【R18】平凡な男子が女好きのモテ男に告白したら…

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「あのお友達とか大丈夫なんですか？」


「いや、俺は店が暇だったんで周りの奴らに言われて、適当に知り合い探して宣伝してました」


確かに春也のことだから友達も多そうだからいい仕事かも

そう思いつつも買ってもらったクレープを口に運ぶ


「美味しい……」


「なら良かったっす、あ」


「え、どうしました？」


「ちょっといいですか？」


春也は手を伸ばすと僕の横髪を耳にかける
女の子に慣れてるからこそ自然にできる行為だ

僕みたいなモブみたいなやつがやったら女の子達は避けることだろう


「髪につきそうだったんで」


再び春也がこっちを見た瞬間、春也は僕の顔をじっと見つめるからバレたかと思い慌てて顔を逸らす


「うわ、やっぱり…」


「な、なんですか？」


「あの、急で失礼かもしれないですけど…」


「は、はい…」


「あー、なんか言っていいんかな…」


え、何…？？
緊張が走る

それにさっきやっぱりって言ったよね？！


「やっぱり……
めちゃくちゃ美人ですね…」


横目で春也を見てみると顔を赤くして両手で顔を塞いでる
耳まで少し赤くなってるし…

こんな春也初めてみる
ちょっと可愛いかもなんて思ってしまう


「あ、あ、ありがとうございます」


てっきりバレたかと思ってドキドキしたけど、次はなんとも言えない別の意味でドキドキしてしまう


「さっきまでよく顔とか見えなくて雰囲気はめちゃくちゃ美人そうだなとは思ってたんですけど、凄いですね…」


「そんな言われたら恥ずかしい…です…」


顔を俯かせると春也はもう片方の横髪も耳にかけて僕の顔が何にも隠れてない状態になる