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16.初めての夜③ ※
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「慶弥さんっ、ヤッ……ちょっと、本当にダメ」
「またイっちゃいそう?」
「フッ……ぅう」
再び額を合わせて目を見つめられると、もうこれ以上は無理だと懇願するように静かに頷く。
「もう。なんでそんなに可愛いかな」
慶弥さんはそう呟いてキスをすると、ずるりと指を引き抜き、硬く勃起した屹立の尖端で肉珠を擦り上げる。
「アァアッ。そこばっかりダメぇ」
「じゃあどこにする」
「どうしても、言うの?」
「なに。それ可愛すぎ」
ひんやりと濡れた鈴口が蜜口にあてがわれ、鋒を咥え込む度に、蜜壺がぬちゃぬちゃと淫靡な水音を立てる。
「このまま挿れたいけど、ちゃんと着けようね」
「ん」
「ああ、もう。なんでそんなに可愛いかな。このまま種付けしてやりたくなる」
「ダメ……、好きだから、今はダメ」
「分かってるよ。じゃあ瑞穂が着けてよ」
「そんなのしたことないよ」
「俺もしてもらったことなんてないよ。それともこのまま挿れていいの?」
「やっ、本当にダメだってば」
「嘘だよ。ちょっと待ってね」
慶弥さんはようやく起き上がると、枕元に置いたパッケージを手に取って、怒張した屹立に避妊具をゆっくりと着ける。
「これ欲しい?」
そして私のお腹の上に跨ると、顔の前で太くて逞しい屹立の根元を押さえて僅かに揺らす。
その昂りを見せつけられるだけで、ごくりと喉が鳴るほど私の体は既に飢えていて、小さく頷いて返事すると、慶弥さんは楽しそうね笑みを浮かべてキスをしてくる。
「猫みたい。喉鳴ってるよ」
キスをしながら揶揄うように呟いて、手で支えた屹立を一気に奥まで突き立てた。
「あぁあっ。ヤッ……」
「痛い?」
「大丈夫」
奥がジンジンして、窮屈な隘路を無理にこじ開けられたような鈍い痛みはあるものの、待ち望んでいた快感に腰が揺れ、慶弥さんの背中に回した腕に力がこもる。
そしてゆっくりした動きで抽送が始まると、ぐじゅっと泡立つ音に、どうしたって羞恥を煽ららてしまう。
「可愛い。凄い可愛いね」
「さっきから、ジッと見すぎ。……ンンッ」
「いいじゃないか。減らないし」
「観察しないでって、言って……るのっ」
「だってほら、奥から抜こうとするとキュって締まる」
「ヤッ、ダ……、そんな、こと……アァンッ」
律動を刻む腰の動きと同じタイミングで喘ぐように息が漏れる。
「ほら」
「そん……分かん、ないよ」
「だって搾り取るみたいにキュンキュン締めてくるよ」
そう言いながら抽送を速めると、ぱちゅんと打ち付けるような音が加わって、耳からも官能的な刺激が押し寄せる。
「瑞穂。可愛いね、瑞穂」
「それ口癖なの」
「思ったこと言ってるだけ」
キスの合間に余裕たっぷりに答えたクセに、私が意図して隘路を締め上げると、苦悶したように眉を寄せてから色っぽく笑みを浮かべる。
「やったな? もう遠慮しないから」
「え、……ヤァッ、アッ、アァアッ」
一層激しくなる抽送が細かい律動を刻むと、体を起こして私を見下ろす慶弥さんが、前髪を掻き上げて舌舐めずりする。
「おっぱい、めちゃくちゃ揺れてるし。エロい」
体を屈めて乳房にしゃぶりつくと、更に抽送を速くした慶弥さんの淫刀で隘路の肉襞が擦られ、この人と一緒に果てることが出来たらいいのにと、無意識に膣を締め付ける。
「んっ。瑞穂、そろそろ出していい?」
「凄く気持ちいい、アンッ、ア、奥でイッて」
「……本当に、悪い子だね」
頬をつねられたと思ったら、最奥を穿つように下から何度も突き上げられ、甘ったるい息が漏れる唇を情熱的なキスに塞がれる。
「ンフッ、ウッ」
繰り返される激しい抽送に、何度も指先で弄られて敏感になった箇所が擦れて、いよいよ悲鳴みたいな嬌声が漏れる。
「またイっちゃいそう?」
「フッ……ぅう」
再び額を合わせて目を見つめられると、もうこれ以上は無理だと懇願するように静かに頷く。
「もう。なんでそんなに可愛いかな」
慶弥さんはそう呟いてキスをすると、ずるりと指を引き抜き、硬く勃起した屹立の尖端で肉珠を擦り上げる。
「アァアッ。そこばっかりダメぇ」
「じゃあどこにする」
「どうしても、言うの?」
「なに。それ可愛すぎ」
ひんやりと濡れた鈴口が蜜口にあてがわれ、鋒を咥え込む度に、蜜壺がぬちゃぬちゃと淫靡な水音を立てる。
「このまま挿れたいけど、ちゃんと着けようね」
「ん」
「ああ、もう。なんでそんなに可愛いかな。このまま種付けしてやりたくなる」
「ダメ……、好きだから、今はダメ」
「分かってるよ。じゃあ瑞穂が着けてよ」
「そんなのしたことないよ」
「俺もしてもらったことなんてないよ。それともこのまま挿れていいの?」
「やっ、本当にダメだってば」
「嘘だよ。ちょっと待ってね」
慶弥さんはようやく起き上がると、枕元に置いたパッケージを手に取って、怒張した屹立に避妊具をゆっくりと着ける。
「これ欲しい?」
そして私のお腹の上に跨ると、顔の前で太くて逞しい屹立の根元を押さえて僅かに揺らす。
その昂りを見せつけられるだけで、ごくりと喉が鳴るほど私の体は既に飢えていて、小さく頷いて返事すると、慶弥さんは楽しそうね笑みを浮かべてキスをしてくる。
「猫みたい。喉鳴ってるよ」
キスをしながら揶揄うように呟いて、手で支えた屹立を一気に奥まで突き立てた。
「あぁあっ。ヤッ……」
「痛い?」
「大丈夫」
奥がジンジンして、窮屈な隘路を無理にこじ開けられたような鈍い痛みはあるものの、待ち望んでいた快感に腰が揺れ、慶弥さんの背中に回した腕に力がこもる。
そしてゆっくりした動きで抽送が始まると、ぐじゅっと泡立つ音に、どうしたって羞恥を煽ららてしまう。
「可愛い。凄い可愛いね」
「さっきから、ジッと見すぎ。……ンンッ」
「いいじゃないか。減らないし」
「観察しないでって、言って……るのっ」
「だってほら、奥から抜こうとするとキュって締まる」
「ヤッ、ダ……、そんな、こと……アァンッ」
律動を刻む腰の動きと同じタイミングで喘ぐように息が漏れる。
「ほら」
「そん……分かん、ないよ」
「だって搾り取るみたいにキュンキュン締めてくるよ」
そう言いながら抽送を速めると、ぱちゅんと打ち付けるような音が加わって、耳からも官能的な刺激が押し寄せる。
「瑞穂。可愛いね、瑞穂」
「それ口癖なの」
「思ったこと言ってるだけ」
キスの合間に余裕たっぷりに答えたクセに、私が意図して隘路を締め上げると、苦悶したように眉を寄せてから色っぽく笑みを浮かべる。
「やったな? もう遠慮しないから」
「え、……ヤァッ、アッ、アァアッ」
一層激しくなる抽送が細かい律動を刻むと、体を起こして私を見下ろす慶弥さんが、前髪を掻き上げて舌舐めずりする。
「おっぱい、めちゃくちゃ揺れてるし。エロい」
体を屈めて乳房にしゃぶりつくと、更に抽送を速くした慶弥さんの淫刀で隘路の肉襞が擦られ、この人と一緒に果てることが出来たらいいのにと、無意識に膣を締め付ける。
「んっ。瑞穂、そろそろ出していい?」
「凄く気持ちいい、アンッ、ア、奥でイッて」
「……本当に、悪い子だね」
頬をつねられたと思ったら、最奥を穿つように下から何度も突き上げられ、甘ったるい息が漏れる唇を情熱的なキスに塞がれる。
「ンフッ、ウッ」
繰り返される激しい抽送に、何度も指先で弄られて敏感になった箇所が擦れて、いよいよ悲鳴みたいな嬌声が漏れる。
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