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ifルート : 新世界の創造主、あるいは永遠の管理
第1話:理の簒奪
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空は、燃える黄金に塗り潰されていた。
世界連合軍一万隻の空中艦隊が放つ極大殲滅魔法『審判の日(ジャッジメント・デイ)』。それは、人類がこれまでの歴史で積み上げてきた「正義」と「恐怖」を凝縮した、神罰にも等しい熱線であった。
その光の奔流が空中浮遊島『摩天楼(マテン・ロウ)』を飲み込もうとした瞬間、時間が、そして因果が、音を立てて凍りついた。
「……計算はもう飽きた。論理も、不条理も、私にとってはただの『素材』に過ぎない」
玉座から立ち上がったカイの右腕が、天を指していた。
彼の右腕は、もはや人の肌の色を失っていた。黄金の魔導回路が血管のように脈動し、その隙間を埋めるように、光を一切反射しない漆黒の「虚」が渦巻いている。
ソロモンの全知と、摩天の全能。かつて彼が転生の際に切り離した二つの極が、今、世界の中心である『理の核(ロジック・コア)』と完全に同調していた。
カイは、迫りくる熱線に対し、ただ静かに掌(てのひら)を向けた。
「――『簒奪(サウル・デストラクション)』」
瞬間、世界から「音」と「熱」が消えた。
一万隻の艦隊が全出力を注ぎ込んだ熱線は、カイの掌に触れた瞬間、反転も霧散もせず、ただの「データ」として彼の右腕へと吸い込まれていった。
「な……ッ!? 馬鹿な! 我らの総魔力が……飲み込まれただと!?」
旗艦の甲板で、ウリエルが絶望に顔を歪める。だが、それは絶望の始まりに過ぎなかった。
カイの右腕が放つ黒い波動が、波紋のように空へと広がっていく。その波動が触れるたびに、一万隻の空中艦隊は機能を停止し、空中に固定された。
「……私の許可なく、魔力を浪費するな。それは今日から、この世界を管理するための『私の一部』だ」
カイが指先を軽く握り込む。
それだけで、一万隻の艦隊に搭載されていた魔導炉のすべてから、魔力が強制的に「徴収」された。
兵士たちの杖から、艦のエンジンから、空間に漂う微細な魔力まで。すべてがカイという一点に向かって収束し、彼の背後に巨大な、あまりに巨大な「支配の数式」を形成していく。
「ガ、アアアアアアアッ!!!」
管理局のシステムと融合していた【沈黙】のゼロが、悲鳴を上げて虚空から弾き出された。彼は世界を「静寂」で包もうとしたが、カイが上書きした理の前では、彼の権能はただの「不具合(バグ)」として処理されたのだ。
「摩天……貴様、何を……何をするつもりだ! 核を壊さず、自分に取り込むなど……狂気の沙汰だぞ!」
ゼロが血を吐きながら叫ぶ。
カイはゆっくりと宙を歩み、ゼロの前に降り立った。その足取りは軽く、しかし一歩ごとに世界の重力が増していくような圧倒的な威圧感を伴っていた。
「ゼロ。お前は言ったな。世界は『檻』だと。……ならば、私はその檻を壊すのではなく、私がその『檻そのもの』になることにした」
カイの右腕がゼロの胸に触れる。
「お前たちの知恵も、歴史も、願いも。すべて私が『正しく』管理してやる。……お前はもう、黙っていろ」
パリン、という硬質な音が響き、ゼロの存在は因果ごと「削除」された。
カイは、空の頂点で両腕を広げた。
『理の核』を自身の魂に直結させたことで、彼の視界には世界のすべてが「数式」として透過されていた。
風の向き、波の高さ、人々の心拍数、そしてこの瞬間に生まれる命と、消えゆく命。
かつてはソロモンの演算を借りなければ把握できなかった世界の全情報が、今は自分の心拍と同じ速度で把握できる。
「……主、警告。情報の流入量が許容範囲を……一万%超過。……人格の崩壊が始まっています。主、止まってください!」
修復を終えたグリムが、必死の警告を発する。彼のセンサーは、カイの魂が「個」としての形を失い、巨大な「システム」へと溶け落ちていくのを敏感に察知していた。
「カイ様!!」
リィネもまた、甲板からカイへと手を伸ばす。
「もう十分ですわ! 誰も、あなたにそこまで背負えとは言っていません! 戻ってきて、カイ様!!」
しかし、カイの黄金の瞳には、すでに人間らしい揺らぎは消え失せていた。
彼は、リィネの呼びかけに対し、慈悲深い、しかしどこか絶対的な断絶を感じさせる微笑を浮かべた。
「……リィネ。私は、お前がもう泣かなくていい世界を作ると決めた。……そのためには、この不安定な世界を、私の『理』で固定しなければならない」
カイは右腕を翻し、全世界に向けて、かつてない規模の術式を発動させた。
「――『新世界・絶対管理(エデン・フォーマット)』」
黄金の光が、惑星全体を包み込んだ。
その光が触れた場所では、争い合っていた兵士たちが武器を落とし、互いに手を取り合った。飢えに苦しんでいた村には黄金の穂が実り、不治の病に喘いでいた病人は、その痛みから解放された。
「おお……奇跡だ……」
「魔王様が、私たちを救ってくださった……!」
地上では、人々が跪き、空に浮かぶ『摩天楼』を拝み始める。
争いも、飢えも、理不尽な死もない。
それは、人類が数千年にわたって夢見てきた「理想郷」の完成であった。
一万隻の連合軍艦隊は、今やカイの意思を運ぶための「翼」と化していた。
艦隊は破壊されることなく、カイの呪力によって完璧に修復され、整然とした隊列を組んで世界各地へと散っていく。
「……リフォームは終わった」
カイは『摩天楼』の玉座へと戻り、深く腰を下ろした。
彼の右腕は、もはや自ら動かす必要さえない。世界全体の魔力循環と同期したその腕は、絶え間なく世界のパラメータを微調整し続け、最適解を導き出している。
リィネが、恐る恐る玉座に近づく。
「……カイ様? 本当に、これでよかったのですか?」
彼女の手が、カイの頬に触れようとする。
以前なら、カイはその手をぶっきらぼうに払い除けるか、あるいは不器用に受け入れただろう。だが今のカイは、ただ座ったまま、焦点の合わない瞳でリィネを見た。
「リィネ。……世界の平均幸福度が、先ほどより一二%上昇した。……お前の脈拍も、安定している。……これで、いいのだ」
その声には、以前あった「人間臭い皮肉」も「傲慢な自負」もなかった。
ただ、結果を報告するだけの、冷徹な機械のような響き。
「……主。……いえ、管理者・カイ。……計算結果を報告します」
グリムが、複雑な沈黙の後に告げた。
「世界から『紛争』の項目が消失しました。……同時に、人類の『進歩』および『生存意欲』を示す数値も、急速な減衰を見せています」
「……それで構わん。進歩とは、不満から生まれるバグだ。……停滞こそが、唯一の永遠である」
カイは目を閉じ、右腕を玉座の肘掛けに置いた。
彼の意識は今、この部屋にあるのではない。
北の大地で薪を割る老人の腕の中に、南の海で産声を上げる赤子の呼吸の中に、そして死を待つ病人の安らかな眠りの中に、遍在している。
彼は神になった。
誰も傷つかない、誰も失わない、完璧な檻の管理人。
『摩天楼』が、ゆっくりと雲海の頂点へと昇っていく。
そこは、地上の喧騒も、風の音さえも届かない、絶対的な静寂の場所。
カイは独り、その玉座で世界の鼓動を数え続ける。
人類が手に入れたのは、永遠の安寧。
そしてカイが失ったのは、かつてあの海辺の隠居生活で夢見た、不自由で愛おしい「明日」であった。
世界連合軍一万隻の空中艦隊が放つ極大殲滅魔法『審判の日(ジャッジメント・デイ)』。それは、人類がこれまでの歴史で積み上げてきた「正義」と「恐怖」を凝縮した、神罰にも等しい熱線であった。
その光の奔流が空中浮遊島『摩天楼(マテン・ロウ)』を飲み込もうとした瞬間、時間が、そして因果が、音を立てて凍りついた。
「……計算はもう飽きた。論理も、不条理も、私にとってはただの『素材』に過ぎない」
玉座から立ち上がったカイの右腕が、天を指していた。
彼の右腕は、もはや人の肌の色を失っていた。黄金の魔導回路が血管のように脈動し、その隙間を埋めるように、光を一切反射しない漆黒の「虚」が渦巻いている。
ソロモンの全知と、摩天の全能。かつて彼が転生の際に切り離した二つの極が、今、世界の中心である『理の核(ロジック・コア)』と完全に同調していた。
カイは、迫りくる熱線に対し、ただ静かに掌(てのひら)を向けた。
「――『簒奪(サウル・デストラクション)』」
瞬間、世界から「音」と「熱」が消えた。
一万隻の艦隊が全出力を注ぎ込んだ熱線は、カイの掌に触れた瞬間、反転も霧散もせず、ただの「データ」として彼の右腕へと吸い込まれていった。
「な……ッ!? 馬鹿な! 我らの総魔力が……飲み込まれただと!?」
旗艦の甲板で、ウリエルが絶望に顔を歪める。だが、それは絶望の始まりに過ぎなかった。
カイの右腕が放つ黒い波動が、波紋のように空へと広がっていく。その波動が触れるたびに、一万隻の空中艦隊は機能を停止し、空中に固定された。
「……私の許可なく、魔力を浪費するな。それは今日から、この世界を管理するための『私の一部』だ」
カイが指先を軽く握り込む。
それだけで、一万隻の艦隊に搭載されていた魔導炉のすべてから、魔力が強制的に「徴収」された。
兵士たちの杖から、艦のエンジンから、空間に漂う微細な魔力まで。すべてがカイという一点に向かって収束し、彼の背後に巨大な、あまりに巨大な「支配の数式」を形成していく。
「ガ、アアアアアアアッ!!!」
管理局のシステムと融合していた【沈黙】のゼロが、悲鳴を上げて虚空から弾き出された。彼は世界を「静寂」で包もうとしたが、カイが上書きした理の前では、彼の権能はただの「不具合(バグ)」として処理されたのだ。
「摩天……貴様、何を……何をするつもりだ! 核を壊さず、自分に取り込むなど……狂気の沙汰だぞ!」
ゼロが血を吐きながら叫ぶ。
カイはゆっくりと宙を歩み、ゼロの前に降り立った。その足取りは軽く、しかし一歩ごとに世界の重力が増していくような圧倒的な威圧感を伴っていた。
「ゼロ。お前は言ったな。世界は『檻』だと。……ならば、私はその檻を壊すのではなく、私がその『檻そのもの』になることにした」
カイの右腕がゼロの胸に触れる。
「お前たちの知恵も、歴史も、願いも。すべて私が『正しく』管理してやる。……お前はもう、黙っていろ」
パリン、という硬質な音が響き、ゼロの存在は因果ごと「削除」された。
カイは、空の頂点で両腕を広げた。
『理の核』を自身の魂に直結させたことで、彼の視界には世界のすべてが「数式」として透過されていた。
風の向き、波の高さ、人々の心拍数、そしてこの瞬間に生まれる命と、消えゆく命。
かつてはソロモンの演算を借りなければ把握できなかった世界の全情報が、今は自分の心拍と同じ速度で把握できる。
「……主、警告。情報の流入量が許容範囲を……一万%超過。……人格の崩壊が始まっています。主、止まってください!」
修復を終えたグリムが、必死の警告を発する。彼のセンサーは、カイの魂が「個」としての形を失い、巨大な「システム」へと溶け落ちていくのを敏感に察知していた。
「カイ様!!」
リィネもまた、甲板からカイへと手を伸ばす。
「もう十分ですわ! 誰も、あなたにそこまで背負えとは言っていません! 戻ってきて、カイ様!!」
しかし、カイの黄金の瞳には、すでに人間らしい揺らぎは消え失せていた。
彼は、リィネの呼びかけに対し、慈悲深い、しかしどこか絶対的な断絶を感じさせる微笑を浮かべた。
「……リィネ。私は、お前がもう泣かなくていい世界を作ると決めた。……そのためには、この不安定な世界を、私の『理』で固定しなければならない」
カイは右腕を翻し、全世界に向けて、かつてない規模の術式を発動させた。
「――『新世界・絶対管理(エデン・フォーマット)』」
黄金の光が、惑星全体を包み込んだ。
その光が触れた場所では、争い合っていた兵士たちが武器を落とし、互いに手を取り合った。飢えに苦しんでいた村には黄金の穂が実り、不治の病に喘いでいた病人は、その痛みから解放された。
「おお……奇跡だ……」
「魔王様が、私たちを救ってくださった……!」
地上では、人々が跪き、空に浮かぶ『摩天楼』を拝み始める。
争いも、飢えも、理不尽な死もない。
それは、人類が数千年にわたって夢見てきた「理想郷」の完成であった。
一万隻の連合軍艦隊は、今やカイの意思を運ぶための「翼」と化していた。
艦隊は破壊されることなく、カイの呪力によって完璧に修復され、整然とした隊列を組んで世界各地へと散っていく。
「……リフォームは終わった」
カイは『摩天楼』の玉座へと戻り、深く腰を下ろした。
彼の右腕は、もはや自ら動かす必要さえない。世界全体の魔力循環と同期したその腕は、絶え間なく世界のパラメータを微調整し続け、最適解を導き出している。
リィネが、恐る恐る玉座に近づく。
「……カイ様? 本当に、これでよかったのですか?」
彼女の手が、カイの頬に触れようとする。
以前なら、カイはその手をぶっきらぼうに払い除けるか、あるいは不器用に受け入れただろう。だが今のカイは、ただ座ったまま、焦点の合わない瞳でリィネを見た。
「リィネ。……世界の平均幸福度が、先ほどより一二%上昇した。……お前の脈拍も、安定している。……これで、いいのだ」
その声には、以前あった「人間臭い皮肉」も「傲慢な自負」もなかった。
ただ、結果を報告するだけの、冷徹な機械のような響き。
「……主。……いえ、管理者・カイ。……計算結果を報告します」
グリムが、複雑な沈黙の後に告げた。
「世界から『紛争』の項目が消失しました。……同時に、人類の『進歩』および『生存意欲』を示す数値も、急速な減衰を見せています」
「……それで構わん。進歩とは、不満から生まれるバグだ。……停滞こそが、唯一の永遠である」
カイは目を閉じ、右腕を玉座の肘掛けに置いた。
彼の意識は今、この部屋にあるのではない。
北の大地で薪を割る老人の腕の中に、南の海で産声を上げる赤子の呼吸の中に、そして死を待つ病人の安らかな眠りの中に、遍在している。
彼は神になった。
誰も傷つかない、誰も失わない、完璧な檻の管理人。
『摩天楼』が、ゆっくりと雲海の頂点へと昇っていく。
そこは、地上の喧騒も、風の音さえも届かない、絶対的な静寂の場所。
カイは独り、その玉座で世界の鼓動を数え続ける。
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