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陰キャに優しいギャルなんて存在しない……はずだった!? 〜付き合い始めたら毎日が過剰デレのオーバーキル〜
第8話:結衣のパパはラスボス? 〜家庭内侵攻と愛の誓約〜
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人生には、避けては通れない「絶望」という名のチェックポイントがいくつか存在する。
高校入試、歯科検診の待合室、そして――「彼女の父親への挨拶」だ。
「……湊くん、どうしたの? 魂が口から半分はみ出してるよ?」
放課後の教室、瀬戸結衣が心配そうに俺の顔を覗き込んできた。彼女の瞳は今日もキラキラと輝いていて、その純粋さが今の俺には毒のように突き刺さる。
「……無理もありません。結衣さん、君は今、僕に『死の宣告』をしました。……パパが僕に会いたい? それは日本語訳すると『娘をたぶらかした不届きな害虫を、物理的に粉砕して庭の肥やしにするから連れてこい』という意味に他ならない!」
「あはは! パパ、そんなに怖くないってば。ちょっとだけ、湊くんがどんな人か気になっちゃったみたいで。……ダメ、かな?」
上目遣いの追撃。
俺の「脳内セキュリティ・システム」は、この時点で『防衛不能。直ちに全面降伏し、彼女の望むままに屠殺場(自宅)へ向かえ』という無機質な指示を出した。
日曜日。俺、佐藤湊(さとう みなと)は、人生で最も高い(といっても三千円程度の)白シャツの襟を正し、ポケットに忍ばせた胃薬の感触を確かめながら、瀬戸家の門前に立っていた。
(……デカい。いや、豪邸ではないが、一軍ギャルを育みし『聖域』としての威厳が漂っている。これは家ではない。僕という罪人を裁くための『最高裁判所』だ!)
ピンポーン。
震える指で押したインターホンの音。それが俺の余命のカウントダウンに聞こえた。
「はーい! 湊くん、待ってたよ!」
玄関から飛び出してきた結衣は、いつもより少しだけ「清楚」を装った、パフスリーブのブラウスにロングスカートという出で立ちだった。だが、その露出の少なさが逆に、彼女の持つ「素材の良さ」を暴力的に際立たせている。
「……結衣さん。今日の君は、僕の視神経を癒やすどころか、眩しすぎて網膜に焼き付き、視界をホワイトアウトさせています。これは僕の平衡感覚を狂わせ、パパさんとの対決を不利にするための『精神的デバフ』ですか?」
「もー、湊くんったら。ほら、入って! パパ、リビングで待ってるから」
結衣に手を引かれ、俺はついに「魔王城」の奥深くへと足を踏み入れた。
リビングのソファ。そこに、そ(・)れ(・)は鎮座していた。
瀬戸健一。結衣の父親。
がっしりとした体格、綺麗に整えられた髭、そして何よりも、すべてを見透かすような鋭い眼光。
(……ひいいっ! きた! ラスボスだ! あの眼力、間違いなく覇王色の覇気を纏っている! 今、視線だけで僕の戦闘力、貯金額、将来の納税見込み額を0.1秒で査定された……!)
「……初めまして、佐藤湊です。……娘さんと、その、不適切な関係ではなく、極めて誠実かつ法的に許容される範囲内で、親睦を深めさせていただいております!」
俺の口から出たのは、図書委員で培った語彙力とパニックが融合した、意味不明な自己紹介だった。
「……座れ。佐藤くん」
重低音。地響きのような声に、俺は脊髄反射でソファの端に、針のむしろに座るような心地で着席した。
そこから始まったのは、まさに「圧迫面接」という名の地獄だった。
学業の成績、将来の展望、趣味(流石にオタク趣味は『読書と文化研究』とボカした)、そして「結衣のどこに惹かれたのか」。
「……結衣さんの、その……自分を偽らず、真っ直ぐに他者と向き合える強さに、僕のような臆病な人間は、何度も救われました。……彼女は、僕にとっての……光なんです」
俺は、震える声で本音を絞り出した。卑屈な自分を隠さず、それでも彼女が大切だという一点だけを、死守するように答えた。
「……ふん。光、か」
健一さんが鼻を鳴らした、その時。
「パパ! 湊くんをいじめちゃダメって言ったでしょ!」
キッチンからお茶を持ってきた結衣が、あろうことか、俺の隣にぴったりと座り、俺の腕を力一杯抱きしめた。
「湊くんはね、私の王子様なの! パパが怖い顔するなら、私、湊くんと一緒に家出しちゃうんだから!」
(……結衣さん! やめて! 火に油を注ぐどころか、ガソリンスタンドを丸ごと火薬庫に投げ込むような真似はしないで! パパさんの額の血管が、不吉なリズムで脈動している……!)
娘の「過剰デレ」を目の当たりにした父親の顔は、怒りを通り越して、今にも泣き出しそうな、それでいて俺を呪い殺しそうな、複雑怪奇な表情へと変貌していた。
「……佐藤くん。ちょっと、ベランダへ来い」
「……っ。……はい。覚悟はできています。僕の遺骨は、せめて図書室の隅に散骨してください」
結衣の制止を振り切り、俺は健一さんに連れられてベランダへ出た。
夜の風が冷たい。
健一さんは手すりに寄りかかり、遠くの街灯を見つめながら、ぽつりと呟いた。
「……あいつが、あんなに笑うようになったのは、いつからだったか」
「……え?」
「結衣はな、ああ見えて昔から、周りの顔色を伺うところがあった。ギャルみたいな格好をし始めたのも、自分を強く見せるための武装だったんだろう。……だが、君と付き合い始めてから、あいつの笑顔から『迷い』が消えた」
健一さんが、ゆっくりと俺の方を振り向いた。
そこには、ラスボスとしての威厳ではなく、一人の「不器用な父親」としての寂しげな眼差しがあった。
「……正直に言えば、君のことは今でも気に食わん。娘を奪い去る小僧など、全員敵だ。……だが、娘があれほどまでに、恥ずかしげもなく自分の『愛』を叫べるようになったのは……間違いなく、君のせいだ」
健一さんの大きな手が、俺の肩に置かれた。
骨が軋むような力強さ。それは、脅しではなく、「託す」という重みだった。
「佐藤くん。……もし、結衣を泣かせるようなことがあれば。その時は、地球の裏側まで追い詰めて、文字通り僕の手で処分する。……分かっているな?」
(……結論。これは脅しではない。逃げ場のない『愛の終身契約』への強制署名だ。僕は今日、法的な死を免れる代わりに、瀬戸結衣という名の深淵に一生を捧げる契約を交わしてしまったんだ!)
「……はい。僕の命が尽きるまで、彼女の笑顔の『光量』が落ちないよう、全力で反射板(レフばん)を務めさせていただきます!」
俺の決死の回答に、健一さんは少しだけ口角を上げ、「……変な奴だ」と小さく笑った。
リビングに戻ると、結衣が「パパと何を話したの!?」と必死に問い詰めてきたが、俺と健一さんは「男の約束だ」と、初めて意見を一致させた。
夕食までご馳走になり、帰り際。
玄関先で、結衣が俺の襟元を掴んで、クイッと自分の方へ引き寄せた。
「……パパも、湊くんのこと認めてくれたみたいだね」
「……ええ。お陰様で、僕の生存権が、瀬戸家という名の領土内で正式に承認されました」
「じゃあ、これは私からの……お礼と、これからの『誓い』。……はい」
チュ、と。
柔らかな感触が、俺の右頬に残された。
(………………っ!!)
「……っ!? ゆ、ゆゆゆ、結衣さん! 玄関! 扉の向こうにはパパさんが、ショットガンを構えた状態で待機している可能性があるんですよ!? この行為は僕を蜂の巣にするための誘導尋問ですか!?」
「あはは! 大丈夫だよ、もう家族公認なんだから。……ねえ、湊くん。私、もう、湊くんを誰にも渡さないからね。……死ぬまで、私の隣にいてよね」
結衣はそう言って、今までで一番深く、熱い「独占欲のオーバーキル」な視線を俺にぶつけてきた。
――結論。
結衣のパパはラスボスではなかった。
彼は僕を「身内」という名の牢獄に閉じ込めるための、門番に過ぎなかったのだ。
俺は、頬に残った熱と、肩に残った重みを感じながら、もはやこの世界に、俺の逃げ場が一箇所も残されていないことを悟った。
それは、陰キャにとっての絶望であり――同時に、これ以上ないほどの、甘い、甘い「救済」だった。
一方その頃。
夜の図書室。月明かりだけが差し込む静寂の中で、小鳥遊 栞は一冊の古いアルバムを閉じた。
「……佐藤先輩。ついに、『家族』という名の鎖まで繋がれてしまったんですね。……瀬戸先輩、外堀から埋めるなんて、汚いです」
栞の指が、アルバムの中にあった「幼い頃の湊」の写真を、愛おしそうになぞる。
「……でも、忘れないでくださいね。……根っこ(家庭)から引き抜くのは、私の得意分野なんです。……先輩の過去も、痛みも、全部私が『除菌(クリーニング)』してあげますから」
栞の瞳には、結衣の「陽の独占欲」とは対極に
ある、静かで冷たい「陰の執着」が燃え盛っていた。
陰キャに優しいギャルは実在した。
だが、その背後で、俺の「聖域」を根底から覆そうとする嵐が、確実にその速度を上げていた。
高校入試、歯科検診の待合室、そして――「彼女の父親への挨拶」だ。
「……湊くん、どうしたの? 魂が口から半分はみ出してるよ?」
放課後の教室、瀬戸結衣が心配そうに俺の顔を覗き込んできた。彼女の瞳は今日もキラキラと輝いていて、その純粋さが今の俺には毒のように突き刺さる。
「……無理もありません。結衣さん、君は今、僕に『死の宣告』をしました。……パパが僕に会いたい? それは日本語訳すると『娘をたぶらかした不届きな害虫を、物理的に粉砕して庭の肥やしにするから連れてこい』という意味に他ならない!」
「あはは! パパ、そんなに怖くないってば。ちょっとだけ、湊くんがどんな人か気になっちゃったみたいで。……ダメ、かな?」
上目遣いの追撃。
俺の「脳内セキュリティ・システム」は、この時点で『防衛不能。直ちに全面降伏し、彼女の望むままに屠殺場(自宅)へ向かえ』という無機質な指示を出した。
日曜日。俺、佐藤湊(さとう みなと)は、人生で最も高い(といっても三千円程度の)白シャツの襟を正し、ポケットに忍ばせた胃薬の感触を確かめながら、瀬戸家の門前に立っていた。
(……デカい。いや、豪邸ではないが、一軍ギャルを育みし『聖域』としての威厳が漂っている。これは家ではない。僕という罪人を裁くための『最高裁判所』だ!)
ピンポーン。
震える指で押したインターホンの音。それが俺の余命のカウントダウンに聞こえた。
「はーい! 湊くん、待ってたよ!」
玄関から飛び出してきた結衣は、いつもより少しだけ「清楚」を装った、パフスリーブのブラウスにロングスカートという出で立ちだった。だが、その露出の少なさが逆に、彼女の持つ「素材の良さ」を暴力的に際立たせている。
「……結衣さん。今日の君は、僕の視神経を癒やすどころか、眩しすぎて網膜に焼き付き、視界をホワイトアウトさせています。これは僕の平衡感覚を狂わせ、パパさんとの対決を不利にするための『精神的デバフ』ですか?」
「もー、湊くんったら。ほら、入って! パパ、リビングで待ってるから」
結衣に手を引かれ、俺はついに「魔王城」の奥深くへと足を踏み入れた。
リビングのソファ。そこに、そ(・)れ(・)は鎮座していた。
瀬戸健一。結衣の父親。
がっしりとした体格、綺麗に整えられた髭、そして何よりも、すべてを見透かすような鋭い眼光。
(……ひいいっ! きた! ラスボスだ! あの眼力、間違いなく覇王色の覇気を纏っている! 今、視線だけで僕の戦闘力、貯金額、将来の納税見込み額を0.1秒で査定された……!)
「……初めまして、佐藤湊です。……娘さんと、その、不適切な関係ではなく、極めて誠実かつ法的に許容される範囲内で、親睦を深めさせていただいております!」
俺の口から出たのは、図書委員で培った語彙力とパニックが融合した、意味不明な自己紹介だった。
「……座れ。佐藤くん」
重低音。地響きのような声に、俺は脊髄反射でソファの端に、針のむしろに座るような心地で着席した。
そこから始まったのは、まさに「圧迫面接」という名の地獄だった。
学業の成績、将来の展望、趣味(流石にオタク趣味は『読書と文化研究』とボカした)、そして「結衣のどこに惹かれたのか」。
「……結衣さんの、その……自分を偽らず、真っ直ぐに他者と向き合える強さに、僕のような臆病な人間は、何度も救われました。……彼女は、僕にとっての……光なんです」
俺は、震える声で本音を絞り出した。卑屈な自分を隠さず、それでも彼女が大切だという一点だけを、死守するように答えた。
「……ふん。光、か」
健一さんが鼻を鳴らした、その時。
「パパ! 湊くんをいじめちゃダメって言ったでしょ!」
キッチンからお茶を持ってきた結衣が、あろうことか、俺の隣にぴったりと座り、俺の腕を力一杯抱きしめた。
「湊くんはね、私の王子様なの! パパが怖い顔するなら、私、湊くんと一緒に家出しちゃうんだから!」
(……結衣さん! やめて! 火に油を注ぐどころか、ガソリンスタンドを丸ごと火薬庫に投げ込むような真似はしないで! パパさんの額の血管が、不吉なリズムで脈動している……!)
娘の「過剰デレ」を目の当たりにした父親の顔は、怒りを通り越して、今にも泣き出しそうな、それでいて俺を呪い殺しそうな、複雑怪奇な表情へと変貌していた。
「……佐藤くん。ちょっと、ベランダへ来い」
「……っ。……はい。覚悟はできています。僕の遺骨は、せめて図書室の隅に散骨してください」
結衣の制止を振り切り、俺は健一さんに連れられてベランダへ出た。
夜の風が冷たい。
健一さんは手すりに寄りかかり、遠くの街灯を見つめながら、ぽつりと呟いた。
「……あいつが、あんなに笑うようになったのは、いつからだったか」
「……え?」
「結衣はな、ああ見えて昔から、周りの顔色を伺うところがあった。ギャルみたいな格好をし始めたのも、自分を強く見せるための武装だったんだろう。……だが、君と付き合い始めてから、あいつの笑顔から『迷い』が消えた」
健一さんが、ゆっくりと俺の方を振り向いた。
そこには、ラスボスとしての威厳ではなく、一人の「不器用な父親」としての寂しげな眼差しがあった。
「……正直に言えば、君のことは今でも気に食わん。娘を奪い去る小僧など、全員敵だ。……だが、娘があれほどまでに、恥ずかしげもなく自分の『愛』を叫べるようになったのは……間違いなく、君のせいだ」
健一さんの大きな手が、俺の肩に置かれた。
骨が軋むような力強さ。それは、脅しではなく、「託す」という重みだった。
「佐藤くん。……もし、結衣を泣かせるようなことがあれば。その時は、地球の裏側まで追い詰めて、文字通り僕の手で処分する。……分かっているな?」
(……結論。これは脅しではない。逃げ場のない『愛の終身契約』への強制署名だ。僕は今日、法的な死を免れる代わりに、瀬戸結衣という名の深淵に一生を捧げる契約を交わしてしまったんだ!)
「……はい。僕の命が尽きるまで、彼女の笑顔の『光量』が落ちないよう、全力で反射板(レフばん)を務めさせていただきます!」
俺の決死の回答に、健一さんは少しだけ口角を上げ、「……変な奴だ」と小さく笑った。
リビングに戻ると、結衣が「パパと何を話したの!?」と必死に問い詰めてきたが、俺と健一さんは「男の約束だ」と、初めて意見を一致させた。
夕食までご馳走になり、帰り際。
玄関先で、結衣が俺の襟元を掴んで、クイッと自分の方へ引き寄せた。
「……パパも、湊くんのこと認めてくれたみたいだね」
「……ええ。お陰様で、僕の生存権が、瀬戸家という名の領土内で正式に承認されました」
「じゃあ、これは私からの……お礼と、これからの『誓い』。……はい」
チュ、と。
柔らかな感触が、俺の右頬に残された。
(………………っ!!)
「……っ!? ゆ、ゆゆゆ、結衣さん! 玄関! 扉の向こうにはパパさんが、ショットガンを構えた状態で待機している可能性があるんですよ!? この行為は僕を蜂の巣にするための誘導尋問ですか!?」
「あはは! 大丈夫だよ、もう家族公認なんだから。……ねえ、湊くん。私、もう、湊くんを誰にも渡さないからね。……死ぬまで、私の隣にいてよね」
結衣はそう言って、今までで一番深く、熱い「独占欲のオーバーキル」な視線を俺にぶつけてきた。
――結論。
結衣のパパはラスボスではなかった。
彼は僕を「身内」という名の牢獄に閉じ込めるための、門番に過ぎなかったのだ。
俺は、頬に残った熱と、肩に残った重みを感じながら、もはやこの世界に、俺の逃げ場が一箇所も残されていないことを悟った。
それは、陰キャにとっての絶望であり――同時に、これ以上ないほどの、甘い、甘い「救済」だった。
一方その頃。
夜の図書室。月明かりだけが差し込む静寂の中で、小鳥遊 栞は一冊の古いアルバムを閉じた。
「……佐藤先輩。ついに、『家族』という名の鎖まで繋がれてしまったんですね。……瀬戸先輩、外堀から埋めるなんて、汚いです」
栞の指が、アルバムの中にあった「幼い頃の湊」の写真を、愛おしそうになぞる。
「……でも、忘れないでくださいね。……根っこ(家庭)から引き抜くのは、私の得意分野なんです。……先輩の過去も、痛みも、全部私が『除菌(クリーニング)』してあげますから」
栞の瞳には、結衣の「陽の独占欲」とは対極に
ある、静かで冷たい「陰の執着」が燃え盛っていた。
陰キャに優しいギャルは実在した。
だが、その背後で、俺の「聖域」を根底から覆そうとする嵐が、確実にその速度を上げていた。
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