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第一章 冒険者新生活編
第2話 町への道中、ステータスチェック
「ん、ん....」
目を開けると木の葉から漏れる日の光が眩しく輝いている。
あたりを見渡すと地平線がきれいに見えるほどの広大な平原が広がっている。俺は広大な平原にドンッとそびえ立つ巨木にもたれかかって寝ていたようだ。
寝ていた...ということはあれは夢、だったのだろうか。
《ここはアルクス。現在地はスカイロード王国の南方に位置するカルム平原です》
...ん!?誰?!?!
急に頭の中に合成音声みたいな無機質な声が響き渡ってきた。すると声の主はすぐさま俺の疑問に回答する。
《私は常識提供(チュートリアルテイカー)、所有者の質問に回答を行うものです》
あー、あなたでしたか。...ということはあれは夢ではなかったということか。
「...じゃあこれからどうしようか」
そういえば、最後にイリス様が人のいない安全なところで転生させるからまずは近くの町へ向かうといいって言っていたな。
「よしっ、じゃあ町に向かいますか!」
不安な気持ちをかき消すようにそう呟き、即行動に移すことにした。
......そういえば近くの町ってどこにあるんだろ?
《ここから一番近いのはここから北へ10㎞ほど進んだところにあるサウスプリングという町です》
え、10kmですか!?
「......はぁ、まあとりあえず歩くしかないか。」
俺は一番近くにあるという町『サウスプリング』へと向うことにした。その道中で自分のステータスや持ち物について確認をする。これが時間の有効活用というやつだ。
常識提供さんが教えてくれた通りに「ステータスオープン」と唱える(心の中でもOK)。するとゲームのUIに似た画面が目の前に現れた。
====================
名前:クロカワ ユウト Lv.1
種族:人族
HP:150 / 150
MP:200 / 200
攻撃力:50
防御力:50
俊敏性:80
知力:100
運:150
残りステータスポイント:0
称号:
女神の寵愛を受けし者 世界を渡りし者 研鑽を極めし者
スキル:
剣術Lv.5 体術Lv.5 料理Lv.4 気配遮断Lv.8 ストレス耐性Lv.7 精神攻撃耐性Lv.6 鑑定Lv.10 ステータス偽装 超理解 幸運 多言語理解 インベントリ 健康体 常識提供
====================
...なんか知らないスキルもあるし、あと称号っていうのもいろいろあるな。
『女神の寵愛を受けし者』・・・ステータス上昇量最大化、ステータスポイント追加、スキル取得難易度低下など
『世界を渡りし者』・・・取得経験値4倍、成長ボーナス2倍
『研鑽を極めし者』・・・取得経験値5倍、成長ボーナス2倍
なるほどね、つまりは取得経験値20倍、成長ボーナス4倍ですか。まあ前世で読んでた異世界転生系の物語の中では控えめな方...かな?
次はインベントリでも見ておくか。インベントリも「インベントリ」と唱える(心の中でもOK)と目の前にゲームのUIに似た画面が出てきた。
中身を確認してみると手紙が一枚入っているようだった。アイテム名が『女神からの手紙』となっている。すぐに手紙を取り出して書いてある内容を確認する。
====================
黒川優人 様
これを読まれているということは
無事、転生が完了できたようで安心致しました。
優人様に一つ謝らなければいけないことがございます。
実は条件に当てはまるスタート地点を探していたのですが、
いい場所が見つからず、結果的にかなり町から
離れてしまったことをどうかお許しください。
もちろんその周辺は危険な生物はおりませんので
どうぞご安心ください。
お詫びとしてアルクスのお金を
少しだけインベントリに入れておきます。
またお会いできる日を楽しみにしております。
優人様の今世が幸せなものになることを願って...
アルクスの管理者 イリスより
====================
ありがとうございます!!!
イリス様めちゃくちゃ良い人じゃないですか!
どこからか見守ってくれているイリス様へ感謝の気持ちを伝え、再び俺は町へと歩き出した。
「あとは今後の方針を決めないとな...」
優先順位としてはやはりまずは生活をするためのお金が必要だ。インベントリにはイリス様からいただいたお金が銀貨1枚と銅貨20枚あるけれど、おそらくこれだけではすぐに底をつきてしまうだろう。
「青銅貨100枚で銅貨1枚、銅貨100枚で銀貨1枚...っていう感じか。青銅貨が1円ぐらいとすれば、手持ちは大体1万2000円ほどかな」
やはり最優先は収入源を確保しないとだな。
「せっかくのチートスキルや称号もあるんだし、それに異世界といえばやっぱり冒険者だよな」
幸いにも今向かっているサウスプリングという町に冒険者ギルドの支部があるようなのでそこで冒険者登録をさせてもらうことにしよう。
当面の目標は『冒険者としてお金を稼ぐ』『レベルを上げて強くなる』の2つかな。その後のことはそれらを達成してから決めても遅くはないだろうし、まずはそこを頑張ろう!
平原の巨木から歩き始めて約1時間後、想定していたよりも早く俺はこの世界で初めての町『サウスプリング』に辿り着いた。
ここから始まる異世界ライフ...
どうか良い日々を過ごせますように。
目を開けると木の葉から漏れる日の光が眩しく輝いている。
あたりを見渡すと地平線がきれいに見えるほどの広大な平原が広がっている。俺は広大な平原にドンッとそびえ立つ巨木にもたれかかって寝ていたようだ。
寝ていた...ということはあれは夢、だったのだろうか。
《ここはアルクス。現在地はスカイロード王国の南方に位置するカルム平原です》
...ん!?誰?!?!
急に頭の中に合成音声みたいな無機質な声が響き渡ってきた。すると声の主はすぐさま俺の疑問に回答する。
《私は常識提供(チュートリアルテイカー)、所有者の質問に回答を行うものです》
あー、あなたでしたか。...ということはあれは夢ではなかったということか。
「...じゃあこれからどうしようか」
そういえば、最後にイリス様が人のいない安全なところで転生させるからまずは近くの町へ向かうといいって言っていたな。
「よしっ、じゃあ町に向かいますか!」
不安な気持ちをかき消すようにそう呟き、即行動に移すことにした。
......そういえば近くの町ってどこにあるんだろ?
《ここから一番近いのはここから北へ10㎞ほど進んだところにあるサウスプリングという町です》
え、10kmですか!?
「......はぁ、まあとりあえず歩くしかないか。」
俺は一番近くにあるという町『サウスプリング』へと向うことにした。その道中で自分のステータスや持ち物について確認をする。これが時間の有効活用というやつだ。
常識提供さんが教えてくれた通りに「ステータスオープン」と唱える(心の中でもOK)。するとゲームのUIに似た画面が目の前に現れた。
====================
名前:クロカワ ユウト Lv.1
種族:人族
HP:150 / 150
MP:200 / 200
攻撃力:50
防御力:50
俊敏性:80
知力:100
運:150
残りステータスポイント:0
称号:
女神の寵愛を受けし者 世界を渡りし者 研鑽を極めし者
スキル:
剣術Lv.5 体術Lv.5 料理Lv.4 気配遮断Lv.8 ストレス耐性Lv.7 精神攻撃耐性Lv.6 鑑定Lv.10 ステータス偽装 超理解 幸運 多言語理解 インベントリ 健康体 常識提供
====================
...なんか知らないスキルもあるし、あと称号っていうのもいろいろあるな。
『女神の寵愛を受けし者』・・・ステータス上昇量最大化、ステータスポイント追加、スキル取得難易度低下など
『世界を渡りし者』・・・取得経験値4倍、成長ボーナス2倍
『研鑽を極めし者』・・・取得経験値5倍、成長ボーナス2倍
なるほどね、つまりは取得経験値20倍、成長ボーナス4倍ですか。まあ前世で読んでた異世界転生系の物語の中では控えめな方...かな?
次はインベントリでも見ておくか。インベントリも「インベントリ」と唱える(心の中でもOK)と目の前にゲームのUIに似た画面が出てきた。
中身を確認してみると手紙が一枚入っているようだった。アイテム名が『女神からの手紙』となっている。すぐに手紙を取り出して書いてある内容を確認する。
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黒川優人 様
これを読まれているということは
無事、転生が完了できたようで安心致しました。
優人様に一つ謝らなければいけないことがございます。
実は条件に当てはまるスタート地点を探していたのですが、
いい場所が見つからず、結果的にかなり町から
離れてしまったことをどうかお許しください。
もちろんその周辺は危険な生物はおりませんので
どうぞご安心ください。
お詫びとしてアルクスのお金を
少しだけインベントリに入れておきます。
またお会いできる日を楽しみにしております。
優人様の今世が幸せなものになることを願って...
アルクスの管理者 イリスより
====================
ありがとうございます!!!
イリス様めちゃくちゃ良い人じゃないですか!
どこからか見守ってくれているイリス様へ感謝の気持ちを伝え、再び俺は町へと歩き出した。
「あとは今後の方針を決めないとな...」
優先順位としてはやはりまずは生活をするためのお金が必要だ。インベントリにはイリス様からいただいたお金が銀貨1枚と銅貨20枚あるけれど、おそらくこれだけではすぐに底をつきてしまうだろう。
「青銅貨100枚で銅貨1枚、銅貨100枚で銀貨1枚...っていう感じか。青銅貨が1円ぐらいとすれば、手持ちは大体1万2000円ほどかな」
やはり最優先は収入源を確保しないとだな。
「せっかくのチートスキルや称号もあるんだし、それに異世界といえばやっぱり冒険者だよな」
幸いにも今向かっているサウスプリングという町に冒険者ギルドの支部があるようなのでそこで冒険者登録をさせてもらうことにしよう。
当面の目標は『冒険者としてお金を稼ぐ』『レベルを上げて強くなる』の2つかな。その後のことはそれらを達成してから決めても遅くはないだろうし、まずはそこを頑張ろう!
平原の巨木から歩き始めて約1時間後、想定していたよりも早く俺はこの世界で初めての町『サウスプリング』に辿り着いた。
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どうか良い日々を過ごせますように。
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※この小説は小説家になろうとカクヨムにも投稿しています