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45・売る側と買う側1
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45・売る側と買う側1
午後8時、ひとりの男と一人の女がとあるレストランの席で向かい合う。格で言えば下を脱し始めたくらいの庶民向けレストランであるが、そこで食事して会話している最中において、男の方が隣のイスに置いていたカバンからCDの入った包みを取り出す。そして女に笑顔で差し出す。
「誕生日おめでとう、これ誕生日プレゼント」
男の顔には屈託のない笑顔。しかし女の方は包みを受け取ると、これ音楽CDなの? と聞いた後、中身を空けずそれを横のイスに置くとあまり上品とは言えない感じでグラスのワインを飲んでから言うのだった。
「ウソでしょう、ありえないローセンスなんだけど、本気なの?」
「え……」
「音楽CDが誕生日プレゼントってどういう了見? ぜひ聞かせて」
「りょ、了見?」
男こと26歳の損擦岳卓郎(そんするだけたくろう)はちょっと面食らってしまった。てっきり喜んでくれると思っていたから、意外な反応に脳がエラーを起こしたようだ。
「い、いやその……おれは音楽が好きだから、2人で共通のたのしみを持てたらいいなぁと思って、それで買ったんだけど。でも、あれだろう? パソコン持っているからCDをプレゼントしても問題ないだろう?」
男が言うと女こと厚釜志鳥子(あつかましいとりこ)は色白な頬に左手を当てると、嘆かわしいとつぶやいてからダメだし。
「パソコンは持っているし、音楽も好きだけど、誕生日プレゼントでCDとかヘボ過ぎでしょう、おっさんじゃあるまいに……卓郎は女をバカにしているの? そしてこのCDっていくらよ? これ1枚でしょう? どんなに高くても4000円でお釣りが来るやつでしょう? 信じられない、何を肝心なところで値切ってるの? 女へのプレゼントでお金を使うのがただしい男でしょう? 指輪とかダイヤモンドとかさ、金額でいえば10万円とかさ」
「じゅ、10万円……そ、そんなのムリムリ」
「じゃぁなんでわたしと付き合っているの?」
「え、な、なんでって……好きだから。そう言ったらそっちだってOKしてくれたじゃないか」
「そうね、そうだよね、でもさ卓郎、わたしら26歳だよ? 女は一番花開くとき。だったら男は惜しみなく女に金を与え、もうすぐおまえを養うって強さを見せるべきでしょう? ちがう?」
「そ、そりゃぁ、結婚したいけど……で、でも……」
「でも、なに?」
「ぷ、プレゼントをもらっておいてそんな言い方……」
すると鳥子は険しい顔になり、左手だけでテーブルに与える振動には配慮しつつ、自分の相手を大いに威圧するようにバン! と叩いてどぎつい事を言い放つだった。
「あんた女をバカにしている?」
「なんで……そうなる?」
「あんたがよく連れてくれるこのレストラン、何これ? 庶民向け? そういう柔らかい言い方しても、その実はただの格安低レベルなレストラン。だいたいなに、ワイン1本3000円とかしみったれすぎるでしょう」
「ワインだけじゃないだろう、料理とか全部含めたら」
「わたし知っているよ、全部で2人合わせて1万円、ひとり1万円じゃないよね、2人で1万円、なにこのヘボさ、悲しくって泣きそう」
「く……」
損擦岳卓郎は言いたかった、大きな声で生々しく叫んでやりたいと思った。おまえは一度だって支払いをしたことがないだろう! と。
「何よその目、それ男が女に向けるべきモノじゃないと思うけど」
「で、でも……」
「でもなに?」
「たとえ2人で1万円でも、それが週に2回とか、しかも他のところで使っているお金も数えたら……月にけっこうお金がかかっているわけで」
「うそでしょう? 贅沢なんか一度もした事ないじゃん。いっつも安いところばっかりじゃん。卓郎さぁ、そんなので女を養えるの? わたしをつよく抱いて、しっかり養い面倒見るだけの力ってあるの?」
「ん……ちゃんと仕事はしてる。っていうか同じ会社に勤めているんだから、言わなくてもわかるはず」
「えぇ……まさかそれ以上の出世が望めないとか言わないよね? いい車を買って大きな家を買って、わたしにきれいな服を着せておいしいモノを食べさせ、そして生まれてくる子どもを養うくらいの出世は出来るんだよね?」
「が、がんばってるし……がんばるよ、これからも」
「早くがんばって、このステキなわたしだっていつまでも美人ではいられない。そうなるとわたしも乗り換えしなきゃいけなくなるから」
鳥子がニコっと年齢の割にはかわいく、しかしその心は流し忘れの便器みたいに汚く微笑む。卓郎はそれを見ると当然腹が立つ。だから言ってやろうと思い、ドキドキしてからやっとこそ口に出す。
「そ、そんな言い方するんだったら……CDとか返せよ」
言った、言ってやった! と男は思ったし、女がちょっとごめんねとか言ってくれるとうれしいなぁなんて期待したりもする。
「いやだぁ、なにその女々しさ。卓郎、女にモノを上げてから取り戻そうなんてゲスだよ。400万円ならまだしもたかが4000円未満でしょう? だったら男はこう言わなきゃダメ。たかが4000円、おまえのすばらしさに比べたらゴミみたいなものさ! って。なんならおれの持っているお金を全部おまえに差しだしてもいいくらいだぜ! って」
(く……)
卓郎はゲロゲロのドロドロに腹が立った。しかし……しかし……しかしである、この忌々しい流れで腹を立てると、すぐさま別の感情がストッパー役として湧き上がってくる。
相手がかわいいから、相手に嫌われたくないから、ひとりぼっちの男に戻りたくないから、だから相手がどんなにわがままとか腹立たしくても、男はそれを許さなきゃいけないんだと考えてしまう。
「あ、あのさぁ、鳥子」
「なに?」
「今日……したい」
「あ、ダメ、わたしすっかりキブン壊れたから。それにあれだよ、卓郎はいつも安いラブホばっかり、たまには一日10万円くらいの高級店に行きたいわ」
だったらテメェも金を払いやがれ! と言いたくて……言えないのが男の哀しい性質。やっと手に入れた女を失いたくないと思えば、どんなに理不尽でも相手を許さなきゃいけない。なぜなら、鳥子の心の中にある表現を借りれば女は売り物であり男は買い手。そしてそれは決して平等な関係ではない。
「ねぇ卓郎」
「な、なんだよ……」
「わたしは女に生まれたからさ、ステキな売り物になれるよう努力して今に至っている。だったら男に生まれた卓郎はさぁ、こういうステキなモノを高値で買えるようになってよ。男は女を養い、女はそのお礼として男の世話をする。これが人世の真理でしょう?」
「ん……おれ、ちょっとトイレに言ってくる」
「はいはい……」
こうして席を立った卓郎、トイレにたどり着くまでは冷静な男を演じた。男は女とちがってヒステリックになってはいけない、男は女とちがって簡単に泣いてはいけない、男は女とちがってただひたすら耐えねばならない、それら差別としか思えない人生の教訓を胸に抱きながら、なんとかトイレにたどり着く。そうして洋式トイレという空間に入ってドアを閉め鍵をかけると、握った手で固い壁を一叩きしてから、小さな声で怒りを吐き出す。
「クソ……なんで、どうして女のためにがんばってみじめな思いをさせられるんだ。おかしいだろう……どうして、どうしてこっちだけ人間がつぶれていくようなキモチになって、どうしてあっちは笑顔でい続けられるんだ。こんなのってない、こんな不公平な話があってたまるか!」
ガン! と額を壁に当てて音を立てた。けっこうつよくぶつけたので痛いと思ったのだが、そこでまた定番の感情がわいてくる。
「く……」
こんなに哀れだと思うのに、こんなに怒りが生じるのに……でも女を失いたくないという思いに包まれる。こんなにイラついても好きだ! と思えば許さねばいけなくなる。下水道の汚い水でさえ、おまえが好きだ! と思いながら飲み干すような感覚に覆われていく。
「耐えるしかない……そうさ、耐えるしかないんだ。男は女を守る存在、男は女を養うが責任、だから泣き言を言ってはいけないんだ」
卓郎はそう思うことで、またそれか? って心の奥から聞こえてくる声を叩きのめして平静を取り戻す。これはもう自らを虐待するセルフSMみたいなモノだが、これしか方法ないとしていた。こうして哀れな男は女が待つテーブルへと戻っていくのであった。
午後8時、ひとりの男と一人の女がとあるレストランの席で向かい合う。格で言えば下を脱し始めたくらいの庶民向けレストランであるが、そこで食事して会話している最中において、男の方が隣のイスに置いていたカバンからCDの入った包みを取り出す。そして女に笑顔で差し出す。
「誕生日おめでとう、これ誕生日プレゼント」
男の顔には屈託のない笑顔。しかし女の方は包みを受け取ると、これ音楽CDなの? と聞いた後、中身を空けずそれを横のイスに置くとあまり上品とは言えない感じでグラスのワインを飲んでから言うのだった。
「ウソでしょう、ありえないローセンスなんだけど、本気なの?」
「え……」
「音楽CDが誕生日プレゼントってどういう了見? ぜひ聞かせて」
「りょ、了見?」
男こと26歳の損擦岳卓郎(そんするだけたくろう)はちょっと面食らってしまった。てっきり喜んでくれると思っていたから、意外な反応に脳がエラーを起こしたようだ。
「い、いやその……おれは音楽が好きだから、2人で共通のたのしみを持てたらいいなぁと思って、それで買ったんだけど。でも、あれだろう? パソコン持っているからCDをプレゼントしても問題ないだろう?」
男が言うと女こと厚釜志鳥子(あつかましいとりこ)は色白な頬に左手を当てると、嘆かわしいとつぶやいてからダメだし。
「パソコンは持っているし、音楽も好きだけど、誕生日プレゼントでCDとかヘボ過ぎでしょう、おっさんじゃあるまいに……卓郎は女をバカにしているの? そしてこのCDっていくらよ? これ1枚でしょう? どんなに高くても4000円でお釣りが来るやつでしょう? 信じられない、何を肝心なところで値切ってるの? 女へのプレゼントでお金を使うのがただしい男でしょう? 指輪とかダイヤモンドとかさ、金額でいえば10万円とかさ」
「じゅ、10万円……そ、そんなのムリムリ」
「じゃぁなんでわたしと付き合っているの?」
「え、な、なんでって……好きだから。そう言ったらそっちだってOKしてくれたじゃないか」
「そうね、そうだよね、でもさ卓郎、わたしら26歳だよ? 女は一番花開くとき。だったら男は惜しみなく女に金を与え、もうすぐおまえを養うって強さを見せるべきでしょう? ちがう?」
「そ、そりゃぁ、結婚したいけど……で、でも……」
「でも、なに?」
「ぷ、プレゼントをもらっておいてそんな言い方……」
すると鳥子は険しい顔になり、左手だけでテーブルに与える振動には配慮しつつ、自分の相手を大いに威圧するようにバン! と叩いてどぎつい事を言い放つだった。
「あんた女をバカにしている?」
「なんで……そうなる?」
「あんたがよく連れてくれるこのレストラン、何これ? 庶民向け? そういう柔らかい言い方しても、その実はただの格安低レベルなレストラン。だいたいなに、ワイン1本3000円とかしみったれすぎるでしょう」
「ワインだけじゃないだろう、料理とか全部含めたら」
「わたし知っているよ、全部で2人合わせて1万円、ひとり1万円じゃないよね、2人で1万円、なにこのヘボさ、悲しくって泣きそう」
「く……」
損擦岳卓郎は言いたかった、大きな声で生々しく叫んでやりたいと思った。おまえは一度だって支払いをしたことがないだろう! と。
「何よその目、それ男が女に向けるべきモノじゃないと思うけど」
「で、でも……」
「でもなに?」
「たとえ2人で1万円でも、それが週に2回とか、しかも他のところで使っているお金も数えたら……月にけっこうお金がかかっているわけで」
「うそでしょう? 贅沢なんか一度もした事ないじゃん。いっつも安いところばっかりじゃん。卓郎さぁ、そんなので女を養えるの? わたしをつよく抱いて、しっかり養い面倒見るだけの力ってあるの?」
「ん……ちゃんと仕事はしてる。っていうか同じ会社に勤めているんだから、言わなくてもわかるはず」
「えぇ……まさかそれ以上の出世が望めないとか言わないよね? いい車を買って大きな家を買って、わたしにきれいな服を着せておいしいモノを食べさせ、そして生まれてくる子どもを養うくらいの出世は出来るんだよね?」
「が、がんばってるし……がんばるよ、これからも」
「早くがんばって、このステキなわたしだっていつまでも美人ではいられない。そうなるとわたしも乗り換えしなきゃいけなくなるから」
鳥子がニコっと年齢の割にはかわいく、しかしその心は流し忘れの便器みたいに汚く微笑む。卓郎はそれを見ると当然腹が立つ。だから言ってやろうと思い、ドキドキしてからやっとこそ口に出す。
「そ、そんな言い方するんだったら……CDとか返せよ」
言った、言ってやった! と男は思ったし、女がちょっとごめんねとか言ってくれるとうれしいなぁなんて期待したりもする。
「いやだぁ、なにその女々しさ。卓郎、女にモノを上げてから取り戻そうなんてゲスだよ。400万円ならまだしもたかが4000円未満でしょう? だったら男はこう言わなきゃダメ。たかが4000円、おまえのすばらしさに比べたらゴミみたいなものさ! って。なんならおれの持っているお金を全部おまえに差しだしてもいいくらいだぜ! って」
(く……)
卓郎はゲロゲロのドロドロに腹が立った。しかし……しかし……しかしである、この忌々しい流れで腹を立てると、すぐさま別の感情がストッパー役として湧き上がってくる。
相手がかわいいから、相手に嫌われたくないから、ひとりぼっちの男に戻りたくないから、だから相手がどんなにわがままとか腹立たしくても、男はそれを許さなきゃいけないんだと考えてしまう。
「あ、あのさぁ、鳥子」
「なに?」
「今日……したい」
「あ、ダメ、わたしすっかりキブン壊れたから。それにあれだよ、卓郎はいつも安いラブホばっかり、たまには一日10万円くらいの高級店に行きたいわ」
だったらテメェも金を払いやがれ! と言いたくて……言えないのが男の哀しい性質。やっと手に入れた女を失いたくないと思えば、どんなに理不尽でも相手を許さなきゃいけない。なぜなら、鳥子の心の中にある表現を借りれば女は売り物であり男は買い手。そしてそれは決して平等な関係ではない。
「ねぇ卓郎」
「な、なんだよ……」
「わたしは女に生まれたからさ、ステキな売り物になれるよう努力して今に至っている。だったら男に生まれた卓郎はさぁ、こういうステキなモノを高値で買えるようになってよ。男は女を養い、女はそのお礼として男の世話をする。これが人世の真理でしょう?」
「ん……おれ、ちょっとトイレに言ってくる」
「はいはい……」
こうして席を立った卓郎、トイレにたどり着くまでは冷静な男を演じた。男は女とちがってヒステリックになってはいけない、男は女とちがって簡単に泣いてはいけない、男は女とちがってただひたすら耐えねばならない、それら差別としか思えない人生の教訓を胸に抱きながら、なんとかトイレにたどり着く。そうして洋式トイレという空間に入ってドアを閉め鍵をかけると、握った手で固い壁を一叩きしてから、小さな声で怒りを吐き出す。
「クソ……なんで、どうして女のためにがんばってみじめな思いをさせられるんだ。おかしいだろう……どうして、どうしてこっちだけ人間がつぶれていくようなキモチになって、どうしてあっちは笑顔でい続けられるんだ。こんなのってない、こんな不公平な話があってたまるか!」
ガン! と額を壁に当てて音を立てた。けっこうつよくぶつけたので痛いと思ったのだが、そこでまた定番の感情がわいてくる。
「く……」
こんなに哀れだと思うのに、こんなに怒りが生じるのに……でも女を失いたくないという思いに包まれる。こんなにイラついても好きだ! と思えば許さねばいけなくなる。下水道の汚い水でさえ、おまえが好きだ! と思いながら飲み干すような感覚に覆われていく。
「耐えるしかない……そうさ、耐えるしかないんだ。男は女を守る存在、男は女を養うが責任、だから泣き言を言ってはいけないんだ」
卓郎はそう思うことで、またそれか? って心の奥から聞こえてくる声を叩きのめして平静を取り戻す。これはもう自らを虐待するセルフSMみたいなモノだが、これしか方法ないとしていた。こうして哀れな男は女が待つテーブルへと戻っていくのであった。
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