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第百十九話:冬の足音と、透明な城塞(グリーンハウス)
しおりを挟む畑に革命をもたらした「点滴灌漑(てんてきかんがい)システム」の導入から、二週間が経過した。
その効果は、まさに劇的だった。
常に最適な水分と栄養を、最適なタイミングで与えられた野菜たちは、まるで成長期の中学生のような勢いで育ち、葉の色艶(いろつや)は磨き上げられた翡翠(ひすい)のように輝いている。
かつては「黒いヘビだ」と気味悪がっていた村長のハンスも、今では毎朝、自分の畑に導入された「黒い血管」を拝み、水の精霊に感謝を捧げるのが日課になっているらしい。
村は、かつてない豊作の予感に沸いていた。
だが、季節は待ってくれない。
北に聳(そび)える「狂気の山脈」の頂が白く染まり始め、そこから吹き下ろす風――通称『山颪(やまおろし)』が、日ごとにその冷たさと鋭さを増している。
「……寒いな」
早朝。霜柱が立った畑に立った俺は、白い息を吐きながら身震いした。
吐いた息が瞬時に白く凍りつき、頬を撫でる風がナイフのように肌を刺す。
この世界、特に辺境伯領の冬は厳しい。一度本格的な冬将軍が到来すれば、大地は雪と氷に閉ざされ、全ての農業活動は停止する。
村人たちは皆、収穫を急ぎ、保存食を作り、長い冬ごもりの準備に追われていた。
「冬か……。農民にとっては、休息の季節であり、忍耐の季節でもある」
俺は足元の土を軽く踏みしめた。まだ凍ってはいないが、硬くなり始めている。
普通の農民なら、ここで今年の作業を終え、春まで暖炉の前で種の手入れでもするところだ。
だが、俺は違う。
俺には「ポイント」と「現代知識」、そして何より――。
「冬にこたつに入って、冷たくて甘いイチゴを食べたい」
この強烈かつ具体的な欲望がある。
スーパーで売っているような、パックに綺麗に並べられた真っ赤なイチゴ。練乳をかけてもいいし、そのまま頬張ってジュースを味わうのもいい。ショートケーキの上に鎮座する王様のような一粒も捨てがたい。
「フェン、準備運動はいいか?」
『うむ。主よ、今日は何を狩るのだ? 冬眠前の熊か? それとも雪男(イエティ)か?』
防寒用に冬毛へと換毛し、普段より三割増しでモフモフになったフェンが、やる気満々で鼻を鳴らす。その黒い毛並みは、冷気の中で艶やかに輝いている。
「今日は『寒さ』を狩る。……ここに、冬の寒さを一切寄せ付けない『常春の城』を建てるぞ」
俺は懐から一枚の図面を取り出し、バシッと広げた。
目指すは、現代農業の必需品にして最強の砦――ビニールハウスだ。
ただし、ただのビニールではない。異世界の魔物素材と、現代の設備を融合させたハイブリッド仕様だ。
「まずは骨組みだ! 基礎がしっかりしてなきゃ、山颪には勝てないからな」
俺はウィンドウを開き、建築資材のカテゴリをタップした。
今回の予算は潤沢だ。出し惜しみはしない。
**【アイテム『高強度軽量単管パイプ(亜鉛メッキ・4m)』×150本を購入しました(消費:15,000pt)】**
**【アイテム『パイプジョイント・クランプセット(業務用)』を購入しました(消費:8,000pt)】**
**【アイテム『らせん杭(アンカー用)』×50本を購入しました(消費:5,000pt)】**
カシャン、カシャン……!
何もない空間から、銀色に輝く鉄パイプの山が現れる。
この世界の鍛冶屋が見たら卒倒しそうなほど均一で、真っ直ぐな工業製品だ。
「よし、フェン。お前はそっちの端を持って、俺が合図したら支えてくれ」
『心得た。……しかし主よ、こんな細い銀色の棒で、あの暴虐な北風に耐えられるのか? 石積みの方が良いのではないか?』
「ふふふ、風は『受け止める』んじゃなくて『受け流す』んだ。この形状(アーチ)こそが最強なんだよ」
俺は手慣れた様子でパイプを組み上げていく。
前世のブラック企業時代、経費削減のためにオフィスの間仕切り工事までやらされた経験が、まさかこんなところで役立つとは。人生、何が無駄になるかわからないものだ。
地面にらせん杭をねじ込み、そこにパイプを固定してアーチ状に曲げる。美しいかまぼこ型の骨組みが、次々と畑の上に描かれていく。
「おーい、ルークス! また何かデカイことを始めたな!」
通りがかった村の若者たちが、目を丸くして集まってきた。
銀色に輝く骨組みは、彼らの目には巨大な竜の肋骨か何かに見えているのかもしれない。
「みんな、ちょうどいいところに! ちょっと手伝ってくれ! 最高の『冬の味覚』をご馳走する約束をするから!」
「冬の味覚? 干し肉か?」
「もっと甘くて、みずみずしいやつさ!」
好奇心旺盛な彼らを巻き込み、作業は一気に加速した。
そして夕暮れ前、骨組みが完成した。
幅六メートル、奥行き三十メートル。夕日を背負って立つその姿は、確かに「城」の風格を漂わせていた。
ここからが、異世界チートの真骨頂だ。
被覆材(ひふくざい)。
現代ならPOフィルムや農ビを使うところだが、この過酷な環境と魔物の脅威がある世界では、もっと強靭な素材が必要だ。
「出番だぞ、スライムレザー!」
俺は『収納魔法』から、ロール状に巻かれた半透明のシートを取り出した。
これは以前、最弱魔物「クリスタルスライム」を大量に狩り、その粘液を俺の化学知識(と、ポイントで購入した薬品)で加工して作った特製シートだ。
ガラスのように透明度が高く、光を99%通す。
ゴムのように伸縮性があり、強風でも破れない。
そして何より、ナイフで切りつけても自己修復するほどの強靭さを持つ。
**【スキル『錬金術の知識』を発動します】**
俺はパイプの骨組みにシートを被せ、継ぎ目を指でなぞる。
淡い金色の光が指先から溢れ出し、シート同士を分子レベルで融合させていく。
接着剤ではない。完全に「一枚の膜」として一体化させるのだ。
「すげぇ……光る指でなぞっただけでくっついたぞ……」
「ルークス、お前やっぱり魔法使いだろ?」
「農民だよ。ちょっと手先が器用なだけのな」
俺は笑って誤魔化しながら、最後の隙間を塞いだ。
完全密閉。
隙間風など一切通さない、完璧な透明ドームの完成だ。
中に入ると、風の音がふっと遠のいた。
まだ暖房はないのに、太陽の熱が閉じ込められているせいか、外よりも明らかに暖かい。
「あったけぇ……」
『ほう……これは良いな。風が来ないだけで、これほど快適とは』
フェンが心地よさそうに、シート越しの夕日を浴びて寝転がる。
村の若者たちも、「ここなら昼寝ができるな」と驚きの声を上げている。
「まだだ、みんな。これだけじゃ夜の冷え込みには勝てない。ここからが本番だ」
俺は懐の温まったポイント残高(残り約43万pt)を惜しげもなく投入した。
ここを「常春」にするための心臓部を購入する。
**【アイテム『温風暖房機(灯油式・20坪用・対震自動消火装置付)』を購入しました(消費:35,000pt)】**
**【アイテム『灯油(200Lドラム缶)』×3を購入しました(消費:15,000pt)】**
**【アイテム『循環扇(サーキュレーター)』×4を購入しました(消費:12,000pt)】**
**【アイテム『四季成りイチゴの苗(品種:エンジェルベリー)』×300株を購入しました(消費:30,000pt)】**
**【アイテム『イチゴ専用培養土(高設栽培用)』×50袋を購入しました(消費:10,000pt)】**
ドンッ!
ハウスの入り口に、赤いボディの武骨な機械――大型の温風ヒーターが鎮座した。
そして天井の四隅には、空気を撹拌するための循環扇。
「なんだこの赤い箱は? 魔道具か?」
「似たようなもんだ。……点火!」
俺はタンクに灯油を給油し、スイッチを入れた。
チチチチ……ボッ!!
着火音と共に、ゴオォォォ……という力強い燃焼音が響き始める。
排気口から吹き出す熱風。
同時に循環扇が回り始め、暖かい空気をハウス全体に行き渡らせる。
外気温は既に五度近くまで下がっている。
しかし、ハウス内の温度計は、ぐんぐんと上昇し始めた。
十度、十五度、二十度……。
「あ、暑いくらいだ!」
「すげぇ! 冬なのに、春……いや、初夏みたいだぞ!」
上着を脱ぎだす若者たち。
俺は満足げに頷き、用意していたプランター(腰を痛めない高設栽培用の棚も自作した)に、丁寧にイチゴの苗を植え付けていった。
『エンジェルベリー』。
現代日本の品種改良の粋を集めた、糖度15度を超える化け物のようなイチゴだ。大粒で、酸味が少なく、芳醇な香りが特徴の高級品種。
「この苗は、寒さに当たると甘くなる。でも、凍らせちゃいけない。この『城』で大切に育てて……クリスマスには、この村を甘い香りで埋め尽くしてやる」
---
その日の深夜。
村人たちも帰り、静寂に包まれた時刻。
俺は完成したビニールハウスの最終点検を終え、外に出た。
暗闇の中で、ハウスの中の明かりがぼんやりと漏れ、巨大な行灯(あんどん)のように柔らかく輝いている。
文明の光だ。
中では自動制御されたヒーターが、設定温度を下回ると稼働し、苗たちを温めている。
「……完璧だ」
俺は白い息を吐きながら、夜空を見上げた。
満天の星空。
空気が澄んでいるせいか、星々が今にも落ちてきそうなほど近くに見える。
ふと、冷たい夜風が頬を撫でた。
いつもの冬の風ではない。
もっと湿っていて、鉄錆のような臭いを含んだ、生理的な嫌悪感を催す風。
『主よ』
足元で、フェンが低く唸り声を上げた。
見れば、フェンはハウスの方ではなく、北の空――「狂気の山脈」の方角を睨みつけている。
その全身の毛が逆立ち、牙が剥き出しになっている。普段の「腹減った」という甘えた様子は微塵もない。野生の魔獣としての、純粋な警戒心。
「どうした、フェン?」
『……臭うぞ。血と、腐敗と、そしてもっと古い……忌まわしいものの臭いが』
俺はフェンの視線を追って、北の空を見上げた。
そこには、いつもと変わらない星空があるはずだった。
だが。
バチッ。
視界が一瞬、ノイズのように歪んだ。
山脈の真上に輝く星の一つ。
青白く輝くはずのその星が、どす黒く、赤く、瞬いたように見えた。
まるで、充血した眼球がこちらを見下ろしているかのような、不吉な赤。
ズキリ。
左目の奥、ポイントウィンドウが表示される網膜のあたりが激しく痛んだ。
そして、脳内に聞いたこともないような不協和音と共に、システムメッセージが走る。
*【警告:局所的現実歪曲(ローカル・リアリティ・ディストーション)を検知】*
*【警告:座標X-299, Y-044付近にて『魔法汚染』の活性化を確認】*
*【……世界ガ……喰ワレ始メテ……イル……】*
*【……助ケ……テ……】*
「ぐっ……!?」
俺は頭を押さえて膝をついた。
今の声は、いつもの無機質なシステム音声じゃない。もっと悲痛で、切迫した……まるで、断末魔のような誰かの声。
設定資料集にあった「管理組合」からのメッセージなのか?
「主よ! 大丈夫か!?」
フェンが心配そうに駆け寄り、俺の顔を舐める。
その温かい舌の感触で、俺は現実に引き戻された。
ノイズは嘘のように収まっていた。
俺は荒い息を整えながら、再び恐る恐る空を見上げた。
赤い星は、もう見えない。いつもの静かな星空に戻っている。
「……ああ、大丈夫だ。ちょっと立ちくらみがしただけだ」
俺はフェンを安心させるように笑ってみせたが、背中を冷や汗が伝っていた。
気のせいじゃない。
「世界の捕食者」。マーサ婆さんが語っていた、古いおとぎ話の厄災。
それが今、この平和な村の、すぐそばまで忍び寄ってきている。
(……このハウスを守れるか?)
俺は振り返り、闇の中で温かく輝くビニールハウスを見た。
中では、まだ小さなイチゴの苗たちが眠っている。
俺が作った、俺の城。俺の守るべき日常。
それを、訳のわからない化け物に踏みにじらせるわけにはいかない。
俺は震える拳を強く握りしめた。
「フェン、明日は『山の様子』を見に行くぞ」
『ほう? イチゴ狩りではなく、魔物狩りか?』
「両方だ。……俺たちの畑に、害虫を入れるわけにはいかないからな」
冬の足音は、思ったよりも重く、そして不気味な響きを帯びていた。
スローライフを守るための、俺の本当の戦いが始まろうとしているのかもしれない。
【読者の皆様へ】
ついに完成した「透明な城塞(ビニールハウス)」!
スライムレザーと灯油ヒーターで、真冬でもTシャツで過ごせる常夏の楽園が誕生しました。
これで甘いイチゴが食べられます……が、その裏でシステムからの不気味な警告が。
「赤い星」と「魔法汚染」、そして脳内に響く悲痛なノイズ。
ただのスローライフでは終わらせてくれない世界の謎が、いよいよ牙を剥き始めます。
「イチゴ美味しそう!でも続きが怖い!」「ルークス負けるな!」と思った方は、ぜひ↓の★★★★★評価とブックマーク登録で応援をお願いします!
皆様の応援が、闇を払う光になります!
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