101 / 172
遠征軍と未踏の特殊区画と人の悪意
99 テンペスト・サーペント
しおりを挟む
青黒い体表、濡れたように光るのは鱗だ。
異様な巨体、沼から出ている部分だけでも、その体長は白竜を超える。
丸太よりもはるかに太い首が三本。
それぞれが巨大なヘビの頭部へとつながり、頭はそれぞれが意志を持つようにうごめく。
【常雨の湿地】のボス、テンペスト・サーペントは、招かれざる客を滅ぼそうと機を伺う。
六つの黄色い瞳が遠征軍を睨みつける。
だが、その瞳に怯えるような遠征軍ではない。
テンペスト・サーペントがこちらを睨んでいる間にも、遠征軍は粛々と迎撃用意を整えていく。
「白竜よりも大きいです。顔がたくさんあります」
「ほう、こいつがボスというわけか。的がでかいのは弓で狙いやすくて良い」
「がはは、斧の振るい甲斐がありそうだわい」
「ヘビ肉か。食いでがありそうだ」
「かの白竜に比べ、なんと迫力に劣ることか。芸も事前にわかっていれば恐れるに足りん」
平常心を保つリーダーたちを見て、遠征軍の兵たちも落ち着きを保つ。
戦闘開始だ。
「テンペスト・サーペントの次の特殊攻撃までには時間がありますわ。総員、作戦通り火力の集中を!ドワグル!ルシア!」
「よく狙えよお前ら!外したらメシ抜きだ!」
「おう!」
「総員、矢と魔力の残量は考えなくてよい。全力で放て!」
「はい!」
先手を取ったのは遠征軍だ。コレットの指示に従い、ドワーフが斧を投擲し、エルフの矢が雨のように降り注ぐ。
テンペスト・サーペントは回避をしない。
ドワーフの斧が鱗の一部を弾き飛ばし、柔らかい肉を露出させる。
あらわになった弱点に、エルフの放った矢が次々と突き刺さった。
SIGIIIIIIIIIII!!!
忌々し気に咆哮するテンペスト・サーペント。
自慢の鱗を剥がされたことに腹を立てているのか。
「ドワーフの投げ斧が鱗払いにしかならんとは。呆れた硬さだわい」
「ち、浅いか。どうやら肉もそれなりに硬いらしいな。矢では決定打にかける」
ドワーフとエルフのコンビネーションによる攻撃は、テンペスト・サーペントに矢傷を負わせたが、致命傷にはほど遠い。
GYUAAAAAAAAAAAA
遠距離攻撃が途切れたことを好機と思ったか。
テンペスト・サーペントは首をもたげて遠征軍を飲み込もうと動き出した。
巨大な三ツ口が遠征軍を食い殺そうと迫るが…。
「今だ、広げろ!」
人族の兵士と冒険者が、テンペスト・サーペントに特製の網を投げつける。
レインベル領で漁に用いられる投網を改造したものだ。
愚直に突進してきたテンペスト・サーペントに網が絡まり、その動きを阻害する。
兵士と冒険者は網を握ったまま、全力でテンペスト・サーペントを押しとどめようとした。
「ぐ、引きずられるか」
兵士たちの力は階層推奨レベルを超えているが、それでもテンペスト・サーペントの圧倒的な巨体の前に、その突進の勢いを弱めることで精いっぱいだ。
このままでは本体が押し潰されるのは時間の問題。しかし…。
「すべて想定通りですわ」
コレットは余裕ある表情を崩さない。
足場を作り、動きを鈍らせた。ならばあとは、彼らがやってくれる。
彼女の大切な親友と、遠征軍随一のスピードを持つ部隊が動いているのだ。
☆
かゆい。
遠征軍に迫りながら、テンペスト・サーペントは体中を何かが走り回るような違和感に動きを鈍らせる。
首を回転させ、違和感の正体を探った。
右の頭が見たものは、中央の首へ駆け上がる白銀の閃光。
「大きな足場があると動きやすいです…やぁっ!」
シオンは両手に装備した祖白竜の短剣をテンペスト・サーペントの首に深々と突き刺し、丸ノコギリのように回転する。
ブシャッ
SIGI,IIII…
まるで缶切りでフタを切るように、首の外周に切れ目が入る。
吹き出る血しぶきが空中に青い円を描く。
テンペスト・サーペントの頭部が、その意思とは関係なく横に傾き、そのまま転がり落ちていく。
中央の首と頭がシオンによって分断された。
沼に転がり落ちた頭が最後に見たものは、左右の首へ駆け上がる獣人たち。
「シオン殿のようにはいかないが、矢の足場があれば!」
「ははは!本当に化け物だな、シオンとか言うやつは」
コウエンとゴルオンも、両手に装備した爪をテンペスト・サーペントの身体に突き刺し、矢を足場にして首を駆け上がる。
二人は同時に右頭と首の付け根に到達する。
「コウエン、合わせろ」
「無論だ」
二人の獣人は、まるで一つの生き物のように完璧なタイミングで掌底を繰り出した。
首の付け根を挟み込むように繰り出された掌底が、テンペスト・サーペントの頭を揺らす。
SI…GYAAAAAAAAA
波のように力が伝播していく。だが…。
たいした衝撃だが、それだけか。
テンペスト・サーペントは嗤う。
どうやら自分を脅かすほどの威力ではないらしい。
二人の力ない獣人を飲み込もうと口を開けるが…。
ドバンッ
直後に首の中心で発生した衝撃波に耐えることができず、口を開いたまま弾け飛んだ。
シオンの攻撃のような鋭い切り口ではない。
無理やり肉を引きちぎったかのように歪な断面が覗いている。
二人の繰り出した掌底は、そのエネルギーを体内で炸裂させ、内部から破壊する獣人の技である。
それを一流の獣人が左右から挟み込むように放つとどうなるか。
通常ならば敵の反対側から逃げていくはずのエネルギーすら、行き場を失い体内で炸裂することになる。
掌底の反動を利用して離脱し、回転しながら着地するコウエンとゴルオン。
その動きは最後まで乱れることはない。
この結果は、初めからわかっていたことだ。
テンペスト・サーペントに残されたのは左の頭のみ。だがそれも…。
「うおぉぉぉ!」
冒険者ギルドの戦闘班を含めた獣人のパーティが、最後の首に群がる。
彼らは一人一人の自力ではシオンたちに劣るが、それを補うだけの数と連携を持つ。
SIGYAAAAAAAA!!!
狂乱したように首を振り回すテンペスト・サーペント。
何人もの獣人が弾き飛ばされるが、それでも少なくない数の獣人が頭の付け根に到達した。
手にした爪を、剣を首に突き刺す。弾き飛ばされても再度飛びかかる。
まるでヤスリで木を削るかのように、ジワジワと傷を広げていく。
やがて最後の首が半ばから千切れ、力なく垂れさがった。
圧倒的な手数を利用した攻撃。
それは力のない人間が圧倒的な強者を倒すときに用いる、伝統的な攻撃手段だ。
巨大な魔物を倒せるのは英雄だけではない。
数と連携を活かした攻撃こそが、人間の真骨頂なのだ。
崩れ落ち、動きを止めるテンペスト・サーペント。
歓声を上げる遠征軍。
【常雨の湿地】は解放された――かに思えた。
異様な巨体、沼から出ている部分だけでも、その体長は白竜を超える。
丸太よりもはるかに太い首が三本。
それぞれが巨大なヘビの頭部へとつながり、頭はそれぞれが意志を持つようにうごめく。
【常雨の湿地】のボス、テンペスト・サーペントは、招かれざる客を滅ぼそうと機を伺う。
六つの黄色い瞳が遠征軍を睨みつける。
だが、その瞳に怯えるような遠征軍ではない。
テンペスト・サーペントがこちらを睨んでいる間にも、遠征軍は粛々と迎撃用意を整えていく。
「白竜よりも大きいです。顔がたくさんあります」
「ほう、こいつがボスというわけか。的がでかいのは弓で狙いやすくて良い」
「がはは、斧の振るい甲斐がありそうだわい」
「ヘビ肉か。食いでがありそうだ」
「かの白竜に比べ、なんと迫力に劣ることか。芸も事前にわかっていれば恐れるに足りん」
平常心を保つリーダーたちを見て、遠征軍の兵たちも落ち着きを保つ。
戦闘開始だ。
「テンペスト・サーペントの次の特殊攻撃までには時間がありますわ。総員、作戦通り火力の集中を!ドワグル!ルシア!」
「よく狙えよお前ら!外したらメシ抜きだ!」
「おう!」
「総員、矢と魔力の残量は考えなくてよい。全力で放て!」
「はい!」
先手を取ったのは遠征軍だ。コレットの指示に従い、ドワーフが斧を投擲し、エルフの矢が雨のように降り注ぐ。
テンペスト・サーペントは回避をしない。
ドワーフの斧が鱗の一部を弾き飛ばし、柔らかい肉を露出させる。
あらわになった弱点に、エルフの放った矢が次々と突き刺さった。
SIGIIIIIIIIIII!!!
忌々し気に咆哮するテンペスト・サーペント。
自慢の鱗を剥がされたことに腹を立てているのか。
「ドワーフの投げ斧が鱗払いにしかならんとは。呆れた硬さだわい」
「ち、浅いか。どうやら肉もそれなりに硬いらしいな。矢では決定打にかける」
ドワーフとエルフのコンビネーションによる攻撃は、テンペスト・サーペントに矢傷を負わせたが、致命傷にはほど遠い。
GYUAAAAAAAAAAAA
遠距離攻撃が途切れたことを好機と思ったか。
テンペスト・サーペントは首をもたげて遠征軍を飲み込もうと動き出した。
巨大な三ツ口が遠征軍を食い殺そうと迫るが…。
「今だ、広げろ!」
人族の兵士と冒険者が、テンペスト・サーペントに特製の網を投げつける。
レインベル領で漁に用いられる投網を改造したものだ。
愚直に突進してきたテンペスト・サーペントに網が絡まり、その動きを阻害する。
兵士と冒険者は網を握ったまま、全力でテンペスト・サーペントを押しとどめようとした。
「ぐ、引きずられるか」
兵士たちの力は階層推奨レベルを超えているが、それでもテンペスト・サーペントの圧倒的な巨体の前に、その突進の勢いを弱めることで精いっぱいだ。
このままでは本体が押し潰されるのは時間の問題。しかし…。
「すべて想定通りですわ」
コレットは余裕ある表情を崩さない。
足場を作り、動きを鈍らせた。ならばあとは、彼らがやってくれる。
彼女の大切な親友と、遠征軍随一のスピードを持つ部隊が動いているのだ。
☆
かゆい。
遠征軍に迫りながら、テンペスト・サーペントは体中を何かが走り回るような違和感に動きを鈍らせる。
首を回転させ、違和感の正体を探った。
右の頭が見たものは、中央の首へ駆け上がる白銀の閃光。
「大きな足場があると動きやすいです…やぁっ!」
シオンは両手に装備した祖白竜の短剣をテンペスト・サーペントの首に深々と突き刺し、丸ノコギリのように回転する。
ブシャッ
SIGI,IIII…
まるで缶切りでフタを切るように、首の外周に切れ目が入る。
吹き出る血しぶきが空中に青い円を描く。
テンペスト・サーペントの頭部が、その意思とは関係なく横に傾き、そのまま転がり落ちていく。
中央の首と頭がシオンによって分断された。
沼に転がり落ちた頭が最後に見たものは、左右の首へ駆け上がる獣人たち。
「シオン殿のようにはいかないが、矢の足場があれば!」
「ははは!本当に化け物だな、シオンとか言うやつは」
コウエンとゴルオンも、両手に装備した爪をテンペスト・サーペントの身体に突き刺し、矢を足場にして首を駆け上がる。
二人は同時に右頭と首の付け根に到達する。
「コウエン、合わせろ」
「無論だ」
二人の獣人は、まるで一つの生き物のように完璧なタイミングで掌底を繰り出した。
首の付け根を挟み込むように繰り出された掌底が、テンペスト・サーペントの頭を揺らす。
SI…GYAAAAAAAAA
波のように力が伝播していく。だが…。
たいした衝撃だが、それだけか。
テンペスト・サーペントは嗤う。
どうやら自分を脅かすほどの威力ではないらしい。
二人の力ない獣人を飲み込もうと口を開けるが…。
ドバンッ
直後に首の中心で発生した衝撃波に耐えることができず、口を開いたまま弾け飛んだ。
シオンの攻撃のような鋭い切り口ではない。
無理やり肉を引きちぎったかのように歪な断面が覗いている。
二人の繰り出した掌底は、そのエネルギーを体内で炸裂させ、内部から破壊する獣人の技である。
それを一流の獣人が左右から挟み込むように放つとどうなるか。
通常ならば敵の反対側から逃げていくはずのエネルギーすら、行き場を失い体内で炸裂することになる。
掌底の反動を利用して離脱し、回転しながら着地するコウエンとゴルオン。
その動きは最後まで乱れることはない。
この結果は、初めからわかっていたことだ。
テンペスト・サーペントに残されたのは左の頭のみ。だがそれも…。
「うおぉぉぉ!」
冒険者ギルドの戦闘班を含めた獣人のパーティが、最後の首に群がる。
彼らは一人一人の自力ではシオンたちに劣るが、それを補うだけの数と連携を持つ。
SIGYAAAAAAAA!!!
狂乱したように首を振り回すテンペスト・サーペント。
何人もの獣人が弾き飛ばされるが、それでも少なくない数の獣人が頭の付け根に到達した。
手にした爪を、剣を首に突き刺す。弾き飛ばされても再度飛びかかる。
まるでヤスリで木を削るかのように、ジワジワと傷を広げていく。
やがて最後の首が半ばから千切れ、力なく垂れさがった。
圧倒的な手数を利用した攻撃。
それは力のない人間が圧倒的な強者を倒すときに用いる、伝統的な攻撃手段だ。
巨大な魔物を倒せるのは英雄だけではない。
数と連携を活かした攻撃こそが、人間の真骨頂なのだ。
崩れ落ち、動きを止めるテンペスト・サーペント。
歓声を上げる遠征軍。
【常雨の湿地】は解放された――かに思えた。
0
あなたにおすすめの小説
バーンズ伯爵家の内政改革 ~10歳で目覚めた長男、前世知識で領地を最適化します
namisan
ファンタジー
バーンズ伯爵家の長男マイルズは、完璧な容姿と神童と噂される知性を持っていた。だが彼には、誰にも言えない秘密があった。――前世が日本の「医師」だったという記憶だ。
マイルズが10歳となった「洗礼式」の日。
その儀式の最中、領地で謎の疫病が発生したとの凶報が届く。
「呪いだ」「悪霊の仕業だ」と混乱する大人たち。
しかしマイルズだけは、元医師の知識から即座に「病」の正体と、放置すれば領地を崩壊させる「災害」であることを看破していた。
「父上、お待ちください。それは呪いではありませぬ。……対処法がわかります」
公衆衛生の確立を皮切りに、マイルズは領地に潜む様々な「病巣」――非効率な農業、停滞する経済、旧態依然としたインフラ――に気づいていく。
前世の知識を総動員し、10歳の少年が領地を豊かに変えていく。
これは、一人の転生貴族が挑む、本格・異世界領地改革(内政)ファンタジー。
【完結】幼馴染にフラれて異世界ハーレム風呂で優しく癒されてますが、好感度アップに未練タラタラなのが役立ってるとは気付かず、世界を救いました。
三矢さくら
ファンタジー
【本編完結】⭐︎気分どん底スタート、あとはアガるだけの異世界純情ハーレム&バトルファンタジー⭐︎
長年思い続けた幼馴染にフラれたショックで目の前が全部真っ白になったと思ったら、これ異世界召喚ですか!?
しかも、フラれたばかりのダダ凹みなのに、まさかのハーレム展開。まったくそんな気分じゃないのに、それが『シキタリ』と言われては断りにくい。毎日混浴ですか。そうですか。赤面しますよ。
ただ、召喚されたお城は、落城寸前の風前の灯火。伝説の『マレビト』として召喚された俺、百海勇吾(18)は、城主代行を任されて、城に襲い掛かる謎のバケモノたちに立ち向かうことに。
といっても、発現するらしいチートは使えないし、お城に唯一いた呪術師の第4王女様は召喚の呪術の影響で、眠りっ放し。
とにかく、俺を取り囲んでる女子たちと、お城の皆さんの気持ちをまとめて闘うしかない!
フラれたばかりで、そんな気分じゃないんだけどなぁ!
SSSレア・スライムに転生した魚屋さん ~戦うつもりはないけど、どんどん強くなる~
草笛あたる(乱暴)
ファンタジー
転生したらスライムの突然変異だった。
レアらしくて、成長が異常に早いよ。
せっかくだから、自分の特技を活かして、日本の魚屋技術を異世界に広めたいな。
出刃包丁がない世界だったので、スライムの体内で作ったら、名刀に仕上がっちゃった。
敵に貞操を奪われて癒しの力を失うはずだった聖女ですが、なぜか前より漲っています
藤谷 要
恋愛
サルサン国の聖女たちは、隣国に征服される際に自国の王の命で殺されそうになった。ところが、侵略軍将帥のマトルヘル侯爵に助けられた。それから聖女たちは侵略国に仕えるようになったが、一か月後に筆頭聖女だったルミネラは命の恩人の侯爵へ嫁ぐように国王から命じられる。
結婚披露宴では、陛下に側妃として嫁いだ旧サルサン国王女が出席していたが、彼女は侯爵に腕を絡めて「陛下の手がつかなかったら一年後に妻にしてほしい」と頼んでいた。しかも、侯爵はその手を振り払いもしない。
聖女は愛のない交わりで神の加護を失うとされているので、当然白い結婚だと思っていたが、初夜に侯爵のメイアスから体の関係を迫られる。彼は命の恩人だったので、ルミネラはそのまま彼を受け入れた。
侯爵がかつての恋人に似ていたとはいえ、侯爵と孤児だった彼は全く別人。愛のない交わりだったので、当然力を失うと思っていたが、なぜか以前よりも力が漲っていた。
※全11話 2万字程度の話です。
男女比がおかしい世界の貴族に転生してしまった件
美鈴
ファンタジー
転生したのは男性が少ない世界!?貴族に生まれたのはいいけど、どういう風に生きていこう…?
最新章の第五章も夕方18時に更新予定です!
☆の話は苦手な人は飛ばしても問題無い様に物語を紡いでおります。
※ホットランキング1位、ファンタジーランキング3位ありがとうございます!
※カクヨム様にも投稿しております。内容が大幅に異なり改稿しております。
※各種ランキング1位を頂いた事がある作品です!
1×∞(ワンバイエイト) 経験値1でレベルアップする俺は、最速で異世界最強になりました!
マツヤマユタカ
ファンタジー
23年5月22日にアルファポリス様より、拙著が出版されました!そのため改題しました。
今後ともよろしくお願いいたします!
トラックに轢かれ、気づくと異世界の自然豊かな場所に一人いた少年、カズマ・ナカミチ。彼は事情がわからないまま、仕方なくそこでサバイバル生活を開始する。だが、未経験だった釣りや狩りは妙に上手くいった。その秘密は、レベル上げに必要な経験値にあった。実はカズマは、あらゆるスキルが経験値1でレベルアップするのだ。おかげで、何をやっても簡単にこなせて――。異世界爆速成長系ファンタジー、堂々開幕!
タイトルの『1×∞』は『ワンバイエイト』と読みます。
男性向けHOTランキング1位!ファンタジー1位を獲得しました!【22/7/22】
そして『第15回ファンタジー小説大賞』において、奨励賞を受賞いたしました!【22/10/31】
アルファポリス様より出版されました!現在第四巻まで発売中です!
コミカライズされました!公式漫画タブから見られます!【24/8/28】
マツヤマユタカ名義でTwitterやってます。
見てください。
鬼の兵法伝承者、異世界に転世せしむる
書仙凡人
ファンタジー
俺の名は桜木小次郎。
鬼一法眼を祖とする鬼一兵法の令和の伝承者。
だがある時、なぜか突然死してしまったのだ。
その時、自称神様の変なペンギンが現れて、ファンタジー世界の転生を持ちかけられた。
俺はヤケになって転生受け入れたら、とんでもない素性の奴にログインする事になったのである。
ログイン先は滅亡した国の王子で、従者に毒盛られて殺されたばかり。
なにこれ? クーリングオフねぇのかよ!
王女の中身は元自衛官だったので、継母に追放されたけど思い通りになりません
きぬがやあきら
恋愛
「妻はお妃様一人とお約束されたそうですが、今でもまだ同じことが言えますか?」
「正直なところ、不安を感じている」
久方ぶりに招かれた故郷、セレンティア城の月光満ちる庭園で、アシュレイは信じ難い光景を目撃するーー
激闘の末、王座に就いたアルダシールと結ばれた、元セレンティア王国の王女アシュレイ。
アラウァリア国では、新政権を勝ち取ったアシュレイを国母と崇めてくれる国民も多い。だが、結婚から2年、未だ後継ぎに恵まれないアルダシールに側室を推す声も上がり始める。そんな頃、弟シュナイゼルから結婚式の招待が舞い込んだ。
第2幕、連載開始しました!
お気に入り登録してくださった皆様、ありがとうございます! 心より御礼申し上げます。
以下、1章のあらすじです。
アシュレイは前世の記憶を持つ、セレンティア王国の皇女だった。後ろ盾もなく、継母である王妃に体よく追い出されてしまう。
表向きは外交の駒として、アラウァリア王国へ嫁ぐ形だが、国王は御年50歳で既に18人もの妃を持っている。
常に不遇の扱いを受けて、我慢の限界だったアシュレイは、大胆な計画を企てた。
それは輿入れの道中を、自ら雇った盗賊に襲撃させるもの。
サバイバルの知識もあるし、宝飾品を処分して生き抜けば、残りの人生を自由に謳歌できると踏んでいた。
しかし、輿入れ当日アシュレイを攫い出したのは、アラウァリアの第一王子・アルダシール。
盗賊団と共謀し、晴れて自由の身を望んでいたのに、アルダシールはアシュレイを手放してはくれず……。
アシュレイは自由と幸福を手に入れられるのか?
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる