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2.GM アルテマイラ

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 辺りを見回し、ここは、どこだ?空にぽつーんと浮かんでいた、そうだマップ検索!

「名もない大地」

「・・・」

 そうか、種族設定してないら、国家が発足してないのか・・・

「ナビいるか!」

「お呼びでしょうかマスター」

「近くに人族はいるか?」

「はい、マスターの位置から、北に10キロ先の街道に、人族の反応があります」

「わかった」

 人族のいる方向にしばらく飛んでいくと、馬車に数人、柄の悪そうな人が囲んでいた
 これって、アレだよな・・・とりあえず、鑑定してみるか、鑑定してみると、やはり盗賊か・・・
 (にしても、NPCのAIも、正常に作動しているようだな)

「抵抗はやめて、諦めたらどうだ」

「あなた達の言うこと聞きません」

「なら、後悔しな」

 盗賊どもは、下品な笑みを浮かべ、今にも襲いかかろとしていた
 仕方ないな、助けるか、そうして、馬車の上に降り立った

「おい、女!何処から現れた」

「それにしても、上玉だな」

 下品だなと思いつつ思案していたら、木の上にいた、盗賊が矢を放ってきた

「ちょっ、」

 矢が身体に触れるに前に消滅した、そして

「ズガァーン」

 矢を放った盗賊に、天からの稲妻が落ちた

「お前はいったい・・・」

「やれやれ、消えなさい」

 そう、一言いうと、盗賊達はみんな塵になり消えていった

「あの、助けてくださって、ありがとうございます、あなた様の名前は」

「わたしは、アルテマイラ、故あって、地上に降りて来ました」

「えっ!?神様?創造神様と同じ名前」
 
「貴方に、このクリスタルをあげます。このクリスタルを大きな木のふもとに植えなさい、そして国を築きなさい」

 そうして、このクリスタルを受け取った少女はのちに、ユグドラシルの初代女王になり、豊かな国を築いていく

 少女を助けた後、四方八方に飛び回り、同じようにクリスタルを委ねてまわった
 その後、ホームエリアに戻り、100年間見守り、種族設定も終わり、ログアウトをしようとしたら・・・
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