転生の果てに 「それでも○○は・・・」

３．現実と転生

　ここは、日本のとあるオフィス

「社長、おはようございます」

「もう、デスゲーム終わりましたか？」

「・・・」

「社長？」

「社長！？」

　そこには、ぐったりした社長が倒れていた、救急車を呼び、病院に運ばれ医者の診察によると、過労による心筋梗塞で、心肺停止なり、そのまま亡くなったという診断結果だった

　その頃、ゲーム世界では

「ログアウト」

「・・・」

「なぜ、ログアウトできない？」

「ナビ、どいうことだ？」

「ログアウト？何のことでしょうか？」

「貴方様は、この世界全ての、創造神であられます」

　これはもしかして、よくある転生もの・・・いや、しかし・・・どうする・・・何かないか？・・・
　せっかく、カーディナル アークの世界の構築も終わったというのに・・・
　このアルテマイラのアバター設定に何かないか?
　アルテマイラのステータスを確認していくと、アナザー設定というものがあった、いわゆる2P設定だ
　アナザー設定は、未設定のままだった
　そうだ、このカーディナル アークの世界を一からプレイしてみたい
　思い立ったが吉日、直ぐにアナザー設定を開始、とりあえず、平民と・・・
　そうして、アナザー設定が終わり

「ナビ、アナザーチェンジするぞ」

「わかりました」

「アナザーチェンジ開始」

　そうして、意識が遠のいていった
　この時をもって、この世界全ての最高神がいなくなったことが、世界に大きな影響をあたえるとは考えもしなかった