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7)恥ずかしいけど、見せたい
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あやかちゃんの性格、真面目な委員長タイプです。
てきぱきと人に指導するのが好きで、世話を焼くのも嫌いじゃありません。MかSかと言えば圧倒的に後者でしょう。
その性格のせいでしょうか、ダイゴ君が恥ずかしがっているのを見るのが嫌じゃありません。むしろ、あやかちゃんはダイゴ君がかわいく思えます。
「下も脱ぎなさいよ」
あやかちゃんは言います。「私も脱ぐから」
「で、でも」
俺、マジで恥ずかしいよ。
「でも」という一言の中に、ダイゴ君は自分は勃起をしていて、そのおちんちんを女の子たちに見られる、特に同級生のあやかちゃんに見られるのは恥ずかしい。そのような感情を伝えようとします。
しかしダイゴ君はその男性ならではの身体的現象を、出来ることならば隠したいと思っていると同時に、勃起したおちんちんを女性たちに見せつけたいという無意識の願望にも気づいていました。
恥ずかしいけど、見せたい。
ダイゴ君はそう思っているわけです。彼も男性なのです。
ダイゴ君がウジウジと、意識と無意識の狭間でそのようなことを考えていた数秒間、一方のあやかちゃんはパンツを脱ぎ始めていました。
あやかちゃんの肌よりもずっと白い色のパンツです。
お腹まで温まるくらいの大きなサイズでした。
実はあやかちゃんは、もっと小さいサイズの、大人みたいなパンツを持っていましたが、しかし今日という日、まさかダイゴ君に見られるなんて予想もせず、少し気の抜けたパンツを履いてきました。
彼女はそれを少し後悔しています。
生まれて初めて、男の人に下着姿を見られるのです。もっとお洒落で可愛い下着姿の私を見て欲しかったな。そんなことを思っているのです。
そんな意識も働いていたせいか、あやかちゃんは下着を脱ぐことに躊躇はゼロでした。あやかちゃんは下着姿のほうが恥ずかしかったのです。
「はい、私は脱いだよ、ダイゴ君も早く脱いで」
あやかちゃんはパンツを脱いでしまいました。彼女は脱いだパンツを畳まずに、ぐるぐると丸めます。
右手ではパンツを握り締め、一方の手では股間辺りをさりげなく隠しています。
それは恥ずかしさというよりも、ダイゴ君への媚態のようなものだったのかもしれません。
私だって恥ずかしいよ。恥ずかしい私を、ダイゴ君に見せてあげているの。そのような意味なのです。
ところで、あやかちゃんのその陰部には既に毛が生えていました。けっこうしっかりと。
ダイゴ君はまだ生えていません。そういうわけなので、ダイゴ君はあやかちゃんの陰毛に少しばかり戸惑っていました。
えっ、こいつ、毛が生えているのかよ。
すげえ、大人じゃん。
それを見て、ダイゴ君の興奮度レベルは、また一段階上昇しました。
あやかちゃんにとって、陰毛はもう馴染みのものです。同級生のほとんどが、既に陰毛が生え始めていました。陰毛が当たり前の世界に住んでいます。
それは女子のほうが発育が早いからです。だから彼女はダイゴ君が陰毛を見て、それほど興奮していることを知りません。彼も陰毛が当たり前の世界の住人だと思っていたのですね。
二人の常識はすれ違っていました。まあ、しかし男と女とは、いつだってすれ違う運命なのかもしれませんね。
てきぱきと人に指導するのが好きで、世話を焼くのも嫌いじゃありません。MかSかと言えば圧倒的に後者でしょう。
その性格のせいでしょうか、ダイゴ君が恥ずかしがっているのを見るのが嫌じゃありません。むしろ、あやかちゃんはダイゴ君がかわいく思えます。
「下も脱ぎなさいよ」
あやかちゃんは言います。「私も脱ぐから」
「で、でも」
俺、マジで恥ずかしいよ。
「でも」という一言の中に、ダイゴ君は自分は勃起をしていて、そのおちんちんを女の子たちに見られる、特に同級生のあやかちゃんに見られるのは恥ずかしい。そのような感情を伝えようとします。
しかしダイゴ君はその男性ならではの身体的現象を、出来ることならば隠したいと思っていると同時に、勃起したおちんちんを女性たちに見せつけたいという無意識の願望にも気づいていました。
恥ずかしいけど、見せたい。
ダイゴ君はそう思っているわけです。彼も男性なのです。
ダイゴ君がウジウジと、意識と無意識の狭間でそのようなことを考えていた数秒間、一方のあやかちゃんはパンツを脱ぎ始めていました。
あやかちゃんの肌よりもずっと白い色のパンツです。
お腹まで温まるくらいの大きなサイズでした。
実はあやかちゃんは、もっと小さいサイズの、大人みたいなパンツを持っていましたが、しかし今日という日、まさかダイゴ君に見られるなんて予想もせず、少し気の抜けたパンツを履いてきました。
彼女はそれを少し後悔しています。
生まれて初めて、男の人に下着姿を見られるのです。もっとお洒落で可愛い下着姿の私を見て欲しかったな。そんなことを思っているのです。
そんな意識も働いていたせいか、あやかちゃんは下着を脱ぐことに躊躇はゼロでした。あやかちゃんは下着姿のほうが恥ずかしかったのです。
「はい、私は脱いだよ、ダイゴ君も早く脱いで」
あやかちゃんはパンツを脱いでしまいました。彼女は脱いだパンツを畳まずに、ぐるぐると丸めます。
右手ではパンツを握り締め、一方の手では股間辺りをさりげなく隠しています。
それは恥ずかしさというよりも、ダイゴ君への媚態のようなものだったのかもしれません。
私だって恥ずかしいよ。恥ずかしい私を、ダイゴ君に見せてあげているの。そのような意味なのです。
ところで、あやかちゃんのその陰部には既に毛が生えていました。けっこうしっかりと。
ダイゴ君はまだ生えていません。そういうわけなので、ダイゴ君はあやかちゃんの陰毛に少しばかり戸惑っていました。
えっ、こいつ、毛が生えているのかよ。
すげえ、大人じゃん。
それを見て、ダイゴ君の興奮度レベルは、また一段階上昇しました。
あやかちゃんにとって、陰毛はもう馴染みのものです。同級生のほとんどが、既に陰毛が生え始めていました。陰毛が当たり前の世界に住んでいます。
それは女子のほうが発育が早いからです。だから彼女はダイゴ君が陰毛を見て、それほど興奮していることを知りません。彼も陰毛が当たり前の世界の住人だと思っていたのですね。
二人の常識はすれ違っていました。まあ、しかし男と女とは、いつだってすれ違う運命なのかもしれませんね。
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