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正体~2
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そんな彼女達が言い争いをしている間。
危うく解剖されてしまう所であった人物、その彼? をベッドから開放するクリスとモー君。
巨人のクリスは天井に届きそうな頭をかがめ、彼に掛けられていたシーツをめくる。
「「!!」」
目を見開き言葉をなくす、いや正確には言葉が出なかった男子2人。
ひどい姿であった、赤黒く染まったボロボロの服の下から見える体。
体に残されたのは右腕のみ、両足は膝から下、左腕は肩より下を失っていたのだ。
それだけではなかった、破れた服から除く体には無数の傷跡が刻まれている。
幼い顔立ち、小さな身体とは裏腹に、彼のこれまで生きてきた道は普通でないことはすぐに感じ取った。
「ひどい傷だ、おいクリスよ、まずこのボロボロの服を脱がせてくれないか」
「あぁ、そうだな」
彼のこの大きな手は、どのような繊細なものでもやってのける、普通の人より大きな指であるが彼の服を起用に摘み脱がそうとしていた。
「待ってクダサい、その服ハとても貴重なーー」
ーー突然扉が開いた。
「何をしているお前達、これは何の騒ぎだ」
「Q先生、彼の治療は終わったのですか」
突然の来訪者にこの場の全員の動きが止まった。
「あァ学園長、ウル教官いいとコロに来ましたネ、彼等を止めテくだサイ、この人類の進歩を止めよウとスルのデス」
数分後、学園長から説教を受け真面目になったQ先生達。
興奮から覚めたようにおとなしくなった、1人のQ先生は彼の状態を報告していた。
「……ト、いうワケです」
「そうですか、困りましたね、まさかクローニング出来ない、いえ、細胞すら分析できないなど」
Q先生の報告はこうである。
クローニング作業の為、普段のように彼の傷から細胞の一部を取り出し、学園で最新のコンピューターで分析することにした。
ここ数十年、ある人物によりマザーコンピューターは大きく格段に進歩した。
この国、同盟国のすべての情報をリアルネットで統一し管理している。
これまで数千、いや、数百万以上の難題をいとも簡単分析しクリアしてきた。
そのマザーコンピューターにあり得ないことが起きたのだ、それは何度やり直しても解析不能、NO DETAとしか表示されないのだ。
しまいにはその細胞をモノ」として認識しないようになってしまっていた。
さらに何度レントゲンや体内スキャンを撮っても、彼の体の内部はまったく写らないのである。
結局、どの検査を行っても同じ結果であった。
それ以前にここで1番の問題は、彼に回復魔法が効かないこと。
失った体のパーツが解析不能な為、複製は絶対不可能ということ。
唯一良かったことは、彼が非常に高い生命力を持ち合わせていることであった。
通常、ここまでの傷で、ここまで出血すればほぼ間違いなくあの世生きである。
普通ならば、手足を失った時点でショック死してもおかしくはない。
なのに彼は、意識のない瀕死の状態であるのにもかかわらず、ただ眠っているだけように呼吸はととのっていたのだ。
「では彼の欠損している体のパーツですが、機械で補うことは可能ですか?」
「ハい、ソれクラいなら可能ですガ、--あっ、コラ君達その服は貴重ナ資料ナノですよ、乱暴に扱わナいでくだサイ」
メルは彼のボロボロの服をはさみで切断しようとしていたのだが、Q先生達によって止められ取り押さえられていた。
「おォ、これハすばらシイ、い、イやまさカ……」
戦利品を勝ち取ったQ先生は、恍惚とした表情(のようにみえる)で服の一部を色々な角度より見つめていた。
危うく解剖されてしまう所であった人物、その彼? をベッドから開放するクリスとモー君。
巨人のクリスは天井に届きそうな頭をかがめ、彼に掛けられていたシーツをめくる。
「「!!」」
目を見開き言葉をなくす、いや正確には言葉が出なかった男子2人。
ひどい姿であった、赤黒く染まったボロボロの服の下から見える体。
体に残されたのは右腕のみ、両足は膝から下、左腕は肩より下を失っていたのだ。
それだけではなかった、破れた服から除く体には無数の傷跡が刻まれている。
幼い顔立ち、小さな身体とは裏腹に、彼のこれまで生きてきた道は普通でないことはすぐに感じ取った。
「ひどい傷だ、おいクリスよ、まずこのボロボロの服を脱がせてくれないか」
「あぁ、そうだな」
彼のこの大きな手は、どのような繊細なものでもやってのける、普通の人より大きな指であるが彼の服を起用に摘み脱がそうとしていた。
「待ってクダサい、その服ハとても貴重なーー」
ーー突然扉が開いた。
「何をしているお前達、これは何の騒ぎだ」
「Q先生、彼の治療は終わったのですか」
突然の来訪者にこの場の全員の動きが止まった。
「あァ学園長、ウル教官いいとコロに来ましたネ、彼等を止めテくだサイ、この人類の進歩を止めよウとスルのデス」
数分後、学園長から説教を受け真面目になったQ先生達。
興奮から覚めたようにおとなしくなった、1人のQ先生は彼の状態を報告していた。
「……ト、いうワケです」
「そうですか、困りましたね、まさかクローニング出来ない、いえ、細胞すら分析できないなど」
Q先生の報告はこうである。
クローニング作業の為、普段のように彼の傷から細胞の一部を取り出し、学園で最新のコンピューターで分析することにした。
ここ数十年、ある人物によりマザーコンピューターは大きく格段に進歩した。
この国、同盟国のすべての情報をリアルネットで統一し管理している。
これまで数千、いや、数百万以上の難題をいとも簡単分析しクリアしてきた。
そのマザーコンピューターにあり得ないことが起きたのだ、それは何度やり直しても解析不能、NO DETAとしか表示されないのだ。
しまいにはその細胞をモノ」として認識しないようになってしまっていた。
さらに何度レントゲンや体内スキャンを撮っても、彼の体の内部はまったく写らないのである。
結局、どの検査を行っても同じ結果であった。
それ以前にここで1番の問題は、彼に回復魔法が効かないこと。
失った体のパーツが解析不能な為、複製は絶対不可能ということ。
唯一良かったことは、彼が非常に高い生命力を持ち合わせていることであった。
通常、ここまでの傷で、ここまで出血すればほぼ間違いなくあの世生きである。
普通ならば、手足を失った時点でショック死してもおかしくはない。
なのに彼は、意識のない瀕死の状態であるのにもかかわらず、ただ眠っているだけように呼吸はととのっていたのだ。
「では彼の欠損している体のパーツですが、機械で補うことは可能ですか?」
「ハい、ソれクラいなら可能ですガ、--あっ、コラ君達その服は貴重ナ資料ナノですよ、乱暴に扱わナいでくだサイ」
メルは彼のボロボロの服をはさみで切断しようとしていたのだが、Q先生達によって止められ取り押さえられていた。
「おォ、これハすばらシイ、い、イやまさカ……」
戦利品を勝ち取ったQ先生は、恍惚とした表情(のようにみえる)で服の一部を色々な角度より見つめていた。
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