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津川が出て行ってから30分ほどがたった。このまま戻ってこないのではという不安と少しずつ上がっている尿意でソワソワする。
突然部屋のドアが開き騒がしく津川が入ってきた。
「雪人さん、すみません!会社にすぐ戻らないといけなくなって…。」
「はぁ?なんで?そんなに急ぐことなの?」
待たされたのにさらに待たされることにイライラしながら佐山が言う。
「僕が今日持って帰ってきた書類が急遽必要になったみたいで!本当にすみません!」
そう言いながらも準備を終えた津川はベットのそばにneelしている佐山に近づく。
優しく佐山の頭を撫で、頬に触れると言った。
「3時間弱で戻ってこれると思うので、それまでいい子でここでstayしててくださいね。」
そう言い残し、急いで出て行った。
「待って!……トイレ行きたかったのに!」
今はまだ余裕で我慢できるが、3時間も待つとなると我慢できるか分からない。
急いで電話しようと思ったがさっきのcomandのせいで動くことができない。
しかも、運の悪いことに佐山のスマホは別の部屋に置いてある。音声ガイドをあてにすることも出来ない。
「た、多分大丈夫だよ!もう大人だしこれくらい…」
強がりを言ってみたが、後3時間もあるのだ。大人だから我慢できるというものでもない。
1時間がたった。
ただ待っているだけだということもあり、よけい尿意を意識してしまう。
「ぅ……ぁ…」
もうじっとしていられないほどトイレに行きたい。まだ漏れるほどな訳ではないが、あと2時間もあると思うと泣きたくなる。
「はやくかぇってきて…!あと2時間も…だ、大丈夫、もう30になったんだし…」
なんとか言い聞かせて我慢する。
(それにしてもあんなに急いでいたけど何があったんだ?)
一緒の会社だからわかることだが、今の時期はそんなに忙しくないはずだ。
よほどのミスやイレギュラーなことがない限り呼び出されたりしない。
(大丈夫かな…もっと遅くなったらどうしよ)
それからさらに1時間がたった。
「ぁ…ぅ……も、やばい…」
さっきまで足の間に挿んでいた手は股をぎゅうぎゅうと握っていた。
正直あと30分持つかも分からない。
(早く!お願い早く帰ってきて!)
こんなに津川の帰りが待ち遠しいのは初めてかもしれない。
5分ぐらい身を捩っていたら少しだけ尿意が落ち着いた。
「は…はやくぅ……はぁはぁ」
「も、無理!早くトイレ…」
でもこれならあと30分くらいは我慢出来るかも。そう思った時、突然強い尿意の波がきた。
「…あ!やばい!…ま、まって…無理、」
ジュ…
突然部屋のドアが開き騒がしく津川が入ってきた。
「雪人さん、すみません!会社にすぐ戻らないといけなくなって…。」
「はぁ?なんで?そんなに急ぐことなの?」
待たされたのにさらに待たされることにイライラしながら佐山が言う。
「僕が今日持って帰ってきた書類が急遽必要になったみたいで!本当にすみません!」
そう言いながらも準備を終えた津川はベットのそばにneelしている佐山に近づく。
優しく佐山の頭を撫で、頬に触れると言った。
「3時間弱で戻ってこれると思うので、それまでいい子でここでstayしててくださいね。」
そう言い残し、急いで出て行った。
「待って!……トイレ行きたかったのに!」
今はまだ余裕で我慢できるが、3時間も待つとなると我慢できるか分からない。
急いで電話しようと思ったがさっきのcomandのせいで動くことができない。
しかも、運の悪いことに佐山のスマホは別の部屋に置いてある。音声ガイドをあてにすることも出来ない。
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1時間がたった。
ただ待っているだけだということもあり、よけい尿意を意識してしまう。
「ぅ……ぁ…」
もうじっとしていられないほどトイレに行きたい。まだ漏れるほどな訳ではないが、あと2時間もあると思うと泣きたくなる。
「はやくかぇってきて…!あと2時間も…だ、大丈夫、もう30になったんだし…」
なんとか言い聞かせて我慢する。
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よほどのミスやイレギュラーなことがない限り呼び出されたりしない。
(大丈夫かな…もっと遅くなったらどうしよ)
それからさらに1時間がたった。
「ぁ…ぅ……も、やばい…」
さっきまで足の間に挿んでいた手は股をぎゅうぎゅうと握っていた。
正直あと30分持つかも分からない。
(早く!お願い早く帰ってきて!)
こんなに津川の帰りが待ち遠しいのは初めてかもしれない。
5分ぐらい身を捩っていたら少しだけ尿意が落ち着いた。
「は…はやくぅ……はぁはぁ」
「も、無理!早くトイレ…」
でもこれならあと30分くらいは我慢出来るかも。そう思った時、突然強い尿意の波がきた。
「…あ!やばい!…ま、まって…無理、」
ジュ…
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