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第二章 婚約破棄編
シャイニー達の登録
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うわぁ~!
馬車の窓から見える景色に私は、目を輝かせていた。見える物全てが新鮮で、道行く人や綺麗に並ぶ建物に心の中で歓声を上げた。
見たこともないが、ただ王国を夢見て憧れていた。どんな国なのか、どういった方々が住まうのか、彼らの学びや食す物も全てが知りたかった。
馬車が進むと人々が避けて行く。
アーテル聖国ではありえない光景だった。聖国の貴族馬車の周囲は必ず、平民はもちろん下位の貴族も近づいてはならない。近づけばその場で罰せられる。私はそういった光景が苦手で、馬車はあまり使わなかった。
もちろん王国の住民も近づくことはない。ただ自然に避けているだけで不快感を感じないのだ。私にはそれが心地良かった。
「お嬢様、役所に到着しました」
扉が開けられ馬車を降りる。
目の前には白い建物があり、窓の位置からして恐らく三階建てとわかった。
後を歩くエルシャと共に扉を開けて中に入ると、凄く広い空間があった。
「正面から一つ右の受付へ参りましょう」
エルシャの言葉に従い、受付の女性へと声をかけた。
「すみません。この国で生活したいのですけど、どうすると良いですか?」
「初めまして、新規住民登録ですね。それではこちらに、お名前から任意で記入をして頂けますか?」
名前は、シャイニー……。出身国はアーテル聖国……あら、適正魔法は鑑定結果によるもの?どういうことかしら……。
「あの、適正魔法は何故、鑑定するのですか?」
「何度か虚偽の申告をする方々がいたので、今では鑑定士が記入するようになっています」
そうなのねと、納得してエルシャの物と一緒に提出する。
「鑑定部屋へと入り、記入後にもう一度来て」と言われたのでそうした。鑑定はすぐに終わって用紙を見ると、五歳の時に受けた鑑定の儀と同じ、光と水の二属性適正だった。
何故か、エルシャを担当した鑑定士はギョッとしていたけど、それはきっと適正魔法だと思った。彼女は魔力量は低いが適正魔法はなんと、四属性もある。もう少し魔力量が多いと良いのにね。
アルバ王国で守らなければならないルールや、守った方が良いマナーを口頭で確認し、その他のことが書かれた用紙を受け取って次の場所へ向かった。
「お嬢様、次は住居ですから商業ギルドに向かいましょう」
「えぇ、商業ギルドはわかるわ」
馬車から見る商業ギルドは私の予想を良い方に裏切った。アーテル聖国の商業ギルドは民家程だったにもかかわらず、その倍は大きく横にも広かった。
ポカーンと眺める私の腕を取りギルドへ促すエルシャ。扉の閉まる音で我に返った。
住居を探す際に記入した用紙を見て受付嬢は呟く。
「アーテル聖国……」
その呟きを無視して、エルシャの意見とも合致した住居を登録。鍵と契約書を受け取り、商業ギルドを後にした私達は早速向かうことに。
馬車?町娘なんだから売却したわ。アーテル聖国の硬貨はアルバ王国では使えないと思って、魔物の素材を買い取りしてもらったから潤沢よ。市場で物価の確認をエルシャとしたから、多分一ヶ月は持つと思うくらいあるわ。
私達は平民区にある自宅を出て、周辺を見て回ることにした。
馬車の窓から見える景色に私は、目を輝かせていた。見える物全てが新鮮で、道行く人や綺麗に並ぶ建物に心の中で歓声を上げた。
見たこともないが、ただ王国を夢見て憧れていた。どんな国なのか、どういった方々が住まうのか、彼らの学びや食す物も全てが知りたかった。
馬車が進むと人々が避けて行く。
アーテル聖国ではありえない光景だった。聖国の貴族馬車の周囲は必ず、平民はもちろん下位の貴族も近づいてはならない。近づけばその場で罰せられる。私はそういった光景が苦手で、馬車はあまり使わなかった。
もちろん王国の住民も近づくことはない。ただ自然に避けているだけで不快感を感じないのだ。私にはそれが心地良かった。
「お嬢様、役所に到着しました」
扉が開けられ馬車を降りる。
目の前には白い建物があり、窓の位置からして恐らく三階建てとわかった。
後を歩くエルシャと共に扉を開けて中に入ると、凄く広い空間があった。
「正面から一つ右の受付へ参りましょう」
エルシャの言葉に従い、受付の女性へと声をかけた。
「すみません。この国で生活したいのですけど、どうすると良いですか?」
「初めまして、新規住民登録ですね。それではこちらに、お名前から任意で記入をして頂けますか?」
名前は、シャイニー……。出身国はアーテル聖国……あら、適正魔法は鑑定結果によるもの?どういうことかしら……。
「あの、適正魔法は何故、鑑定するのですか?」
「何度か虚偽の申告をする方々がいたので、今では鑑定士が記入するようになっています」
そうなのねと、納得してエルシャの物と一緒に提出する。
「鑑定部屋へと入り、記入後にもう一度来て」と言われたのでそうした。鑑定はすぐに終わって用紙を見ると、五歳の時に受けた鑑定の儀と同じ、光と水の二属性適正だった。
何故か、エルシャを担当した鑑定士はギョッとしていたけど、それはきっと適正魔法だと思った。彼女は魔力量は低いが適正魔法はなんと、四属性もある。もう少し魔力量が多いと良いのにね。
アルバ王国で守らなければならないルールや、守った方が良いマナーを口頭で確認し、その他のことが書かれた用紙を受け取って次の場所へ向かった。
「お嬢様、次は住居ですから商業ギルドに向かいましょう」
「えぇ、商業ギルドはわかるわ」
馬車から見る商業ギルドは私の予想を良い方に裏切った。アーテル聖国の商業ギルドは民家程だったにもかかわらず、その倍は大きく横にも広かった。
ポカーンと眺める私の腕を取りギルドへ促すエルシャ。扉の閉まる音で我に返った。
住居を探す際に記入した用紙を見て受付嬢は呟く。
「アーテル聖国……」
その呟きを無視して、エルシャの意見とも合致した住居を登録。鍵と契約書を受け取り、商業ギルドを後にした私達は早速向かうことに。
馬車?町娘なんだから売却したわ。アーテル聖国の硬貨はアルバ王国では使えないと思って、魔物の素材を買い取りしてもらったから潤沢よ。市場で物価の確認をエルシャとしたから、多分一ヶ月は持つと思うくらいあるわ。
私達は平民区にある自宅を出て、周辺を見て回ることにした。
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