21 / 41
嫉妬と甘い事情聴取と(三)
しおりを挟む
ルドは私の話に少し考えこむ。
牢屋の中ででも答えたが、私は覚えていないこと。
もしアーシエが生きていたのなら少しは状況は違っていたのかもしれないが、どれも全て憶測だ。
それにアーシエはもういない。
いない人間に聞くことは出来ないのだから……。
そこでふとある可能性を思いつく。
もし家に日記や手紙が残っていれば、アーシエのことを少なくとも今よりは知ることが出来る。
「アーシエ、君は……」
頬に触れたルドの手の上に、こてんと顔を乗せてルドを見た。
アーシエはなぜルドのことを拒んでいたのだろうか。
確かに彼がアーシエのことを、病的なまでに溺愛しているのは分かる。
でもだからといって、一途な溺愛と思えば、避けるほどのことなんて……なくてもよかったのではないか。
それともなにかルドを避けなければいけないような事情があったのかもしれない。
「そんなにぼーっとして、他の男のことでも考えているのかい?」
「ち、違います、そんな。私にはルド様しか」
「その割には、ずっと僕からの求婚に承諾してくれなかったね、君は」
「それは……」
返す言葉が思いつかなかった。
どう返答しようともそれは私の意見であって、アーシエの意見ではないから。
もどかしさから下を向けば、心までが全て下を向いてしまう。
「あの日君は、恋敵であったユイナ令嬢を巻き込んで自殺を図った。自分がお妃候補には選ばれないと、彼女に嫉妬をしたのが原因としてね」
「ん? あれ、それってなにか……おかしく……」
ルドが溺愛し求婚をしていたのがアーシエなら、その見解は絶対におかしい。
そう思って声を上げようとした時ルドが私を引き寄せ、抱きすくめる。
「る、ルド様待って、待ってください」
ルドの考えはすぐわかった。
しかし行為を辞めさせようにも、私の手はまだ縛られたままだ。
身じろぎ反転してベッドから降りようとしたところを、背後から腰をがっつりと掴まれる。
ルドは先ほどイッて蜜を称える蜜口に自分のモノをあてがうと、そのまま一気に中に突き立てた。
「んあぁぁぁ、だめーーーーー」
後ろからとという角度が変わったせいか、いつもよりも深い位置にルドを感じる。
「やぁぁぁ、これ……深っ……いぃの」
――――ぱんぱんぱん
乾いた音がさらに私の欲情を煽っていく。
最奥までルドのそれが達したかと思うと、入口まで引き抜き、また一気に最奥まで突き上げられれば、目の前が白くなるような快楽が押し寄せて来る。
「そんなに後ろからも気に入ったのかい? アーシエ。ぎゅうぎゅうと締め付けられたら、僕もすぐイってしまうよ」
「んぁあぁそんなの……、わか、んなぃ……ですぅ。あっっっああんんん」
一番奥までルドと繋がり一つになっている。
それだけで満たされてしまう。
全てが。
「わかんない? こんなにぐちゃぐちゃになって、自分から腰を振っているのに?」
「んんぁあだって……それ、は……」
「気持ちいいんだろ? アーシエ」
胸を揉みしだかれながら深く強く突かれれば、そこには恥ずかしさや理性などよりも快楽が全てを占めていく。
「きもち……いいんですぅ……」
「気持ち良すぎて、おかしくなりそうかい?」
頭の中をただルドの言葉だけが響き渡たった。
「おかしく、おかしくなっちゃうのぉ。んああぁぁあぁ」
「おかしくなるといいさ。僕だけしか考えられないくらいに」
それはルドの望みでもあり、私の望みでもある。
「アーシエ、アーシエ。君はもう僕だけのモノだ」
ルドのそれが一気に最奥まで突き上げたかと思うと、熱いものが秘部の中を満たしていく。
「ああぁぁぁ、、、」
それを感じながら私も、ルドと共に快楽の海に落ちて行った。
牢屋の中ででも答えたが、私は覚えていないこと。
もしアーシエが生きていたのなら少しは状況は違っていたのかもしれないが、どれも全て憶測だ。
それにアーシエはもういない。
いない人間に聞くことは出来ないのだから……。
そこでふとある可能性を思いつく。
もし家に日記や手紙が残っていれば、アーシエのことを少なくとも今よりは知ることが出来る。
「アーシエ、君は……」
頬に触れたルドの手の上に、こてんと顔を乗せてルドを見た。
アーシエはなぜルドのことを拒んでいたのだろうか。
確かに彼がアーシエのことを、病的なまでに溺愛しているのは分かる。
でもだからといって、一途な溺愛と思えば、避けるほどのことなんて……なくてもよかったのではないか。
それともなにかルドを避けなければいけないような事情があったのかもしれない。
「そんなにぼーっとして、他の男のことでも考えているのかい?」
「ち、違います、そんな。私にはルド様しか」
「その割には、ずっと僕からの求婚に承諾してくれなかったね、君は」
「それは……」
返す言葉が思いつかなかった。
どう返答しようともそれは私の意見であって、アーシエの意見ではないから。
もどかしさから下を向けば、心までが全て下を向いてしまう。
「あの日君は、恋敵であったユイナ令嬢を巻き込んで自殺を図った。自分がお妃候補には選ばれないと、彼女に嫉妬をしたのが原因としてね」
「ん? あれ、それってなにか……おかしく……」
ルドが溺愛し求婚をしていたのがアーシエなら、その見解は絶対におかしい。
そう思って声を上げようとした時ルドが私を引き寄せ、抱きすくめる。
「る、ルド様待って、待ってください」
ルドの考えはすぐわかった。
しかし行為を辞めさせようにも、私の手はまだ縛られたままだ。
身じろぎ反転してベッドから降りようとしたところを、背後から腰をがっつりと掴まれる。
ルドは先ほどイッて蜜を称える蜜口に自分のモノをあてがうと、そのまま一気に中に突き立てた。
「んあぁぁぁ、だめーーーーー」
後ろからとという角度が変わったせいか、いつもよりも深い位置にルドを感じる。
「やぁぁぁ、これ……深っ……いぃの」
――――ぱんぱんぱん
乾いた音がさらに私の欲情を煽っていく。
最奥までルドのそれが達したかと思うと、入口まで引き抜き、また一気に最奥まで突き上げられれば、目の前が白くなるような快楽が押し寄せて来る。
「そんなに後ろからも気に入ったのかい? アーシエ。ぎゅうぎゅうと締め付けられたら、僕もすぐイってしまうよ」
「んぁあぁそんなの……、わか、んなぃ……ですぅ。あっっっああんんん」
一番奥までルドと繋がり一つになっている。
それだけで満たされてしまう。
全てが。
「わかんない? こんなにぐちゃぐちゃになって、自分から腰を振っているのに?」
「んんぁあだって……それ、は……」
「気持ちいいんだろ? アーシエ」
胸を揉みしだかれながら深く強く突かれれば、そこには恥ずかしさや理性などよりも快楽が全てを占めていく。
「きもち……いいんですぅ……」
「気持ち良すぎて、おかしくなりそうかい?」
頭の中をただルドの言葉だけが響き渡たった。
「おかしく、おかしくなっちゃうのぉ。んああぁぁあぁ」
「おかしくなるといいさ。僕だけしか考えられないくらいに」
それはルドの望みでもあり、私の望みでもある。
「アーシエ、アーシエ。君はもう僕だけのモノだ」
ルドのそれが一気に最奥まで突き上げたかと思うと、熱いものが秘部の中を満たしていく。
「ああぁぁぁ、、、」
それを感じながら私も、ルドと共に快楽の海に落ちて行った。
3
あなたにおすすめの小説
婚約破棄された令嬢が記憶を消され、それを望んだ王子は後悔することになりました
kieiku
恋愛
「では、記憶消去の魔法を執行します」
王子に婚約破棄された公爵令嬢は、王子妃教育の知識を消し去るため、10歳以降の記憶を奪われることになった。そして記憶を失い、退行した令嬢の言葉が王子を後悔に突き落とす。
結婚式に結婚相手の不貞が発覚した花嫁は、義父になるはずだった公爵当主と結ばれる
狭山雪菜
恋愛
アリス・マーフィーは、社交界デビューの時にベネット公爵家から結婚の打診を受けた。
しかし、結婚相手は女にだらしないと有名な次期当主で………
こちらの作品は、「小説家になろう」にも掲載してます。
【完結】番としか子供が産まれない世界で
さくらもち
恋愛
番との間にしか子供が産まれない世界に産まれたニーナ。
何故か親から要らない子扱いされる不遇な子供時代に番と言う概念すら知らないまま育った。
そんなニーナが番に出会うまで
4話完結
出会えたところで話は終わってます。
バッドエンド予定の悪役令嬢が溺愛ルートを選んでみたら、お兄様に愛されすぎて脇役から主役になりました
美咲アリス
恋愛
目が覚めたら公爵令嬢だった!?貴族に生まれ変わったのはいいけれど、美形兄に殺されるバッドエンドの悪役令嬢なんて絶対困る!!死にたくないなら冷酷非道な兄のヴィクトルと仲良くしなきゃいけないのにヴィクトルは氷のように冷たい男で⋯⋯。「どうしたらいいの?」果たして私の運命は?
なんども濡れ衣で責められるので、いい加減諦めて崖から身を投げてみた
下菊みこと
恋愛
悪役令嬢の最後の抵抗は吉と出るか凶と出るか。
ご都合主義のハッピーエンドのSSです。
でも周りは全くハッピーじゃないです。
小説家になろう様でも投稿しています。
【完結】乙女ゲーム開始前に消える病弱モブ令嬢に転生しました
佐倉穂波
恋愛
転生したルイシャは、自分が若くして死んでしまう乙女ゲームのモブ令嬢で事を知る。
確かに、まともに起き上がることすら困難なこの体は、いつ死んでもおかしくない状態だった。
(そんな……死にたくないっ!)
乙女ゲームの記憶が正しければ、あと数年で死んでしまうルイシャは、「生きる」ために努力することにした。
2023.9.3 投稿分の改稿終了。
2023.9.4 表紙を作ってみました。
2023.9.15 完結。
2023.9.23 後日談を投稿しました。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる