174 / 296
秋は変化……
大激闘の水曜日
しおりを挟む
あ、いたー。
あのね結衣と優子、明後日の部活は、耐久レースのタイム計測のやり直しだから、水野と一緒に出掛けて貰うからね。
「え~!?」
「えー!?」
結衣と優子は同時に言った。
でもね、夏休みに測ったタイムは、あまりにも話にならないんだよ。
結衣は精神が乱れて散々だし、優子は、それを見て敢えて手抜いてたし。
「マイ、知ってたの?」
知ってるに決まってるじゃん! 優子が、あんな守りの走りに徹するわけないじゃん。
分かってるよ。柚月と優子は、揃いも揃って負けず嫌いだからね。
特にこういう事に関しての優子の執念は、並大抵じゃないんだからね。
小学生の頃、優子は、あっちの集落へと抜ける下り坂での自転車の速さに絶対の自信を持ってたのに、私が新しい自転車買って貰った時に負けちゃって、それから、半年間、毎回毎回死に物狂いで追っかけてきたじゃん。そういう娘なんだよ、優子は。
って、痛っ! なにすんのさ! 事実なんだから、しょうがないじゃん。
あ、七海ちゃんだ。
なんか、水野が、今度新入部員が6人入って来るって、話をしてたんだよ。
それで、その案内なんだけどね。
「ハイ、聞いてます。マイ先輩が、2年生の娘を担当してくれるって」
え? なんで知ってるの? 先に七海ちゃん呼んだのかな?
七海ちゃんのところの化学って、水野が教えてるんだ。なるほどね、可哀想に、七海ちゃんも。
あ、いや、それで、その2年生も、七海ちゃんの方で引き受けて欲しいんだ。今後の運営は七海ちゃんたちなんだし、2年生同士だしさ。
「でも、先生から『2年生の生徒は、舞華君に任せる』って、言われてるんですよ。色々と問題がある生徒だそうで」
え? ナニソレ? いや、そんな問題のある生徒の相手を私にやらせるって、ちょっとおかしくない?
でも、命令なんで逆らえない、だって? いや、こっちも命令だよぉ、なに? 先生と話し合ってくれだって?
ちょっと、なんで柚月と優子は、私のことを押さえるのよ!
なに? 部内での傷害事件は、色々とまずいんだ、だって? そんな事になる訳ないでしょ!
ちょっと、七海ちゃーん、なんで、いなくなっちゃうのさ!
なんか、みんなさ、私が部長だってこと、忘れてない?
「マイは、横暴部長だよ~」
うるさい! 柚月、パンツ脱ぐ?
「またそれ~? いつもいつも、同じ事ばっかり言ってて飽きない~?」
この野郎! 柚月め、なんだ、そのバカにした態度は! よぉ~し、こうしてやるっ! このっ! このっ!
まったく、今日はピンクか。いいか! 今度バカにしたら燃やすからな~! 取り敢えず今日は帰りまで没収だ!
「参りました~、ゴメンなさい~」
まったく、いつもいつも、同じ結果になるんだから、生意気な態度取るんじゃない!
あれ? なんか、第二体育館で吹奏楽部が演奏してる。
今日は、西棟って何かやってるの? いつも、吹奏楽部って、西棟の第二音楽室で活動してるんじゃない?
「マイ~、もう少し学校行事に関心持とうよ~。今日は、編入試験の結果発表の日だよ~」
柚月め、あまり調子に乗ると、パンツの命は無いよ。
「うぅ~……。とにかく、先生方に訊いた話だけど、1年生が3人に、2年生が2人入学するんだって」
今年は、随分変な時期にいっぺんに入って来るね。
例年は、年度初めにまとまるか、バラバラに1人ずつ入って来るかのどっちかなんだけどね。
「なんかね、この近くに、新しく会社の支社が開設されるから、それで人の動きがあるみたいだよ」
そうなんだ結衣。
なるほどね、だから、今年はまとまって入るのか。
すると、今年はもう編入試験、やらないのかな?
「どうだろうね~? 今年の枠が埋まっちゃったら~、特に2年生はやらないかもね~」
なんだって? そんな事になったら、燈梨が入って来られないじゃないか! どうしてくれるんだ、柚月、このっ! このっ!
「そんなの~、私じゃ、どうにもできないだろ~!」
こうなったら、柚月のパンツ燃やしてやる~!
「やめろ~!」
◇◆◇◆◇
水曜日は、色々な行事がいっぺんに重なっちゃたんだよね。
結衣と優子は、午後の授業を潰して、水野とタイム計測に行っちゃったし、その、ただでさえ人が足りない中で、例の山向こうの教習所の体験授業の日が重なって、第1回っていう事で、私と柚月も、行かなくちゃならなくなったから、通常の活動は、悠梨と七海ちゃんで、切り盛りして貰うことになっちゃったんだよね。
「でもって~、これからは、2年生で切り盛りして貰わないと、ダメじゃない~?」
教習所が送迎で迎えに来た、10人乗りのキャラバンの後席で、柚月は口走った。
そうだね柚月、柚月にしては珍しく建設的な意見じゃん。
いつも私がこの話題を出すと、妙に下級生を庇ってたけどさ。
「だって~、もう私たちも、半年しか残ってないからね~。部のオペレーションはしっかり回して貰えるようになってもらわないとね~」
それを、私は、休み前からずっと言ってたんだけどね。
え? まだあの段階では早かったんだって? 機は今、熟したんだって?
◇◆◇◆◇
あぁ~、ここの抹茶ラテは、マジで美味いね~。
そして、ここの良いところは、カフェからコースを見渡せるって事なんだよね~。
今日の1、2年生は、一応、練習車を走らせたことのある娘達なんだけど、やっぱり、私らが教えるのと、教官が教えるのだと、違うんだよね。
ホラ、あの3号車運転してる、1年の美桜《みお》って娘、私らが教えても、クラッチの繋ぎが上手くいかなくて、ガクガク走ってたけど、今日は、凄くスムーズに走ってるよ。
今日は初回だったって事もあって、社長の織戸さんも来てたから、ちょっと挨拶したんだ。
相変わらず気さくな人だったんだけど、やっぱり仕事できる人が出すピリピリした雰囲気ってのが出てて、ちょっと緊張しちゃったね。
なんか、ここのところ、用事があってこっちに詰めてたって、言ってたけど、この教習所にそんなに入れ込んでるのかなぁ?
「なんか、凄く緊張したんですけどぉ、超上手くなっちゃいましたよぉ」
美桜ちゃん、分かったから、今日求められているのは、教習所に対する、忌憚のない感想だからね、きちんと書けた?
「ハイ、教え方が丁寧だったので、すっごく分かりやすかったって事と、設備が充実してて、凄く良かったんですけど、ちょっと建物の中の照明が暗いかな……って」
良いんじゃない? 忌憚ない意見だからね。忖度しない姿勢が必要だけど、あんまりバカっぽい事書かれちゃうと困るんだ。柚月みたいにさ。
「私のどこがバカっぽいんだよ~!」
行動の全てがバカっぽいだろうが、マックに入って、注文する前に必ず『スマイル』って言うし、バイクに乗って最初にした事が、バックするとメーターが巻き戻るかを調べるために、坂道を後ろ向きに下りたりとか、エレベーターを階段で追い越そうとか、やってる事がいちいちバカっぽいんだ。
思い出したぞ、柚月は中2の頃、柚月のお父さんが買った凄いラジコンのボートを勝手に持ち出して、川の急流を上ろうとしたら、当然のごとく流されちゃって、柚月は、半年お小遣い抜きにされたんだ。
「柚月先輩、マジ引きます~」
「私たちの伝説の人だった、ズッキー先輩がー」
1、2年生にマジで引かれてしまっている柚月を眺めながら、私は、行きの車の中で、柚月に言われたことについて考えていた。
そろそろ本気で、部の引継ぎをするにあたって、後継者を誰にするのかを。
──────────────────────────────────────
■あとがき■
お読み頂きありがとうございます。
『続きが気になる』『ところで、R32のミッション載せ替えは?』と、少しでも思いましたら
【♡・☆評価、ブックマーク】頂けましたら大変嬉しく思います。
よろしくお願いします。
次回は
週末になり、遂に結衣のR32の作業の終盤に入ります。
あのね結衣と優子、明後日の部活は、耐久レースのタイム計測のやり直しだから、水野と一緒に出掛けて貰うからね。
「え~!?」
「えー!?」
結衣と優子は同時に言った。
でもね、夏休みに測ったタイムは、あまりにも話にならないんだよ。
結衣は精神が乱れて散々だし、優子は、それを見て敢えて手抜いてたし。
「マイ、知ってたの?」
知ってるに決まってるじゃん! 優子が、あんな守りの走りに徹するわけないじゃん。
分かってるよ。柚月と優子は、揃いも揃って負けず嫌いだからね。
特にこういう事に関しての優子の執念は、並大抵じゃないんだからね。
小学生の頃、優子は、あっちの集落へと抜ける下り坂での自転車の速さに絶対の自信を持ってたのに、私が新しい自転車買って貰った時に負けちゃって、それから、半年間、毎回毎回死に物狂いで追っかけてきたじゃん。そういう娘なんだよ、優子は。
って、痛っ! なにすんのさ! 事実なんだから、しょうがないじゃん。
あ、七海ちゃんだ。
なんか、水野が、今度新入部員が6人入って来るって、話をしてたんだよ。
それで、その案内なんだけどね。
「ハイ、聞いてます。マイ先輩が、2年生の娘を担当してくれるって」
え? なんで知ってるの? 先に七海ちゃん呼んだのかな?
七海ちゃんのところの化学って、水野が教えてるんだ。なるほどね、可哀想に、七海ちゃんも。
あ、いや、それで、その2年生も、七海ちゃんの方で引き受けて欲しいんだ。今後の運営は七海ちゃんたちなんだし、2年生同士だしさ。
「でも、先生から『2年生の生徒は、舞華君に任せる』って、言われてるんですよ。色々と問題がある生徒だそうで」
え? ナニソレ? いや、そんな問題のある生徒の相手を私にやらせるって、ちょっとおかしくない?
でも、命令なんで逆らえない、だって? いや、こっちも命令だよぉ、なに? 先生と話し合ってくれだって?
ちょっと、なんで柚月と優子は、私のことを押さえるのよ!
なに? 部内での傷害事件は、色々とまずいんだ、だって? そんな事になる訳ないでしょ!
ちょっと、七海ちゃーん、なんで、いなくなっちゃうのさ!
なんか、みんなさ、私が部長だってこと、忘れてない?
「マイは、横暴部長だよ~」
うるさい! 柚月、パンツ脱ぐ?
「またそれ~? いつもいつも、同じ事ばっかり言ってて飽きない~?」
この野郎! 柚月め、なんだ、そのバカにした態度は! よぉ~し、こうしてやるっ! このっ! このっ!
まったく、今日はピンクか。いいか! 今度バカにしたら燃やすからな~! 取り敢えず今日は帰りまで没収だ!
「参りました~、ゴメンなさい~」
まったく、いつもいつも、同じ結果になるんだから、生意気な態度取るんじゃない!
あれ? なんか、第二体育館で吹奏楽部が演奏してる。
今日は、西棟って何かやってるの? いつも、吹奏楽部って、西棟の第二音楽室で活動してるんじゃない?
「マイ~、もう少し学校行事に関心持とうよ~。今日は、編入試験の結果発表の日だよ~」
柚月め、あまり調子に乗ると、パンツの命は無いよ。
「うぅ~……。とにかく、先生方に訊いた話だけど、1年生が3人に、2年生が2人入学するんだって」
今年は、随分変な時期にいっぺんに入って来るね。
例年は、年度初めにまとまるか、バラバラに1人ずつ入って来るかのどっちかなんだけどね。
「なんかね、この近くに、新しく会社の支社が開設されるから、それで人の動きがあるみたいだよ」
そうなんだ結衣。
なるほどね、だから、今年はまとまって入るのか。
すると、今年はもう編入試験、やらないのかな?
「どうだろうね~? 今年の枠が埋まっちゃったら~、特に2年生はやらないかもね~」
なんだって? そんな事になったら、燈梨が入って来られないじゃないか! どうしてくれるんだ、柚月、このっ! このっ!
「そんなの~、私じゃ、どうにもできないだろ~!」
こうなったら、柚月のパンツ燃やしてやる~!
「やめろ~!」
◇◆◇◆◇
水曜日は、色々な行事がいっぺんに重なっちゃたんだよね。
結衣と優子は、午後の授業を潰して、水野とタイム計測に行っちゃったし、その、ただでさえ人が足りない中で、例の山向こうの教習所の体験授業の日が重なって、第1回っていう事で、私と柚月も、行かなくちゃならなくなったから、通常の活動は、悠梨と七海ちゃんで、切り盛りして貰うことになっちゃったんだよね。
「でもって~、これからは、2年生で切り盛りして貰わないと、ダメじゃない~?」
教習所が送迎で迎えに来た、10人乗りのキャラバンの後席で、柚月は口走った。
そうだね柚月、柚月にしては珍しく建設的な意見じゃん。
いつも私がこの話題を出すと、妙に下級生を庇ってたけどさ。
「だって~、もう私たちも、半年しか残ってないからね~。部のオペレーションはしっかり回して貰えるようになってもらわないとね~」
それを、私は、休み前からずっと言ってたんだけどね。
え? まだあの段階では早かったんだって? 機は今、熟したんだって?
◇◆◇◆◇
あぁ~、ここの抹茶ラテは、マジで美味いね~。
そして、ここの良いところは、カフェからコースを見渡せるって事なんだよね~。
今日の1、2年生は、一応、練習車を走らせたことのある娘達なんだけど、やっぱり、私らが教えるのと、教官が教えるのだと、違うんだよね。
ホラ、あの3号車運転してる、1年の美桜《みお》って娘、私らが教えても、クラッチの繋ぎが上手くいかなくて、ガクガク走ってたけど、今日は、凄くスムーズに走ってるよ。
今日は初回だったって事もあって、社長の織戸さんも来てたから、ちょっと挨拶したんだ。
相変わらず気さくな人だったんだけど、やっぱり仕事できる人が出すピリピリした雰囲気ってのが出てて、ちょっと緊張しちゃったね。
なんか、ここのところ、用事があってこっちに詰めてたって、言ってたけど、この教習所にそんなに入れ込んでるのかなぁ?
「なんか、凄く緊張したんですけどぉ、超上手くなっちゃいましたよぉ」
美桜ちゃん、分かったから、今日求められているのは、教習所に対する、忌憚のない感想だからね、きちんと書けた?
「ハイ、教え方が丁寧だったので、すっごく分かりやすかったって事と、設備が充実してて、凄く良かったんですけど、ちょっと建物の中の照明が暗いかな……って」
良いんじゃない? 忌憚ない意見だからね。忖度しない姿勢が必要だけど、あんまりバカっぽい事書かれちゃうと困るんだ。柚月みたいにさ。
「私のどこがバカっぽいんだよ~!」
行動の全てがバカっぽいだろうが、マックに入って、注文する前に必ず『スマイル』って言うし、バイクに乗って最初にした事が、バックするとメーターが巻き戻るかを調べるために、坂道を後ろ向きに下りたりとか、エレベーターを階段で追い越そうとか、やってる事がいちいちバカっぽいんだ。
思い出したぞ、柚月は中2の頃、柚月のお父さんが買った凄いラジコンのボートを勝手に持ち出して、川の急流を上ろうとしたら、当然のごとく流されちゃって、柚月は、半年お小遣い抜きにされたんだ。
「柚月先輩、マジ引きます~」
「私たちの伝説の人だった、ズッキー先輩がー」
1、2年生にマジで引かれてしまっている柚月を眺めながら、私は、行きの車の中で、柚月に言われたことについて考えていた。
そろそろ本気で、部の引継ぎをするにあたって、後継者を誰にするのかを。
──────────────────────────────────────
■あとがき■
お読み頂きありがとうございます。
『続きが気になる』『ところで、R32のミッション載せ替えは?』と、少しでも思いましたら
【♡・☆評価、ブックマーク】頂けましたら大変嬉しく思います。
よろしくお願いします。
次回は
週末になり、遂に結衣のR32の作業の終盤に入ります。
0
あなたにおすすめの小説
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
百合ランジェリーカフェにようこそ!
楠富 つかさ
青春
主人公、下条藍はバイトを探すちょっと胸が大きい普通の女子大生。ある日、同じサークルの先輩からバイト先を紹介してもらうのだが、そこは男子禁制のカフェ併設ランジェリーショップで!?
ちょっとハレンチなお仕事カフェライフ、始まります!!
※この物語はフィクションであり実在の人物・団体・法律とは一切関係ありません。
表紙画像はAIイラストです。下着が生成できないのでビキニで代用しています。
プール終わり、自分のバッグにクラスメイトのパンツが入っていたらどうする?
九拾七
青春
プールの授業が午前中のときは水着を着こんでいく。
で、パンツを持っていくのを忘れる。
というのはよくある笑い話。
隣に住んでいる後輩の『彼女』面がガチすぎて、オレの知ってるラブコメとはかなり違う気がする
夕姫
青春
【『白石夏帆』こいつには何を言っても無駄なようだ……】
主人公の神原秋人は、高校二年生。特別なことなど何もない、静かな一人暮らしを愛する少年だった。東京の私立高校に通い、誰とも深く関わらずただ平凡に過ごす日々。
そんな彼の日常は、ある春の日、突如現れた隣人によって塗り替えられる。後輩の白石夏帆。そしてとんでもないことを言い出したのだ。
「え?私たち、付き合ってますよね?」
なぜ?どうして?全く身に覚えのない主張に秋人は混乱し激しく否定する。だが、夏帆はまるで聞いていないかのように、秋人に猛烈に迫ってくる。何を言っても、どんな態度をとっても、その鋼のような意思は揺るがない。
「付き合っている」という謎の確信を持つ夏帆と、彼女に振り回されながらも憎めない(?)と思ってしまう秋人。これは、一人の後輩による一方的な「好き」が、平凡な先輩の日常を侵略する、予測不能な押しかけラブコメディ。
熟女愛好家ユウスケの青春(熟女漁り)
MisakiNonagase
現代文学
高校まで勉強一筋で大学デビューをしたユウスケは家庭教師の教え子の母親と不倫交際するが、彼にとって彼女とが初の男女交際。そこでユウスケは自分が熟女好きだと自覚する。それからユウスケは戦略と実戦を重ねて、清潔感と聞き上手を武器にたくさんの熟女と付き合うことになるストーリーです。
付き合う前から好感度が限界突破な幼馴染が、疎遠になっていた中学時代を取り戻す為に高校ではイチャイチャするだけの話
頼瑠 ユウ
青春
高校一年生の上条悠斗は、同級生にして幼馴染の一ノ瀬綾乃が別のクラスのイケメンに告白された事を知り、自身も彼女に想いを伝える為に告白をする。
綾乃とは家が隣同士で、彼女の家庭の事情もあり家族ぐるみで幼い頃から仲が良かった。
だが、悠斗は小学校卒業を前に友人達に綾乃との仲を揶揄われ、「もっと女の子らしい子が好きだ」と言ってしまい、それが切っ掛けで彼女とは疎遠になってしまっていた。
中学の三年間は拒絶されるのが怖くて、悠斗は綾乃から逃げ続けた。
とうとう高校生となり、綾乃は誰にでも分け隔てなく優しく、身体つきも女性らしくなり『学年一の美少女』と謳われる程となっている。
高嶺の花。
そんな彼女に悠斗は不釣り合いだと振られる事を覚悟していた。
だがその結果は思わぬ方向へ。実は彼女もずっと悠斗が好きで、両想いだった。
しかも、綾乃は悠斗の気を惹く為に、品行方正で才色兼備である事に努め、胸の大きさも複数のパッドで盛りに盛っていた事が発覚する。
それでも構わず、恋人となった二人は今まで出来なかった事を少しずつ取り戻していく。
他愛の無い会話や一緒にお弁当を食べたり、宿題をしたり、ゲームで遊び、デートをして互いが好きだという事を改めて自覚していく。
存分にイチャイチャし、時には異性と意識して葛藤する事もあった。
両家の家族にも交際を認められ、幸せな日々を過ごしていた。
拙いながらも愛を育んでいく中で、いつしか学校では綾乃の良からぬ噂が広まっていく。
そして綾乃に振られたイケメンは彼女の弱みを握り、自分と付き合う様に脅してきた。
それでも悠斗と綾乃は屈せずに、将来を誓う。
イケメンの企てに、友人達や家族の助けを得て立ち向かう。
付き合う前から好感度が限界突破な二人には、いかなる障害も些細な事だった。
【完結】イケメンが邪魔して本命に告白できません
竹柏凪紗
青春
高校の入学式、芸能コースに通うアイドルでイケメンの如月風磨が普通科で目立たない最上碧衣の教室にやってきた。女子たちがキャーキャー騒ぐなか、風磨は碧衣の肩を抱き寄せ「お前、今日から俺の女な」と宣言する。その真意とウソつきたちによって複雑になっていく2人の結末とは──
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる