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24.お仕置き…… ※ ③
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縋るような目で見つめると、千颯くんは再び昂り始めた淫刀に避妊具を纏わせ、すぐに蜜壺の中に突き立てた。
「あぁあっ」
「とろっとろ。奥がうねって持っていかれそう」
緩やかな抽送が律動を刻み、浅瀬に引き抜かれる度にギュッと隘路を締め付けてしまう。
「抜かないでって締めるの好きだね」
「知らない……」
「ほらまた」
「もう、ちぃちゃん……ゃあんっ」
千颯くんは私の片足に跨ると、もう片方の脚を大きく開けさせて肘で抱える。恥ずかしくて脚を閉じようとしても、力強い腕がそれを拒む。
「奥の方トントンしてみようか」
グイッと淫刀が最奥に突き立てられ、いつもとは違う感覚にビクッと体を震わせると、奥をグリグリと刺激されてあられもない声が漏れる。
「そろそろ奥でも気持ち良くなるかな」
「やぁあ……んん」
「ダメ?」
千颯くんはさらに奥をいじめるみたいにグリグリ淫刀を押し込んでくる。そして口に含んで湿らせた指を淫芽に押し当て、コリコリと捏ねるように引っ掻きながら刺激し始めた。
「気持ちいい方に集中して」
奥を穿つ淫刀を締め付けながら、前から押し寄せる快楽に腰が跳ねる。
いつもとは違う攻められ方にもどかしくて身を捩ると、逃げるなと言わんばかりに千颯くんの手が腰を押さえつける。
「あぅっ、んん……んっ」
奥をグリグリするのはやめたのか、再び速い抽送が始まって隘路を擦り上げられると、押し潰すように淫芽を捏ねられて、硬い淫刀をギュッと締め付ける。
空気を含んだ水音が立ち、浅瀬まで引き抜かれた淫刀が一気に奥を穿つ。
「ああっ」
角度を変えながら肉襞を擦り上げ、何度も何度も淫刀が隘路を行き来すると、ぷっくりと膨らんだ淫芽を擦られるだけでパンッと快感が弾けた。
「んんっ」
「また達った?」
「ん……やぁ、ダメ……ダメッ」
絶頂の余韻で体の力をコントロールできない中、抽送が一気に速まって激しく中を擦り上げられる。悲鳴みたいな声が出て、突き上げる淫刀を締め付ける。
「そんなに締めたら出ちゃいそう」
「……んっ、あぁ、ちぃちゃぁん」
「可愛い声出さないでよ」
千颯くんは苦笑すると、抽送を一層速めてズンズンと奥を穿つ。
最奥を突かれる度に甘ったるい息を吐き出すと、千颯くんの顔から余裕が薄れていく。
「涼葉、ん……そろそろ出すよ」
「んぅ……ちぃちゃんッ」
「んんっ」
熱っぽい吐息が聞こえた瞬間、奥で爆ぜた熱が、被膜越しにどろりと質量を増していく。
ドクドクと脈打つ淫刀と、千颯くんの恍惚とした表情が、これ以上ないというくらい私を煽る。
全てを吐き出した楔がずるりと引き抜かれると、喪失感で奥の方がギュッと締まる。
「お仕置きじゃなくてご褒美だったね」
千颯くんがクスッと笑って私にキスをする。
そうだった。私が最後までいじめるはずだったのに、結局は抱かれることを望んでしまった。
「まだイライラしてる?」
「割とどうでも良くなった」
ケロッとして答えると、よほど可笑しかったのか、千颯くんは肩を揺らしてお腹を抱える。
「スズのそういうところも俺は好きだよ」
「バカにしてるでしょ」
「してないよ」
「んんっ」
覆い被さってきた千颯くんに乳首を食まれて小さく喘ぐ。口には出さないけれど、このまま延長戦になるのだろう。
汗ばんだ肌に吸い付くように胸元を弄ばれると、妖艶な笑みを浮かべる上目遣いの千颯くんと目が合った。
「あぁあっ」
「とろっとろ。奥がうねって持っていかれそう」
緩やかな抽送が律動を刻み、浅瀬に引き抜かれる度にギュッと隘路を締め付けてしまう。
「抜かないでって締めるの好きだね」
「知らない……」
「ほらまた」
「もう、ちぃちゃん……ゃあんっ」
千颯くんは私の片足に跨ると、もう片方の脚を大きく開けさせて肘で抱える。恥ずかしくて脚を閉じようとしても、力強い腕がそれを拒む。
「奥の方トントンしてみようか」
グイッと淫刀が最奥に突き立てられ、いつもとは違う感覚にビクッと体を震わせると、奥をグリグリと刺激されてあられもない声が漏れる。
「そろそろ奥でも気持ち良くなるかな」
「やぁあ……んん」
「ダメ?」
千颯くんはさらに奥をいじめるみたいにグリグリ淫刀を押し込んでくる。そして口に含んで湿らせた指を淫芽に押し当て、コリコリと捏ねるように引っ掻きながら刺激し始めた。
「気持ちいい方に集中して」
奥を穿つ淫刀を締め付けながら、前から押し寄せる快楽に腰が跳ねる。
いつもとは違う攻められ方にもどかしくて身を捩ると、逃げるなと言わんばかりに千颯くんの手が腰を押さえつける。
「あぅっ、んん……んっ」
奥をグリグリするのはやめたのか、再び速い抽送が始まって隘路を擦り上げられると、押し潰すように淫芽を捏ねられて、硬い淫刀をギュッと締め付ける。
空気を含んだ水音が立ち、浅瀬まで引き抜かれた淫刀が一気に奥を穿つ。
「ああっ」
角度を変えながら肉襞を擦り上げ、何度も何度も淫刀が隘路を行き来すると、ぷっくりと膨らんだ淫芽を擦られるだけでパンッと快感が弾けた。
「んんっ」
「また達った?」
「ん……やぁ、ダメ……ダメッ」
絶頂の余韻で体の力をコントロールできない中、抽送が一気に速まって激しく中を擦り上げられる。悲鳴みたいな声が出て、突き上げる淫刀を締め付ける。
「そんなに締めたら出ちゃいそう」
「……んっ、あぁ、ちぃちゃぁん」
「可愛い声出さないでよ」
千颯くんは苦笑すると、抽送を一層速めてズンズンと奥を穿つ。
最奥を突かれる度に甘ったるい息を吐き出すと、千颯くんの顔から余裕が薄れていく。
「涼葉、ん……そろそろ出すよ」
「んぅ……ちぃちゃんッ」
「んんっ」
熱っぽい吐息が聞こえた瞬間、奥で爆ぜた熱が、被膜越しにどろりと質量を増していく。
ドクドクと脈打つ淫刀と、千颯くんの恍惚とした表情が、これ以上ないというくらい私を煽る。
全てを吐き出した楔がずるりと引き抜かれると、喪失感で奥の方がギュッと締まる。
「お仕置きじゃなくてご褒美だったね」
千颯くんがクスッと笑って私にキスをする。
そうだった。私が最後までいじめるはずだったのに、結局は抱かれることを望んでしまった。
「まだイライラしてる?」
「割とどうでも良くなった」
ケロッとして答えると、よほど可笑しかったのか、千颯くんは肩を揺らしてお腹を抱える。
「スズのそういうところも俺は好きだよ」
「バカにしてるでしょ」
「してないよ」
「んんっ」
覆い被さってきた千颯くんに乳首を食まれて小さく喘ぐ。口には出さないけれど、このまま延長戦になるのだろう。
汗ばんだ肌に吸い付くように胸元を弄ばれると、妖艶な笑みを浮かべる上目遣いの千颯くんと目が合った。
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