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第5話:最強の陽キャ(ライバル)現る。――俺みたいなモブが、嫉妬する権利なんてあるのかよ?
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幸福の絶頂は、絶望へのカウントダウンに過ぎない。
先週末の「初デート(本人はまだ出頭だと言い張っている)」を経て、俺の脳内は未曾有の混乱状態にあった。結衣が去り際に言った「佐藤くんのことがもっと知りたい」という言葉が、呪文のように頭から離れない。
(……いや、落ち着け。あれはきっと、新手のマインドコントロールだ。あるいは、ターゲットを極限まで精神的に依存させてから、一気に突き放すことで廃人にする『ハニートラップ・サディズム』の類に違いない)
月曜日の朝。俺はいつものように教室の隅で、透明人間のように存在を消していた。
だが、現実は残酷だ。
「おはよー! 佐藤くん。土曜日はお疲れ様。あれ、すごく美味しかったね!」
教室に入ってくるなり、結衣が俺の席に突撃してくる。
当然、クラス中の視線が集中する。昨日までなら、俺は即座に机に伏して「石ころ」になりきっていた。
しかし、今日は……。
「……おはようございます、瀬戸さん。その、例のジュース、口に合ったなら良かったです」
ほんの少しだけ、視線を合わせて返事ができた。
結衣は驚いたように目を見開いた後、それこそ春の太陽が爆発したような笑顔を浮かべた。
「えへへ、佐藤くんから挨拶してくれるなんて、今日はいいことありそう!」
そんなやり取りをしていた、その時だった。
教室の入り口から、物理的な「光」が差し込んできたような錯覚に陥った。
「よお、結衣! おはよ。土曜、駅ビルで見かけたけど、声かけられなかったわ。デート中っぽかったし?」
現れたのは、サッカー部のエース、火野蓮(ひの れん)。
整った顔立ち、程よく焼けた肌、そして誰に対しても分け隔てなく接する爽やかなオーラ。俺とは原子レベルで構成要素が異なる、この学園の「真の主人公」の一人だ。
「あ、レン! おはよ。……えっ、見てたの? 恥ずかしいな。あ、紹介するね、こっち佐藤くん!」
結衣が屈託なく俺を紹介する。
火野は俺の方を向き、一点の濁りもない瞳で微笑んだ。
「ああ、君が佐藤くんか。結衣から聞いてるよ。勉強得意なんだって? 羨ましいわ、俺マジで赤点回避に必死だからさ。今度、俺にも教えてよ」
嫌味がない。驚くほどに、嫌味がないのだ。
これが、中学の時に俺を笑いものにした奴らなら、俺はすぐに「罠だ」と断定できた。だが、火野からは悪意の欠片も感じられない。それが逆に、俺の心を鋭く抉った。
「……どうも。僕なんて、ただの根暗ですから」
俺は精一杯の拒絶を込めて答えた。だが、火野は「またまたー!」と軽く俺の肩を叩く。その手の感触が、あまりにも力強く、真っ当で、俺の「汚い卑屈さ」を照らし出していく。
昼休み。事件は起きた。
俺はいつものように、結衣とランチを食べる約束(というか半ば強制)をしていた。しかし、俺が中庭に向かうと、そこにはすでに結衣と火野、そしていつもの一軍グループが集まっていた。
「あ、佐藤くん! こっちこっち!」
結衣が呼んでいる。だが、彼女の隣には火野が座っていた。
二人は、俺には到底理解できない「共通の思い出」の話で盛り上がっている。
「……あ、あの時の合宿、マジで結衣がカレーに砂糖と塩を間違えて入れた時は死ぬかと思ったわ」
「もう! 何年前の話してんの、レン! 佐藤くん、聞いてよ、こいつ最低なんだから!」
結衣が笑いながら火野の腕を軽く叩く。
火野はそれを楽しそうにいなす。
その光景は、あまりにも完成されていた。
(……ああ、そうか。こういうことか)
俺は、足を止めた。
結衣の隣に座るべきなのは、あの光輝くような男なのだ。
俺みたいな、趣味の話しかできない、常に周囲を疑ってビクビクしている陰キャではない。
「……あ、すいません。用事、思い出しました」
俺は、結衣が何かを言いかける前に、踵を返して逃げ出した。
「え、佐藤くん!? 待ってよ!」
結衣の声が背中に刺さる。だが、俺は止まれなかった。
図書室の片隅、最も暗い本棚の間に逃げ込み、俺は激しく脈打つ胸を抑えた。
(……なんだ、この感情は。罠だと思ってたんだろ? 罰ゲームだと思ってたんだろ? なら、あいつに結衣さんを返して、俺はまた元の平穏な一人ぼっちに戻ればいいだけじゃないか)
なのに、どうして。
どうして、視界が滲んで、胸の奥がこんなに熱くて痛いんだ。
火野が結衣に触れた瞬間、その笑顔を向けられた瞬間、俺の中で何かがドロドロと溶け出した。
(……これが、嫉妬、なのか?)
俺みたいなモブが。
クラスの最底辺にいる人間が。
あんなに綺麗な女の子に対して、独占欲なんて抱く権利があるのか。
放課後。俺は一人で足早に校門へ向かおうとした。
しかし、校舎の裏手で待ち構えていたのは、火野だった。
「……佐藤くん。ちょっといいかな」
火野の顔から、いつもの笑顔が消えていた。
俺の心臓が、恐怖で跳ね上がる。きた。ついに本性を現すのか。「結衣に近づくな」と警告されるのか。……その方が、まだ楽だったかもしれない。
「……何ですか。僕をボコボコにするなら、せめて眼鏡は外させてください。高いので」
「そんなことしねーよ。……ただ、これだけは聞かせてほしい。お前、結衣のこと、どう思ってる?」
火野の言葉に、俺は言葉を詰まらせた。
「俺さ、中学の時から結衣が好きだったんだ。あいつ、ああ見えて不器用だし、誰にも言えない悩みとか抱え込むタイプだろ? だから、俺が守ってやりたいと思ってた。……でも、最近のあいつが一番いい顔して喋ってるのは、俺に対してじゃない。……お前なんだよ」
火野が、俺を真っ直ぐに睨む。
「お前が『罰ゲームだ』とか言って、あいつの気持ちを疑い続けるなら、俺、本気であいつを奪いに行くからな。……あいつを泣かせる奴に、譲るつもりはない」
「…………っ!」
火野が去った後、俺はしばらくその場に立ち尽くしていた。
ライバルからの、真っ当すぎる宣戦布告。
俺は情けない。
「どうせ罠だ」と決めつけて、彼女の勇気から逃げ回っていた自分。
彼女が隣にいてくれることの奇跡を、自分の臆病さで汚していたのは、俺の方だ。
「……佐藤くん」
振り返ると、そこには息を切らした結衣が立っていた。
「……ずっと、探したんだよ。なんで逃げたの? 昼休みの時も、さっきも」
「……瀬戸さん」
「ねえ、私のこと、まだ信じてない? 火野くんといた方がいいって、そう思ってるの?」
結衣の瞳が、夕日に濡れてキラキラと光っている。
俺は、拳を強く握りしめた。
怖い。
今でも、明日にでも彼女が「全部嘘だよw」と言い出す可能性を、俺の脳内セキュリティは演算し続けている。
けれど。
「……嫌です」
「えっ?」
「……火野くんと仲良くしてるのを見るのが、嫌だったんです。……情けないですけど、すごく、嫌でした」
初めて、自分の醜い本心をさらけ出した。
結衣は、鳩が豆鉄砲を食ったような顔をした後。
ふ、と。
この世のどんな宝物よりも美しい笑みを浮かべた。
「……あは。佐藤くん、それって、ヤキモチ?」
「……うるさいです。わかってますよ、僕にそんなこと言う権利がないことくらい」
結衣は一歩踏み込み、俺のシャツの裾をギュッと掴んだ。
「権利なんて、私が全部あげるよ。……佐藤くんに嫉妬してもらえるの、こんなに嬉しいなんて知らなかった。……ねえ、もう一回言って? 嫌だって。私の隣は、自分じゃなきゃ嫌だって」
俺の心臓は、もう限界だった。
陰キャに優しいギャルなんて、絶対に存在しない。
俺は今でも、自分にそう言い聞かせている。
けれど、こうして俺の裾を離さない彼女の熱が。
「もっと困らせてやりたい」とさえ思ってしまうこの独占欲が。
これが罠だというのなら、俺は、その罠の中で溺れて死んでもいい。
初めてそう思った、放課後の黄昏時だった。
先週末の「初デート(本人はまだ出頭だと言い張っている)」を経て、俺の脳内は未曾有の混乱状態にあった。結衣が去り際に言った「佐藤くんのことがもっと知りたい」という言葉が、呪文のように頭から離れない。
(……いや、落ち着け。あれはきっと、新手のマインドコントロールだ。あるいは、ターゲットを極限まで精神的に依存させてから、一気に突き放すことで廃人にする『ハニートラップ・サディズム』の類に違いない)
月曜日の朝。俺はいつものように教室の隅で、透明人間のように存在を消していた。
だが、現実は残酷だ。
「おはよー! 佐藤くん。土曜日はお疲れ様。あれ、すごく美味しかったね!」
教室に入ってくるなり、結衣が俺の席に突撃してくる。
当然、クラス中の視線が集中する。昨日までなら、俺は即座に机に伏して「石ころ」になりきっていた。
しかし、今日は……。
「……おはようございます、瀬戸さん。その、例のジュース、口に合ったなら良かったです」
ほんの少しだけ、視線を合わせて返事ができた。
結衣は驚いたように目を見開いた後、それこそ春の太陽が爆発したような笑顔を浮かべた。
「えへへ、佐藤くんから挨拶してくれるなんて、今日はいいことありそう!」
そんなやり取りをしていた、その時だった。
教室の入り口から、物理的な「光」が差し込んできたような錯覚に陥った。
「よお、結衣! おはよ。土曜、駅ビルで見かけたけど、声かけられなかったわ。デート中っぽかったし?」
現れたのは、サッカー部のエース、火野蓮(ひの れん)。
整った顔立ち、程よく焼けた肌、そして誰に対しても分け隔てなく接する爽やかなオーラ。俺とは原子レベルで構成要素が異なる、この学園の「真の主人公」の一人だ。
「あ、レン! おはよ。……えっ、見てたの? 恥ずかしいな。あ、紹介するね、こっち佐藤くん!」
結衣が屈託なく俺を紹介する。
火野は俺の方を向き、一点の濁りもない瞳で微笑んだ。
「ああ、君が佐藤くんか。結衣から聞いてるよ。勉強得意なんだって? 羨ましいわ、俺マジで赤点回避に必死だからさ。今度、俺にも教えてよ」
嫌味がない。驚くほどに、嫌味がないのだ。
これが、中学の時に俺を笑いものにした奴らなら、俺はすぐに「罠だ」と断定できた。だが、火野からは悪意の欠片も感じられない。それが逆に、俺の心を鋭く抉った。
「……どうも。僕なんて、ただの根暗ですから」
俺は精一杯の拒絶を込めて答えた。だが、火野は「またまたー!」と軽く俺の肩を叩く。その手の感触が、あまりにも力強く、真っ当で、俺の「汚い卑屈さ」を照らし出していく。
昼休み。事件は起きた。
俺はいつものように、結衣とランチを食べる約束(というか半ば強制)をしていた。しかし、俺が中庭に向かうと、そこにはすでに結衣と火野、そしていつもの一軍グループが集まっていた。
「あ、佐藤くん! こっちこっち!」
結衣が呼んでいる。だが、彼女の隣には火野が座っていた。
二人は、俺には到底理解できない「共通の思い出」の話で盛り上がっている。
「……あ、あの時の合宿、マジで結衣がカレーに砂糖と塩を間違えて入れた時は死ぬかと思ったわ」
「もう! 何年前の話してんの、レン! 佐藤くん、聞いてよ、こいつ最低なんだから!」
結衣が笑いながら火野の腕を軽く叩く。
火野はそれを楽しそうにいなす。
その光景は、あまりにも完成されていた。
(……ああ、そうか。こういうことか)
俺は、足を止めた。
結衣の隣に座るべきなのは、あの光輝くような男なのだ。
俺みたいな、趣味の話しかできない、常に周囲を疑ってビクビクしている陰キャではない。
「……あ、すいません。用事、思い出しました」
俺は、結衣が何かを言いかける前に、踵を返して逃げ出した。
「え、佐藤くん!? 待ってよ!」
結衣の声が背中に刺さる。だが、俺は止まれなかった。
図書室の片隅、最も暗い本棚の間に逃げ込み、俺は激しく脈打つ胸を抑えた。
(……なんだ、この感情は。罠だと思ってたんだろ? 罰ゲームだと思ってたんだろ? なら、あいつに結衣さんを返して、俺はまた元の平穏な一人ぼっちに戻ればいいだけじゃないか)
なのに、どうして。
どうして、視界が滲んで、胸の奥がこんなに熱くて痛いんだ。
火野が結衣に触れた瞬間、その笑顔を向けられた瞬間、俺の中で何かがドロドロと溶け出した。
(……これが、嫉妬、なのか?)
俺みたいなモブが。
クラスの最底辺にいる人間が。
あんなに綺麗な女の子に対して、独占欲なんて抱く権利があるのか。
放課後。俺は一人で足早に校門へ向かおうとした。
しかし、校舎の裏手で待ち構えていたのは、火野だった。
「……佐藤くん。ちょっといいかな」
火野の顔から、いつもの笑顔が消えていた。
俺の心臓が、恐怖で跳ね上がる。きた。ついに本性を現すのか。「結衣に近づくな」と警告されるのか。……その方が、まだ楽だったかもしれない。
「……何ですか。僕をボコボコにするなら、せめて眼鏡は外させてください。高いので」
「そんなことしねーよ。……ただ、これだけは聞かせてほしい。お前、結衣のこと、どう思ってる?」
火野の言葉に、俺は言葉を詰まらせた。
「俺さ、中学の時から結衣が好きだったんだ。あいつ、ああ見えて不器用だし、誰にも言えない悩みとか抱え込むタイプだろ? だから、俺が守ってやりたいと思ってた。……でも、最近のあいつが一番いい顔して喋ってるのは、俺に対してじゃない。……お前なんだよ」
火野が、俺を真っ直ぐに睨む。
「お前が『罰ゲームだ』とか言って、あいつの気持ちを疑い続けるなら、俺、本気であいつを奪いに行くからな。……あいつを泣かせる奴に、譲るつもりはない」
「…………っ!」
火野が去った後、俺はしばらくその場に立ち尽くしていた。
ライバルからの、真っ当すぎる宣戦布告。
俺は情けない。
「どうせ罠だ」と決めつけて、彼女の勇気から逃げ回っていた自分。
彼女が隣にいてくれることの奇跡を、自分の臆病さで汚していたのは、俺の方だ。
「……佐藤くん」
振り返ると、そこには息を切らした結衣が立っていた。
「……ずっと、探したんだよ。なんで逃げたの? 昼休みの時も、さっきも」
「……瀬戸さん」
「ねえ、私のこと、まだ信じてない? 火野くんといた方がいいって、そう思ってるの?」
結衣の瞳が、夕日に濡れてキラキラと光っている。
俺は、拳を強く握りしめた。
怖い。
今でも、明日にでも彼女が「全部嘘だよw」と言い出す可能性を、俺の脳内セキュリティは演算し続けている。
けれど。
「……嫌です」
「えっ?」
「……火野くんと仲良くしてるのを見るのが、嫌だったんです。……情けないですけど、すごく、嫌でした」
初めて、自分の醜い本心をさらけ出した。
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ふ、と。
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「……あは。佐藤くん、それって、ヤキモチ?」
「……うるさいです。わかってますよ、僕にそんなこと言う権利がないことくらい」
結衣は一歩踏み込み、俺のシャツの裾をギュッと掴んだ。
「権利なんて、私が全部あげるよ。……佐藤くんに嫉妬してもらえるの、こんなに嬉しいなんて知らなかった。……ねえ、もう一回言って? 嫌だって。私の隣は、自分じゃなきゃ嫌だって」
俺の心臓は、もう限界だった。
陰キャに優しいギャルなんて、絶対に存在しない。
俺は今でも、自分にそう言い聞かせている。
けれど、こうして俺の裾を離さない彼女の熱が。
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