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1章 始まり
明らかに序盤戦っていい相手では無い
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ーーーーーーーーーーーーーーーーーー
「嘘だろ...」
さっきまで俺が居たビルは黒い光によって半分以上消されていた
「待てよ?黒い光が出せるってことは...遠距離攻撃持ちじゃねぇか!?」
今現在俺は空中に居る
つまり思いっきり的だ
マズイ何か策を...
「...やってみるしかねぇな」
念力を使って一時的な足場のような板を生成するが
「くっ...成功はしたは良いもののふにゃふにゃじゃねぇか...」
どうにかして地面のように固くさせたいが...
「...そうだ なら収縮させればいい」
その分 これは固くなる
俺の足の裏にピッタリ合わせるように 念力を使って調整すると案の定固くなった
「おお...すげぇなこれ 俺は空を飛べてる...ってより立ってるな」
そう呟いてるうちに
「おうおう...どうやらあちらも準備が出来たようだな...」
黒ローブは黒い光をまた溜めてこちらに向けている
「ビームなら避けられるぜ?」
ならこうしてやろうとも言わんばかりに黒ローブはビームでは無く黒い光の弾丸を(人間一人分のサイズ)大規模に展開してきた
「ウッソだろおい!?」
急いで下に急降下
そこから念糸で他のビルの傍に行くが弾丸は追尾してくる
「マジかよ」
一応何か建物や障害物に当たったら爆散して消えるみたいだが...
今の俺はビルの屋上にまた念糸を付けて引っ張られてる為 振り子のように地面スレスレを通っている
なのでその引っ張られる力を利用して上空へ そこから別の所に移動 が最適だろう
「ったくはえぇな!俺もこの弾丸も!」
弾丸は俺の近くの建物に当たって爆散
その瓦礫が降り掛かってくる場合もあるが念力で押し返す
「そろそろだな!よし...行くぞ!」
ほぼビルの真下とも言える位置に来た時に一気に俺を巻き上げるスピードを上げる
「うぉぉぉぉぉぉぉ!?」
空気抵抗で身体がくっそ痛いが気にしない
そのまま念糸を付けた位置より上になった瞬間に切り離す
すると俺は猛スピードで上空に打ち上げられる
それは空を覆っていた雲を突き抜ける程だった
「おお...」
そこはとても綺麗だった
そこを照らす満月や様々な色の光を放っている星々
下に広がる雲の平原
「はは....最悪だと思ったが..良いものもあるもんだ..」
その一瞬の平穏は俺の目の前を通り過ぎた弾丸によってかき消された
「ちっ...危なかったぜ」
弾丸が通ったことで雲の海に穴が出来ている
そこから見えるのは大量の黒い光
「こりゃまた...急降下だな」
黒い光を避けながら黒ローブの方に落ちる
「逃げ続けても追われ続けるなら..!抵抗してやるよ!」
そのまま広く展開された黒い弾幕に突撃する
「こりゃ怖ぇな!」
横を黒い光がヒュンヒュン音を鳴らしながら過ぎていく
「後ろですっげぇ爆発音が聞こえるぜ...」
後ろ...いや上空を見ると黒い弾丸の爆発により雲が吹き飛び月の光が差し始めている
「当たったらひとたまりもねぇな..」
どんどん地上に近づいてきてるがまだまだだ
「このまま落ちても衝撃受けて死ぬんじゃねこれ...」
マズイ 何か案を考えなければ
「念力を糸状に出来たってことはよ...クッションみたいにするのも可能ってことじゃないか?」
試しに手元に作ってみる
「...見えはしないが確かに感触はある」
これは...とても便利な能力になりそうだな 念力
クッションとしても使えるのなら...防御壁としても使えるんじゃないか?
念力を俺の周りを包む膜のように展開
「こいつは良いな...さて..やるか」
と思った瞬間
「がっ...!?」
俺の左腕を黒い弾丸が持って行った
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「嘘だろ...」
さっきまで俺が居たビルは黒い光によって半分以上消されていた
「待てよ?黒い光が出せるってことは...遠距離攻撃持ちじゃねぇか!?」
今現在俺は空中に居る
つまり思いっきり的だ
マズイ何か策を...
「...やってみるしかねぇな」
念力を使って一時的な足場のような板を生成するが
「くっ...成功はしたは良いもののふにゃふにゃじゃねぇか...」
どうにかして地面のように固くさせたいが...
「...そうだ なら収縮させればいい」
その分 これは固くなる
俺の足の裏にピッタリ合わせるように 念力を使って調整すると案の定固くなった
「おお...すげぇなこれ 俺は空を飛べてる...ってより立ってるな」
そう呟いてるうちに
「おうおう...どうやらあちらも準備が出来たようだな...」
黒ローブは黒い光をまた溜めてこちらに向けている
「ビームなら避けられるぜ?」
ならこうしてやろうとも言わんばかりに黒ローブはビームでは無く黒い光の弾丸を(人間一人分のサイズ)大規模に展開してきた
「ウッソだろおい!?」
急いで下に急降下
そこから念糸で他のビルの傍に行くが弾丸は追尾してくる
「マジかよ」
一応何か建物や障害物に当たったら爆散して消えるみたいだが...
今の俺はビルの屋上にまた念糸を付けて引っ張られてる為 振り子のように地面スレスレを通っている
なのでその引っ張られる力を利用して上空へ そこから別の所に移動 が最適だろう
「ったくはえぇな!俺もこの弾丸も!」
弾丸は俺の近くの建物に当たって爆散
その瓦礫が降り掛かってくる場合もあるが念力で押し返す
「そろそろだな!よし...行くぞ!」
ほぼビルの真下とも言える位置に来た時に一気に俺を巻き上げるスピードを上げる
「うぉぉぉぉぉぉぉ!?」
空気抵抗で身体がくっそ痛いが気にしない
そのまま念糸を付けた位置より上になった瞬間に切り離す
すると俺は猛スピードで上空に打ち上げられる
それは空を覆っていた雲を突き抜ける程だった
「おお...」
そこはとても綺麗だった
そこを照らす満月や様々な色の光を放っている星々
下に広がる雲の平原
「はは....最悪だと思ったが..良いものもあるもんだ..」
その一瞬の平穏は俺の目の前を通り過ぎた弾丸によってかき消された
「ちっ...危なかったぜ」
弾丸が通ったことで雲の海に穴が出来ている
そこから見えるのは大量の黒い光
「こりゃまた...急降下だな」
黒い光を避けながら黒ローブの方に落ちる
「逃げ続けても追われ続けるなら..!抵抗してやるよ!」
そのまま広く展開された黒い弾幕に突撃する
「こりゃ怖ぇな!」
横を黒い光がヒュンヒュン音を鳴らしながら過ぎていく
「後ろですっげぇ爆発音が聞こえるぜ...」
後ろ...いや上空を見ると黒い弾丸の爆発により雲が吹き飛び月の光が差し始めている
「当たったらひとたまりもねぇな..」
どんどん地上に近づいてきてるがまだまだだ
「このまま落ちても衝撃受けて死ぬんじゃねこれ...」
マズイ 何か案を考えなければ
「念力を糸状に出来たってことはよ...クッションみたいにするのも可能ってことじゃないか?」
試しに手元に作ってみる
「...見えはしないが確かに感触はある」
これは...とても便利な能力になりそうだな 念力
クッションとしても使えるのなら...防御壁としても使えるんじゃないか?
念力を俺の周りを包む膜のように展開
「こいつは良いな...さて..やるか」
と思った瞬間
「がっ...!?」
俺の左腕を黒い弾丸が持って行った
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