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第4話 王女様とお呼び!
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「ほうほう、この子がお前さんの子か」
魔法省の奥深く、本と書類に埋もれた部屋に、ルーファス師は棲んでいた。
つるっぱげ。白くて豊かな髭。カサリア王国の頂点に立つ魔法使いとしては、偉ぶったところもない。御年なんと310歳。高位の魔法使いは寿命が長いのである。
「ご無沙汰しております」
ぺこりと頭を下げるアガサ。続いてリアも頭を下げた。
「それで、この娘を鑑定すれば良いのだな?」
「ええ、まずはそこから」
「ふむ」
頷いたルーファスは杖を掲げ、何故かびしっとポーズを決め
「鑑定!」
叫んだ。
「…うむ、分からん」
「…真面目にやってください」
アガサは深くため息をつき、リアはずっこけた。
「真面目にやっとるわい。魔法自体は発動しとるから、看破耐性のレベルが8以上か、それに類したギフトを持ってるんだろうの」
「あるとしたら、看破無効のギフトでしょうか」
「そこまで強力なギフトは…あるかもしれんな、千年紀も近づいておるし…」
深刻なルーファスの呟きに、アガサは多少震える声を出す。
「まさか、この子は勇者なんでしょうか」
勇者。魔族と戦うために歴史上に現れる、常識を超えた存在。
あるいは突然変異、あるいは異世界から召喚されし者。
千年紀における魔族との戦いにおいては、必ず登場する存在である。
「勇者の一人ではあるかもしれんの。魔力だけでも既にお前さんを超えておるし」
鑑定とは別に、魔力感知という技能がある。これは数値化こそされないが、魔力の大小を見抜くというもので、アガサも取得している。
リアはまだ持っていない。
「分析の魔法を使っても変わらんしの。しかしどうしたもんか」
うむむ、とうなるルーファスに、アガサはおずおずと声をかける。
「あの、鑑定が効かないというのも問題なのですが、それより見て欲しいものがあるんです」
「ほう?」
リアの服の胸元を開き、4枚のウロコを見せる。ルーファスは変人ではあっても変態ではないので、幼女の胸に反応はしない。
「これは…ウロコか? しかしすると…竜人? いや、それにしても…」
「歴史上有名な竜人と言えば、帝国の武帝リュクレイアーナ様、カサリアの始祖レイテ・アナイア様ですよね」
どちらも伝説に残る偉人であり、どちらも女性であった。
「レイテ・アナイア様の血筋には希に竜人が生まれると聞いています。この子も…」
「ふむ。まさかあの占いがこのような結果になるとはな…」
何やらリアの知らないところで話が進んでいる。当のリアは手持ち無沙汰に部屋に並んだ本の背表紙など見ていると、なかなか素敵に禍々しい題名が目に入る。
(ネクロノミコンってどこかで聞いたような気が…)
ちょっと読んでみたい気もするが、おそらく許可が出ないだろうと確信できた。
「これはやはり、陛下にも話すしかなかろう」
「そうですね。不本意ですが」
何やら不穏な雰囲気である。
それからまた数日は、平穏に過ぎた。
リアは毎朝木刀を振り、アガサから魔法の授業を受ける。
だがやはり、その内容は少し変わってきていた。それまでになかった真剣みが出てきた。教える側に殺気が感じられるのだ。
それは感じ慣れたものだった。前世において剣術の深奥を覗く時、師となる人物は必ずその空気を発していた。
アガサが教えるのは、まさに生きるための魔法だった。これまでのそれが便利な、生きる上で貴重な物であったのに対し、戦う上で必要な、純粋に生き抜くための魔法。
肉体強化、継続治癒、麻痺耐性、毒耐性、水中呼吸といった、緊急の場合に備えた魔法だった。
それに対応したのか、龍の血脈も活性化した。肉体強化のギフトが大量に覚醒し、生命力を高めるギフトが追加されていく。
この世界の竜は神にも等しい存在だが、その一端は確かに顕れていた。
半月が過ぎた。
前兆はずっと感じられていた。
ただその日、いつもよりも豪華な夕食が用意され、アガサとフェイは明らかに緊張している。そしてそれを感じさせまいとしている。
これでは何かがあると言っているようなものである。
本当に捨てられたりしたら、生きてはいけるのかもしれないが、泣いてしまいそうである。
「お母さん、何かあったの?」
精一杯無邪気を装ってそう訊ねても、アガサは曖昧に微笑む。
「何もないわよ。明日はまたお出かけするから、いっぱい食べなさい」
ああ、なるほど、と納得してしまった。
これは最後の晩餐なのだろう。
おそらく捨てられることはないだろう。だが、どこか…それこそ勇者養成施設のような所に入れられるのではないか。
これまでの流れからしたら、そう的外れな予想ではあるまい。
胸に迫るものがある。前世の記憶があると言っても、この身はまだ5歳。感性は多感なのである。
それでも食欲を満たすためご馳走をかきこんでいくが、どこか無理をしていた。
思えば優しい母であった。リアが木刀を振るって楽しんでいても、困った顔で笑っていた母である。
フェイも姉のような存在であった。どちらかというとアガサよりも、フェイの方がリアの面倒は見ていた気もする。
その二人と離れることになるのだろうと思うと…。
(まあどこに行くにしても、抜け出せばいいだけか)
ものは考えようである。まさか監獄に押し込められるわけでもあるまい。ならばどうにでも会いに来れる。
そう決意すると、あとはただひたすら食事を詰め込んだ。明日何があるにせよ、ハラが減っては戦は出来ぬというものだ。
翌日昼前、リアはまた一張羅の服を着て、アガサとともに馬車に揺られていた。
郊外の施設にでも行くのかと思ったら、道筋はこの間と同じ、王城へ向かうものである。
ただ馬車を降りた先からが違った。
「おう、よく来たのう」
待っていたのはまたつるっぱげの賢者ルーファスであった。違うのは護衛らしき騎士が二人、傍についていることか。
「またこの間よりも魔力が上がっておるのう」
「そうでしたか。毎日顔を合わせていると気づかないもので」
そう会話しながら、お城の中へ入っていく。白い大理石で装飾された内部には、贅を凝らした装飾がふんだんになされている。
「ふわああ」
思わず声を上げてしまう。おそらく前世のヨーロッパの王宮でも、こういったものだったのだろう。
だが現役で使われているだけあって、その豪華さが違う。
口を開けたまま奥へと進むリアを、大人たちは微笑ましそうに見つめる。
そのまま一行は階段を上がり、王宮の最新部へと踏み込んだ。
「よくぞ来た」
ずらりと廷臣の並んだ謁見の間…ではなく、応接室のようなところで、その男性は待っていた。
ルーファスが頭を下げ、アガサは跪き、騎士たちは直立不動になる。リアはとりあえず頭を下げた。
「楽にするが良い。久しいなアガサーテ」
「は、陛下もお元気そうで」
陛下、である。陛下というからには王様であろう。
年の頃は30過ぎか。金髪碧眼はこの国では一般的なものだ。顔の造りは優美である。
「そして、そなたがレイアナか」
「はじめまして、陛下」
ちょこん、と頭を下げる。ここで優雅に振舞うことは、かえって逆効果であろうと思ったのだ。
「おお、良い子だ」
その判断は確かったらしく、王は相好を崩した。でれでれである。
「可愛らしい子だな。顔立ちは母親によく似ておる」
白を基調とした、簡素だが高級そうな服に身を固めた王は、リアの前で屈み込んだ。
「5歳か。すると3番目だな。目元は私に似ているかな?」
それは、確かにアガサには似ていない部分だった。
王様に、顔が、似ている。
この文脈の流れからして。
「ひょっとして、陛下は、私のお父さんですか?」
王は鷹揚に頷いた。
「その通りだレイアナ。今まで苦労をかけたな」
え。
えええっ!
苦労はかけられていませんが。するとつまり王女様ですか!
リアは目を丸くして、心の中で絶叫した。
魔法省の奥深く、本と書類に埋もれた部屋に、ルーファス師は棲んでいた。
つるっぱげ。白くて豊かな髭。カサリア王国の頂点に立つ魔法使いとしては、偉ぶったところもない。御年なんと310歳。高位の魔法使いは寿命が長いのである。
「ご無沙汰しております」
ぺこりと頭を下げるアガサ。続いてリアも頭を下げた。
「それで、この娘を鑑定すれば良いのだな?」
「ええ、まずはそこから」
「ふむ」
頷いたルーファスは杖を掲げ、何故かびしっとポーズを決め
「鑑定!」
叫んだ。
「…うむ、分からん」
「…真面目にやってください」
アガサは深くため息をつき、リアはずっこけた。
「真面目にやっとるわい。魔法自体は発動しとるから、看破耐性のレベルが8以上か、それに類したギフトを持ってるんだろうの」
「あるとしたら、看破無効のギフトでしょうか」
「そこまで強力なギフトは…あるかもしれんな、千年紀も近づいておるし…」
深刻なルーファスの呟きに、アガサは多少震える声を出す。
「まさか、この子は勇者なんでしょうか」
勇者。魔族と戦うために歴史上に現れる、常識を超えた存在。
あるいは突然変異、あるいは異世界から召喚されし者。
千年紀における魔族との戦いにおいては、必ず登場する存在である。
「勇者の一人ではあるかもしれんの。魔力だけでも既にお前さんを超えておるし」
鑑定とは別に、魔力感知という技能がある。これは数値化こそされないが、魔力の大小を見抜くというもので、アガサも取得している。
リアはまだ持っていない。
「分析の魔法を使っても変わらんしの。しかしどうしたもんか」
うむむ、とうなるルーファスに、アガサはおずおずと声をかける。
「あの、鑑定が効かないというのも問題なのですが、それより見て欲しいものがあるんです」
「ほう?」
リアの服の胸元を開き、4枚のウロコを見せる。ルーファスは変人ではあっても変態ではないので、幼女の胸に反応はしない。
「これは…ウロコか? しかしすると…竜人? いや、それにしても…」
「歴史上有名な竜人と言えば、帝国の武帝リュクレイアーナ様、カサリアの始祖レイテ・アナイア様ですよね」
どちらも伝説に残る偉人であり、どちらも女性であった。
「レイテ・アナイア様の血筋には希に竜人が生まれると聞いています。この子も…」
「ふむ。まさかあの占いがこのような結果になるとはな…」
何やらリアの知らないところで話が進んでいる。当のリアは手持ち無沙汰に部屋に並んだ本の背表紙など見ていると、なかなか素敵に禍々しい題名が目に入る。
(ネクロノミコンってどこかで聞いたような気が…)
ちょっと読んでみたい気もするが、おそらく許可が出ないだろうと確信できた。
「これはやはり、陛下にも話すしかなかろう」
「そうですね。不本意ですが」
何やら不穏な雰囲気である。
それからまた数日は、平穏に過ぎた。
リアは毎朝木刀を振り、アガサから魔法の授業を受ける。
だがやはり、その内容は少し変わってきていた。それまでになかった真剣みが出てきた。教える側に殺気が感じられるのだ。
それは感じ慣れたものだった。前世において剣術の深奥を覗く時、師となる人物は必ずその空気を発していた。
アガサが教えるのは、まさに生きるための魔法だった。これまでのそれが便利な、生きる上で貴重な物であったのに対し、戦う上で必要な、純粋に生き抜くための魔法。
肉体強化、継続治癒、麻痺耐性、毒耐性、水中呼吸といった、緊急の場合に備えた魔法だった。
それに対応したのか、龍の血脈も活性化した。肉体強化のギフトが大量に覚醒し、生命力を高めるギフトが追加されていく。
この世界の竜は神にも等しい存在だが、その一端は確かに顕れていた。
半月が過ぎた。
前兆はずっと感じられていた。
ただその日、いつもよりも豪華な夕食が用意され、アガサとフェイは明らかに緊張している。そしてそれを感じさせまいとしている。
これでは何かがあると言っているようなものである。
本当に捨てられたりしたら、生きてはいけるのかもしれないが、泣いてしまいそうである。
「お母さん、何かあったの?」
精一杯無邪気を装ってそう訊ねても、アガサは曖昧に微笑む。
「何もないわよ。明日はまたお出かけするから、いっぱい食べなさい」
ああ、なるほど、と納得してしまった。
これは最後の晩餐なのだろう。
おそらく捨てられることはないだろう。だが、どこか…それこそ勇者養成施設のような所に入れられるのではないか。
これまでの流れからしたら、そう的外れな予想ではあるまい。
胸に迫るものがある。前世の記憶があると言っても、この身はまだ5歳。感性は多感なのである。
それでも食欲を満たすためご馳走をかきこんでいくが、どこか無理をしていた。
思えば優しい母であった。リアが木刀を振るって楽しんでいても、困った顔で笑っていた母である。
フェイも姉のような存在であった。どちらかというとアガサよりも、フェイの方がリアの面倒は見ていた気もする。
その二人と離れることになるのだろうと思うと…。
(まあどこに行くにしても、抜け出せばいいだけか)
ものは考えようである。まさか監獄に押し込められるわけでもあるまい。ならばどうにでも会いに来れる。
そう決意すると、あとはただひたすら食事を詰め込んだ。明日何があるにせよ、ハラが減っては戦は出来ぬというものだ。
翌日昼前、リアはまた一張羅の服を着て、アガサとともに馬車に揺られていた。
郊外の施設にでも行くのかと思ったら、道筋はこの間と同じ、王城へ向かうものである。
ただ馬車を降りた先からが違った。
「おう、よく来たのう」
待っていたのはまたつるっぱげの賢者ルーファスであった。違うのは護衛らしき騎士が二人、傍についていることか。
「またこの間よりも魔力が上がっておるのう」
「そうでしたか。毎日顔を合わせていると気づかないもので」
そう会話しながら、お城の中へ入っていく。白い大理石で装飾された内部には、贅を凝らした装飾がふんだんになされている。
「ふわああ」
思わず声を上げてしまう。おそらく前世のヨーロッパの王宮でも、こういったものだったのだろう。
だが現役で使われているだけあって、その豪華さが違う。
口を開けたまま奥へと進むリアを、大人たちは微笑ましそうに見つめる。
そのまま一行は階段を上がり、王宮の最新部へと踏み込んだ。
「よくぞ来た」
ずらりと廷臣の並んだ謁見の間…ではなく、応接室のようなところで、その男性は待っていた。
ルーファスが頭を下げ、アガサは跪き、騎士たちは直立不動になる。リアはとりあえず頭を下げた。
「楽にするが良い。久しいなアガサーテ」
「は、陛下もお元気そうで」
陛下、である。陛下というからには王様であろう。
年の頃は30過ぎか。金髪碧眼はこの国では一般的なものだ。顔の造りは優美である。
「そして、そなたがレイアナか」
「はじめまして、陛下」
ちょこん、と頭を下げる。ここで優雅に振舞うことは、かえって逆効果であろうと思ったのだ。
「おお、良い子だ」
その判断は確かったらしく、王は相好を崩した。でれでれである。
「可愛らしい子だな。顔立ちは母親によく似ておる」
白を基調とした、簡素だが高級そうな服に身を固めた王は、リアの前で屈み込んだ。
「5歳か。すると3番目だな。目元は私に似ているかな?」
それは、確かにアガサには似ていない部分だった。
王様に、顔が、似ている。
この文脈の流れからして。
「ひょっとして、陛下は、私のお父さんですか?」
王は鷹揚に頷いた。
「その通りだレイアナ。今まで苦労をかけたな」
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