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第二章 幼少期~領地編
73.温泉でまったり
しおりを挟むお婆様達と温泉に行くことが決まったので、温泉の後で食べるお菓子は何にしようかと考える。
スイポの大学芋はもちろん作るとして、他にも何か食べたいよね…。
んーーーっ! 火照った身体にはかき氷とかいいかも!!
そうと決まれば、シロップを用意しないとね。
小豆と練乳も食べたいところだけれど、今回は果物のシロップだけで我慢だ。
小豆があるのかもまだわかっていないんだから。
調理場を借りて、果汁を煮詰めて果物シロップを数種用意する。
氷は魔法で作って、無限収納に入れておく。
削り器は今度作ることにして、今回は魔法で削るかな?
シロップができたので無限収納に入れて、大学芋も作って準備ができた。
昼食をサンドイッチにしてもらい、昼前にお爺様とお婆様や騎士さん達を連れて草原の温泉に飛んだ。もちろん、リヒト先生もルカやレオンやエリアも一緒だ。
まずは昼食を食べてからと思ったら、お婆様達は先に温泉に入りたいと言う。
体調を見ながら入るように言って、食べたい人が各自のタイミングで食べれるように、一人分ずつ渡しておくことにする。
「女性のパワーはこw…スゴイな…」
お爺様の呟きが聞こえた。
僕達はサンドイッチを食べて、お茶を飲んでから入ることにし、休憩用に用意しておいた椅子に座ってゆっくり過ごした。
僕が温泉に入るときに、一緒に入るというお婆様の誘いを断り、お爺様の遠回しな誘いもスルーして、大きな従魔用の貸切風呂に入った。
久しぶりにルカとまったりするつもりで、賑やかな大浴場の誘いを振り切り、小さな風呂に入ったんだ。
ルカとレオンと、そしてなぜかリヒト先生も一緒に…。
身体と頭を洗ってから湯船に入り、ルカと一緒にまったり、ぷかぷかと温泉に浮いている。
浮いていると引き寄せられて先生の膝に座り、またぷかぷか浮かんでと二~三回繰り返した頃に、のぼせそうになって風呂を出た。
ちょうどお爺様もお婆様も休憩していたので、かき氷を作ることにしよう。
今からデザートを作る話をして、大学芋をお茶うけに出して、もう少し休憩していてもらう。
作業用に台を作り、その上に果物のシロップを並べる。
次に、小さな結界を張り、その中で氷を粉々に削っていく。
サラッサラのフワッフワになるように。
削った氷を屋敷から持ってきた小ぶりの器に入れていく。
お爺様とお婆様に好みのシロップを選んでもらい、氷にかけて渡した。
「かき氷というデザートです。冷たいので少しずつ口に入れてゆっくり食べてくださいね」
急いで食べたり一口が大きいと頭がキーンってなるよね?そうなると悪いので注意しておく。
僕らも好みのシロップをかけて食べよう。僕は苺に似たローベのシロップにする。ルカはレーズ、レオンはアップ、先生はプルにしたようだ。
侍女や使用人の人達や騎士さん達も、自分で好みのシロップをかけて食べるように伝えた。
シロップはかけ過ぎても美味しくないので、スプーン一杯の制限をつけた。
だって、絶対たくさんかける人がいるよね? でも、美味しくないからね?
お代わり二杯までにしてセルフサービスにしたら、みんなが二杯食べたようだ。
物足りなそうな人もいたが、お腹こわすからね?
かき氷は好評だったから、温泉の後の定番になりそうだ。
これは、早々に削り器を作らないとだね。
さて、もう一回温泉に入ったら屋敷に帰ろう。
明日は、早朝に次の代官直轄地に飛ぶんだ。
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