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━1章【HAPPY ENDには程遠い】━
10-3【R】中まで舐められて
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****♡side・美崎
「今、何て言った?」
「いいよって言った」
「ほんとに?」
「んっ」
興奮した鶴城に唇を奪われ、美崎は目を閉じる。
“慎と恋人になってもいいよ”
言い方が可愛くないなと思いながらも、美崎はそんな風にしか言えなかった。
「ちょっ……やぁッ」
鶴城はまるで外にいるのを忘れたように深く口づけ、腰にまわした手を下げてゆく。
「んんッ。慎ッ、外だからっ」
「ちッ」
我に返った鶴城は、舌打ちをすると美崎の手首を掴む。
「慎?」
「こっち」
裏路地から小道に入るとひっそりと佇むホテルが何軒か建っていた。隠れ家的な、高そうな表向きは和風なデザインの建物である。
「レビューも良さそうだ」
鶴城はスマホで確認をすると、それをポケットにしまい一軒の建物に向かって美崎の手を引いた。
──え?!
俺、こんな真っ昼間から慎に厭らしいことされちゃうわけ?!
「まだ、昼間だぞッ」
「愛し合うのに、昼間もクソもないだろ」
「いや、でも」
抵抗虚しく、美崎は強引にホテルに連れ込まれる。部屋に入るなり壁に押しつけられると再び唇を奪われて、シャツの上から彼の大きな手のひらで胸の真ん中を撫でられた。まるで心を優しくなでるように。
「んんッ……まこ……とッ」
「やっと手に入れた。もう、離さないから」
**・**
「や……んんんッ」
心臓を撫でるように、ゆっくりと鶴城が手のひらを上下させると美崎は切ない声を上げた。
「慎っ」
「俺に、優也の心全部くれよ」
「うん?」
「いいだろ?」
背中に腕が回されたと思ったら、鶴城のその逞しい腕に抱き上げられて。
「慎ッ……やッ……まぁッてッ」
「待たない」
ホテルのキングサイズのベッドに下ろされ、抵抗をものともしない彼に押さえつけられて、煌々と灯りがついた部屋で全てを脱がされてゆく。
──恥ずかしいッ。
電気消してよ……
訴えるように鶴城を見上げる美崎は、一糸纏わぬ姿で彼に見つめられていた。
「慎……意地悪しないで」
涙目がいけなかったのだろうか?
それは、彼に火をつけただけに過ぎなかった。
「んんんッ……電気ッ……やだッ」
「消さない」
鶴城はそういうと美崎に深く深く口づける。
──どうしていつも強引なんだよ。
嫌だって言ってるのに聞いてくれない。
「はぁッ」
胸の飾りを舐め上げられ美崎は身を捩った。
「あッ……ああ……んッ」
愛しいと言うように撫で上げられる肌。
「優也、俺に溺れて。甘い声、聴かせて」
「うんッ……やぁんッ」
自分のものと到底思えない甘ったるい厭らしい声が漏れ、泣きたくなる。
「ッ!」
「大丈夫だよ。可愛い」
鶴城の手がいつの間にか中心部を撫で始めていて。
「慎ッ……ああッ」
「ほら、きもちい」
くちゅくちゅと美崎自身を扱き始める鶴城。
美崎はぎゅっと目を閉じた。
「すう……なぁッ……やぁあッ」
両足を拡げられ美崎自身を強く吸い上げられると、とてつもない快感に頭がおかしくなりそうだった。
「慎ッ……やッ」
根元を扱ごき、わざと音をたてちゅうぅッと吸い上げるのは美崎の羞恥心を煽るためだということはわかっている。
「何が嫌?」
「うぅッ」
「優也は、ここ舐められるのも大好きだろ?」
そういうと、鶴城は美崎の腰を持ち上げ双丘を割り開いた。
「いやああああッ」
明るい部屋で、最奥の蕾を彼に見つめられる。
「ピンク色で綺麗だよ。シワの一本一本までよく見える」
あまりの恥ずかしさに美崎は顔を覆った。
「恥ずかしがったって、こうされたら堪らないだろ?」
そういうと、鶴城はそこへ舌を這わし始めた。
ちゅるッ、ちゅるッとわざと音を立て、厭らしく舐め回され美崎は自我が崩壊しそうになる。
「ひゃッ……ダメッ……いやだッ拡げないでぇッ」
鶴城は指先でその小さな蕾をくぱッと拡げた。
「みるなぁッ」
──なんでそんなとこじっと見るんだよッ。
変態っ。
「中もピンク色。美味しそうだ」
そういうと、鶴城は再び唇を寄せ指で拡げた蕾の中に舌を差し入れた。
「やあああんッ」
「優也の身体の隅々まで、俺のものの証しをつけてやる」
「なに考えてッ……んんッ♡」
奥を舐めながら、美崎自身をくちゅくちゅと弄り始める鶴城。
快感が脳も身体も支配していく。
「はぁッ……あ……んんッ♡」
次第に何も考えられなくなり、美崎はただ甘ったるい喘ぎ声を漏らすのだった。
「今、何て言った?」
「いいよって言った」
「ほんとに?」
「んっ」
興奮した鶴城に唇を奪われ、美崎は目を閉じる。
“慎と恋人になってもいいよ”
言い方が可愛くないなと思いながらも、美崎はそんな風にしか言えなかった。
「ちょっ……やぁッ」
鶴城はまるで外にいるのを忘れたように深く口づけ、腰にまわした手を下げてゆく。
「んんッ。慎ッ、外だからっ」
「ちッ」
我に返った鶴城は、舌打ちをすると美崎の手首を掴む。
「慎?」
「こっち」
裏路地から小道に入るとひっそりと佇むホテルが何軒か建っていた。隠れ家的な、高そうな表向きは和風なデザインの建物である。
「レビューも良さそうだ」
鶴城はスマホで確認をすると、それをポケットにしまい一軒の建物に向かって美崎の手を引いた。
──え?!
俺、こんな真っ昼間から慎に厭らしいことされちゃうわけ?!
「まだ、昼間だぞッ」
「愛し合うのに、昼間もクソもないだろ」
「いや、でも」
抵抗虚しく、美崎は強引にホテルに連れ込まれる。部屋に入るなり壁に押しつけられると再び唇を奪われて、シャツの上から彼の大きな手のひらで胸の真ん中を撫でられた。まるで心を優しくなでるように。
「んんッ……まこ……とッ」
「やっと手に入れた。もう、離さないから」
**・**
「や……んんんッ」
心臓を撫でるように、ゆっくりと鶴城が手のひらを上下させると美崎は切ない声を上げた。
「慎っ」
「俺に、優也の心全部くれよ」
「うん?」
「いいだろ?」
背中に腕が回されたと思ったら、鶴城のその逞しい腕に抱き上げられて。
「慎ッ……やッ……まぁッてッ」
「待たない」
ホテルのキングサイズのベッドに下ろされ、抵抗をものともしない彼に押さえつけられて、煌々と灯りがついた部屋で全てを脱がされてゆく。
──恥ずかしいッ。
電気消してよ……
訴えるように鶴城を見上げる美崎は、一糸纏わぬ姿で彼に見つめられていた。
「慎……意地悪しないで」
涙目がいけなかったのだろうか?
それは、彼に火をつけただけに過ぎなかった。
「んんんッ……電気ッ……やだッ」
「消さない」
鶴城はそういうと美崎に深く深く口づける。
──どうしていつも強引なんだよ。
嫌だって言ってるのに聞いてくれない。
「はぁッ」
胸の飾りを舐め上げられ美崎は身を捩った。
「あッ……ああ……んッ」
愛しいと言うように撫で上げられる肌。
「優也、俺に溺れて。甘い声、聴かせて」
「うんッ……やぁんッ」
自分のものと到底思えない甘ったるい厭らしい声が漏れ、泣きたくなる。
「ッ!」
「大丈夫だよ。可愛い」
鶴城の手がいつの間にか中心部を撫で始めていて。
「慎ッ……ああッ」
「ほら、きもちい」
くちゅくちゅと美崎自身を扱き始める鶴城。
美崎はぎゅっと目を閉じた。
「すう……なぁッ……やぁあッ」
両足を拡げられ美崎自身を強く吸い上げられると、とてつもない快感に頭がおかしくなりそうだった。
「慎ッ……やッ」
根元を扱ごき、わざと音をたてちゅうぅッと吸い上げるのは美崎の羞恥心を煽るためだということはわかっている。
「何が嫌?」
「うぅッ」
「優也は、ここ舐められるのも大好きだろ?」
そういうと、鶴城は美崎の腰を持ち上げ双丘を割り開いた。
「いやああああッ」
明るい部屋で、最奥の蕾を彼に見つめられる。
「ピンク色で綺麗だよ。シワの一本一本までよく見える」
あまりの恥ずかしさに美崎は顔を覆った。
「恥ずかしがったって、こうされたら堪らないだろ?」
そういうと、鶴城はそこへ舌を這わし始めた。
ちゅるッ、ちゅるッとわざと音を立て、厭らしく舐め回され美崎は自我が崩壊しそうになる。
「ひゃッ……ダメッ……いやだッ拡げないでぇッ」
鶴城は指先でその小さな蕾をくぱッと拡げた。
「みるなぁッ」
──なんでそんなとこじっと見るんだよッ。
変態っ。
「中もピンク色。美味しそうだ」
そういうと、鶴城は再び唇を寄せ指で拡げた蕾の中に舌を差し入れた。
「やあああんッ」
「優也の身体の隅々まで、俺のものの証しをつけてやる」
「なに考えてッ……んんッ♡」
奥を舐めながら、美崎自身をくちゅくちゅと弄り始める鶴城。
快感が脳も身体も支配していく。
「はぁッ……あ……んんッ♡」
次第に何も考えられなくなり、美崎はただ甘ったるい喘ぎ声を漏らすのだった。
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