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第20話 崖と石
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森の中を何日も歩いていると、急に崖の様な場所にたどり着いた。
セシル 「ここの崖、有名なんだよなー。急に落ちたり、ひっぱられたなんて言う奴もいるんだぜ。でも夜じゃないから大丈夫だよな!」
俺は恐ろしくなった。いわゆる、怪談とか幽霊とかじゃん!俺苦手だしー・・・と思っていると
急にセシルがフラフラと歩きだした、えっ、何?なんでセシルは崖の方に歩きだしたの?なんで?なんで?
よく見るとセシルは白目をむいていた。ということは、全然前見えてないじゃーん!!!
そんな事を思っている最中にもセシルは、崖のふちまで来てしまった。
俺「もうダメじゃん!セシル起きて!!!!」
俺は精一杯心の中で叫ぶが、セシルにはその必死さは届いてないようだ。
俺は必死に光を点滅させつつ強く光つづけた。
その時、やっとセシルが目の焦点が定まってきた。が少し気が付くのが遅かったようで、セシルの足は崖を踏み外し空を歩いた。
セシル 「うわー、なんであたい空を飛んでるの?死んじまうー!!!」
俺ももうダメだと思った瞬間にアイテムボックスのことを思い出した。
そうだ、セシルをアイテムボックスに非難させよう、イチかバチかだ!!!
アイテムボックスからセシルを出す時セシルがどうなってしまうかが不安だったが、そんな悠長に考えている時間はない。
俺はセシルをアイテムボックスに収容するべく、強く念じた。
幸い、地面に激突する前にセシルをアイテムボックスに入れる事が出来た。
よかった!俺自身は固めの石なので、地面に激突してもすごい音と衝撃を感じただけで済んだ。
俺はホッと息をついた。しかし、冷静に考えてみるとすごく大変な事をしてしまったような気がしてきた。
だって、セシルは物じゃないんだぞ。人間だ、もっと言えば生き物だ。息をしたりは大丈夫なのか?早く出さないと窒息死とか?ヤベー早く出さなくちゃ!!!
と念じて出そうと試みるが!あっ、出す時、セシルの体が変なことになってたらどうしよう・・・と思いつき、一旦出すのを止めた。
暫く考えて、このまま一生セシルを閉じ込めて置くわけにはいかないから俺はついに決心を固めた。
よし!セシルを出すぞ!!!しかも無事に!!!
俺は物の出し入れのようではなく、そっと優しく、セシルを出すよう念じてみた。
すると、ポウっと光ってセシルは地面に寝そべった姿で現れた。
よかった。成功したようだ!!!体はセシルのまま大丈夫そうだった。その事に満足していた俺だが、待てよ、ちょっと変だ。セシルが目を覚まさないのだ・・・
大変だ!セシルが起きない!アイテムボックスに入れたのは間違いだったのか!?失敗したのか?どうしよう!どうしよう!どうしよう!!!!
俺はパニックを起こし強く光った。
すると、セシルの体がピクっと痙攣して、うっすら目を開け始めた。
あっ!よかった!生きている!セシルは生きている!!!
セシル 「うーん。ここはどこだ?あたい死んじゃった?あれ?でも地面に寝てるなー?」
セシルは仰向けに地面で寝たまま、頭を左右に振り周囲を確認している。
そして、気が付いた、顔の遥か上に崖が反りたっていることに。
セシル 「げっ!!!もしかして、あたい、あそこから落ちて激突したっていうのに、なんでどこも痛くないんだ?あたい怪物になった???」
セシルは自分の体を確かめようと、飛び起きた。
体のあちこちを自分で触って確認している。その時セシルのすぐ横に石がいることに気が付いた。
セシル「あっ!石だ!おまえ大丈夫か!?割れたりしてないか?」
と俺を持ち上げて自分の体と同じ様に隅々を確認しているようだ。
俺は大丈夫の意味を込めて光った。
セシル 「光っているということは、無事なんだな!よかった!」
セシルは安心したのか、いつもの様に俺を胸の谷間にぐいっと押し込んだ。
セシル 「割れちゃったら、大変だよな。あたいくっつける方法しらねーもん。どうやったら、あんな高いところから落ちて大丈夫でいられるんだ?」
セシルは仕切りに頭を傾げている。暫く考えていたようだが、急に何か思いついたようだ。
セシル 「もしかして、おめーが何かスゲーことして、あたいを助けてくれたのか?」
俺はYESの意味を込めて光った。
セシル 「やっぱそうか!やっぱり持つべきものは石だな!ガハハ!!!!」
セシルはなにをそんなに納得したのかはわからないが、理由がわかって上機嫌に笑っている。
俺ならこんな意味不明な事納得できないけどなー。しかし、そこがセシルの良いところなのかも知れないと思った。
理屈より今、元気だ。という事実の方が大事だ。
セシル 「ここの崖、有名なんだよなー。急に落ちたり、ひっぱられたなんて言う奴もいるんだぜ。でも夜じゃないから大丈夫だよな!」
俺は恐ろしくなった。いわゆる、怪談とか幽霊とかじゃん!俺苦手だしー・・・と思っていると
急にセシルがフラフラと歩きだした、えっ、何?なんでセシルは崖の方に歩きだしたの?なんで?なんで?
よく見るとセシルは白目をむいていた。ということは、全然前見えてないじゃーん!!!
そんな事を思っている最中にもセシルは、崖のふちまで来てしまった。
俺「もうダメじゃん!セシル起きて!!!!」
俺は精一杯心の中で叫ぶが、セシルにはその必死さは届いてないようだ。
俺は必死に光を点滅させつつ強く光つづけた。
その時、やっとセシルが目の焦点が定まってきた。が少し気が付くのが遅かったようで、セシルの足は崖を踏み外し空を歩いた。
セシル 「うわー、なんであたい空を飛んでるの?死んじまうー!!!」
俺ももうダメだと思った瞬間にアイテムボックスのことを思い出した。
そうだ、セシルをアイテムボックスに非難させよう、イチかバチかだ!!!
アイテムボックスからセシルを出す時セシルがどうなってしまうかが不安だったが、そんな悠長に考えている時間はない。
俺はセシルをアイテムボックスに収容するべく、強く念じた。
幸い、地面に激突する前にセシルをアイテムボックスに入れる事が出来た。
よかった!俺自身は固めの石なので、地面に激突してもすごい音と衝撃を感じただけで済んだ。
俺はホッと息をついた。しかし、冷静に考えてみるとすごく大変な事をしてしまったような気がしてきた。
だって、セシルは物じゃないんだぞ。人間だ、もっと言えば生き物だ。息をしたりは大丈夫なのか?早く出さないと窒息死とか?ヤベー早く出さなくちゃ!!!
と念じて出そうと試みるが!あっ、出す時、セシルの体が変なことになってたらどうしよう・・・と思いつき、一旦出すのを止めた。
暫く考えて、このまま一生セシルを閉じ込めて置くわけにはいかないから俺はついに決心を固めた。
よし!セシルを出すぞ!!!しかも無事に!!!
俺は物の出し入れのようではなく、そっと優しく、セシルを出すよう念じてみた。
すると、ポウっと光ってセシルは地面に寝そべった姿で現れた。
よかった。成功したようだ!!!体はセシルのまま大丈夫そうだった。その事に満足していた俺だが、待てよ、ちょっと変だ。セシルが目を覚まさないのだ・・・
大変だ!セシルが起きない!アイテムボックスに入れたのは間違いだったのか!?失敗したのか?どうしよう!どうしよう!どうしよう!!!!
俺はパニックを起こし強く光った。
すると、セシルの体がピクっと痙攣して、うっすら目を開け始めた。
あっ!よかった!生きている!セシルは生きている!!!
セシル 「うーん。ここはどこだ?あたい死んじゃった?あれ?でも地面に寝てるなー?」
セシルは仰向けに地面で寝たまま、頭を左右に振り周囲を確認している。
そして、気が付いた、顔の遥か上に崖が反りたっていることに。
セシル 「げっ!!!もしかして、あたい、あそこから落ちて激突したっていうのに、なんでどこも痛くないんだ?あたい怪物になった???」
セシルは自分の体を確かめようと、飛び起きた。
体のあちこちを自分で触って確認している。その時セシルのすぐ横に石がいることに気が付いた。
セシル「あっ!石だ!おまえ大丈夫か!?割れたりしてないか?」
と俺を持ち上げて自分の体と同じ様に隅々を確認しているようだ。
俺は大丈夫の意味を込めて光った。
セシル 「光っているということは、無事なんだな!よかった!」
セシルは安心したのか、いつもの様に俺を胸の谷間にぐいっと押し込んだ。
セシル 「割れちゃったら、大変だよな。あたいくっつける方法しらねーもん。どうやったら、あんな高いところから落ちて大丈夫でいられるんだ?」
セシルは仕切りに頭を傾げている。暫く考えていたようだが、急に何か思いついたようだ。
セシル 「もしかして、おめーが何かスゲーことして、あたいを助けてくれたのか?」
俺はYESの意味を込めて光った。
セシル 「やっぱそうか!やっぱり持つべきものは石だな!ガハハ!!!!」
セシルはなにをそんなに納得したのかはわからないが、理由がわかって上機嫌に笑っている。
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