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第47話 馬旅と石
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俺たちは朝早くに爺さんの店を出発した。爺さんも早起きして見送ってくれる。
スピネル 「セシルにようへいくん!無理せずにのー。時間はかかっても良いから安全にな!」
セシル 「爺さんわかっているよ!安全第一!」
セシルは工事現場のおっさんのようなことを言っている。
爺さんに見送られながらヨルセに乗って走りだす。
俺は爺さん早く帰ってくるからなー!と光った。爺さんは俺たちが見えなくなるまで手を振っていた。
馬のヨルセは最高だった。セシルと徒歩で旅したときの何倍も早かったし、爽快だった。
セシルは生き生きと乗馬している。徒歩であんなに時間がかかったところまでもう着いてしまった。
馬に乗っていると、ビデオの早回しのようだ。
セシル 「ようへい!こんなところまで来ちゃったよ!はえーよな!ヨルセのおかげだな!」
本当だ。ヨルセのおかげだ。
セシル 「だいぶ走ったし、徒歩では稼げないくらいの距離を稼いだから、ここいらで野営をしよう!ヨルセも休ませないとな!」
俺はそうだね!の意味を込めて光った。
セシルはヨルセを木につなぎ、ヨルセを愛おしそうに撫でている。俺はその光景が絵になるなーと思った。
セシル 「ようへい!あたいの荷物出してくれる?」
そうだった!セシルの荷物は全部、俺が持っていたんだった。
俺はセシルの荷物を全部出した。セシルはその中から野営に必要なものと、ヨルセの手入れに必要なものを出した。
セシルは魔石で水を出しながら、桶に溜めている。きっとヨルセを洗ってやって、ブラッシングするようだ。
ヨルセは洗ってもらってうれしそうだし、ブラッシングはマッサージ効果もあるのか、気持ちよさそうに嘶いている。
セシルは愛情を持ってヨルセに接しているので、ヨルセもセシルの愛情を受けうれしそうだ。ヨルセはセシルにもうすっかり懐いている。
セシル 「ヨルセの手入れが終わったから、次は焚き火の準備だ!そうだ、歩いてないから途中で焚き木を集められなかった!取ってこなくちゃ!」
俺はその時、セシルの足元に一回分の焚き木を出した。
セシル 「まじか!ようへいありがとう!お前焚き木も持ってるのか?スゲーな!ありがたく使わせてもらうよ!」
俺はどういたしましてという意味を込めて光った。
セシルは野営の準備と焚き火を起こし終えた。今度は焚き火で爺さんからもらった食い物を焼いている。
セシルはうめー!と好きなだけ食っていた。なんせ食いもんはいっぱいあるしね!
夜更けになると狼か野犬かの遠吠えが聞こえてきた。ヨルセが気になるらしく、ヒヒィーンと鳴いている。
セシル 「なんかいるな!なんかヨルセが心配だなー。野犬か狼にやられたくないな・・・ようへい、どう思う?大丈夫かな?」
セシルは俺に質問している。そうだウィジャボードを出そう!セシルと相談だ!
俺は俺のボックスに入れれば安全!と伝えた。
セシル 「そうか!ようへいの収納は動物も大丈夫なんだ!すげーな!なんとなく物だけしかダメなのかと思ってたー!ヨルセをお願いするな!」
俺はヨルセが寝てからのほうがいいかも?と伝えた。生き物はセシルしか入れたことがないのだ。
しかも入れたときに、セシルは気絶していた。だから、同じように意識がない方がいいかも?と思った。
もしかしたら、起きてる時でも大丈夫かもしれないけど・・・
セシル 「そうだな!ヨルセがびっくりするかもしれないしな!ヨルセが寝てからにしよう!」
セシルはヨルセが不安がっているので落ち着かせるためにさすってやる、段々安心してきたようでヨルセは眠ってしまった。
セシルは木につないだ縄をとく。
セシル 「ようへいよろしく!」
俺はヨルセを優しく収納した。
セシル 「ありがとうな!これで安心だ!ようへいにせっかく貰ったのに初日から獣に食べられちゃー目も当てられないしな!」
俺はOK!という意味を込めて光った。
セシル 「ヨルセの心配もなくなったし、腹もいっぱいになったし、そろそろ寝るか!」
俺はセシルのネックレスの上で眠りについた。
スピネル 「セシルにようへいくん!無理せずにのー。時間はかかっても良いから安全にな!」
セシル 「爺さんわかっているよ!安全第一!」
セシルは工事現場のおっさんのようなことを言っている。
爺さんに見送られながらヨルセに乗って走りだす。
俺は爺さん早く帰ってくるからなー!と光った。爺さんは俺たちが見えなくなるまで手を振っていた。
馬のヨルセは最高だった。セシルと徒歩で旅したときの何倍も早かったし、爽快だった。
セシルは生き生きと乗馬している。徒歩であんなに時間がかかったところまでもう着いてしまった。
馬に乗っていると、ビデオの早回しのようだ。
セシル 「ようへい!こんなところまで来ちゃったよ!はえーよな!ヨルセのおかげだな!」
本当だ。ヨルセのおかげだ。
セシル 「だいぶ走ったし、徒歩では稼げないくらいの距離を稼いだから、ここいらで野営をしよう!ヨルセも休ませないとな!」
俺はそうだね!の意味を込めて光った。
セシルはヨルセを木につなぎ、ヨルセを愛おしそうに撫でている。俺はその光景が絵になるなーと思った。
セシル 「ようへい!あたいの荷物出してくれる?」
そうだった!セシルの荷物は全部、俺が持っていたんだった。
俺はセシルの荷物を全部出した。セシルはその中から野営に必要なものと、ヨルセの手入れに必要なものを出した。
セシルは魔石で水を出しながら、桶に溜めている。きっとヨルセを洗ってやって、ブラッシングするようだ。
ヨルセは洗ってもらってうれしそうだし、ブラッシングはマッサージ効果もあるのか、気持ちよさそうに嘶いている。
セシルは愛情を持ってヨルセに接しているので、ヨルセもセシルの愛情を受けうれしそうだ。ヨルセはセシルにもうすっかり懐いている。
セシル 「ヨルセの手入れが終わったから、次は焚き火の準備だ!そうだ、歩いてないから途中で焚き木を集められなかった!取ってこなくちゃ!」
俺はその時、セシルの足元に一回分の焚き木を出した。
セシル 「まじか!ようへいありがとう!お前焚き木も持ってるのか?スゲーな!ありがたく使わせてもらうよ!」
俺はどういたしましてという意味を込めて光った。
セシルは野営の準備と焚き火を起こし終えた。今度は焚き火で爺さんからもらった食い物を焼いている。
セシルはうめー!と好きなだけ食っていた。なんせ食いもんはいっぱいあるしね!
夜更けになると狼か野犬かの遠吠えが聞こえてきた。ヨルセが気になるらしく、ヒヒィーンと鳴いている。
セシル 「なんかいるな!なんかヨルセが心配だなー。野犬か狼にやられたくないな・・・ようへい、どう思う?大丈夫かな?」
セシルは俺に質問している。そうだウィジャボードを出そう!セシルと相談だ!
俺は俺のボックスに入れれば安全!と伝えた。
セシル 「そうか!ようへいの収納は動物も大丈夫なんだ!すげーな!なんとなく物だけしかダメなのかと思ってたー!ヨルセをお願いするな!」
俺はヨルセが寝てからのほうがいいかも?と伝えた。生き物はセシルしか入れたことがないのだ。
しかも入れたときに、セシルは気絶していた。だから、同じように意識がない方がいいかも?と思った。
もしかしたら、起きてる時でも大丈夫かもしれないけど・・・
セシル 「そうだな!ヨルセがびっくりするかもしれないしな!ヨルセが寝てからにしよう!」
セシルはヨルセが不安がっているので落ち着かせるためにさすってやる、段々安心してきたようでヨルセは眠ってしまった。
セシルは木につないだ縄をとく。
セシル 「ようへいよろしく!」
俺はヨルセを優しく収納した。
セシル 「ありがとうな!これで安心だ!ようへいにせっかく貰ったのに初日から獣に食べられちゃー目も当てられないしな!」
俺はOK!という意味を込めて光った。
セシル 「ヨルセの心配もなくなったし、腹もいっぱいになったし、そろそろ寝るか!」
俺はセシルのネックレスの上で眠りについた。
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