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ラブアンドピース
22 “不遇の王女”様
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「“不遇の王女”様の魔力適性についてちょっとくらい噂話とかなかったんですか?」
「ああ。……いや、噂なら一つあったな」
わろたさんが知っている噂話によると、廃籍された王弟が「孫娘は魔法使い」「孫娘が即位し自分は摂政となる」と発言した事があったとか。
「もろ言っているじゃないですかぁ」
「だってねぇローリくん。王位争いに敗れて廃籍されたばかりの王弟にそんな都合良く逆転の一手が降ってくるなんて、現実的にあり得ないって思わない? おまけに王弟がその後で表向きは保養所だけど事実上の精神病院に入れられたとくれば」
「廃籍のショックでおかしくなったとしか思えませんねぇ」
「ローリくんの言う通り、王族が魔力適性を持って生まれた事実を隠すはずがないって言う先入観も合わさって、噂はあくまでも王弟の末路を示すものにしかならなかった。おまけに16年も前の話だ。当時はまだ私も学園生だったし、興味がなかったと言うのが正直なとこ、ろ…」
喋っていた途中で、わろたさんはハッとした表情になる。
「16年前に生まれた“不遇の王女”に魔力適性があるのなら、魔法学園に入学していれば今は4年生の年頃。ローリくん、つまりそう言う事かい?」
「はい。フラットは偽名、フラット先輩の本名は」
ディーエクタス・アクアエ・カログリア。
フラット先輩こそが“不遇の王女”その人である。
「彼女が…そうか…」
「流石のわろたさんも驚いたようで」
「驚きもするさ。“不遇の王女”について詳しく調べた事があった訳じゃないけど…だって……ねぇ。その人物像についてはキーファーくんの話す「許嫁殿」が全てだったから。その…」
「あぁ…ですよねぇ。大変失礼ながらフラット先輩って不遇感ゼロですもん」
うん、わろたさんの戸惑いは良く分かる。私も同じだったから。
キーファー先輩による「許嫁殿」の情報を改めて並べる。
相当な美人。
知性に富み花を好む性格は控えめで奥ゆかしく気配り上手。
豊かな感性を持ち嗜みの裁縫はプロ級。
等々。
これで想像するのは深窓の令嬢ってやつで、自惚れ屋で喋り出したら止まらない『テフル魔法学園生シシー』において最も濃いキャラクターと言われるフラット先輩とは、似ても似つかない。
知った時の衝撃たるや…タブレットを3回程消しては出しを繰り返し、自分の見間違い読み間違いを丸1日は疑い続けたものだ。
だけど、ある考察スレッドを見て冷静になれた。
「キーファー先輩、嘘は言っていないんですよ…」
自分で言っちゃうからアレだけど、自他共に認める美人なのは本当。
実技教科共に学年一位だから知性に富んでいるのも本当。
よく自分の背後を飾り立てて演出しているからお花好きなんだろう。
控えめで奥ゆかしいって言うのが一番引っ掛かるけど…努力家や礼儀正しい一面を思えば誇張とまではかない。クラブ活動の時なんかは普段の自惚れ屋の鳴りは潜み、陽気で豪快なままに部員を振り回す部長のキーファー先輩の宥め役になって後輩が遅れないように気を配っている。
“不遇の王女”と呼ばれる本来の立場から考えれば大人しく過ごしそうなものを、目立つ濃い振る舞いをしているのは感性が豊かと言えなくもない。
激しいクラブ活動で汚れにくいはずの制服を武芸クラブの部員はよくボロボロにしているけど、それを繕って直しているのはフラット先輩だ。その腕は間違いなくプロ級と言える。
「本当だ…。情報を扱う者として知っていたつもりだけど、言葉の受け取り方って大切だね」
キーファー先輩の語る「許嫁殿」像とフラット先輩の特徴を並べて比べてみると、そう違っていない事にわろたさんも感心しながら納得する。
私も目から鱗が落ちた気分だった。言葉って奥が深い。
受け取り方…解釈の違いないのだ。聞いた人が勝手に深窓の令嬢を想像していただけで、キーファー先輩は何一つ嘘を言っていない。
「これってキーファー先輩は狙ってやっているんでしょうかねぇ」
「どうだろうね。彼も中々に食えない性格をしているから、何とも言えないかな。ラリオくんの方がよっぽど実直さ故の分かり易さがある」
わざとかもしれない、偶然そうなっただけかもしれない。
キーファー先輩の底知れない奥深さを現しているようだ。
「私に念押ししていたから大丈夫だとは思うけど、一応大人として言っておくね。フラットくんの正体を他の人に教えちゃダメだよ。知っている事を知られても碌な事にはならないだろう」
「勿論です。具体的にどうなっちゃうのかは正直分からないですけどぉ、フラット先輩が困る事になるのだけは嫌ですから」
「そうだね…。中央に対して強力な手札にはなるけど、余程の事がない限り切るべきではない強力過ぎる札だ。主が知ったらどうするかも含めて、私も何がどうなるか想定しきれない。約束通り胸に仕舞っておく方が多方面に良さそうだ」
中央にはドン引きだが、少なくとも今、“不遇の王女”が魔力適性を持つフラット先輩だと世間に知られたらどれだけの騒ぎになるか。王様や中央が非難されるだけで治まると限らないし、それで保たれてきたカログリア王国の平和にどれだけ支障を来たすか……わろたさんにすら分からないのだからハラハラドキドキするどころの話じゃない。
しかもその中心となるのはフラット先輩だ。
テフル魔法学園内でフラット先輩が王女様だと正式に知っているのは学園長だけ。
だけど『カログリアシリーズ』の原作者曰く薄々察している、勘付いている人は僅かながらにもいるらしい。
その全員が黙っていると言う選択をした。なら私もそうする。
「まぁそっちは良いと言う事にして、ラブアンドピースの話をしようか。フラットくんが“不遇の王女”であるなら、既にキーファーくんとの関係は成立している事にならないかい?」
神妙な空気を切り替えるように、わろたさんが話を進める提案をしてくれた。
本題でもあるので私も喜んで乗る。
「書類上と言うか、どう言えばいいのか分からないですけど関係上はそうですねぇ。でも気持ち的には残念ながらすれ違っているのですよ」
そのすれ違いが、2人の悲恋を呼ぶ事になる。
「それはまた何故?」
「キーファー先輩が一族の当主になろうとしているのはフラット先輩が当主の奥さんになりたがっている、と思っているからです。つまりフラット先輩の為であって、キーファー先輩自身は故郷や一族に愛着はあっても当主の座そのものに本当は興味ないんです」
「ほう」
「一方、フラット先輩はキーファー先輩が自分に関係なく最初から当主になりたがっていて、王女の自分と婚約したのもその為だと思っています」
「あらら、すれ違っているね」
「フラット先輩はキーファー先輩がまだ跡取りに決定していないのを気にしています。えぇっと、ここからは多分わろたさんが言っていた辻褄に関係すると思うんですが…何となくでしか分かっていないので、上手く説明出来なかったらごめんなさい」
「いいよ。私としも衝撃だったから、2人で整理しながらいこう」
フフッとわろたさんは余裕の笑みを零す。
ここでちゃんと説明できなれば、関係上は成立しているから恋愛成就の必要はないとされてしまうかもしれない。これはラブアンドピースの為に、私に課せられた試練だ。
物語、ウィキの情報、ファンの考察。継承した知識を引っ張り出し、頭をフル回転させて必死にまとめる。
「まずフラット先輩の魔力適性が隠されたのは、当時の王様達がフラット先輩に…と言うか王弟に王位を譲りたくなかったからですよね」
「そうだね。フラットくん誕生の知らせを聞いて天地をひっくり返されたような気分だっただろう」
王弟の廃籍が決定された時点で、王位争いは当時の国王とその血族が王位を継いでいく事で決着がついた。実際、次に即位した今の王様は当時の国王の息子であるし更にその次にと控えているのも今の王様の息子だ。王位争いの決着には、そう言うところも含まれていた。
だと言うのに魔力適性を持った子がよりにもよってそのタイミングで、しかも王弟側に生まれてしまった。王弟にとっての逆転に一手は、国王側からすれば全てが御破算になる最悪の一手。
さぞかし慌てふためいた事だろう。魔力適性を隠すなんて、本来ならあり得ない事を仕出かしてしまう程に。
「フラット先輩が生まれたのは廃籍になった後って事にしてしまえば、話は簡単に付いたのにって思います」
「それは王族じゃないから思えるんだよ。ここ数代、王族に魔力適性を持った子供は生まれていなかった。フラットくんが待ちに待った存在である事は間違いなく、王族にとっては簡単に片付けてしまうにはあまりにも惜し過ぎる存在なんだ」
うぅん、この話、初手から王族が情けないなぁ…。
「ああ。……いや、噂なら一つあったな」
わろたさんが知っている噂話によると、廃籍された王弟が「孫娘は魔法使い」「孫娘が即位し自分は摂政となる」と発言した事があったとか。
「もろ言っているじゃないですかぁ」
「だってねぇローリくん。王位争いに敗れて廃籍されたばかりの王弟にそんな都合良く逆転の一手が降ってくるなんて、現実的にあり得ないって思わない? おまけに王弟がその後で表向きは保養所だけど事実上の精神病院に入れられたとくれば」
「廃籍のショックでおかしくなったとしか思えませんねぇ」
「ローリくんの言う通り、王族が魔力適性を持って生まれた事実を隠すはずがないって言う先入観も合わさって、噂はあくまでも王弟の末路を示すものにしかならなかった。おまけに16年も前の話だ。当時はまだ私も学園生だったし、興味がなかったと言うのが正直なとこ、ろ…」
喋っていた途中で、わろたさんはハッとした表情になる。
「16年前に生まれた“不遇の王女”に魔力適性があるのなら、魔法学園に入学していれば今は4年生の年頃。ローリくん、つまりそう言う事かい?」
「はい。フラットは偽名、フラット先輩の本名は」
ディーエクタス・アクアエ・カログリア。
フラット先輩こそが“不遇の王女”その人である。
「彼女が…そうか…」
「流石のわろたさんも驚いたようで」
「驚きもするさ。“不遇の王女”について詳しく調べた事があった訳じゃないけど…だって……ねぇ。その人物像についてはキーファーくんの話す「許嫁殿」が全てだったから。その…」
「あぁ…ですよねぇ。大変失礼ながらフラット先輩って不遇感ゼロですもん」
うん、わろたさんの戸惑いは良く分かる。私も同じだったから。
キーファー先輩による「許嫁殿」の情報を改めて並べる。
相当な美人。
知性に富み花を好む性格は控えめで奥ゆかしく気配り上手。
豊かな感性を持ち嗜みの裁縫はプロ級。
等々。
これで想像するのは深窓の令嬢ってやつで、自惚れ屋で喋り出したら止まらない『テフル魔法学園生シシー』において最も濃いキャラクターと言われるフラット先輩とは、似ても似つかない。
知った時の衝撃たるや…タブレットを3回程消しては出しを繰り返し、自分の見間違い読み間違いを丸1日は疑い続けたものだ。
だけど、ある考察スレッドを見て冷静になれた。
「キーファー先輩、嘘は言っていないんですよ…」
自分で言っちゃうからアレだけど、自他共に認める美人なのは本当。
実技教科共に学年一位だから知性に富んでいるのも本当。
よく自分の背後を飾り立てて演出しているからお花好きなんだろう。
控えめで奥ゆかしいって言うのが一番引っ掛かるけど…努力家や礼儀正しい一面を思えば誇張とまではかない。クラブ活動の時なんかは普段の自惚れ屋の鳴りは潜み、陽気で豪快なままに部員を振り回す部長のキーファー先輩の宥め役になって後輩が遅れないように気を配っている。
“不遇の王女”と呼ばれる本来の立場から考えれば大人しく過ごしそうなものを、目立つ濃い振る舞いをしているのは感性が豊かと言えなくもない。
激しいクラブ活動で汚れにくいはずの制服を武芸クラブの部員はよくボロボロにしているけど、それを繕って直しているのはフラット先輩だ。その腕は間違いなくプロ級と言える。
「本当だ…。情報を扱う者として知っていたつもりだけど、言葉の受け取り方って大切だね」
キーファー先輩の語る「許嫁殿」像とフラット先輩の特徴を並べて比べてみると、そう違っていない事にわろたさんも感心しながら納得する。
私も目から鱗が落ちた気分だった。言葉って奥が深い。
受け取り方…解釈の違いないのだ。聞いた人が勝手に深窓の令嬢を想像していただけで、キーファー先輩は何一つ嘘を言っていない。
「これってキーファー先輩は狙ってやっているんでしょうかねぇ」
「どうだろうね。彼も中々に食えない性格をしているから、何とも言えないかな。ラリオくんの方がよっぽど実直さ故の分かり易さがある」
わざとかもしれない、偶然そうなっただけかもしれない。
キーファー先輩の底知れない奥深さを現しているようだ。
「私に念押ししていたから大丈夫だとは思うけど、一応大人として言っておくね。フラットくんの正体を他の人に教えちゃダメだよ。知っている事を知られても碌な事にはならないだろう」
「勿論です。具体的にどうなっちゃうのかは正直分からないですけどぉ、フラット先輩が困る事になるのだけは嫌ですから」
「そうだね…。中央に対して強力な手札にはなるけど、余程の事がない限り切るべきではない強力過ぎる札だ。主が知ったらどうするかも含めて、私も何がどうなるか想定しきれない。約束通り胸に仕舞っておく方が多方面に良さそうだ」
中央にはドン引きだが、少なくとも今、“不遇の王女”が魔力適性を持つフラット先輩だと世間に知られたらどれだけの騒ぎになるか。王様や中央が非難されるだけで治まると限らないし、それで保たれてきたカログリア王国の平和にどれだけ支障を来たすか……わろたさんにすら分からないのだからハラハラドキドキするどころの話じゃない。
しかもその中心となるのはフラット先輩だ。
テフル魔法学園内でフラット先輩が王女様だと正式に知っているのは学園長だけ。
だけど『カログリアシリーズ』の原作者曰く薄々察している、勘付いている人は僅かながらにもいるらしい。
その全員が黙っていると言う選択をした。なら私もそうする。
「まぁそっちは良いと言う事にして、ラブアンドピースの話をしようか。フラットくんが“不遇の王女”であるなら、既にキーファーくんとの関係は成立している事にならないかい?」
神妙な空気を切り替えるように、わろたさんが話を進める提案をしてくれた。
本題でもあるので私も喜んで乗る。
「書類上と言うか、どう言えばいいのか分からないですけど関係上はそうですねぇ。でも気持ち的には残念ながらすれ違っているのですよ」
そのすれ違いが、2人の悲恋を呼ぶ事になる。
「それはまた何故?」
「キーファー先輩が一族の当主になろうとしているのはフラット先輩が当主の奥さんになりたがっている、と思っているからです。つまりフラット先輩の為であって、キーファー先輩自身は故郷や一族に愛着はあっても当主の座そのものに本当は興味ないんです」
「ほう」
「一方、フラット先輩はキーファー先輩が自分に関係なく最初から当主になりたがっていて、王女の自分と婚約したのもその為だと思っています」
「あらら、すれ違っているね」
「フラット先輩はキーファー先輩がまだ跡取りに決定していないのを気にしています。えぇっと、ここからは多分わろたさんが言っていた辻褄に関係すると思うんですが…何となくでしか分かっていないので、上手く説明出来なかったらごめんなさい」
「いいよ。私としも衝撃だったから、2人で整理しながらいこう」
フフッとわろたさんは余裕の笑みを零す。
ここでちゃんと説明できなれば、関係上は成立しているから恋愛成就の必要はないとされてしまうかもしれない。これはラブアンドピースの為に、私に課せられた試練だ。
物語、ウィキの情報、ファンの考察。継承した知識を引っ張り出し、頭をフル回転させて必死にまとめる。
「まずフラット先輩の魔力適性が隠されたのは、当時の王様達がフラット先輩に…と言うか王弟に王位を譲りたくなかったからですよね」
「そうだね。フラットくん誕生の知らせを聞いて天地をひっくり返されたような気分だっただろう」
王弟の廃籍が決定された時点で、王位争いは当時の国王とその血族が王位を継いでいく事で決着がついた。実際、次に即位した今の王様は当時の国王の息子であるし更にその次にと控えているのも今の王様の息子だ。王位争いの決着には、そう言うところも含まれていた。
だと言うのに魔力適性を持った子がよりにもよってそのタイミングで、しかも王弟側に生まれてしまった。王弟にとっての逆転に一手は、国王側からすれば全てが御破算になる最悪の一手。
さぞかし慌てふためいた事だろう。魔力適性を隠すなんて、本来ならあり得ない事を仕出かしてしまう程に。
「フラット先輩が生まれたのは廃籍になった後って事にしてしまえば、話は簡単に付いたのにって思います」
「それは王族じゃないから思えるんだよ。ここ数代、王族に魔力適性を持った子供は生まれていなかった。フラットくんが待ちに待った存在である事は間違いなく、王族にとっては簡単に片付けてしまうにはあまりにも惜し過ぎる存在なんだ」
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