氷の王子様と微笑みの男装令嬢

芯夜

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第三章 王立学院中等部二年生

165 アシェルを甘えさせたい② ※

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※媚薬香で蕩けたアシェルとアークエイドがイチャイチャする話。

********


Side:アシェル13歳 夏



まるで霧が出たかのように白く霞む部屋の中で、アシェルは熱を持つ身体を持て余していた。

レポート用紙には、既にアシェルが感じた所感や改善点などをメモしてしまった。
時計を見ていないので正確な時間は分からないが、もうかなり時間が経っているのではないだろうか。

普通ならここで部屋の換気をして、魔力を総動員して解毒するのだが、アークエイドは香を焚いた部屋でアシェルとイチャつきたいと言っていた。

換気をすることも、解毒をすることも叶わず、ただひたすらに火照る身体の疼きを我慢する。

「もっと煙の出る量、抑えないとな。」

既にメモした改善点を口に出し気を紛らわせるが、じくじくと疼くような熱は気を反らそうとすればするほど、刺激が欲しいと訴えてくる。

一人でする趣味などないのに、胸や秘部に手を伸ばしたくなってしまう。

それを我慢するために、体育座りでぎゅっと身体を抱きしめる。

それだけでも肌が触れれば気持ち良いのだが、もっと敏感な部分に手を出してしまったら止まれる自信が無かった。
それくらい、効き始めたこの媚薬香も凶悪だ。

どれくらいそうやって、快楽への渇望を我慢していたのか分からない。

だが部屋の空気の流れで、ようやくアークエイドがやってきたことを知る。

「……あーくぅ……おそい……。」

アシェルの甘えを含んだ声色に、近づいてきたアークエイドが笑う姿が眼に入る。

「凄い煙の量だな。それに、かなり我慢したのか?」

クスリと薄い唇が弧を描き、長い指が自身の身体を包む腕を撫でる。

それだけで大きな快感がゾクゾクと背中を駆け抜ける。

「んんっぅ!がまん、したからっ。早くシよ?もぅ、我慢するのつらいの。」

入口からはアシェルの表情は見えなかったが、近づけば真っ赤に熟れた頬に、普段は強気に見える瞳は潤んでいて、アークエイドの嗜虐心を煽る。

熱くてボタンを外したのだろう。
首元からピンクに染まった白肌が見えている。

相変わらずアシェルの作る薬は極悪なようで、部屋に入ったばかりのアークエイドの身体もポカポカと熱を持ち出す。

トンっとアークエイドがアシェルの身体を押してやれば、簡単にアシェルは寝転がる。

その身体に覆いかぶさったアークエイドは、アシェルの頬にキスを落とす。
それだけでアシェルは、びくっと身体を揺らした。

「やだぁ……焦らさないでっ。いっぱい待ったからぁ。」

アシェル自身の口から出たとは思えないほど甘ったるい声だが、そんなことに構っていられない。

アークエイドが来たのなら、早くこの身体の疼きと熱をどうにかしてほしかった。

黒曜石のような絹糸がさらりと落ちてきて、アシェルの肌に刺激を与える。

でもアークエイドは、アシェルを見下ろしてキスをしたあとは、触れてこようとしない。

いつもなら止めてもアシェルにたっぷりと刺激を与えてくるのに。

「あーく?シたくないの……?」

一応媚薬香は焚いているが、アークエイドにはまだ効いていないのだろう。
いくらアシェル特製でも、やはり薬状や摂取方法で時間がかかるのは仕方ないことだ。

その気にさせれば刺激を与えてくれるかと、アークエイドの下半身に伸ばした腕が掴まれる。

その自分ではない肌との触れ合いも、電気のような甘い痺れが身体を襲った。

「っぅ!ねぇ、あーく……はやくシよ……?もぅ、我慢するのいやなの。」

もどかしい思いに、涙が溢れそうになる。

どうして熱の籠った眼をしているのに、アシェルに手を出してくれないのだろうか。

「自分ではシないのか?」

ようやく口を開いたと思ったら、今のアシェルには、アークエイドが手出しをする気がないと聞こえてしまう。

「自分でするのはいやなの。あーくにシてほしいのっ。」

「シたことは?」

「ない……ねぇ、あーくぅ……。」

アークエイドの手が、アシェルの左手を掴んだまま移動する。

「んぅっ!やだっ、それやだぁ…っぅ……ふぁっ……。」

アークエイドの手ではなく、アシェルの手が自分の膨らみを撫でるように動かされる。

確かに刺激は欲しかったが、アークエイドの手でシて欲しいのだ。
断じて、アシェルが一人で楽しみたいわけではない。

それなのにようやく待ち望んだ快楽を得られた身体は、アシェルの意に反して自身の胸を揉みしだく。
そして既に固くなっている先端を掠める度に、身体に心地よい痺れが駆け巡る。

「本当に嫌なのか?気持ちよさそうに、自分で胸を揉んでるが。」

「……ゃぁ…んっ……いわない、でぇっ……。やなのにぃ、とまんなっ、んっう……。」

待ち望んでいた快楽を与えられて、一層下半身が疼く。

もじもじと股をすり合わせていると、今度はアシェルの右手が取られ、疼いている下半身へと導かれる。

「あーくっ、それだめっ、やだぁっ。ひゃあん!?」

アシェルの右手が秘部に押し当てられ、強すぎる快楽に身体が大きくのけぞる。
ただ敏感な花芽をぐっと押されただけなのに、それだけで達してしまった。

「あっ、やぁ……やなのにぃ……。」

一度刺激を与えてしまえば、もう手は止まらない。

胸からも秘部からも、アシェル自身の手によって耐え難いほどの快楽がもたらされる。

びくびくと身体を揺らしながら貪欲に快楽を貪ろうとするアシェルを、アークエイドが見ている。
その視線にすら犯されているような錯覚を覚え、余計に指の動きは激しくなっていく。

「んっ、んんぅ……やぁ、またきちゃうっ。あっ、あぁ、だめなのにぃ……。」

湿った布越しにぐにっと花芽を押すように刺激すれば、またアシェルは軽く達してしまう。
それなのにもう手は言うことを聞いてくれなくて、弱いとはいえ達したにも関わらず、まだまだ刺激が欲しいと秘部をなぞり続ける。

「そんなに自分でするのがイイのか?」

クスリと笑いながらアークエイドの囁く声が、熱と快楽に浮かされた耳に届く。

「イイのっ、すごいのっ。ふわふわしてて、こんなのおかしくなっちゃうっ。」

「待ったかいがあったな……。アシェは“淫乱”だから、何度イっても手は止めないんだな。」

「ちがぅ……いんらんじゃないっ。でも、指止まんないのっ。きもちぃの……っ!」

扇情的なアシェルを襲いたい衝動をぐっと抑えて、アークエイドはズボンが脱ぎやすいようにボタンやチャックをおろしてやる。
それからズボンだけ脱がしにかかれば、脱がしやすいようにアシェルが腰を上げた。

それをアークエイドがようやくヤる気になったと思ったのか、一瞬蕩けた瞳に期待が満ちたが、すぐに悲しそうに眉根を下げた。

「なんでぇ……。」

「ズボンが邪魔だろ。くくっ、やっぱり媚薬を使えば、びしょびしょに濡れるんだな。自分で触ってるんだ。分かるだろ?」

「えっちなこといわないでぇ……、っふ……ぅ……んんぅ……。」

パンティだけになった秘部は、アシェルの指の刺激をさらに求めている。
ぐっちょりと湿り気を帯びた薄布の上から刺激をしているが、先程からずっと、中が疼いているのだ。

欲望に負けて邪魔な布をずらし中指を押し込めば、ぐちゅりと淫靡な音と共にあっさりと飲み込まれてしまう。

胸への刺激はそっちのけで中指を抽送するが、こんなにも疼いているのに、期待しているほどの強い快楽はやってこない。

「あーくぅ……っぅ……だめなの……これぇ、イけないのぉ……。」

「イかなくても気持ち良いんだろ?アシェのえろい喘ぎ声が可愛いぞ。良い眺めだ。」

何故アークエイドは、アシェルに手を出してくれないのだろうか。

まさか本当に放置プレイをする気だったのか。
言葉攻めと視姦など何処で覚えたのか、頭の片隅で思うも、アシェルの思考の大部分は、とにかく強い快楽を求めている。

「きもちぃけど、っぅ。これちがうの……もっとほしいの。んっ……。」

中指だけでは物足りなくて、人差し指も増やして自分の中をかき混ぜる。

気持ち良いのにやはり刺激は足りなくて、早くアークエイドの長い指でアシェルの良いところを刺激してほしいと思う。

「ナニが欲しいんだ?」

「あーくにシてほしいのっ。じぶんじゃいやぁ……んぅ……。コレじゃ無いの……。」

「されるより、シてあげたい方なんじゃなかったのか?」

「……いじわる、いわないでぇ……。あーくがほしいのっ。」

涙で瞳を潤ませながら懇願するアシェルに、アークエイドは今すぐ襲ってめちゃくちゃにしたい衝動を抑え込む。

「じゃあ、この前みたいに騎乗位でヤるか?ソレなら俺のモノを咥えたまま、アシェが好きなように動けるだろ。」

熱の籠った瞳のアークエイドはあくまでも動く気は無いようで、さっさと全裸になり横たわった。

もう待てないとばかりにアークエイドの下半身に跨り、大きくて硬いソレに腰を落とす。

アークエイドの熱いものがアシェルの中に侵入してくるだけでも、耐え難い快楽に襲われる。

「ああぁぁ!?やらぁ、すごいっ。指とっ、全然ちがうのっ。ふぁっ、んんぅ!」

挿れただけで大きな快楽の波に吞まれるが、身体はもっと快楽を欲しがっている。

アークエイドの反応を伺うのも忘れて、アシェルは一生懸命腰を揺らしながら、良い場所を探す。

確かにそこはアークエイドがいつも刺激してくれる場所だと思うのに、媚薬の力を借りてすら、そうではないと貪る快楽が訴えている。

「きもちぃのにぃ……っ、なんでぇ……。」

「どうしたんだ?アシェの好きなように動いて良いんだぞ。アシェと繋がってるところが丸見えだ。」

「っ!やぁ、言わないでっ。きもちぃのにっちがうのぉ……あーくぅ……。」

ぐりぐりと腰を押し付けても、気持ち良いのにイける気配はない。

豊かな胸を揺らしながら、どこか蕩けきれてないアシェルが、一心不乱に自身の肉棒を貪っている。

すぐにでも押し倒して、ぐちゅぐちゅのアシェルの中を思うがままに貪ってしまいたい。
理性を溶かしてしまいそうな媚薬香の効果に必死に抗っているが、アークエイドが動いてしまわないように注意する。

恐らくだが、アシェルは自分がシてあげる側では上手く快楽を得られないのだろう。

ディープキスをしたり首筋を攻めた方が、アシェルはよがるのだ。
中のアシェルが好きなポイントも、アシェルが蕩けきっているから、いつもあんなにイき狂っているのだと思う。

それを理解すれば大人しく身体を預けてくれるようになるのでは無いかと思うのだが、アシェルがイけないのに、アークエイドの方が先に果ててしまいそうだ。

騎乗位で挿れた経験は無いと言っていたのに、何故こんなに巧みに動くのか。

「あーくぅ、これやだぁ……いつもみたいにシて……。きもちぃのに、イけないのっ。あーくにしてほしぃ……。」

あまりにも思い通りの快楽が得られず、アメジスト色の瞳から涙が溢れる。

媚薬で身体は疼いて仕方ないのに、意識が飛びそうなほどの快楽にまで至らないのだ。

色々な動きを試してみたが、もうどうすれば望む快楽を得られるのかが分からない。

アシェルの瞳から伝う涙に、少しだけアークエイドが驚いた表情をする。

何故あんなに熱っぽく気持ちよさそうな瞳の色なのに、アークエイドは動いてもくれなければ、吐精する気配もないのか。

いや、無くは無いのだが、アークエイドが我慢でもしているのだろうか。それとも、アシェルの騎乗位は下手だっただろうか。

「ぼくがへただから、動いてくれないの?」

涙で歪む視界に、アークエイドが繋がったまま起き上がるのが見える。

「泣くほどもどかしいのか。」

ちゅっと涙を吸うように頬に口付けられ、そのようやくアークエイドからもたらされた刺激に、ビクッと身体が跳ねる。

「あーくがシてくれるのはっきもちいぃのに、自分でシたらちがうの……。……なんでぇ……イきたいのに、イけないよぉ……。」

ぐずぐずと涙を溢し始めるアシェルに、アークエイドが困ったような表情をする。

「悪かった。少し意地悪しすぎたな。まさか泣くとは……。アシェ。俺は多分、アシェがイけない理由が分かる。」

「ほんと……?どぅしたらきもちぃのいっぱいになる?」

「アシェはいつも嫌がるが、挿れてるより、首や耳を攻められた方が気持ち良いんだろ?それに、キスで口の中を犯されるのが好きだろ。違うか?」

確かにどちらも、いつもゾクゾクと背中を駆け上がるような快感がある。
だがアークエイドとシている時は、中イキだってしていたはずだ。

「くくっ、その表情は半信半疑ってところだな。アシェの腰使いは上手いぞ。何度も果てそうになった。このまま俺が動いてもイけなくはないだろうが、いつもより弱いと思うぞ?」

「そう……なの?……首とか、キスとか……ぞくぞくってなるの……。でも、ふわふわになりすぎちゃう……。」

「いくらでもなれば良いだろ?試しに首も口も攻めずに動いてみるか?正直なところ、こうしてるだけでも、アシェの中がぎゅうぎゅう締め付けてきてるんだ。動かないまま俺だけ果てる訳にもいかないしな。それでダメだったら、今度から大人しく俺にさせてくれ。そうすれば、いくらでもアシェのことを気持ち良くさせてやるから。」

「ほんと?きもちよくなりたい……あーくがいつもいっぱいシてくれるから、一回だけイっても満足できないの……我儘な身体になっちゃった……。あーくがシてくれるの好き……ねぇ、おかしくなるくらいめちゃくちゃにして。あーくのでお腹いっぱいにして……?」

対面座位で繋がっているアシェルが濡れた瞳を潤ませたまま、アークエイドにしなだれかかってくる。
嗜虐心を煽る表情をしたアシェルの上目遣いも、いつものように男を煽る言葉も、破壊力が尋常じゃない。

寝不足の翌日の寝起きや媚薬を使えば素直に言葉を口にするのに、これが普段からじゃないのが少し残念に思う。
普段から二人っきりの時だけでもこんな風に甘えた仕草と声を出してくれたら、いくらでも甘やかして蕩けさせてやるのに。

「っ。相変わらずそういうセリフを……。動くから首持ってろ。アシェがイけないと思ったらキスしてくれ。いつものように攻めるから。」

言うが早いか、アシェルの膝下に腕が入り、アークエイドのモノがぐんっと奥に突き入ってくる。

「ひゃぁん!?あんっ、んぅっ、奥いいのっ、きもちぃ。」

ぎゅっとアークエイドの首にしがみついたアシェルは、自分でするのとは全然違う快楽に、そのまま身を委ねる。

やっぱり、アークエイドがいつもシてくれる良いところには当たっていたのだ。
でも、何故こんなにも快感の度合いが違うのか。

快楽で蕩けきりそうな頭でぼんやり考えながら、アシェルの中で暴れるアークエイドを味わう。

だが、いつもと同じようにしてもらっているはずなのに、頭が真っ白になりそうな快楽は得られなかった。

とても気持ちが良いのに、どこか物足りない。

何度か絶頂は訪れているのだが、どれも弱いもので、アシェルが望むほど大きな波はやってこない。

「っ、アシェ。すまない……先に一度出すな。」

一言断りが入って、ぐっと奥へと押し込まれたお腹の中で、アークエイドがどくどくと脈打った。
その刺激が、お腹を満たす熱が、アシェルに大きな波を運んでくる。

「~~っ!!」

アークエイドがイったのに合わせて、アシェルが音にならない嬌声を上げ、ビクビクっと身体を跳ねさせた。

「犯されてる時よりも、中に出された方が良いんだな。そんなに子種は美味いか?」

ギラギラとした熱をもったサファイアブルーの瞳が、まだまだ足りないと訴えている。

「あーくの……おいしぃ……、お腹あついの。もっと、もっとほしい……。我儘言ったら、きらいになる……?」

ぼうっと蕩けた表情が少しだけ不安そうになる。
だが好きな女性が自分の子種を求めていて、どう受け取れば我儘になるのか。
嫌だと言ってもたっぷりと満たしてやりたいのに。

「なるわけないだろ。それに我儘じゃない。それは可愛いおねだりだ。」

「良かったぁ……。あーくぅ……もっとして?」

アシェルの顔が近づいてきて、二人の唇が重なる。

それでもアシェルからは入ってこず、アークエイドが舌を押し込めばすんなり受け容れられた。
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