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『誰のせいでこうなった?!』
第2話 ハンターから転職?
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━━━━━━━━━━━━━━━━side:古川
古川は久々の大崎邸にルンルンだった。最近圭一が忙しい為一緒に遊べていないからだ。彼が自分をどう思っていようが古川にとって圭一は大親友である。
K学園で有名な二大セレブの中に一人、初等部からの編入生の古川はK学園で言うところの外部生であり一般人の自分が混ざっていることは、当時とても肩身の狭い想いだった。それを変えたのが圭一のひと言だ。
『は?セレブだろうが一般人だろうが、内部生だろうが外部生だろうが、ただの人間だろ』
古川にやっかんでくる生徒をそのひと言で圭一は一括した。
”美に愛されし男”
”K学園一のイケメン”
”クレイジー大崎”
”墓荒らしの圭一”
”ジェイソン圭一”
と、数々のあだ名を付けられて来た彼だったが、古川にとっては”ヒーローであり大親友”である。彼は大里長姉のせいでK学園一の非モテ男だが、一途でカッコよくてクレイジー…もといイイヤツだ。
(どうやら口が滑ったようだ)
そんな圭一とひさびさに思いっきり遊べると思っていたのに!
ハチミツだって千こ集めたし、素材玉だって五百個ある
青キノコだってっ…
何がどうしてこういう状況なんだ?
今頃圭一、愛花、ミノリでジョーを狩っていたはずなのに、目の前にはハズキ○ーペをかけたイケメン男子がいた。
(詳しい経緯(ハ○キルーペ)については”僕日シリーズ
美少女なっちゃん、最狂 腐女子 伝説♡』僕日*夏海&望 編 part1)
なんで俺、ベタ塗りしてんの?
隣をみると愛花が嬉しそうに背景を描いていた。
「さすがのぞみんの子!背景うまーい!てんさーい」
のぞみんとは…今、愛花を褒め称えている圭一の叔母”夏海”の親友であり、愛花の母”望”のことである。
「古川くんもうまいよお!その調子でよろしくね」
いや、何でもいいけどなんで全部の男子がハ○キルーペつけてんの?
そもそもこの漫画何!?
古河は肌色だらけのハ○キルーペイケメン集団に困惑するのだった。
**
「ぐはッ」
古川は従業員職業の奥の休憩室のソファーに横たわった。
何故、ハンターからハントされる方になったのか!わけがわからん。
古川は胸ポケットからスマホを取り出して時間を確認する。もうすぐ夕飯だから食べていくように言われたことを思い出しながら。
「そういえば」
と、今朝ミノリに誘われ登録したばかりのSNSの自分のページを開いてみた。確かミノリがトチ狂った日記を書いていると言っていたな、などと思いながら。
(別にトチ狂ったと、自己申告したわけではない)
ブルートゥースイヤホンを耳に差込み、自分の世界に入る準備万端である。
流れ出した曲がノリノリだったので、気分が上がってきた。二年後輩の鶴城に入れてもらった曲で。
「なかなかいい選曲じゃん」
リズムをとりながら画面を眺める。
「えーっと」
ミノリからはおススメのフォロー先が添えてあった。
「さすが、諜報員…じゃなかったストーカー…でもなくて、ミノリちゃん」
鼻歌を歌いながら傍らにおいてあるアイスティーを一口含みスクロールして吹きそうになる。
「なにこのラインナップ」
「なにしてまして?」
声がして見上げると、愛花が腰に手をあてモデル立ちでこちらを見下ろしていた。
「SNSみてるとこ」
「あら?古川、やってましたの?」
「今朝登録したばかり」
「もちろん、わたくしをフォローしますわよね?下僕になりますわよね?」
威圧感が半端ない。古川は半ば強制的にフォローさせられた!
「圭一はやってないの?」
「圭一《あのおとこ》がやると思いまして?」
”わたくしの奴隷にもならなかったのに”と悔しそうに言うが古川は、”普通はならないだろ”と、思っていた。
「あら、圭一の後輩の金髪くんの下僕くんがフォローしてくれてましてよ」
「誰だよ」
古川は苦笑した。まったく分からない説明だったが、愛花の画面を覗き込み相手が判明する。
「どうやら、わたくしの美しさに平伏すということですわね」
”たぶん違うと思う”古川はそう思ったが言わないことにした。
古川は久々の大崎邸にルンルンだった。最近圭一が忙しい為一緒に遊べていないからだ。彼が自分をどう思っていようが古川にとって圭一は大親友である。
K学園で有名な二大セレブの中に一人、初等部からの編入生の古川はK学園で言うところの外部生であり一般人の自分が混ざっていることは、当時とても肩身の狭い想いだった。それを変えたのが圭一のひと言だ。
『は?セレブだろうが一般人だろうが、内部生だろうが外部生だろうが、ただの人間だろ』
古川にやっかんでくる生徒をそのひと言で圭一は一括した。
”美に愛されし男”
”K学園一のイケメン”
”クレイジー大崎”
”墓荒らしの圭一”
”ジェイソン圭一”
と、数々のあだ名を付けられて来た彼だったが、古川にとっては”ヒーローであり大親友”である。彼は大里長姉のせいでK学園一の非モテ男だが、一途でカッコよくてクレイジー…もといイイヤツだ。
(どうやら口が滑ったようだ)
そんな圭一とひさびさに思いっきり遊べると思っていたのに!
ハチミツだって千こ集めたし、素材玉だって五百個ある
青キノコだってっ…
何がどうしてこういう状況なんだ?
今頃圭一、愛花、ミノリでジョーを狩っていたはずなのに、目の前にはハズキ○ーペをかけたイケメン男子がいた。
(詳しい経緯(ハ○キルーペ)については”僕日シリーズ
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なんで俺、ベタ塗りしてんの?
隣をみると愛花が嬉しそうに背景を描いていた。
「さすがのぞみんの子!背景うまーい!てんさーい」
のぞみんとは…今、愛花を褒め称えている圭一の叔母”夏海”の親友であり、愛花の母”望”のことである。
「古川くんもうまいよお!その調子でよろしくね」
いや、何でもいいけどなんで全部の男子がハ○キルーペつけてんの?
そもそもこの漫画何!?
古河は肌色だらけのハ○キルーペイケメン集団に困惑するのだった。
**
「ぐはッ」
古川は従業員職業の奥の休憩室のソファーに横たわった。
何故、ハンターからハントされる方になったのか!わけがわからん。
古川は胸ポケットからスマホを取り出して時間を確認する。もうすぐ夕飯だから食べていくように言われたことを思い出しながら。
「そういえば」
と、今朝ミノリに誘われ登録したばかりのSNSの自分のページを開いてみた。確かミノリがトチ狂った日記を書いていると言っていたな、などと思いながら。
(別にトチ狂ったと、自己申告したわけではない)
ブルートゥースイヤホンを耳に差込み、自分の世界に入る準備万端である。
流れ出した曲がノリノリだったので、気分が上がってきた。二年後輩の鶴城に入れてもらった曲で。
「なかなかいい選曲じゃん」
リズムをとりながら画面を眺める。
「えーっと」
ミノリからはおススメのフォロー先が添えてあった。
「さすが、諜報員…じゃなかったストーカー…でもなくて、ミノリちゃん」
鼻歌を歌いながら傍らにおいてあるアイスティーを一口含みスクロールして吹きそうになる。
「なにこのラインナップ」
「なにしてまして?」
声がして見上げると、愛花が腰に手をあてモデル立ちでこちらを見下ろしていた。
「SNSみてるとこ」
「あら?古川、やってましたの?」
「今朝登録したばかり」
「もちろん、わたくしをフォローしますわよね?下僕になりますわよね?」
威圧感が半端ない。古川は半ば強制的にフォローさせられた!
「圭一はやってないの?」
「圭一《あのおとこ》がやると思いまして?」
”わたくしの奴隷にもならなかったのに”と悔しそうに言うが古川は、”普通はならないだろ”と、思っていた。
「あら、圭一の後輩の金髪くんの下僕くんがフォローしてくれてましてよ」
「誰だよ」
古川は苦笑した。まったく分からない説明だったが、愛花の画面を覗き込み相手が判明する。
「どうやら、わたくしの美しさに平伏すということですわね」
”たぶん違うと思う”古川はそう思ったが言わないことにした。
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