VRMMOでスナイパーやってます

nanaさん

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ハンティングハンティング

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1/7依頼を遂行する場所を載せました

ーーーーーーーーーーーーーーーー

「こんにちは それともこんばんは? 今回も相変わらず標的を狙撃するだけの配信だよ」

『こんちゃ~』
『よっ!待ってました!』
『見てて普通に勉強になるから助かる』
『こんです!』

私のつまらない配信を見てくれる貴重なリスナーの人に挨拶しつつ目標の元へ向かう

『毎度思うけど配信主が使ってる道具って何気に高性能だよなぁ』
『それ』
『私も1つ欲しい...』
『だけど高ぇんだろうなあ』
『そんなの買えるお金貯めてない...』

そんなに高い物なのかな?これ

「今回の目標は主に4つ 1つ目 アースドレイク 2つ目 ワイバーンの 3つ目 トロール 4つ目 スターレイトトレント」

場所は最初の街の北東の奥にある森

『???????』
『いや群れて』
『平然と行ってるけど2つ目と4つ目に関しては多分レイド組むレベルだよ?』
『いつも通りだぁ』

「お金が沢山手に入りますからね」

『えぇ...』
『目的が金ってのがまた欲望に忠実で..』
『こ れ は 酷 い』
『モンスター達逃げてー!!逃げてー!!!』

「それではまずはアースドレイクから..丁度そこに居るね」

ということでスナイパーライフルを構える

『手綺麗だなおい』
『そりゃゲーム内だし...』
『思った以上にちっちゃいんだよな 幼女とまで行かずとも...』
『詮索はダメよ』
『すんません!』

アースドレイクはのんびり寝ている

起きたら凶暴だからギャップが激しい

「ああいうのがギャップ萌え..でしょうか」

『??????』
『アースドレイクにギャップ萌え感じる人初めて見た』
『いやそうはならんやろ』
『なっとるやろがい!!』

そのまま頭に照準を合わせ タン!と静かに音を立てて頭を撃ち抜く

「簡単なお仕事でしたね」

『いやいやいやいや!!?』
『普通はパーティ組んで連携取りながらチクチクダメージ与えて倒すんだよなぁ』
『おやつ感覚で倒されるアースドレイクさんに涙』
『感覚がズレとる...』

「それじゃあ次の目標です ワイバーンの群れの所に向かいましょう」

『片手間にやられたアースドレイクさん...』
『冒険者ランクで言う銀級は必要なアースドレイクさん...』
『痛みも感じず死んだのはある意味幸福だったのかもしれない』
『黙祷...』




「さて...ワイバーンの群れをやっていきます」

『そのやっていきます 殺の方じゃない?』
『ふっつうに50匹くらい居る気がするんですがそれは』
『1人で10体どころじゃねぇ...』
『虐殺ショーの始まりかぁ』

「まずは端のワイバーンから」

タン!と静かに音を立てて群れの端のワイバーンが撃ち抜かれ地に堕ちる

そこからはただの処理

私の位置が分からないワイバーン達は混乱するだけで攻撃が出来ない

だから的確に撃ち抜いて行く

逃げようとしたやつから真っ先に殺る

1匹も逃さない

『ひぇぇ...』
『お金の為に虐殺されるワイバーンさん達...』
『まぁでも彼奴ら山通る時とかめちゃくちゃ邪魔してくるし精々するぜ!!』
『可哀想 でもそれ以上に快感』

そして最後の一匹が堕ちる

「終わりですね 死体を回収して次に行きましょう」

『もうお腹いっぱいなんだが?』
『わんこそばかよ』
『わんこじゃねぇよこれ二郎系だよもう』
『二郎系そば...ッテコトォ!?』

そのまままたワイヤーを駆使して移動する

『立○起動装置じゃん』
『この後丁度相手トロールだ』
『だが剣ではなく銃だ...』
『また簡単に殺されると考えると涙が止まらない』

「..居ました 図体がデカいので簡単に見つかる」

どうせならとワイヤーをトロールの頭を貫通するように放つ

『え』
『??????』
『それ木ちゃいますよ!?』
『ぜってぇ痛いやつ』

そのままワイヤーを巻きとって高速で近づき

ブラックナイトウルフにしたようにゼロ距離で

「さようなら」

頭にぶっぱなす

するとトロールの頭は弾け血が周りに飛び散る

あくまでもこれはエフェクトだ だから実際にかかる訳ではない

『うわぁ...』
『今更だけどグロ注意』
『もう事後なんだよ..』
『こ れ は 酷 い』

トロールの素材はあまり求められてないのでそのまま放置して次に向かう

『挙句の果てには素材にあまり価値が無いから放置される始末』
『悲しすぎる』
『殺され方もその後の扱いも雑すぎる』
『これ普通に上位勢も割と苦戦するモンスターってマジ?』

その後は最後の標的

「やはりデカいですね」

『初めて見たけどデカい...』
『確かレアモンスターじゃなかった?』
『そそ 上位勢が血眼になって探してるやつ 凄いバフが付くポーションの材料だとか』
『そりゃ探すわな...』

「ポーションの材料になるんですか なら尚更傷つけずに倒さないとですね」

『一撃で倒すとか言わないでよ?』
『レアモンスターだから普通にエリアボス並に強いからね?』
『少なくとも後衛職が単独で戦う相手では無い』
『私には分かる..此奴はぁ 殺るっていうめをしてるぜぇ...』

*説明しよう!エリアボスとは別の街や国 大陸に行く為に倒さないといけない敵の事だ!

「一撃で仕留める 素材の品質が落ちるから」

『理由よ理由』
『欲望に忠実すぎる』
『レアモンスターの扱い雑すぎる』
『上位勢見たら卒倒しちゃう』

「...奴の弱点はあそこですね」

『?????』
『あそこ...ってどこですか...』
『何が見えてるの..?』
『待て待て待て待て!!?』

「ほら見えるでしょ?あの幹になってる実ですよ」

『本当だ...』
『若干色が違うな...』
『もしかしてクリティカルポイントだったりする?』
『ありそう』

*説明しよう!クリティカルポイントとはボスモンスターやレアモンスターにある大ダメージを与えダウン状態にできる弱点の事だ!

「あれを...もぎ取ります」

『?????』
『普通は撃ち抜くじゃないの...?』
『もぎ取るて 果樹園でよくやってるやつじゃねぇんだから...』
『レアモンスターですらこの扱いである』

「それじゃあやっていきましょう」

そう言い 私はスターレイトトレントの幹に飛び移る

『???????』
『待て待て待て待て』
『平然と飛び移るな』
『何故気づかない...レアモンスターよ...』

スターレイトトレントはまだ気がついてないので弱点まで近づく

するとスターレイトトレントは何か少し違和感を持ったのか周りをキョロキョロ見始めた

『もうちょっとだ!』
『気づけ!じゃなきゃ死ぬぞ!!』
『死ぬぞトレント!!』
『レアモンスターの誇りを見せて!!』

だけど最後まで気づかれなかったみたいだ

「さようなら」

【!!?】

私はスターレイトトレントの弱点をもぎ取る

するとスターレイトトレントは力を失いその場に倒れた


『あの顔よ』
『そりゃそうだわ 知らぬ間に自分の弱点もぎ取られたらなぁ...』
『モンスターにここまで共感出来たの初めてだわ』
『あまりにも扱いが酷すぎる』

「倒せたみたい」

『え』
『え』
『嘘』
『マジかよ』

「どうやら弱点って言うより...心臓に近かったのかも」

『新情報じゃないかそれ...』
『上位勢が知ったら倒れるぞ』
『そりゃ出現確率低いし戦うの面倒だし強いし...』
『金貰えるレベルだよそれ』

「そうなんですか でも今は報酬金の方が重要です」

とりあえず討伐証明になる素材を纏め スターレイトトレントの素材を回収

「それじゃあ今日の配信は終わり いつもよりはアクティブだったかな?」

『そりゃもう本当に...』
『なんか驚きすぎて疲れたわ...』
『本当に飽きないわぁ...』
『モンスターに愛着が湧きました』

「喜んでくれたなら良かった..それにしても今日の配信は...3時間?短いね」

『いやいやいやいや』
『長いんです 十分長いんです』
『いつもが長すぎる』
『10時間とか平気で配信してるからなぁ』

「そう?まぁいいや それじゃあ今日の配信は終わり またね」

『乙』
『乙』
『お疲れ様でしたー』
『おつ~』

そうして私は配信を閉じた
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