【カオスコメディ】究極純愛♡僕日『誰のせいでこうなった?!』圭一の受難の日々3

crazy’s7@体調不良不定期更新中

文字の大きさ
6 / 6
『誰のせいでこうなった?!』

第2話 ハンターから転職?

しおりを挟む
 ━━━━━━━━━━━━━━━━side:古川

 古川は久々の大崎邸にルンルンだった。最近圭一が忙しい為一緒に遊べていないからだ。彼が自分をどう思っていようが古川にとって圭一は大親友である。

 K学園で有名な二大セレブの中に一人、初等部からの編入生の古川はK学園で言うところの外部生であり一般人の自分が混ざっていることは、当時とても肩身の狭い想いだった。それを変えたのが圭一のひと言だ。
『は?セレブだろうが一般人だろうが、内部生だろうが外部生だろうが、ただの人間だろ』
 古川にやっかんでくる生徒をそのひと言で圭一は一括した。

 ”美に愛されし男”
 ”K学園一のイケメン”
 ”クレイジー大崎”
 ”墓荒らしの圭一”
 ”ジェイソン圭一”
 と、数々のあだ名を付けられて来た彼だったが、古川にとっては”ヒーローであり大親友”である。彼は大里長姉のせいでK学園一の非モテ男だが、一途でカッコよくてクレイジー…もといイイヤツだ。
(どうやら口が滑ったようだ)

 そんな圭一とひさびさに思いっきり遊べると思っていたのに!
 ハチミツだって千こ集めたし、素材玉だって五百個ある
 青キノコだってっ…
 何がどうしてこういう状況なんだ?

 今頃圭一、愛花、ミノリでジョーを狩っていたはずなのに、目の前にはハズキ○ーペをかけたイケメン男子がいた。
 (詳しい経緯(ハ○キルーペ)については”僕日シリーズ
 美少女なっちゃん、最狂 腐女子 伝説♡』僕日*夏海&望 編 part1)

 なんで俺、ベタ塗りしてんの?

 隣をみると愛花が嬉しそうに背景を描いていた。
「さすがのぞみんの子!背景うまーい!てんさーい」
 のぞみんとは…今、愛花を褒め称えている圭一の叔母”夏海”の親友であり、愛花の母”望”のことである。
「古川くんもうまいよお!その調子でよろしくね」

 いや、何でもいいけどなんで全部の男子がハ○キルーペつけてんの?
 そもそもこの漫画何!?

 古河は肌色だらけのハ○キルーペイケメン集団に困惑するのだった。

 **

「ぐはッ」
 古川は従業員職業の奥の休憩室のソファーに横たわった。
 何故、ハンターからハントされる方になったのか!わけがわからん。
 古川は胸ポケットからスマホを取り出して時間を確認する。もうすぐ夕飯だから食べていくように言われたことを思い出しながら。
「そういえば」
 と、今朝ミノリに誘われ登録したばかりのSNSの自分のページを開いてみた。確かミノリがトチ狂った日記を書いていると言っていたな、などと思いながら。
(別にトチ狂ったと、自己申告したわけではない)

 ブルートゥースイヤホンを耳に差込み、自分の世界に入る準備万端である。
 流れ出した曲がノリノリだったので、気分が上がってきた。二年後輩の鶴城に入れてもらった曲で。
「なかなかいい選曲じゃん」
 リズムをとりながら画面を眺める。
「えーっと」
 ミノリからはおススメのフォロー先が添えてあった。
「さすが、諜報員…じゃなかったストーカー…でもなくて、ミノリちゃん」
 鼻歌を歌いながら傍らにおいてあるアイスティーを一口含みスクロールして吹きそうになる。
「なにこのラインナップ」

「なにしてまして?」
 声がして見上げると、愛花が腰に手をあてモデル立ちでこちらを見下ろしていた。
「SNSみてるとこ」
「あら?古川、やってましたの?」
「今朝登録したばかり」
「もちろん、わたくしをフォローしますわよね?下僕になりますわよね?」
 威圧感が半端ない。古川は半ば強制的にフォローさせられた!
「圭一はやってないの?」
「圭一《あのおとこ》がやると思いまして?」

 ”わたくしの奴隷にもならなかったのに”と悔しそうに言うが古川は、”普通はならないだろ”と、思っていた。
「あら、圭一の後輩の金髪くんの下僕くんがフォローしてくれてましてよ」
「誰だよ」
 古川は苦笑した。まったく分からない説明だったが、愛花の画面を覗き込み相手が判明する。
「どうやら、わたくしの美しさに平伏すということですわね」
 ”たぶん違うと思う”古川はそう思ったが言わないことにした。
しおりを挟む

この作品は感想を受け付けておりません。

あなたにおすすめの小説

百合ランジェリーカフェにようこそ!

楠富 つかさ
青春
 主人公、下条藍はバイトを探すちょっと胸が大きい普通の女子大生。ある日、同じサークルの先輩からバイト先を紹介してもらうのだが、そこは男子禁制のカフェ併設ランジェリーショップで!?  ちょっとハレンチなお仕事カフェライフ、始まります!! ※この物語はフィクションであり実在の人物・団体・法律とは一切関係ありません。 表紙画像はAIイラストです。下着が生成できないのでビキニで代用しています。

どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~

さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」 あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。 弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。 弟とは凄く仲が良いの! それはそれはものすごく‥‥‥ 「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」 そんな関係のあたしたち。 でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥ 「うそっ! お腹が出て来てる!?」 お姉ちゃんの秘密の悩みです。

友達の妹が、入浴してる。

つきのはい
恋愛
 「交換してみない?」  冴えない高校生の藤堂夏弥は、親友のオシャレでモテまくり同級生、鈴川洋平にバカげた話を持ちかけられる。  それは、お互い現在同居中の妹達、藤堂秋乃と鈴川美咲を交換して生活しようというものだった。  鈴川美咲は、美男子の洋平に勝るとも劣らない美少女なのだけれど、男子に嫌悪感を示し、夏弥とも形式的な会話しかしなかった。  冴えない男子と冷めがちな女子の距離感が、二人暮らしのなかで徐々に変わっていく。  そんなラブコメディです。

俺をフッた幼馴染が、トップアイドルになって「もう一度やり直したい」と言ってきた

夏見ナイ
恋愛
平凡な大学生・藤堂蓮には忘れられない過去がある。高校時代、告白した幼馴染の星宮瑠奈に「アイドルになるから」とこっ酷くフラれたことだ。 数年後、瑠奈は国民的アイドル『LUNA』として輝いていた。遠い世界の住人になった彼女との再会なんて、あるはずもなかった――そう、変装した彼女が俺の前に現れ、「もう一度やり直したい」と泣きつくまでは。 トップアイドルの立場を使い強引に迫る元幼馴染と、過去の傷。揺れ動く俺の日常を照らしてくれたのは、俺の才能を信じてくれる後輩・朝霧陽葵の存在だった。 俺をフッた幼馴染か、俺を支える後輩か。過去の清算と未来の選択を描く、ほろ苦くも甘い、逆転ラブコメディ、開幕。

今日の授業は保健体育

にのみや朱乃
恋愛
(性的描写あり) 僕は家庭教師として、高校三年生のユキの家に行った。 その日はちょうどユキ以外には誰もいなかった。 ユキは勉強したくない、科目を変えようと言う。ユキが提案した科目とは。

クラスのマドンナがなぜか俺のメイドになっていた件について

沢田美
恋愛
名家の御曹司として何不自由ない生活を送りながらも、内気で陰気な性格のせいで孤独に生きてきた裕貴真一郎(ゆうき しんいちろう)。 かつてのいじめが原因で、彼は1年間も学校から遠ざかっていた。 しかし、久しぶりに登校したその日――彼は運命の出会いを果たす。 現れたのは、まるで絵から飛び出してきたかのような美少女。 その瞳にはどこかミステリアスな輝きが宿り、真一郎の心をかき乱していく。 「今日から私、あなたのメイドになります!」 なんと彼女は、突然メイドとして彼の家で働くことに!? 謎めいた美少女と陰キャ御曹司の、予測不能な主従ラブコメが幕を開ける! カクヨム、小説家になろうの方でも連載しています!

小さい頃「お嫁さんになる!」と妹系の幼馴染みに言われて、彼女は今もその気でいる!

竜ヶ崎彰
恋愛
「いい加減大人の階段上ってくれ!!」 俺、天道涼太には1つ年下の可愛い幼馴染みがいる。 彼女の名前は下野ルカ。 幼少の頃から俺にベッタリでかつては将来"俺のお嫁さんになる!"なんて事も言っていた。 俺ももう高校生になったと同時にルカは中学3年生。 だけど、ルカはまだ俺のお嫁さんになる!と言っている! 堅物真面目少年と妹系ゆるふわ天然少女による拗らせ系ラブコメ開幕!!

俺を振ったはずの腐れ縁幼馴染が、俺に告白してきました。

true177
恋愛
一年前、伊藤 健介(いとう けんすけ)は幼馴染の多田 悠奈(ただ ゆうな)に振られた。それも、心無い手紙を下駄箱に入れられて。 それ以来悠奈を避けるようになっていた健介だが、二年生に進級した春になって悠奈がいきなり告白を仕掛けてきた。 これはハニートラップか、一年前の出来事を忘れてしまっているのか……。ともかく、健介は断った。 日常が一変したのは、それからである。やたらと悠奈が絡んでくるようになったのだ。 彼女の狙いは、いったい何なのだろうか……。 ※小説家になろう、ハーメルンにも同一作品を投稿しています。 ※内部進行完結済みです。毎日連載です。

処理中です...