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第一章
第五話
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“いいな……。今枝君は”
その言葉の真意を聞こうとしたところで、タイミング悪く十羽さんが入ってきた。
「やあ君達。青春してるかい?」
一瞬、彼のいっていることの意味がわからなくて呆然とした。
え、それって……。
「お、お兄ちゃん待ってよ! 私、初めて会った男の子とそんな関係になるくらいコミュニケーション能力高くないから!」
咲姫さんは顔を真っ赤にしながら反論している。十羽さんはなにが面白いのか、ゲラゲラ笑っていた。
そんなこんなで、はぐらかされてしまったのだ。
* * *
翌日。もう一度高木さんが来た。
「法律に触れる可能性がある?」
要件は、学校の事件とは関係ないことだった。
父親と連絡がとれない今、俺の「保護者」と呼べる人間は存在しない。警察の介入がほとんどなかった集落では気にされることもなかったが、警察と関わってしまったので、目を瞑っておくわけにもいかなくなったそうだ。
「今枝君、母親は?」
高木さんに言われて、初めて母親というものに気がついた。
「母のことは、知りません。父親からそんな話を聞いたことはありませんでした」
「…………」
高木さんは困惑している。
「じゃあ、他に親族の方は?」
重ねて質問される。当たり前だ。扶養者を探さねばならないこの状況では、まず親族を頼る。万が一見つからなければ、施設に入るしかない。たかが無力な十四歳だ。
それでも、首を縦には振れなかった。
「母方の親族のことは全く知りません。父方の親族も、この間遠縁の方が亡くなられました」
心当たりのある人物はいなかった。
* * *
「あのさ……」
「ん? どした?」
「なんで俺、君と一緒にバス乗ってんの?」
「…………さあ」
今後俺はどうするのか、という話は、十羽さんの一言──「一希君、居候しない?」で決まってしまった。
居候なら問題ないのかどうかはよくわからないが、とりあえず学校はどうするのかということになり、現地──水原中に行くことになった。休日のくせに大学がなんとかって言っている十羽さんの代わりとして、なぜか咲姫さんがついてきたのだ。
「そっか、今枝君、ご家族いないんだ……」
道中、家族の話を聞かれたので答えたら、かなり驚かれた。
雲谷も水原も田舎なので、こんななにもない日に移動するような人はほとんどいない。バスの中に俺達以外に乗客はおらず、多少騒いだところで迷惑はかからなかった。
「そんなに驚くこと? それより、咲姫さんの方はどうなの? 昨日いなかったみたいだけど」
「お母さんとお父さん? 殺されたよ」
あまりにもあっさりと返されて、耳を疑った。
俺が相当面白い顔をしていたのか、彼女は一人で笑いはじめた。
「そう言う君だってびっくりしてるじゃない。仕方ないよ。魂、消しちゃったんだもん……」
急に声が小さくなった。
「二人とも、殺されたよ後で怨霊になって、手の施しようがなくなっちゃったんだ。怨霊は祟るから消さなきゃいけない。でも、魂が消されると、その人のことは皆の記憶から消えていくんだ。『あれ、そんな人いたかな?』ってくらいには。だから私も、二人のことはよく覚えてなくって」
その声は、聞いたこともないくらい暗かった。
「私がやったの。どうにかできるのは、私しかいなかったから」
自分に対する恨みと怒り。そんなものを感じた。
「無理やり外に出された魂は、魂の封術士の力でしか成仏させられない。だから、私は君のことが羨ましい」
怨霊になると、魂を消さなきゃいけない。
それを聞いても、実感はわかなかった。
* * *
「それはもう、転校しかないね」
「は?」
中学の担任に話をしたところ、あっさりとそう言われた。
担任──藤山先生は、昨日ここでなにがあったのかは、警察から聞いていたそうだ。下級生や他の先生達は、学校には入れなかったらしい。俺のことを配慮してか、事件そのものの話はそれ以上しなかった。
七人いた三年生のうち六人がいなくなって、今後どうしたらいいのか相談したら、あんなことを言われたのだ。
「転校しかないって、そんな軽すぎませんか?」
「軽いもなにも、お前一人じゃ授業にならないし、雲谷の人の世話になるなら、ここまで来るのにも一苦労だろ? それに……」
その先は、なにを言おうとしているのかわからなかった。
「……ってなると、手続きしなきゃだな」
それだけ言い残して、先生はどこかへ行ってしまった。
「……これでよかったのかな」
咲姫さんは廊下にいる。反応を返すものはなにもなかった。
「いいところだね、ここは」
唐突に咲姫さんが言った。自分の家の鍵を開けている最中だったから、どんな表情だったかはわからない。
「そうかな? インターネット繋がらないし、ジジババしかいないし……」
彼女は「その言い方はどうかと……」と苦笑いしている。
居候するのなら、服とか色々持って行かないといけないので、家に寄った。誰もいない場所に「行ってきます」と呟いてから、一日以上経過しているのが不思議だった。
「ねえ、本当にお父さんとは連絡とれないの?」
不安そうな顔を向けられた。
「無理だろうね。父さんが家を出たら、なにがあっても連絡はこないしできない。それに、携帯とかここじゃ使えないから持ってないし」
彼女は驚いた様子だった。
「じゃあ、急に連絡が必要になったらどうするの? 友達とか、不便じゃない?」
「家に押しかける」
「おお……。それはすごいね……」
微妙な反応をされた。当然の反応だ。
「あ、そうだ。これ」
机の奥にしまってあった紙を取り出した。
「なにそれ?」
「時刻表」
インターネットは使いものにならないので、探していたのだ。
「バス、この二時間に一本しかないやつ?」
「多分、そう」
始発は午前六時、終発は午後七時。一本逃すと帰れなくなるのだが──。
「あ、バス、さっき出発したみたい……」
俺達は思わぬ足止めをくらうことになった。
* * *
約二時間後。雲谷。
「なんで他人が……」
そうぶつぶつ言っているのは桐だった。不機嫌を隠そうともしない。
「しょうがないでしょ。事情があるんだし」
どうせ、居座るのは父親が帰ってくるまでだ。書き置きはしておいたし、なんとかなるだろう。
そう思いながら、姉弟喧嘩を眺めていた。
「じゃあなんなの? あいつも家族いないの?」
「ちょっと桐! 本人の前でなんてこと……」
別に気にすることはないと言いたかったが、二人に気圧されて口を挟めなかった。
「いやぁ、ごめんねー。こいつらうるさくて」
十羽さんは我関せずという顔で眺めている。
「見てると結構楽しいですよ? 俺、一人っ子だから兄弟喧嘩とかしたことなくて……」
そこまで言うと、十羽さんが妙に思案顔になっていることに気づいた。声をかけようとした刹那、彼の顔が一気に緩んだ。
「ねえ一希君。術士の訓練受けない? 今ならサービス、ただでやってあげるよ」
「…………」
すぐに返事をすることはできなかった。
「俺の力は、本当にあいつ等を助けることができるんですか?」
羨ましいと言った咲姫さんの顔が頭をよぎった。
「確実、とは言えないけどね。君にしかできないことは確かだ」
その表情からは、なにも読み取れない。俺にどうしてほしいのか、なんてことは書いてない。
「……わかりました。お願いします」
十羽さんが「へ?」と間抜けな声を出した。まさか俺が「やる」と言うとは思っていなかったのだろう。いつから聞いていたのか、咲姫さんと桐も静かになっている。
「封術士とかっていわれても、正直、まだよくわからない。けど、ここにいる以上、『やらない』って言うのも申し訳なくて……」
それに、あいつ等のこともある。なにもできませんでしたじゃだめだ。
「じゃあ、今枝君──」
咲姫さんが呟いた。
「やってみるよ。魂の封術士」
あいつ等が、うかばれるなら──。
その言葉の真意を聞こうとしたところで、タイミング悪く十羽さんが入ってきた。
「やあ君達。青春してるかい?」
一瞬、彼のいっていることの意味がわからなくて呆然とした。
え、それって……。
「お、お兄ちゃん待ってよ! 私、初めて会った男の子とそんな関係になるくらいコミュニケーション能力高くないから!」
咲姫さんは顔を真っ赤にしながら反論している。十羽さんはなにが面白いのか、ゲラゲラ笑っていた。
そんなこんなで、はぐらかされてしまったのだ。
* * *
翌日。もう一度高木さんが来た。
「法律に触れる可能性がある?」
要件は、学校の事件とは関係ないことだった。
父親と連絡がとれない今、俺の「保護者」と呼べる人間は存在しない。警察の介入がほとんどなかった集落では気にされることもなかったが、警察と関わってしまったので、目を瞑っておくわけにもいかなくなったそうだ。
「今枝君、母親は?」
高木さんに言われて、初めて母親というものに気がついた。
「母のことは、知りません。父親からそんな話を聞いたことはありませんでした」
「…………」
高木さんは困惑している。
「じゃあ、他に親族の方は?」
重ねて質問される。当たり前だ。扶養者を探さねばならないこの状況では、まず親族を頼る。万が一見つからなければ、施設に入るしかない。たかが無力な十四歳だ。
それでも、首を縦には振れなかった。
「母方の親族のことは全く知りません。父方の親族も、この間遠縁の方が亡くなられました」
心当たりのある人物はいなかった。
* * *
「あのさ……」
「ん? どした?」
「なんで俺、君と一緒にバス乗ってんの?」
「…………さあ」
今後俺はどうするのか、という話は、十羽さんの一言──「一希君、居候しない?」で決まってしまった。
居候なら問題ないのかどうかはよくわからないが、とりあえず学校はどうするのかということになり、現地──水原中に行くことになった。休日のくせに大学がなんとかって言っている十羽さんの代わりとして、なぜか咲姫さんがついてきたのだ。
「そっか、今枝君、ご家族いないんだ……」
道中、家族の話を聞かれたので答えたら、かなり驚かれた。
雲谷も水原も田舎なので、こんななにもない日に移動するような人はほとんどいない。バスの中に俺達以外に乗客はおらず、多少騒いだところで迷惑はかからなかった。
「そんなに驚くこと? それより、咲姫さんの方はどうなの? 昨日いなかったみたいだけど」
「お母さんとお父さん? 殺されたよ」
あまりにもあっさりと返されて、耳を疑った。
俺が相当面白い顔をしていたのか、彼女は一人で笑いはじめた。
「そう言う君だってびっくりしてるじゃない。仕方ないよ。魂、消しちゃったんだもん……」
急に声が小さくなった。
「二人とも、殺されたよ後で怨霊になって、手の施しようがなくなっちゃったんだ。怨霊は祟るから消さなきゃいけない。でも、魂が消されると、その人のことは皆の記憶から消えていくんだ。『あれ、そんな人いたかな?』ってくらいには。だから私も、二人のことはよく覚えてなくって」
その声は、聞いたこともないくらい暗かった。
「私がやったの。どうにかできるのは、私しかいなかったから」
自分に対する恨みと怒り。そんなものを感じた。
「無理やり外に出された魂は、魂の封術士の力でしか成仏させられない。だから、私は君のことが羨ましい」
怨霊になると、魂を消さなきゃいけない。
それを聞いても、実感はわかなかった。
* * *
「それはもう、転校しかないね」
「は?」
中学の担任に話をしたところ、あっさりとそう言われた。
担任──藤山先生は、昨日ここでなにがあったのかは、警察から聞いていたそうだ。下級生や他の先生達は、学校には入れなかったらしい。俺のことを配慮してか、事件そのものの話はそれ以上しなかった。
七人いた三年生のうち六人がいなくなって、今後どうしたらいいのか相談したら、あんなことを言われたのだ。
「転校しかないって、そんな軽すぎませんか?」
「軽いもなにも、お前一人じゃ授業にならないし、雲谷の人の世話になるなら、ここまで来るのにも一苦労だろ? それに……」
その先は、なにを言おうとしているのかわからなかった。
「……ってなると、手続きしなきゃだな」
それだけ言い残して、先生はどこかへ行ってしまった。
「……これでよかったのかな」
咲姫さんは廊下にいる。反応を返すものはなにもなかった。
「いいところだね、ここは」
唐突に咲姫さんが言った。自分の家の鍵を開けている最中だったから、どんな表情だったかはわからない。
「そうかな? インターネット繋がらないし、ジジババしかいないし……」
彼女は「その言い方はどうかと……」と苦笑いしている。
居候するのなら、服とか色々持って行かないといけないので、家に寄った。誰もいない場所に「行ってきます」と呟いてから、一日以上経過しているのが不思議だった。
「ねえ、本当にお父さんとは連絡とれないの?」
不安そうな顔を向けられた。
「無理だろうね。父さんが家を出たら、なにがあっても連絡はこないしできない。それに、携帯とかここじゃ使えないから持ってないし」
彼女は驚いた様子だった。
「じゃあ、急に連絡が必要になったらどうするの? 友達とか、不便じゃない?」
「家に押しかける」
「おお……。それはすごいね……」
微妙な反応をされた。当然の反応だ。
「あ、そうだ。これ」
机の奥にしまってあった紙を取り出した。
「なにそれ?」
「時刻表」
インターネットは使いものにならないので、探していたのだ。
「バス、この二時間に一本しかないやつ?」
「多分、そう」
始発は午前六時、終発は午後七時。一本逃すと帰れなくなるのだが──。
「あ、バス、さっき出発したみたい……」
俺達は思わぬ足止めをくらうことになった。
* * *
約二時間後。雲谷。
「なんで他人が……」
そうぶつぶつ言っているのは桐だった。不機嫌を隠そうともしない。
「しょうがないでしょ。事情があるんだし」
どうせ、居座るのは父親が帰ってくるまでだ。書き置きはしておいたし、なんとかなるだろう。
そう思いながら、姉弟喧嘩を眺めていた。
「じゃあなんなの? あいつも家族いないの?」
「ちょっと桐! 本人の前でなんてこと……」
別に気にすることはないと言いたかったが、二人に気圧されて口を挟めなかった。
「いやぁ、ごめんねー。こいつらうるさくて」
十羽さんは我関せずという顔で眺めている。
「見てると結構楽しいですよ? 俺、一人っ子だから兄弟喧嘩とかしたことなくて……」
そこまで言うと、十羽さんが妙に思案顔になっていることに気づいた。声をかけようとした刹那、彼の顔が一気に緩んだ。
「ねえ一希君。術士の訓練受けない? 今ならサービス、ただでやってあげるよ」
「…………」
すぐに返事をすることはできなかった。
「俺の力は、本当にあいつ等を助けることができるんですか?」
羨ましいと言った咲姫さんの顔が頭をよぎった。
「確実、とは言えないけどね。君にしかできないことは確かだ」
その表情からは、なにも読み取れない。俺にどうしてほしいのか、なんてことは書いてない。
「……わかりました。お願いします」
十羽さんが「へ?」と間抜けな声を出した。まさか俺が「やる」と言うとは思っていなかったのだろう。いつから聞いていたのか、咲姫さんと桐も静かになっている。
「封術士とかっていわれても、正直、まだよくわからない。けど、ここにいる以上、『やらない』って言うのも申し訳なくて……」
それに、あいつ等のこともある。なにもできませんでしたじゃだめだ。
「じゃあ、今枝君──」
咲姫さんが呟いた。
「やってみるよ。魂の封術士」
あいつ等が、うかばれるなら──。
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