ」
「それは何よりだ。お前たちは私の部下ということになる。これからは隊長と呼ぶようにな」
「あれ、姐さんじゃないんですか?」

ユイがダンをチラッと見る。
フラムは小さくため息をついて答えた。

「…それはこいつが言ってるだけだ。私としては不本意だがな」

それでも呼ぶことを許しているあたり、フラムとダンの間には信頼関係があるのだろう。
一応、本人がこう言っている以上、ガストたちは隊長呼びしておくことにした。
そんな会話をしていると。

「あの~、僕の自己紹介していい?」

フラムの隣にいる男性が申し訳なさそうに手を上げた。

「そうだな。今回はそれが目的で呼び出した」
「やれやれ、放置されてどうなるかと思ったよ」

男性はガストたちの前に歩み寄った。
ボサボサの髪に、くたびれた白衣、いかにも博士と言った風貌だ。

「それじゃあ、はじめまして。僕はメテウス・プウロ。ここのシェリフでSAの開発をしてる」
「じゃあ、あんたがあのドレークって機体を?」
「そう、あれは僕が設計した次世代機さ。ガスト君は実際に戦ってみてどうだった?」

メテウスに名指しで聞かれて、ガストは少々戸惑う。
戦ったと言っても一撃でやられた身としては細かく説明も出来ない。
笑われそうだが、とりあえず感じたままを伝える。

「そりゃあ、まぁ…すごかった」

案の定、アラドはもう少し何かあるだろうと頭を抱え、ユイは吹き出しそうになっている。
それでも仕方ない。ガストにはこれ以外言いようがないのだ。
嫌な汗が出てくる。具体性皆無の返答にメテウスも呆れているだろう。
と思いきや。

「そうだろう、そうだろう! ドレークは僕の最高傑作でね! フライトユニットを排除して、各部に仕込んだバーニアでの飛行により運動性は向上! さらに軽量化により従来機を大きく上回る機動力を獲得! それでいて新型の剛性フレームのおかげで機体のパワーは低下するどころか、格闘戦において引けをとらない! あ、そうだ。フライトユニットを排除したと言ったけど、オプション装備としてーーー」
「あ、あの…」

突然始まったマシンガントークにガストたちは反応できない。
最初のおとなしそうな印象からは想像も出来ない饒舌っぷりだ。
助けを求めてフラムとダンに視線を向ける。
それを受け、ダンはやれやれとメテウスの後ろに移動する。

「はいはい、メテウスさんその辺で」
「ちょっと待ってくれ、ダン! これからが良いとこなんだ!」

ダンに羽交い締めにされても、メテウスに止まる気配はない。
フラムは仕方ないといった様子で、メテウスの言葉を遮りながら口を開いた。

「だが、各部のバーニアに頼った結果、飛行時間は大幅に減少。剛性フレームを持ってしても、軽量化による防御力低下は致命的。そもそもコストが高くなり過ぎて未だに2機しか配備出来てない問題もあるがな」
「うっ!」

フラムがドレークの問題点をつらつら語り、メテウスは一瞬で大人しくなった。
そして、我に帰ったのかメテウスは息を整え、小さく咳払いした。

「こほん…少し取り乱してしまったが、改めてよろしく。君たちの機体は特殊な扱いだからね。色々大変だと思うけど頑張ろう」
「特殊って?」
「フラム大尉から聞いたかな? あの3機はトライアル後、開発者と一緒に行方不明になってたって」
「ええ、開発者はまだ見つかってないと」
「そうなんだ、開発者が機体ごといなくなったせいで、軍にはトライアルの時のデータしか残ってなくてね。だから、僕が解析をするついでに調整やら諸々担当することになったんだ」

3機ともリザッドやワイバンとは違う、独自の装備が多い機体だ。
それを一から調整するのは確かに骨が折れるだろう。

「もう昼食の時間だから一旦休憩を挟むけど、午後はあの機体たちの扱いを簡単に説明するよ」
「分かりました。よろしくお願いします」

アラドとメテウスが握手を交わす。
それにガストとユイも続く。少し変わったところもあるが、根は真面目でいい人物なのだろう。

「んじゃメシに行くか」
「楽しみね~♪」
「ごちになるぜ!」
「くっ、覚えてたか…高いのは勘弁してくれよ…」

うなだれるダンとガストたちは食堂に向かった。
ガストたちが完全に出ていったことを確認して、メテウスは口を開く。

「いい子たちだね」
「ああ…それだけに多少の後ろめたさがある。だが、我々の活動が今後の平和に繋がる以上、手段は選んでいられない」
「また戦争は嫌だからね…」

フラムはそれがメテウスの本心だと知っているが、先程の我を忘れてSAを自慢するのを見た後だと、つい笑ってしまう。

「フッ、お前はSAの開発ができる方が良いんじゃないか?」
「嫌味はよしてくれよ…確かに、僕はSAのが好きだけど、元々は重作業用に作られたSAがかっこよくて技術者を目指したんだ。もう自分の関わった仕事で人が死ぬなんてごめんだよ」
「そうだな…もう犠牲はたくさんだ」

フラムはそう呟き、過去に思いを馳せる様に目を閉じた。
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