89 / 172
レインベル領と新たな世界
87 コレットとレインベルの人々 異文化旅情
しおりを挟む
「領の一番の見どころは、やはり水上マーケットですわ。水上マーケットへは船で移動します。こちらですわ」
案内されたのは船着き場だ。
大小の木船が荷物を載せるために並んでいる。
「こ、こんな木の箱に三人も乗ったら沈んでしまいます」
「シオン、問題ない。仮に沈むとしても転移すれば良いし、お前なら陸地まで跳べるだろう」
「は、はい。でもなんだか頭の奥の方がピリピリするんです」
なまじ【超感覚】があるため意味深に聞こえるが、単に怖がっているだけである。
船で移動する間も、シオンは俺の背から離れようとしなかった。子どもかわいい。
水上マーケットは活気に満ちていた。
船の上の客が、マーケット船の上の商品を指さし、小銭を放る。
小銭を器用にカゴでキャッチした売り子が、カラフルな果物を投げ渡す。
商品をやりとりする賑やかな声が、あちらこちらから聞こえる。
「すごいです。船の上にたくさんの果物が載っています。あ、花束も。あっちには服が積まれています。あれは、糸と針?ご主人様、あれはなんでしょうか」
「あれは釣り道具だな。湖の魚を手に入れるための道具だ」
「釣り、魚…。なんだか、初めてのものばかりで、とにかくすごいです」
すごいを連呼するシオン。
スキル【超感覚】がフル稼働しているのか、白い耳がすごい速度で動き回っている。
「トシゾウ様はやけにレインベル領に詳しいのですわね。領民以外で釣り竿のことを知っている者は限られていますわ。いくら知恵ある魔物とはいえ…」
「たまたま似た場所を知っていただけだ。レインベル領は良い場所だな」
「ありがとうございます。ここと似た場所、ですか?それは…」
「まぁ、コレット様じゃないかい。久しぶりだね、元気にしていたかい?」
不意に声をかけられ、会話が途切れる。
振り向いた先にいたのは一人の女性だ。どことなく料理班長のエルダに似ている。
エルダが食堂のおばちゃんなら、こちらは売店のおばちゃんだな。
女性の船の上には果物が積まれている。水上マーケットに果物を売りに来ていたのだろう。
「あ、おばちゃん、お久しぶりですわね」
「コレット様は相変わらず上品な話し方をするね。あら、目に隈ができてるじゃないかい。これでも食って元気だしな」
「わ、ありがとう」
「お代はいらないよ。美人のお姫様は元気なのが一番だからね」
コレットに向かって果物を放るおばちゃん。コレットが器用にキャッチする。
コレットは貴族で、ここレインベルの領主だ。元が付くが。
おばちゃんとコレットの気軽なやりとりは、前世の貴族のイメージとかけ離れている。
「おばちゃん、最近生活はどう?」
コレットが少し不安そうに尋ねる。おばちゃんはコレットが真剣に訪ねていることに気付いたようだ。
「そうさね、最近はちょっと、おかしくなってきているね。湖の水位が少しずつ下がっているし、魚や薬草の収穫も減ってきているそうだよ。不安がっている者は多いね」
「やはり、そうですか…」
「私たちはずっとここで暮らしてきた。外の世界では生きていけないだろうからね。でも、コレット様が解決してくれるんだろう?目に隈までこさえて働いてくれているようだしね」
「っ、ええ!もちろんですわ!おばちゃんたちの生活は、私が守ります。レインベルの名にかけて、何をしてでも」
「そうかい。でも無理しすぎちゃだめだよ。あたしゃコレット様のことは昔から知っているんだ。レインベルの住民はレインベル家が、あんたがどれだけ頑張っているか知っているよ」
「私は無力な…いえ、ありがとうおばちゃん、私、きっとみんなの生活を守ってみせますわ」
「そうかい、ならシャンとしな!コレット様が笑っていないと、みんなが不安になっちまうからね。前の領主様はいつも笑顔だっただろう?コレット様も見習わないとね!」
「ふふ、そうですわね」
コレットが微笑む。よく見るとカラ元気だとわかるが、それでも微笑むコレットは美しい。やはりコレットは良い女だ。
「ところで、そこにいる男はコレットの良い人かい?なかなかの面構えじゃないか」
「うむ、そうだ。コレットは俺の所有物だ。まぁ、一人目ではないがな」
「あっはっは、愛がありゃそんなもの関係ないさね。私の若いころだってね…」
「ち、違いますわ。迷宮の魔物が増えているから、それを助けてくれる冒険者ですわ!」
「ふーん、そういうことにしておいてやろうかね。それじゃ、がんばるんだよ。何があっても私はコレット様の味方だからね」
かっかっか、と笑いながらおばちゃんが去っていく。豪快な船捌きだった。
その後も頻繁に声を掛けられるコレット。
話しかけられるたびに、売り物や買ったばかりの商品が投げ込まれてくる。
俺たちが乗っている船は、気付けば品物で一杯になっていた。
俺たちは1コルたりとも金を払っていない。
人族の間で商品をやりとりするときは、対価として金を支払わなければならないはずだ。
レインベルの領民たちは、金を得られていないのに、良い顔で笑い、コレットにいろいろなものを差し出す。
コレットの存在そのものに、対価としての価値があるということなのだろうか。
権力、いや、違うな。もっと純粋な、これは好意か。
どうやらコレットには、まだ俺が知らない価値があるようだ。
俺は力づくで宝を奪うことはできるが、相手に望んで差し出させることはできない。
「コレットはすごいな」
「な、なんですの。急にすごいと言われても反応に困りますわ」
住民たちはコレットに宝を貢いだ。コレットは俺の所有物だ。ならばこれは俺への貢物と同じ。この船に満載された宝の分、レインベル領を豊かにしてやろう。
俺は船に積まれた果物をかじる。甘さと、少しの酸味が口に広がる。美味い。
「…トシゾウ様は、本当によくわからない方ですわね。知恵ある魔物でありながら、まるで人族のようでもあり、どこか気まぐれな神様のようにも見えますわ。本当は悪魔なのかもしれませんが…」
「どう感じるかはコレット次第だ。俺はトシゾウ、迷宮の魔物だ。ただそれだけだ」
「…民はレインベルそのもの。トシゾウ様風に言うのならば、私にとってかけがえのない宝物なのです。改めて、トシゾウ様に忠誠を誓います。どうか、彼らのことをよろしくお願いいたします」
コレットが頭を下げる。出会ったときと同じ、美しい礼だった。
レインベル領の住民は、すでに俺の所有物だと言える。
所有物が所有物に貢物をしたところで、迷宮を出たころの俺は何も感じなかっただろう。
だが今の俺は、住民とコレットのやりとりに価値を見出している。
人と人との関係、あるいはそれも集めるべき宝の一つなのかもしれないな。
コレット、住民、ともに…悪くない。
宝の定義は、また一つ広がる。
☆
この時に、レインベル領の住人たちは本当の意味でトシゾウの庇護対象となった。
コレットと住民が築いてきた関係性は、巡り巡って彼らを救うことになる。彼らがそれに気づくことはないが。
この外出の後、コレットはトシゾウの無限工房にアクセスできるようになった。
コレットの中でどのような心境の変化があったのか。それはコレットにもわからない。
ただ一つ言えることは、この一件以降、コレットが本当の意味でトシゾウの所有物となったということである。
「さ、さっきよりも水が近くなっています。沈むかもしれません。コレットのせいです。ご主人様、危険です。早く転移の用意を…。あ、な、なんだか気持ち悪くなってきました」
トシゾウが安全だと言い聞かせても、シオンは怯えっぱなしだった。
さらに鋭敏すぎる感覚のせいか、船酔いしてきたらしい。
水を恐れるのは獣人の本能なのかもしれない。
ポンコツなシオンもかわいいなとトシゾウは思ったのだった。
案内されたのは船着き場だ。
大小の木船が荷物を載せるために並んでいる。
「こ、こんな木の箱に三人も乗ったら沈んでしまいます」
「シオン、問題ない。仮に沈むとしても転移すれば良いし、お前なら陸地まで跳べるだろう」
「は、はい。でもなんだか頭の奥の方がピリピリするんです」
なまじ【超感覚】があるため意味深に聞こえるが、単に怖がっているだけである。
船で移動する間も、シオンは俺の背から離れようとしなかった。子どもかわいい。
水上マーケットは活気に満ちていた。
船の上の客が、マーケット船の上の商品を指さし、小銭を放る。
小銭を器用にカゴでキャッチした売り子が、カラフルな果物を投げ渡す。
商品をやりとりする賑やかな声が、あちらこちらから聞こえる。
「すごいです。船の上にたくさんの果物が載っています。あ、花束も。あっちには服が積まれています。あれは、糸と針?ご主人様、あれはなんでしょうか」
「あれは釣り道具だな。湖の魚を手に入れるための道具だ」
「釣り、魚…。なんだか、初めてのものばかりで、とにかくすごいです」
すごいを連呼するシオン。
スキル【超感覚】がフル稼働しているのか、白い耳がすごい速度で動き回っている。
「トシゾウ様はやけにレインベル領に詳しいのですわね。領民以外で釣り竿のことを知っている者は限られていますわ。いくら知恵ある魔物とはいえ…」
「たまたま似た場所を知っていただけだ。レインベル領は良い場所だな」
「ありがとうございます。ここと似た場所、ですか?それは…」
「まぁ、コレット様じゃないかい。久しぶりだね、元気にしていたかい?」
不意に声をかけられ、会話が途切れる。
振り向いた先にいたのは一人の女性だ。どことなく料理班長のエルダに似ている。
エルダが食堂のおばちゃんなら、こちらは売店のおばちゃんだな。
女性の船の上には果物が積まれている。水上マーケットに果物を売りに来ていたのだろう。
「あ、おばちゃん、お久しぶりですわね」
「コレット様は相変わらず上品な話し方をするね。あら、目に隈ができてるじゃないかい。これでも食って元気だしな」
「わ、ありがとう」
「お代はいらないよ。美人のお姫様は元気なのが一番だからね」
コレットに向かって果物を放るおばちゃん。コレットが器用にキャッチする。
コレットは貴族で、ここレインベルの領主だ。元が付くが。
おばちゃんとコレットの気軽なやりとりは、前世の貴族のイメージとかけ離れている。
「おばちゃん、最近生活はどう?」
コレットが少し不安そうに尋ねる。おばちゃんはコレットが真剣に訪ねていることに気付いたようだ。
「そうさね、最近はちょっと、おかしくなってきているね。湖の水位が少しずつ下がっているし、魚や薬草の収穫も減ってきているそうだよ。不安がっている者は多いね」
「やはり、そうですか…」
「私たちはずっとここで暮らしてきた。外の世界では生きていけないだろうからね。でも、コレット様が解決してくれるんだろう?目に隈までこさえて働いてくれているようだしね」
「っ、ええ!もちろんですわ!おばちゃんたちの生活は、私が守ります。レインベルの名にかけて、何をしてでも」
「そうかい。でも無理しすぎちゃだめだよ。あたしゃコレット様のことは昔から知っているんだ。レインベルの住民はレインベル家が、あんたがどれだけ頑張っているか知っているよ」
「私は無力な…いえ、ありがとうおばちゃん、私、きっとみんなの生活を守ってみせますわ」
「そうかい、ならシャンとしな!コレット様が笑っていないと、みんなが不安になっちまうからね。前の領主様はいつも笑顔だっただろう?コレット様も見習わないとね!」
「ふふ、そうですわね」
コレットが微笑む。よく見るとカラ元気だとわかるが、それでも微笑むコレットは美しい。やはりコレットは良い女だ。
「ところで、そこにいる男はコレットの良い人かい?なかなかの面構えじゃないか」
「うむ、そうだ。コレットは俺の所有物だ。まぁ、一人目ではないがな」
「あっはっは、愛がありゃそんなもの関係ないさね。私の若いころだってね…」
「ち、違いますわ。迷宮の魔物が増えているから、それを助けてくれる冒険者ですわ!」
「ふーん、そういうことにしておいてやろうかね。それじゃ、がんばるんだよ。何があっても私はコレット様の味方だからね」
かっかっか、と笑いながらおばちゃんが去っていく。豪快な船捌きだった。
その後も頻繁に声を掛けられるコレット。
話しかけられるたびに、売り物や買ったばかりの商品が投げ込まれてくる。
俺たちが乗っている船は、気付けば品物で一杯になっていた。
俺たちは1コルたりとも金を払っていない。
人族の間で商品をやりとりするときは、対価として金を支払わなければならないはずだ。
レインベルの領民たちは、金を得られていないのに、良い顔で笑い、コレットにいろいろなものを差し出す。
コレットの存在そのものに、対価としての価値があるということなのだろうか。
権力、いや、違うな。もっと純粋な、これは好意か。
どうやらコレットには、まだ俺が知らない価値があるようだ。
俺は力づくで宝を奪うことはできるが、相手に望んで差し出させることはできない。
「コレットはすごいな」
「な、なんですの。急にすごいと言われても反応に困りますわ」
住民たちはコレットに宝を貢いだ。コレットは俺の所有物だ。ならばこれは俺への貢物と同じ。この船に満載された宝の分、レインベル領を豊かにしてやろう。
俺は船に積まれた果物をかじる。甘さと、少しの酸味が口に広がる。美味い。
「…トシゾウ様は、本当によくわからない方ですわね。知恵ある魔物でありながら、まるで人族のようでもあり、どこか気まぐれな神様のようにも見えますわ。本当は悪魔なのかもしれませんが…」
「どう感じるかはコレット次第だ。俺はトシゾウ、迷宮の魔物だ。ただそれだけだ」
「…民はレインベルそのもの。トシゾウ様風に言うのならば、私にとってかけがえのない宝物なのです。改めて、トシゾウ様に忠誠を誓います。どうか、彼らのことをよろしくお願いいたします」
コレットが頭を下げる。出会ったときと同じ、美しい礼だった。
レインベル領の住民は、すでに俺の所有物だと言える。
所有物が所有物に貢物をしたところで、迷宮を出たころの俺は何も感じなかっただろう。
だが今の俺は、住民とコレットのやりとりに価値を見出している。
人と人との関係、あるいはそれも集めるべき宝の一つなのかもしれないな。
コレット、住民、ともに…悪くない。
宝の定義は、また一つ広がる。
☆
この時に、レインベル領の住人たちは本当の意味でトシゾウの庇護対象となった。
コレットと住民が築いてきた関係性は、巡り巡って彼らを救うことになる。彼らがそれに気づくことはないが。
この外出の後、コレットはトシゾウの無限工房にアクセスできるようになった。
コレットの中でどのような心境の変化があったのか。それはコレットにもわからない。
ただ一つ言えることは、この一件以降、コレットが本当の意味でトシゾウの所有物となったということである。
「さ、さっきよりも水が近くなっています。沈むかもしれません。コレットのせいです。ご主人様、危険です。早く転移の用意を…。あ、な、なんだか気持ち悪くなってきました」
トシゾウが安全だと言い聞かせても、シオンは怯えっぱなしだった。
さらに鋭敏すぎる感覚のせいか、船酔いしてきたらしい。
水を恐れるのは獣人の本能なのかもしれない。
ポンコツなシオンもかわいいなとトシゾウは思ったのだった。
0
あなたにおすすめの小説
バーンズ伯爵家の内政改革 ~10歳で目覚めた長男、前世知識で領地を最適化します
namisan
ファンタジー
バーンズ伯爵家の長男マイルズは、完璧な容姿と神童と噂される知性を持っていた。だが彼には、誰にも言えない秘密があった。――前世が日本の「医師」だったという記憶だ。
マイルズが10歳となった「洗礼式」の日。
その儀式の最中、領地で謎の疫病が発生したとの凶報が届く。
「呪いだ」「悪霊の仕業だ」と混乱する大人たち。
しかしマイルズだけは、元医師の知識から即座に「病」の正体と、放置すれば領地を崩壊させる「災害」であることを看破していた。
「父上、お待ちください。それは呪いではありませぬ。……対処法がわかります」
公衆衛生の確立を皮切りに、マイルズは領地に潜む様々な「病巣」――非効率な農業、停滞する経済、旧態依然としたインフラ――に気づいていく。
前世の知識を総動員し、10歳の少年が領地を豊かに変えていく。
これは、一人の転生貴族が挑む、本格・異世界領地改革(内政)ファンタジー。
【完結】幼馴染にフラれて異世界ハーレム風呂で優しく癒されてますが、好感度アップに未練タラタラなのが役立ってるとは気付かず、世界を救いました。
三矢さくら
ファンタジー
【本編完結】⭐︎気分どん底スタート、あとはアガるだけの異世界純情ハーレム&バトルファンタジー⭐︎
長年思い続けた幼馴染にフラれたショックで目の前が全部真っ白になったと思ったら、これ異世界召喚ですか!?
しかも、フラれたばかりのダダ凹みなのに、まさかのハーレム展開。まったくそんな気分じゃないのに、それが『シキタリ』と言われては断りにくい。毎日混浴ですか。そうですか。赤面しますよ。
ただ、召喚されたお城は、落城寸前の風前の灯火。伝説の『マレビト』として召喚された俺、百海勇吾(18)は、城主代行を任されて、城に襲い掛かる謎のバケモノたちに立ち向かうことに。
といっても、発現するらしいチートは使えないし、お城に唯一いた呪術師の第4王女様は召喚の呪術の影響で、眠りっ放し。
とにかく、俺を取り囲んでる女子たちと、お城の皆さんの気持ちをまとめて闘うしかない!
フラれたばかりで、そんな気分じゃないんだけどなぁ!
SSSレア・スライムに転生した魚屋さん ~戦うつもりはないけど、どんどん強くなる~
草笛あたる(乱暴)
ファンタジー
転生したらスライムの突然変異だった。
レアらしくて、成長が異常に早いよ。
せっかくだから、自分の特技を活かして、日本の魚屋技術を異世界に広めたいな。
出刃包丁がない世界だったので、スライムの体内で作ったら、名刀に仕上がっちゃった。
王女の中身は元自衛官だったので、継母に追放されたけど思い通りになりません
きぬがやあきら
恋愛
「妻はお妃様一人とお約束されたそうですが、今でもまだ同じことが言えますか?」
「正直なところ、不安を感じている」
久方ぶりに招かれた故郷、セレンティア城の月光満ちる庭園で、アシュレイは信じ難い光景を目撃するーー
激闘の末、王座に就いたアルダシールと結ばれた、元セレンティア王国の王女アシュレイ。
アラウァリア国では、新政権を勝ち取ったアシュレイを国母と崇めてくれる国民も多い。だが、結婚から2年、未だ後継ぎに恵まれないアルダシールに側室を推す声も上がり始める。そんな頃、弟シュナイゼルから結婚式の招待が舞い込んだ。
第2幕、連載開始しました!
お気に入り登録してくださった皆様、ありがとうございます! 心より御礼申し上げます。
以下、1章のあらすじです。
アシュレイは前世の記憶を持つ、セレンティア王国の皇女だった。後ろ盾もなく、継母である王妃に体よく追い出されてしまう。
表向きは外交の駒として、アラウァリア王国へ嫁ぐ形だが、国王は御年50歳で既に18人もの妃を持っている。
常に不遇の扱いを受けて、我慢の限界だったアシュレイは、大胆な計画を企てた。
それは輿入れの道中を、自ら雇った盗賊に襲撃させるもの。
サバイバルの知識もあるし、宝飾品を処分して生き抜けば、残りの人生を自由に謳歌できると踏んでいた。
しかし、輿入れ当日アシュレイを攫い出したのは、アラウァリアの第一王子・アルダシール。
盗賊団と共謀し、晴れて自由の身を望んでいたのに、アルダシールはアシュレイを手放してはくれず……。
アシュレイは自由と幸福を手に入れられるのか?
敵に貞操を奪われて癒しの力を失うはずだった聖女ですが、なぜか前より漲っています
藤谷 要
恋愛
サルサン国の聖女たちは、隣国に征服される際に自国の王の命で殺されそうになった。ところが、侵略軍将帥のマトルヘル侯爵に助けられた。それから聖女たちは侵略国に仕えるようになったが、一か月後に筆頭聖女だったルミネラは命の恩人の侯爵へ嫁ぐように国王から命じられる。
結婚披露宴では、陛下に側妃として嫁いだ旧サルサン国王女が出席していたが、彼女は侯爵に腕を絡めて「陛下の手がつかなかったら一年後に妻にしてほしい」と頼んでいた。しかも、侯爵はその手を振り払いもしない。
聖女は愛のない交わりで神の加護を失うとされているので、当然白い結婚だと思っていたが、初夜に侯爵のメイアスから体の関係を迫られる。彼は命の恩人だったので、ルミネラはそのまま彼を受け入れた。
侯爵がかつての恋人に似ていたとはいえ、侯爵と孤児だった彼は全く別人。愛のない交わりだったので、当然力を失うと思っていたが、なぜか以前よりも力が漲っていた。
※全11話 2万字程度の話です。
男女比がおかしい世界の貴族に転生してしまった件
美鈴
ファンタジー
転生したのは男性が少ない世界!?貴族に生まれたのはいいけど、どういう風に生きていこう…?
最新章の第五章も夕方18時に更新予定です!
☆の話は苦手な人は飛ばしても問題無い様に物語を紡いでおります。
※ホットランキング1位、ファンタジーランキング3位ありがとうございます!
※カクヨム様にも投稿しております。内容が大幅に異なり改稿しております。
※各種ランキング1位を頂いた事がある作品です!
1×∞(ワンバイエイト) 経験値1でレベルアップする俺は、最速で異世界最強になりました!
マツヤマユタカ
ファンタジー
23年5月22日にアルファポリス様より、拙著が出版されました!そのため改題しました。
今後ともよろしくお願いいたします!
トラックに轢かれ、気づくと異世界の自然豊かな場所に一人いた少年、カズマ・ナカミチ。彼は事情がわからないまま、仕方なくそこでサバイバル生活を開始する。だが、未経験だった釣りや狩りは妙に上手くいった。その秘密は、レベル上げに必要な経験値にあった。実はカズマは、あらゆるスキルが経験値1でレベルアップするのだ。おかげで、何をやっても簡単にこなせて――。異世界爆速成長系ファンタジー、堂々開幕!
タイトルの『1×∞』は『ワンバイエイト』と読みます。
男性向けHOTランキング1位!ファンタジー1位を獲得しました!【22/7/22】
そして『第15回ファンタジー小説大賞』において、奨励賞を受賞いたしました!【22/10/31】
アルファポリス様より出版されました!現在第四巻まで発売中です!
コミカライズされました!公式漫画タブから見られます!【24/8/28】
マツヤマユタカ名義でTwitterやってます。
見てください。
鬼の兵法伝承者、異世界に転世せしむる
書仙凡人
ファンタジー
俺の名は桜木小次郎。
鬼一法眼を祖とする鬼一兵法の令和の伝承者。
だがある時、なぜか突然死してしまったのだ。
その時、自称神様の変なペンギンが現れて、ファンタジー世界の転生を持ちかけられた。
俺はヤケになって転生受け入れたら、とんでもない素性の奴にログインする事になったのである。
ログイン先は滅亡した国の王子で、従者に毒盛られて殺されたばかり。
なにこれ? クーリングオフねぇのかよ!
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる