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猫化
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ーーーーーーーーーー
「こちらご注文のものです」
「ありがとマスター」
「いえいえ、後今回も代金は要りませんので」
「...いいの?」
「勿論!ですが少々写真を撮らせて頂いても?」
「私は良いけど 」
「わ、私も後で1枚くれるなら...」
「感謝の極み」
そう言った後 マスターは素早くカメラを取りに行き有栖とその膝に乗ってる私を写真で何枚も撮っていた
そんな時
「マスター邪魔するぜ~」
「あ、博士」
「おや?おやおやおやおやぁ??」
偶然なのか博士が入ってきた
「おや、博士様 これは良いところに」
「おいおい、マスター これが見れるのに黙ってるのはねぇぜ?」
博士の口調が少し荒々しくなってる
なんでだろ
「有栖 食べさせ合いっこしよ」
「う、うん」
私と有栖は前と同じように食べさせ合いっこしてたが
「おい!マスター!!後でその写真くれ!!」
「...キリューさんのお知り合いですし内密で1枚ほどなら...」
なんか2人が悪い顔して話してると
目の前が暗くなる
「あれは悪い大人よ 見ては目に悪いわ」
有栖が私の目を手で塞いだらしい
ひんやりして気持ちいい
「有栖の手 ひんやりしてて気持ちいい」
「そ、そう?己龍が望むならいつでもしてあげるわ」
「ああ、尊っ...」
「...博士 とても良い話があるのですが...」
「なんだ?聞かせてみろ...」
2人が厨房の方に行く足音が聞こえる
何か作るのかな
すると有栖が私の目を覆ってた手を外した
ちょっと寂しいからその手を止めて頭の上に乗せる
「ん...」
「き、己龍...」
「途中で止めるのは...なんだか寂しい」
「..そっか なら今度からは続けるね」
そう言うと今度は頭を撫でてくれた
心地よくて自然と目が細まる
「ああ..良い...」
「そろそろあれの効果が発動するはず...」
「ん?マスターなんか仕込んだのか?」
「見てれば分かりますよ...ふふふ」
撫でられ続けてると不思議な感覚が出来始めた
「ん...なんか..変な...」
「大丈夫?己龍?」
するとポン!と音を立てて私の周りを白い煙が覆った
「己龍!?」
「けほっけほ...なんで急に..」
なんか頭の上とお尻に変な感覚がする
「き、己龍が...猫になってる!?」
「んぇ?」
「耳と尻尾が生えてる」
尻尾は私の意思でも動かせるけど面倒なので自然体
あの後 マスターから謝罪があった
なんか猫化の薬が混入したのだとか
マスターでも失敗するんだね
ま、さっきと殆ど変わらないしいっか
「撫でて 」
「良いよ 満足するまで撫でてあげる」
さっきより心地よく感じる
猫の本能なのか尻尾が勝手にゆらゆらと動き耳がピクピクと動く
「可愛っ...」
「どうしたの?」
「な、なんでもないわ...」
「そう?」
「ああ、尊っ...」
「素晴らしい...」
そうやって撫でられ続けてると
「き、己龍」
「ん」
「し、尻尾が...」
そう言われて見ると尻尾が己龍が私を撫でてくれる手と逆の手に巻き付いてる
「ん...嫌なら止める」
「..嫌じゃないけど」
「そう..」
そう言われたのが嬉しくて自然と尻尾が絡みつく力が強くなった
「大成功...」
「マスターあんた最高だよ...!」
ーーーーーーーーーーーーーーー
猫が尻尾を絡めるのはこの人は私のもの!っと主張してるらしいですぜ
「こちらご注文のものです」
「ありがとマスター」
「いえいえ、後今回も代金は要りませんので」
「...いいの?」
「勿論!ですが少々写真を撮らせて頂いても?」
「私は良いけど 」
「わ、私も後で1枚くれるなら...」
「感謝の極み」
そう言った後 マスターは素早くカメラを取りに行き有栖とその膝に乗ってる私を写真で何枚も撮っていた
そんな時
「マスター邪魔するぜ~」
「あ、博士」
「おや?おやおやおやおやぁ??」
偶然なのか博士が入ってきた
「おや、博士様 これは良いところに」
「おいおい、マスター これが見れるのに黙ってるのはねぇぜ?」
博士の口調が少し荒々しくなってる
なんでだろ
「有栖 食べさせ合いっこしよ」
「う、うん」
私と有栖は前と同じように食べさせ合いっこしてたが
「おい!マスター!!後でその写真くれ!!」
「...キリューさんのお知り合いですし内密で1枚ほどなら...」
なんか2人が悪い顔して話してると
目の前が暗くなる
「あれは悪い大人よ 見ては目に悪いわ」
有栖が私の目を手で塞いだらしい
ひんやりして気持ちいい
「有栖の手 ひんやりしてて気持ちいい」
「そ、そう?己龍が望むならいつでもしてあげるわ」
「ああ、尊っ...」
「...博士 とても良い話があるのですが...」
「なんだ?聞かせてみろ...」
2人が厨房の方に行く足音が聞こえる
何か作るのかな
すると有栖が私の目を覆ってた手を外した
ちょっと寂しいからその手を止めて頭の上に乗せる
「ん...」
「き、己龍...」
「途中で止めるのは...なんだか寂しい」
「..そっか なら今度からは続けるね」
そう言うと今度は頭を撫でてくれた
心地よくて自然と目が細まる
「ああ..良い...」
「そろそろあれの効果が発動するはず...」
「ん?マスターなんか仕込んだのか?」
「見てれば分かりますよ...ふふふ」
撫でられ続けてると不思議な感覚が出来始めた
「ん...なんか..変な...」
「大丈夫?己龍?」
するとポン!と音を立てて私の周りを白い煙が覆った
「己龍!?」
「けほっけほ...なんで急に..」
なんか頭の上とお尻に変な感覚がする
「き、己龍が...猫になってる!?」
「んぇ?」
「耳と尻尾が生えてる」
尻尾は私の意思でも動かせるけど面倒なので自然体
あの後 マスターから謝罪があった
なんか猫化の薬が混入したのだとか
マスターでも失敗するんだね
ま、さっきと殆ど変わらないしいっか
「撫でて 」
「良いよ 満足するまで撫でてあげる」
さっきより心地よく感じる
猫の本能なのか尻尾が勝手にゆらゆらと動き耳がピクピクと動く
「可愛っ...」
「どうしたの?」
「な、なんでもないわ...」
「そう?」
「ああ、尊っ...」
「素晴らしい...」
そうやって撫でられ続けてると
「き、己龍」
「ん」
「し、尻尾が...」
そう言われて見ると尻尾が己龍が私を撫でてくれる手と逆の手に巻き付いてる
「ん...嫌なら止める」
「..嫌じゃないけど」
「そう..」
そう言われたのが嬉しくて自然と尻尾が絡みつく力が強くなった
「大成功...」
「マスターあんた最高だよ...!」
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猫が尻尾を絡めるのはこの人は私のもの!っと主張してるらしいですぜ
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