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わざと痛く、刻み込むように(三)
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「ああ、んーーーー、くるしぃ」
指を深くまで入れ込まれれば、圧迫感と重たい痛みが下腹部を支配する。
「中はまだやはり狭いですが、こんなもんですかね」
ルドは指を引き抜くと、涙が溢れる私の目がしらにキスを落とした。
指とは違う優しいキスと痛みから解放されたことに安堵し、自分でも力が抜けて行くのが分かる。
「泣いて縋りつく顔も、可愛いですが、その表情もいいですね」
ルドの手が私の頬に触れた。
絡まる視線は、先ほどの仄暗いものではなく、愛されているのではないかと勘違いしてしまいそうになるほど、
ルドは私を愛おしそうに見つめていた。
「ルド様」
「ホントに可愛いよ。アーシエは。でも、ダメだね。ちゃんと僕だけを見て、僕だけの世界で、僕を愛してくれないと。いつも君はそうやって嘘をつくから」
「嘘?」
それはあの、ユイナというヒロインに毒を盛ったことだろうか。
しかし言い方は悪いが、アーシエに固執するルドならばそんなことは関係ないように思えるのだが……。
「そうだよ、嘘。だからちゃんと、お仕置きをしないとね」
言いながら、ルドは自分のズボンをくつろげる。
直視出来ないほど大きく反り返るそれに、一瞬息が止まる。
「アーシエは初めてだし、僕のは少し大きいから痛いだろうけど、そんな恐ろしいモノを見る目で見なくても大丈夫だよ? ちゃんと君の中に全部入るのだからね」
少し大きい?
少しという概念は向こうの世界とこちらの世界では違うものなのだろうかと考えるほど、ルドのそれは大きかった。
慣らされたとはいえ、とても入るとは思えない。
「無理です、そんな……」
「何が無理だと言うんだい? まさか僕とすることが、というわけじゃないよね、アーシエ」
「違うのです。でも、でも、どうか、どうか許してください」
あまりの恐怖から、涙が溢れてくる。
私の瞳にはただルドが映るだけ。
泣けば泣くほど、この瞳に映る者が彼だけであるほど、ルドはうれしそうに微笑んだ。
「なにを許せと? これは初めてのことなんだから。ほら、忘れられないような思い出にしないと、ね」
そんな思い出など、欲しくもない。
そう叫びたくとも、ただ喉の奥がヒューっとなるだけで言葉にすることは出来なかった。
蜜口にルドがその大きなモノを当てる。
ぬちぃーっ、というようないやらしい音が響き渡る。
無理、許して欲しいと懇願しながらも、ぞくぞくとした快楽と期待がこみ上げてきた。
「ルド様」
それを察したのかルドは満足げな表情を見せた後、熱くなったそれを押し当て、そのまま突き刺すように一気に推し進めてきた。
「ぁぁぁああー、やぁぁぁ、いたぃ……っ。痛いよぅ」
咲かれるような激痛が、走る。
しかしどれだけジタバタしても両足を押さえ、中に押し進めようとするルドに抵抗することは出来なかった。
指を深くまで入れ込まれれば、圧迫感と重たい痛みが下腹部を支配する。
「中はまだやはり狭いですが、こんなもんですかね」
ルドは指を引き抜くと、涙が溢れる私の目がしらにキスを落とした。
指とは違う優しいキスと痛みから解放されたことに安堵し、自分でも力が抜けて行くのが分かる。
「泣いて縋りつく顔も、可愛いですが、その表情もいいですね」
ルドの手が私の頬に触れた。
絡まる視線は、先ほどの仄暗いものではなく、愛されているのではないかと勘違いしてしまいそうになるほど、
ルドは私を愛おしそうに見つめていた。
「ルド様」
「ホントに可愛いよ。アーシエは。でも、ダメだね。ちゃんと僕だけを見て、僕だけの世界で、僕を愛してくれないと。いつも君はそうやって嘘をつくから」
「嘘?」
それはあの、ユイナというヒロインに毒を盛ったことだろうか。
しかし言い方は悪いが、アーシエに固執するルドならばそんなことは関係ないように思えるのだが……。
「そうだよ、嘘。だからちゃんと、お仕置きをしないとね」
言いながら、ルドは自分のズボンをくつろげる。
直視出来ないほど大きく反り返るそれに、一瞬息が止まる。
「アーシエは初めてだし、僕のは少し大きいから痛いだろうけど、そんな恐ろしいモノを見る目で見なくても大丈夫だよ? ちゃんと君の中に全部入るのだからね」
少し大きい?
少しという概念は向こうの世界とこちらの世界では違うものなのだろうかと考えるほど、ルドのそれは大きかった。
慣らされたとはいえ、とても入るとは思えない。
「無理です、そんな……」
「何が無理だと言うんだい? まさか僕とすることが、というわけじゃないよね、アーシエ」
「違うのです。でも、でも、どうか、どうか許してください」
あまりの恐怖から、涙が溢れてくる。
私の瞳にはただルドが映るだけ。
泣けば泣くほど、この瞳に映る者が彼だけであるほど、ルドはうれしそうに微笑んだ。
「なにを許せと? これは初めてのことなんだから。ほら、忘れられないような思い出にしないと、ね」
そんな思い出など、欲しくもない。
そう叫びたくとも、ただ喉の奥がヒューっとなるだけで言葉にすることは出来なかった。
蜜口にルドがその大きなモノを当てる。
ぬちぃーっ、というようないやらしい音が響き渡る。
無理、許して欲しいと懇願しながらも、ぞくぞくとした快楽と期待がこみ上げてきた。
「ルド様」
それを察したのかルドは満足げな表情を見せた後、熱くなったそれを押し当て、そのまま突き刺すように一気に推し進めてきた。
「ぁぁぁああー、やぁぁぁ、いたぃ……っ。痛いよぅ」
咲かれるような激痛が、走る。
しかしどれだけジタバタしても両足を押さえ、中に押し進めようとするルドに抵抗することは出来なかった。
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