SNG ~その青年の進む道は救済か滅亡か~

上社玲衣

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第三章 運命

第十二話「ランガム」

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第十二話「ランガム」

「こちらから敵意をむき出しにしなくとも、彼らは本能で我々を襲う。なら俺の取るべき行動は一つだ。」
 デヴォイは冷静に対処し魔法詠唱を始める。クレアはデヴォイの後ろに隠れる。
 その時だ。モンスターの群れの中から一人の禿頭の老人が現れる。
「ふぉっほっほっほっほ、あいつが言いそうな台詞じゃわい。失礼失礼、こんなところに人が来ているとは思わなかったもんでな。」
「あなたがこのモンスターの群れを?」
「左様。この老い耄れにとってはこの子達は可愛い孫みたいなもんじゃ。大丈夫、人は襲わないようにしつけてある。この地域に足を踏み入れた事で警戒しているだけじゃ。」
「ねえ…。」
 二人が話し合っている時に、クレアがデヴォイのコートを引っ張る。
「どうした?」
「あのお爺さん、書物で見たことがあるわ…写真付きで。何十年も昔、世界魔法オリンピックで優勝し、その後各地を廻りながら独自の流派を広めていったという…魔法医学や薬学にも精通している人だから私はよく知っている…スコルプ=ランガム導師だわ。」
「へえ、伝説的人物だって事か。こんなとこに隠居していたらますますその神秘性が高まっていくな。やり手だな、あの人。」
 二人の話を聞いていたランガム導師が訂正する。
「ふぉっほっほ、そんなつもりはないがな。ただ、わしは“あいつ”と違って、究極の強さ、絶対性、などというものを求める事に興味がなくなっただけだ。」
 あいつって誰だ?
「そんな事はさておき、お主等は、こんな辺境に何の用じゃ?」
「八光草って、知ってるか?」
 導師の目が光る。
「あれを必要だということは…余程強力な魔法がかけられた者がおるという事か。」
 クレアの顔が真っ赤になる。己の過失で自身にその魔法をかけたとは、口が裂けても言えまい。
「生えてるんだな?」
「ああ。この峡谷をもう少し進めば見つかるはずじゃ、わしもたまに御飯にふりかけにして食う。貯め置きはしていないので直接採取しなければならんが、なかなか美味じゃぞ、あれは。」
 ま、魔法薬じゃないの…? クレアは頭をぶつけられた感じがした。
 ランガムに見送られながら、二人は峡谷の奥深くへ。

 ただで生えているとは思わなかったが…峡谷の絶壁、明らかに登って行けない場所に、八色だけではない、幾つもの光が輝いていた。クレアの瞳も輝いていた。
「この世のものとは思えないほど綺麗ね…クリスマスでもあんなに素晴らしくはないわ…でも、どうするの、あれ?」
「なるほど、さすが貴重な魔法薬、魔導師にしか得られないわけだ。」
 言うと彼は苦もなく浮遊の魔法で目的のものを採取する。
「そんな、味気ない…もうちょっと演出しなさいよ。」
「分かったよ…ああ、これが、俺達が求めていた、幸福の薬…うっ。」
 幸福と口にした瞬間、デヴォイはとても気分が悪くなった。
「どうしたの? 自分の台詞があまりにクサかったの?」
「いや、そんなのじゃない…さあ、宿に戻ろう。本当に感慨にふけるのはこれからだ。」
 デヴォイは違和感を隠しながらクレアにそう促した。

 宿の一室を借り、すりつぶした薬と大人サイズの婦人服と医学生用の白衣を置いて、デヴォイは部屋を出た。
「終わったら、言ってくれ。」
 ドアの外で待っていると、数分後、クレアのうめき声が聞こえだした。
「うう…うぐぁ…はぁ…あぁぁああああああっっ!」
「大丈夫か!?」
「…心配しないで、元に戻っている途中だから…。骨が…痛いのよ…あうっ!」
 しばらくして彼女の声が聞こえなくなり、居ても立ってもいられなくなって、ドアを開けたとき、そこには紫色の髪の、白衣の二十一歳の女性が立っていた。
「私がいいって言ってから入ってきてよね。」
「ク、クレア…? 何て言うか、普通に綺麗だな…。」
「そういう当たり前の褒め方をされると照れるわよ。」
 クレアは大人の顔で微笑む。
「ありがとう、デヴォイ、任務成功よ。あとは、私を送り返してくれるだけね。」
 そうあっさり言われると…彼は少し淋しい気持ちになった。

 二人で宿を出ると、偶然フォルナウスが通りかかった。
「うん…? そちらの女性は…? クレアさんに面影が似ているのですが。」
「私本人よ。」
 クレアが答えると、フォルナウスは驚く。詳しい事情を話すとクレアが恥ずかしい思いをするのでデヴォイは何も言わなかった。
「何と! この様に麗しき女性であったとは?」
「フォルナウス、君もその気があるのか?」
 デヴォイが茶化す。
「ええ、素直にですよ。」
「彼はあなたと違って女好きという性分ではなさそうね。真に褒める時は褒める人よ。」
 クレアがデヴォイを突っつく。大きくなったクレアはどこかフォルナウスに対する苦手意識や恐怖感みたいなものはなくなっているみたいだ。
「乗り換えるか?」
「こら。そうだ、ねえ、フォルナウスさん、ランガム導師の事についてはご存知かしら?」
 彼女はローズ峡谷で彼に会った話をした。
「ランガムにも喧嘩売るか?」
 デヴォイがまた茶化す。
「いえ、私も彼の話については試練の塔から降りてきてから街で聞きました。彼に弟子入りでもしようかと考えています。どうです、ご一緒に?」
「確かにあの爺さんの元で修行をしたら、凄い魔導師には成れそうだが、あの人の考えている強さとかっていうのは普通の人とは違う気がするな。彼は強さを自ら求めてはいかない人みたいだ。そう本人が言ってた。」
「逆説的に言えば、それこそが彼が伝説たる所以でしょう。と、実際ここで話していても分かるまい、彼自身にその真意を訊ねなければ。」
 話しながら二人は酒場へ入る。
 何だかんだあっても意気投合をしてるみたいじゃない、とクレアは思った。デヴォイという人が、誰とでも仲良くなれるタイプの人間なのかも知れない。

『あああ!』
 三人は酒場である人の姿を見つけた時、思わず声をあげてしまった。
「おう、お主等か、こっちに来て一緒に飲まぬか?」
 導師ランガムの誘いに、数分後、三人はいつの間にか、酒に話に酔ってしまっていた。
「で、あなたのおっしゃる強さとは何なのですか!?」
 フォルナウスが強い口調で訊く。
「誰にも負けない力…最も恐怖するものに勝つ…己に打ち克つなどといったものは、真の強さとは言わぬ。試練の塔ではそのようなものを試されたようじゃな、フォルナウス君。しかしあの男はそれを超越した究極の強さを見つけようとしておる。」
「だからあの男って誰なんだよ!?」
 デヴォイも話に夢中で口調が強い。
「ユルガス=ジオンハート。わしが知る中では最も剣に優れた男じゃ。お主もSNGなら知っておろう。だが、わしが思うに、真の強さとは剣や魔法による、戦いや勝負の世界で生まれいずるものではない。“それを求めないことにこそ強さは存在する”。あくまでわし個人の意見じゃがな。」
 そう言われ、デヴォイとフォルナウスは混乱してしまう。
「優しさ…?」
 クレアが呟く。
「まあ、いずれ分かる事じゃよ。他に何か訊ねたい事はないかな?」
「最高の魔導師として、魔法について何か語ってくれ。」
 別におだてるつもりも何もないが、ここにいる者は皆いろいろな形で魔法に関わっている。共通の話題としては最適であろう。
「魔法か…。人間が扱うものとしては手頃な力じゃと、わしは考えておる。神から与えられた力としては、科学よりも安全だ…自然から生まれ出で、自然に還る魔力…。お嬢さんなどは科学と魔法の両立派じゃろうな。今の魔法大学というのはそんなものじゃろう。」
「ええ…そうね、導師の時代とは違うわ、不可思議な『神から与えられた力』ではなく、全ては科学で解明され、科学と共に存在する…両立というよりむしろ一つのものなのだと、私達は教えられているわ。」
「実戦魔法を使うお主等はどう考えるかの?」
 まずフォルナウスが答える。
「私は…『神による力』を信じます。わが家が代々『光信仰』という事もありますが。」
 光信仰とは、この世の全てのものは神の光によって生み出されたものだとする考え方である。魔力とは、生命や風や大地や海とは他に、人間がそういったものを意思の力によって操ることの出来るエネルギーであると考えられている。科学はそうした全ての存在を粒子の法則によって捉えていて、神といった抽象概念は介在しない。
 デヴォイはというと…。三人の話を聞きながら黙り込んでいた。
「寝てるの?」
 自身の瞼が落ちてきたクレアが訊ねる。
「そういう訳じゃないんだ…ただ、俺には、訊かない方がいい質問だったような気がして…いや、いいんだ、こっちの事だ。もう、話を変えよう。そうだ、唐突だが女って何だと思うよ、爺さん? クレアが横にいる時に訊く質問じゃないが。」
「その事に関しては、わしよりもかのジオンハートが得意分野じゃ。彼はああ見えて女の数でも伝説的な男じゃ。まあとっかえひっかえしてる非道い男ではあるがな。わしがただ言えることは、奥が深いという事だけ。異性から学ぶ事は多い。逆に女の側からもそう思うかね、お嬢さん?」
「ええ…まあ。」
 そうでもないけど。男って皆複雑そうな事を考えてるフリして単純だから。

「そうだ、いい事を考えた。」
 デヴォイがまた唐突に何かを言い出した。
「今からゲームをして、負けた人が、過去にあった異性にまつわる話を一つすること。ルールは簡単。ジャンケンだ。一人が負けた場合、その人が話す。いいかな、ちなみに俺は記憶がないので…。」
「ずる~い。」
「そうですよ、逃げるのですか?」
「ふぉっほっほ。」
 三人から責められてで、デヴォイも強制参加での恋愛トークが始まった。
 最初のジャンケンに負けたのは…クレアだ。
「うっそ~、三人とも魔法か何か使ったわね?」
『使ってない使ってない。』
 声を揃えて否定する。ジャンケンに魔法って。そこまで恋愛話を暴露したくないのか。
「仕方ないわね…一つだけしてあげる。しょうもない話だけどね。私が大学の一回生だった頃の話なんだけど…ね、同じ薬学部の先輩にね、凄くかっこいい先輩がいたのよ。笑顔が素敵で優しくて頭も良くてスマートで…でも好きって程ではなかったんだけど。ある日その先輩がね、うっぷっぷ、今思い出しても笑えてくるわ…。」
「いい事があったのかの?」
「違うの、あのね、学部の飲み会でね、酔っぱらった時にね、彼が滑って私のお尻を触っちゃったのよ。事故だったって分かってるから私は気にしなかったんだけど。でも、周りの女の子たちがね…。彼のファンも多かったからね…。」
「一気に幻滅されたのですか?」
「と、思うでしょ? 予想外の展開だったわ。何人かがね、酔った時の冗談だか何だか、『私も触ってほしい~』なんて言ったのよ。そうなると男は馬鹿ね。言葉に従って触っちゃったのね。頭の良い人っていう発言撤回ね。それからの彼は本当にヒサンだったわ。酔いの覚めた女の子達やその場にいた子達、話を聞いた全ての女の子に幻滅されちゃったから。まあでも彼が偉かったのは、以後気をつけてなおかつ、女の子達との関係修復に懸命だった事かな。そこに彼の真実を見つけてから、私も彼に惹かれてファンになっちゃった。でも、本当、欲望に任せた行動と誘惑って危険ね、あなた達も気をつけなさいね。」
 デヴォイがため息をつく。
「身につまされる話だ。」
『ってあんたもやったのかよ!』

 次はフォルナウスだ。
「私がルデールにいた頃の事で、十五という、うら若き日の話です。当時私は同じ私塾に通っていた、ユーリ=ハミルトンという女生徒に恋をしました。」
「へえ…君でも普通に恋愛をするんだ。」
「私を何だと思っているんですか…。で、話を続けますよ? 私は若さと勢いで彼女に告白をしました。『私は世界一の魔導師になるから、側で見ていて下さい。』と。」
「え~、そんな不純な動機だったの~?」
「ち、違います、ただの告白の科白の一つですよ。それとは関係なく私にとっては魔道を極めることは幼き日からの夢ですから。しかし我ながらあれは大きな失敗でした。」
 彼は遠い目をした。
「事も有ろうに、彼女は『世界一の剣士になるなら、側で見ていてあげる。』と返したのです。」
「遠回しに体よく断られたわけじゃな。」
「しかし、あの頃の私は若くそして愚かであり、そんな事には気付きませんでした。大事な杖を事もあろうか剣に持ち替えて、剣術の塾に一年間入塾しました。」
「や、やるな…。で、結果は?」
「ただの寄り道でした…私には運動神経はあっても武術の才能は全く備わっていなかった…見事に挫折です。得たものは、受け身の技術ぐらいです。」
「恋をして受け身を知る…不思議な教訓じゃの。」
 四人は酒の勢いもあり大爆笑した。

 すっかり話の方向がお茶らけていたので、折角の機会なのでデヴォイは軌道修正をして再びランガムに質問をする事にした。
「世界ってどうなっているんだ? どう捉えたらいいんだ?」
 記憶の乏しいデヴォイにとっては、旅をした地域だけが彼の世界である。知らない部分がまだまだある。狭い世間で生きてきたクレアにも興味はあった。広く世間を渡り歩いたフォルナウスだけは年配者を立てる位置に立った。
「何から話そうかの…。まず、世界の広さについてじゃが…これだけ生きてきたわしでも、世界の全てを廻ったことがない、という事と…世界には果てがある、という事じゃ。東西南北どちらにも突き進めば、海の端というものがあり、その線を越えると、あの世…光の世界へと連れて行かれるみたいじゃ。黄泉との際…俗に『エレボス』と呼ばれるものじゃ。最果ての国々の記録にはそうある。でも、わし自身はそこへ入った事はない。自殺行為じゃからの。」
 ここまでは通説である。
「で、じゃ、その『エレボス』に囲まれている我々の世界での事じゃが…生命や魔力というのは何時誕生したのか?という疑問があるわけじゃが。」
「確かに、科学でもまだそれは証明されていませんけど…。」
「ふぉっほっほ、そこが科学の限界じゃな。わしはこう思うとる。生命も、大地も海も空も全て、神の力が溢れる光の世界から生まれたのじゃ。」
 クレアはがっかりした。また『神の力』か。しかし反論はしなかった。
 フォルナウスは、勿論『光信仰』であった故にその説を信じた。それに…過去に二度もその力を目の当たりにしている。
 デヴォイはというと…彼にも、信ぜずにはいられない理由があった。

「そうじゃ、酔いも回ってきたかと思うところで、今度はわしから質問してみてもいいかの? お主等は自分達の旅、人生、自分自身についてどのように考えておるのかの? 若い者の意見を聞いてみたい。お嬢さんは?」
「私…は昔から医療の方に興味があったから…魔法薬学を勉強したいって思っていただけで…そういうのじゃなくて、人生? うーん? 自分自身に関しては…この旅でいろいろ経験して、大きくなったかな、とは思うわ。それ以上はよくわかんない。ごめんなさい、本当にごめんなさい、役立たずで。」
「いやいや、いいんじゃよ、そんな事は訊いておらんて。フォルナウス君は?」
「私は後にも先にも、唯一無二の魔導師になるという目標しかありませんが…! あなたのおっしゃる『強さ』についての納得もしてみたい…とかく心身共に修行する事が私の人生です。それを追求するのが私という人間です。」
「ほう、真っ直ぐな男じゃのう。お主は?」
 最後にふられたデヴォイは困った。そもそも答えなど初めから彼は持っていない。
「俺は…分からない、記憶だってないし、あるのは今と未来だけ…ただ…いや…。」
 一つあった…。俺がしなくてはならない事は…力の制御。俺自身が保有していると自覚している、『神の力』の制御。フォルナウスとの戦いであの力を発動したとき、俺は半分自分を失っていた。違う自分がそこにいた。それに、まだあれだけではない、更に強大な力を俺は持っている。覚えてはいないが…使った事がある…。それが発動されたならば…俺がこれから先考えるべき事はそこにあるのか…? さっぱり分からなくなってきた。こんなに気分が悪くなった事はない。
「く、くくくくくくふふふふふっ…。」
 悔しいが、俺にはランガムの問いに対する答えは結局出せなかった。
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