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様子見
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ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
次に見に行くのは麗華さん達
後輩と出会ったのは完全な偶然だけど 様子を見るだけだ
会うつもりは無い
近くで買った双眼鏡を使って麗華さん達がいる..家族の家を高台から見ている
麗華さん達の姿は見えない
幸い 張り込み用のあんぱんと牛乳は持ってきてるから問題無い
引き続き様子を見よう
そうして双眼鏡を使って見ていた時
頭の上にぽんと大きい手が置かれる
懐かしい
双眼鏡を外してその手の主を見る
「..久しぶり たいちょー」
普通の男性より大きい体格にピカピカ光るスキンヘッドの頭
そしてニカッと豪快に笑う姿
私が仕事をしていた所の上司である
たいちょー だ
「おう、久しぶりだな んで今は何やってんだ?」
「今度 麗華さん達と会うから様子見」
「...あんぱんと牛乳に双眼鏡を持ってか?」
「うん、レミちゃんが教えてくれた 様子見だったり はりこみ って言うのをする時はあんぱんと牛乳じゃないとダメって」
「あんのアマ...」
そこから たいちょーも様子見をしたいのか双眼鏡とあんぱんと牛乳を持ってきて一緒に麗華さん達の家を見ていた
「...なぁ」
「?」
「流石に退屈過ぎやしねぇか?」
「これくらい普通じゃない?」
「...そういえばお前は元狙撃手だったな...忍耐力がえげつないのを忘れてたぜ」
「そんな狙撃手の力を活かせるあるゲームがあった」
「お、ついにゲームに興味を見出したか」
「本を読むのも良いけどそっちに興味を持ったから始めた ハマっちゃった」
「ゲームは楽しいからな 仕方ねぇ...ま、程々にしとけよ?」
「うん、10時間くらいにしてる」
「待て待て待て待て!!」
「どうしたの?」
「10時間!?そんなやって大丈夫なのか?!」
「うん、仕事をしてた時の訓練は相変わらずしてるから」
「...今は仕事してないのか?」
「株で成功したから働く必要が無い」
「...つくづく思うが..お前さんには驚かされるぜ...」
「たいちょー もゲームやる?」
「ああ、そうだな...近いうちに俺も長期休暇を取る予定だし やろうと思う どうせなら一緒のゲームをやらねぇか?彼奴らも一緒だ」
「ん..なら Brave soul online ってゲームやろ」
「ああ、それか 確かジルがハマってたはずだ それなら丁度いい 話は奴から聞いてるからな どういうゲームかは分かるぜ」
「流石 たいちょー 話が早いね 日にちと場所を指定してくれればいつでも迎えに行くから」
「そうか そいつは助かるぜ んじゃ俺はやる事があるから また会おうぜ」
「ん、たいちょーも元気で」
「おうよ」
たいちょーとかの仕事で出会った仲間と話す時 私は仕事の自分と過去の自分が混ざりあった仮面を被ってるような感じになってしまう
現に今もそうなっていた
どうにか統一したいがそれは叶わないだろう
「...私も仮面をどうにかしたいんだけどね」
そう呟きながら 私は様子見を続けた
「...嫌な予感がする」
さっき麗華さんが出て行った 服装からするに恐らくお出かけ
友達とかとなんだろうけど
私の直感が告げている
麗華さんが危ないと
「...急がないと」
麗華さんが行ったのは恐らく近くに出来たショッピングモール
居るとしたらその周辺
行かないと
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次に見に行くのは麗華さん達
後輩と出会ったのは完全な偶然だけど 様子を見るだけだ
会うつもりは無い
近くで買った双眼鏡を使って麗華さん達がいる..家族の家を高台から見ている
麗華さん達の姿は見えない
幸い 張り込み用のあんぱんと牛乳は持ってきてるから問題無い
引き続き様子を見よう
そうして双眼鏡を使って見ていた時
頭の上にぽんと大きい手が置かれる
懐かしい
双眼鏡を外してその手の主を見る
「..久しぶり たいちょー」
普通の男性より大きい体格にピカピカ光るスキンヘッドの頭
そしてニカッと豪快に笑う姿
私が仕事をしていた所の上司である
たいちょー だ
「おう、久しぶりだな んで今は何やってんだ?」
「今度 麗華さん達と会うから様子見」
「...あんぱんと牛乳に双眼鏡を持ってか?」
「うん、レミちゃんが教えてくれた 様子見だったり はりこみ って言うのをする時はあんぱんと牛乳じゃないとダメって」
「あんのアマ...」
そこから たいちょーも様子見をしたいのか双眼鏡とあんぱんと牛乳を持ってきて一緒に麗華さん達の家を見ていた
「...なぁ」
「?」
「流石に退屈過ぎやしねぇか?」
「これくらい普通じゃない?」
「...そういえばお前は元狙撃手だったな...忍耐力がえげつないのを忘れてたぜ」
「そんな狙撃手の力を活かせるあるゲームがあった」
「お、ついにゲームに興味を見出したか」
「本を読むのも良いけどそっちに興味を持ったから始めた ハマっちゃった」
「ゲームは楽しいからな 仕方ねぇ...ま、程々にしとけよ?」
「うん、10時間くらいにしてる」
「待て待て待て待て!!」
「どうしたの?」
「10時間!?そんなやって大丈夫なのか?!」
「うん、仕事をしてた時の訓練は相変わらずしてるから」
「...今は仕事してないのか?」
「株で成功したから働く必要が無い」
「...つくづく思うが..お前さんには驚かされるぜ...」
「たいちょー もゲームやる?」
「ああ、そうだな...近いうちに俺も長期休暇を取る予定だし やろうと思う どうせなら一緒のゲームをやらねぇか?彼奴らも一緒だ」
「ん..なら Brave soul online ってゲームやろ」
「ああ、それか 確かジルがハマってたはずだ それなら丁度いい 話は奴から聞いてるからな どういうゲームかは分かるぜ」
「流石 たいちょー 話が早いね 日にちと場所を指定してくれればいつでも迎えに行くから」
「そうか そいつは助かるぜ んじゃ俺はやる事があるから また会おうぜ」
「ん、たいちょーも元気で」
「おうよ」
たいちょーとかの仕事で出会った仲間と話す時 私は仕事の自分と過去の自分が混ざりあった仮面を被ってるような感じになってしまう
現に今もそうなっていた
どうにか統一したいがそれは叶わないだろう
「...私も仮面をどうにかしたいんだけどね」
そう呟きながら 私は様子見を続けた
「...嫌な予感がする」
さっき麗華さんが出て行った 服装からするに恐らくお出かけ
友達とかとなんだろうけど
私の直感が告げている
麗華さんが危ないと
「...急がないと」
麗華さんが行ったのは恐らく近くに出来たショッピングモール
居るとしたらその周辺
行かないと
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