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第三章 運命
第十四話「ウォッシュとイオ」
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第十四話「ウォッシュとイオ」
フィルデールを経つ時に、フォルナウスもいつの間にか旅に加わっていた。
「何のつもりだ。」
「たまたま進行方向が同じだと、観念して下さい。旅は道連れ、世は情けです。」
まさかこんな事をする男だったとは…デヴォイは正直うんざりした。
「いいんじゃないの。もう敵対する事はなさそうだし。」
クレアが耳打ちする。はぁ…仕方ない。
エイジスとバンの一件以来、デヴォイは任務は基本的に一人でこなしていた。しかし、エルザレグド市国より南南東に進んだところにある、シュミテット王国のマルガハマシティーのギルドで彼は、久しぶりに他のSNGと共同で任務を遂行する事になる。
ギルドに入った時の事。
「うわ~Sランクだってよ。どうする?」
何人かのソルジャーがくすぶっているのが見えた。どんな任務だろう。
「シュミテット王国を南東に走る産業発展地帯『アズルベルト』に根を張る麻薬組織『ルルガナンド』の壊滅か…時間はかかりそうだが簡単だろうな。」
デヴォイがさらっと言ってのける。
「お前何なんだよ? ランクは?」
側にいた一人のソルジャーが食って掛かる。
「Bだ。それがどうかしたか?」
「B!? ふざけるな!」
その時、二人の間に、別の男が笑いながら入ってきた。
「はっはっはっはっは! 大した男だ、気に入った。ソルジャーというのはな、ランクではない、実力で決まるんだよ。」
「何だとお前、偉そうに!」
間に入った男は長い銀髪を揺らしながら言う。
「と言う俺もとっくにSランクだが。そんな事はどうでもいい。」
その言葉にソルジャーは押し黙る。
「おい、イオ、どうだ、たまには別のソルジャーと組むというのも、ありじゃないか?」
彼の言葉に呼応し、銀髪のショートカットの女性が現れる。冷寒地にも関わらず露出度の高い薄地の服を纏ったソルジャーである。そう言えば男の方も、肩と腕を丸出しにした寒そうな格好だ。
「兄さんがいいなら私はいいわよ。」
「じゃあ決まりだ。その任務、受けるよ。ウォッシュ=ヒルフハート、イオ=パヤチャクラ、で、お前は?」
「あ、ああ、デヴォイ=マクシミリアンだが…。」
「決まりだ。」
あっと言う間のうちに、デヴォイはウォッシュとイオという銀髪の兄妹と組むことになった。
「あなたにしては珍しいですね、無理矢理押し切られるなんて。」
フォルナウスがこそっと言った。
「いや…何となくな、断れない雰囲気があって…ちょっと違うんだ、あの二人…何かとても親近感があってね。って無理矢理ついてきた君が言うな。」
「へえ…。っていうか、そもそもこんな時間かかりそうな任務受けないでよ。」
早く卒業するために帰りたいクレアはご立腹だ。
「ごめん、ごめん。手っ取り早くいったらいいんだろ?」
「手っ取り早く…って。アジトを見つける度に大規模な攻撃魔法で壊滅させていく事は確かに手っ取り早いとは言えるが…。」
デヴォイと、彼に協力するフォルナウスによって、いくつもの廃墟が生まれていく。
「まあまあ、兄さん、気にしちゃだめよ。」
「せめて次のアジトの場所を吐かせるとか…。」
銀髪兄妹は完全に呆れていた。
「いいじゃないか、一つずつ順調に潰せているんだし。それに君の能力で、ギリギリ誰か生かしてたら、そいつの考えは読めるんだろ?」
そう、ウォッシュは人の心を読めるという特殊な能力を持っていた。魔法ではなく、天賦の才能らしい。
「ああ、しかし、この能力は使う度に多大な精神力と体力を浪費する。毎日の様に使えるような能力ではない。とっておきの時に残しておかないと。」
「そうですか…すみませんね、次からは控え目にいきます。」
絶対嘘だ、とデヴォイは横目で見た。
そういえば気になることが一つあった。
「どうして君達は…兄妹なのに姓が違うんだ?」
ヒルフハートにパヤチャクラ。
「ああ、俺達、実は最近まで自分が兄妹だって事を知らなかったんだ。偶然出会って、ずっと恋人どうしだったんだが、ある日俺達の共通の親父と名乗る男が現れてな。突然『お前達は兄妹だから。』と言われてびっくりだ。その親父は相当な女好きで、あちこちに女を作っていたから、子供も俺達以外にもいる可能性があるらしい。」
「馬鹿な話でしょ。」
「良かった、俺も女好きだけど、そこまで節操なしじゃないや。」
そんな話をしている時に、彼らは少し、大きめのアジトの入り口に着いた。
「ここは…結構重要なポイントだ。おそらく、幹部のアジトか、それとも…。」
「総本部か、ね。」
中にはかなり大人数の組織構成員がいた。
「これを魔法で吹っ飛ばしたら駄目っていうのが、七面倒くさいな!」
デヴォイは両手に剣を携え先陣を切る。フォルナウスも小振りの魔法で援護する。彼等は次々と部屋を進む。
「兄さん、私達も続きましょう。」
「いや…ここは一つ、あいつらに任せてみよう。俺達は雑魚を殲滅しよう。」
「ええ…分かったわ。彼が本当に“そう”なのか確かめる為ね。」
そう言う二人のところへも、次々と襲いかかる麻薬組織員。
「ふ…選ばれすらしなかった者達が我々に刃向かうだと?」
ウォッシュは不敵な笑みを浮かべる。
「逝く前に美しいものを拝ませてあげるわ。」
イオの背中に四本の深藍色の棒が現れ、七色の光を放ち、彼女の翼となる。そして彼女は宙を優雅に舞う。
「これが私の【虹】よ。」
「な、何だ…?」
あまりの美しさに、彼らはその場に立ちすくむ。これぞ究極、至高、神の美と呼ぶに相応しい、そんな光景であった。
それから次の瞬間、ウォッシュとイオ以外の者は全てその場に息絶えていた。
「おい、イオ、急に“力”を使うなよ。俺も目を閉じていなかったら死んでいたぞ。」
「ふふふ、だからちゃんと予告する台詞があるんだけどね。」
最奥の部屋に進んだときには、既にもぬけの殻だった。
「ちっ! 逃げられたか!」
「貴様等か…我々の組織を潰そうとしている輩は。ボスは既に避難されたが、私はここで貴様を足止め…いや、片付けなければならん。」
と、隠し通路の入り口と思われるところから、黒ずくめのすらっとした男が出てきた。どうやら、手利きの者の様だ。
「死ね!」
男は左手のガトリングガンをすぐさまぶっ放つ。
「うわわ!」
すぐさま二人は避けるがデヴォイは脚に被弾した。
「なんちゅう武器を…。それも右手にも…。」
レーザーガンだ。これではエイジスやヴォルドの銃などはおもちゃに見える。
「科学の力っていうのは恐いねぇ…。」
ここは早いうちにケリをつけないと、蜂の巣かまたは太い穴を空けられる。
「これで終わりだ!」
男は両手の武器を同時に使う!
「させるか! 防護風!」
フォルナウスと二人で同時に唱えた強力な風のバリアでガトリングは防いだ! しかしレーザーは…!
「ごぼっ!」
デヴォイは腹部を貫かれる。そして血を吐きそのまま地面に倒れた。意識が急速に遠のいていく…。
「大丈夫ですか!?」
心配するフォルナウスの声も遠ざかっていく。ただ、幹部の男が近づいてくる足音を感じた時、デヴォイは言いも言われぬ感覚に襲われた。
何だ…この、胸の奥からこみ上げてくる…全てを破壊し尽くしたい衝動は…。
閃光…どこまでも広がる廃墟…水色の髪の女性…彼の頭の中でフラッシュバックが駆けめぐる。
「だ、め、だ…俺はこの力を使ってはいけない…。使ってはいけないんだぁあああああああああ!」
男は異変に気付く。
デヴォイの貫かれた腹部を深藍色の物質が埋める。金属? そういったものではない…何だ、これは!?
「使わせるなぁあああっっっっ!!!!」
腹のみならず、彼の体全体が深藍色の物質へと変質し、彼の胸のあたりに大きな一つの突起が生まれる。そしてその中から極太の砲身が現れる。
「もう、誰にも止められない…。」
直後。
聴力を全て奪う爆音の高周波と共に波動砲が発射され、視界は全て真っ白になる。
気付いたときには、建物は全壊していた。真っ黒な空が視界に広がっている。
「俺は…。」
デヴォイは元通りになった自分の体を見ながら呟く…。
「どうしてこんな力が俺には与えられているんだ…。」
歯痒い…自分の存在を今ほど忌まわしいと思った事はない…。制御できない力なんて…どうして持っていなくちゃならない? 何者なんだ、俺は…。本当に…俺は“何”なんだ?
「あの光…。」
生き残ったフォルナウスはある事を思い出していた。
瓦礫の中から、ウォッシュとイオが現れる…。
二人とも、無傷であった。
「親父の話が本当なら…。」
「“ウェポン”…私達の弟なのかもしれないわね…。」
フィルデールを経つ時に、フォルナウスもいつの間にか旅に加わっていた。
「何のつもりだ。」
「たまたま進行方向が同じだと、観念して下さい。旅は道連れ、世は情けです。」
まさかこんな事をする男だったとは…デヴォイは正直うんざりした。
「いいんじゃないの。もう敵対する事はなさそうだし。」
クレアが耳打ちする。はぁ…仕方ない。
エイジスとバンの一件以来、デヴォイは任務は基本的に一人でこなしていた。しかし、エルザレグド市国より南南東に進んだところにある、シュミテット王国のマルガハマシティーのギルドで彼は、久しぶりに他のSNGと共同で任務を遂行する事になる。
ギルドに入った時の事。
「うわ~Sランクだってよ。どうする?」
何人かのソルジャーがくすぶっているのが見えた。どんな任務だろう。
「シュミテット王国を南東に走る産業発展地帯『アズルベルト』に根を張る麻薬組織『ルルガナンド』の壊滅か…時間はかかりそうだが簡単だろうな。」
デヴォイがさらっと言ってのける。
「お前何なんだよ? ランクは?」
側にいた一人のソルジャーが食って掛かる。
「Bだ。それがどうかしたか?」
「B!? ふざけるな!」
その時、二人の間に、別の男が笑いながら入ってきた。
「はっはっはっはっは! 大した男だ、気に入った。ソルジャーというのはな、ランクではない、実力で決まるんだよ。」
「何だとお前、偉そうに!」
間に入った男は長い銀髪を揺らしながら言う。
「と言う俺もとっくにSランクだが。そんな事はどうでもいい。」
その言葉にソルジャーは押し黙る。
「おい、イオ、どうだ、たまには別のソルジャーと組むというのも、ありじゃないか?」
彼の言葉に呼応し、銀髪のショートカットの女性が現れる。冷寒地にも関わらず露出度の高い薄地の服を纏ったソルジャーである。そう言えば男の方も、肩と腕を丸出しにした寒そうな格好だ。
「兄さんがいいなら私はいいわよ。」
「じゃあ決まりだ。その任務、受けるよ。ウォッシュ=ヒルフハート、イオ=パヤチャクラ、で、お前は?」
「あ、ああ、デヴォイ=マクシミリアンだが…。」
「決まりだ。」
あっと言う間のうちに、デヴォイはウォッシュとイオという銀髪の兄妹と組むことになった。
「あなたにしては珍しいですね、無理矢理押し切られるなんて。」
フォルナウスがこそっと言った。
「いや…何となくな、断れない雰囲気があって…ちょっと違うんだ、あの二人…何かとても親近感があってね。って無理矢理ついてきた君が言うな。」
「へえ…。っていうか、そもそもこんな時間かかりそうな任務受けないでよ。」
早く卒業するために帰りたいクレアはご立腹だ。
「ごめん、ごめん。手っ取り早くいったらいいんだろ?」
「手っ取り早く…って。アジトを見つける度に大規模な攻撃魔法で壊滅させていく事は確かに手っ取り早いとは言えるが…。」
デヴォイと、彼に協力するフォルナウスによって、いくつもの廃墟が生まれていく。
「まあまあ、兄さん、気にしちゃだめよ。」
「せめて次のアジトの場所を吐かせるとか…。」
銀髪兄妹は完全に呆れていた。
「いいじゃないか、一つずつ順調に潰せているんだし。それに君の能力で、ギリギリ誰か生かしてたら、そいつの考えは読めるんだろ?」
そう、ウォッシュは人の心を読めるという特殊な能力を持っていた。魔法ではなく、天賦の才能らしい。
「ああ、しかし、この能力は使う度に多大な精神力と体力を浪費する。毎日の様に使えるような能力ではない。とっておきの時に残しておかないと。」
「そうですか…すみませんね、次からは控え目にいきます。」
絶対嘘だ、とデヴォイは横目で見た。
そういえば気になることが一つあった。
「どうして君達は…兄妹なのに姓が違うんだ?」
ヒルフハートにパヤチャクラ。
「ああ、俺達、実は最近まで自分が兄妹だって事を知らなかったんだ。偶然出会って、ずっと恋人どうしだったんだが、ある日俺達の共通の親父と名乗る男が現れてな。突然『お前達は兄妹だから。』と言われてびっくりだ。その親父は相当な女好きで、あちこちに女を作っていたから、子供も俺達以外にもいる可能性があるらしい。」
「馬鹿な話でしょ。」
「良かった、俺も女好きだけど、そこまで節操なしじゃないや。」
そんな話をしている時に、彼らは少し、大きめのアジトの入り口に着いた。
「ここは…結構重要なポイントだ。おそらく、幹部のアジトか、それとも…。」
「総本部か、ね。」
中にはかなり大人数の組織構成員がいた。
「これを魔法で吹っ飛ばしたら駄目っていうのが、七面倒くさいな!」
デヴォイは両手に剣を携え先陣を切る。フォルナウスも小振りの魔法で援護する。彼等は次々と部屋を進む。
「兄さん、私達も続きましょう。」
「いや…ここは一つ、あいつらに任せてみよう。俺達は雑魚を殲滅しよう。」
「ええ…分かったわ。彼が本当に“そう”なのか確かめる為ね。」
そう言う二人のところへも、次々と襲いかかる麻薬組織員。
「ふ…選ばれすらしなかった者達が我々に刃向かうだと?」
ウォッシュは不敵な笑みを浮かべる。
「逝く前に美しいものを拝ませてあげるわ。」
イオの背中に四本の深藍色の棒が現れ、七色の光を放ち、彼女の翼となる。そして彼女は宙を優雅に舞う。
「これが私の【虹】よ。」
「な、何だ…?」
あまりの美しさに、彼らはその場に立ちすくむ。これぞ究極、至高、神の美と呼ぶに相応しい、そんな光景であった。
それから次の瞬間、ウォッシュとイオ以外の者は全てその場に息絶えていた。
「おい、イオ、急に“力”を使うなよ。俺も目を閉じていなかったら死んでいたぞ。」
「ふふふ、だからちゃんと予告する台詞があるんだけどね。」
最奥の部屋に進んだときには、既にもぬけの殻だった。
「ちっ! 逃げられたか!」
「貴様等か…我々の組織を潰そうとしている輩は。ボスは既に避難されたが、私はここで貴様を足止め…いや、片付けなければならん。」
と、隠し通路の入り口と思われるところから、黒ずくめのすらっとした男が出てきた。どうやら、手利きの者の様だ。
「死ね!」
男は左手のガトリングガンをすぐさまぶっ放つ。
「うわわ!」
すぐさま二人は避けるがデヴォイは脚に被弾した。
「なんちゅう武器を…。それも右手にも…。」
レーザーガンだ。これではエイジスやヴォルドの銃などはおもちゃに見える。
「科学の力っていうのは恐いねぇ…。」
ここは早いうちにケリをつけないと、蜂の巣かまたは太い穴を空けられる。
「これで終わりだ!」
男は両手の武器を同時に使う!
「させるか! 防護風!」
フォルナウスと二人で同時に唱えた強力な風のバリアでガトリングは防いだ! しかしレーザーは…!
「ごぼっ!」
デヴォイは腹部を貫かれる。そして血を吐きそのまま地面に倒れた。意識が急速に遠のいていく…。
「大丈夫ですか!?」
心配するフォルナウスの声も遠ざかっていく。ただ、幹部の男が近づいてくる足音を感じた時、デヴォイは言いも言われぬ感覚に襲われた。
何だ…この、胸の奥からこみ上げてくる…全てを破壊し尽くしたい衝動は…。
閃光…どこまでも広がる廃墟…水色の髪の女性…彼の頭の中でフラッシュバックが駆けめぐる。
「だ、め、だ…俺はこの力を使ってはいけない…。使ってはいけないんだぁあああああああああ!」
男は異変に気付く。
デヴォイの貫かれた腹部を深藍色の物質が埋める。金属? そういったものではない…何だ、これは!?
「使わせるなぁあああっっっっ!!!!」
腹のみならず、彼の体全体が深藍色の物質へと変質し、彼の胸のあたりに大きな一つの突起が生まれる。そしてその中から極太の砲身が現れる。
「もう、誰にも止められない…。」
直後。
聴力を全て奪う爆音の高周波と共に波動砲が発射され、視界は全て真っ白になる。
気付いたときには、建物は全壊していた。真っ黒な空が視界に広がっている。
「俺は…。」
デヴォイは元通りになった自分の体を見ながら呟く…。
「どうしてこんな力が俺には与えられているんだ…。」
歯痒い…自分の存在を今ほど忌まわしいと思った事はない…。制御できない力なんて…どうして持っていなくちゃならない? 何者なんだ、俺は…。本当に…俺は“何”なんだ?
「あの光…。」
生き残ったフォルナウスはある事を思い出していた。
瓦礫の中から、ウォッシュとイオが現れる…。
二人とも、無傷であった。
「親父の話が本当なら…。」
「“ウェポン”…私達の弟なのかもしれないわね…。」
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