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102・いけない先生と悪夢14
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102・いけない先生と悪夢14
息吹と大蛇がにらみ合う。
(何かする気だ……)
息吹、刀を持って少し後ろに下がる。
「死ね、息吹!」
今度は顔を振ったりはしなかった。ただ大きく口を開けただけである、すると
ドッパーっと尋常ではないほどの白ヘビが息吹に向かって飛んでくる。それは大車輪では防げないととっさに息吹は思う。
「むん!」
ボッと息吹の体が熱量を上げた。少しばかり炎が立った。
「息吹、おまえも心を燃やすってかぁ?」
ヘビが人をあざ笑うように言っても息吹は表情を変えない。そしておのれのエネルギーを熱量の増加に回し宙に舞い上がったら、尋常ではない動きを見せ始める。
「大四喜の舞!」
大四喜の舞、それは上、下、右、左、それら四方向のすべてに信じがたい高速で対応する舞である。それは四つの方角にいる神への捧げって演舞みたいなモノ。
「うぁぁぁぁぁぁぁぁ!!」
落とす、落とす、そしてぶった斬る、そして潰す。無数のごとくってヘビがどこから攻めて来ようと息吹に死角無し。
しかしこれはエネルギーの消耗がとんでもなく早く、数分以上続けると息吹は立ち上がれなくなる危険大。あと3分くらいが限度と、倒れ動けない閻美は心配する。
(息吹……)
ここで息吹、刀を地面に突きつけ叫ぶ。
「天和の電撃!」
するとどうだ、ぶっ太い電流が上空から落ちた。まるで天のご加護みたいなそれにより、大蛇から放たれた白ヘビすべてが黒コゲになる。
「むん!」
息吹、ここですぐさま銃をヘビに向ける。
「ムダだというのにまだ撃つかぁ? その大四喜の舞とかいうのに疲れたか? いいよいいよ、撃てよ撃てよ」
ヘビは息吹が演舞にへばったことで、致し方なく銃を使うのだと思い楽勝とばかり余裕を見せる。
―ダン、ダン、ダンー
弾丸が数発放たれた。そして先と同じようにヘビの胴体に当たり中にめり込む。それを見て息吹は言った。
「おまえの負けだ」
息吹の言葉にヘビは驚く。どこからそんな言葉が出てくるのやらと、また大きく笑いかけた。しかし……その瞬間にヘビの表情笑いが消えサーっと青い恐怖で染まってしまう。
「な、なにぃ!」
突然にヘビの体内が破裂した。それも大変に惨いモノだった。内側からごっそりえぐるような噴き出しであり、大量の血と肉が宙から地面へと落下。
「ぎゃぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ」
ヘビはドーンと横たわっただけでは済まず、絶叫しながらゴロゴロと何度も転がり回る。それから憎らしそうに息吹を見て叫ぶ。
「い、息吹……おまえ……いったい何をした」
すると息吹は銃から残っていた一発の弾丸を取り出し、それを右の人差し指と親指で持って説明してやる。
「ダムダム弾だ、そして中におれのエネルギーを注入した」
「だ、ダムダム弾だとぉ……」
ダムダム弾、それは通称ブリカス兵器と言われるモノ。弾丸に貫通という仕事をさせない作りであり、それはターゲットの体内で傘を開いて肉をえぐり飛ばすような事を生業とする。しかもその中に息吹のエネルギーを注入した事により、ちょっとした火炎弾的な要素も付加されるのだった。
ブシュ―っと音が鳴る。するとどうだ、大蛇の体が縮んでいくではないか。いやそれだけではない、白いヘビという無残な体と人間である関口澱夢の疲れ切った体。つまり両者は分離したのである。
「な、なに……か、体が……」
横たわっていた澱夢、自分の体が人間に戻ったこと、ヘビと一体化した存在ではなくなった事を感じながら両手を見つめる。そうして起き上がろうとしたら、息吹に胸板を踏みつけられる。そして上から銃口を向けられ言われる。
「ずいぶんとラッキーだな、そのまま死んでもよかったはずなのに分離ってオチになるなんて」
「ふん、日ごろの行いよ。で、どうする? おれを殺すか? 仮にも教師って聖職者のおれを殺すか?」
「いや……殺したいと思いつつ、おまえに苦悩させなきゃいけないって気がする。多分おまえは大きな罪を犯している。だからだ、そういう人間だから邪悪な白ヘビを呼べたんだ。同じ白ヘビでも善悪があって、悪を呼べるのは相当なモノ。だろう? おまえは何か罪を犯しているだろう? だったらそれを償え、死ぬのはそれからだ」
息吹、そう言うとグッとかがみ込んだ。そうして強烈な右ストレートを澱夢の顔面にぶつける。そうして相手が気絶すると、まだピクピク動いている白ヘビに目を向けてつぶやく。
「お気の毒にな」
息吹がその白ヘビを今すぐ殺さないのは、どうせもうすぐ死ぬからだ。そして死ねば邪空間は解除される。気を失っている男共々、そのときに元の空間へ戻ればよいとする。
「さてと……」
息吹は横たわっている閻美に歩み寄ると、クッとかがみ込む。そして赤らんだ顔の閻美と目を合わせつぶやく。
「だいじょうぶか?」
「ん……」
閻美はいまほんとうに体が動かせなかった。しかし息吹が来て敵を倒してくれたことで、自ら赤裸々と思うほど顔を赤らめてしまう。
「閻美」
「な、なに?」
「くわしい話は後で聞くとして……おまえ、がんばったんだな」
息吹のそっと伸ばした手がほほに触れると、閻美は恥じらいながら目を細め、そして冗談などではなくほんとうに力が抜けて立ち上がれないと訴えた。
「仕方ない、おれのエネルギーを少し分けてやるよ」
息吹は閻美の上半身を抱え起こすと、グッとお互いの額を重ね合わせた。閻美としてはそのままキスでもされたいと欲するが、さすがにそれはなかった。しかし心地よいキブンは無限の泡立ちごとくであるから、実に清々しい表情で自身の肉体に活力が戻ったことに感謝する。
「よいしょっと……」
立ち上がった閻美、首を動かしグキグキっと言わせてからこれまでジッとしていた中野太一に歩み寄る。そしてかがみ込むと、起き上がろうとしながら赤い顔で自分を見つめる少年の頭を撫でて言ってやった。
「少年、よくがんばった」
閻美に髪の毛をくしゃくしゃっとされる太一はポーっとなる。その表情は閻美という年上の女性に軽い恋心を抱いたように見えなくもない。そしてこのとき風前の灯だった白ヘビがくたばった。すると邪空間が解除され、全員が元の世界に戻る。
「おお、なんだ、急に人が出てきたぞ!」
道端にゴロっと出現した男とは関口澱夢である。そしてそれは付近をパトロールしていた最中の警官2人のゆっくり走るパトカーを止めるに至った。
一方、息吹と閻美と太一の3人はかなり離れた場所にふっと登場。誰かにその瞬間を見られたりすることはなかった。
「お姉ちゃん、そして後から来たお兄ちゃん、どっちもありがとう。ぼくはこれからすぐ家に帰ってお母さんに事の成り行きをちゃんと話そうと思う」
太一、息吹と閻美の2人にそう言ってペコっと頭を下げる。それはなかなか凛々しい姿だった。しかしちょっと歩いてから立ち止まって振り返ると、名残惜しそうな目を閻美に向けて質問した。
「あの……お姉ちゃんとお兄ちゃんって……恋人なの?」
それを聞いた閻美、息吹の腕をクッと自分の胸に抱き寄せ、べったり甘えたな感じで寄りかかっていう。
「そうだな、わたしたちは深く愛し合う仲だ」
「そ、そう……お幸せにね、じゃぁ!」
ちょっとさみしい……という目を一瞬浮かべたものの、太一はそのまま我が家に向かって歩いていく。
「なんだよ、深く愛し合う仲って」
ここで息吹がべったりするなと訴える顔を浮かべる。
「息吹、この物語でその態度はあまりに無粋。こういう時こそ少しはわたしにやさしくするべき。今日は閻美とデートしたいと言うきだ」
閻美はギュっとつよく胸に相手の腕を抱き寄せ離さない。息吹はまったくもうと呆れかける。が、しかし……右手で頭をかきながら言うのだった。
「ま、まぁ……何があったか聞かせてもらわなきゃいけないから、話くらいはするか」
「そうだろう! そうだよ息吹、よし! 明日の朝まで話を聞かせよう。なんなら夜はラブホテルでもいいぞ」
「アホか、近くの喫茶店で話を聞かせてもらうだけだ」
こうして閻美と息吹の2人は喫茶店「恋慕な空間」へと向かって行った。
息吹と大蛇がにらみ合う。
(何かする気だ……)
息吹、刀を持って少し後ろに下がる。
「死ね、息吹!」
今度は顔を振ったりはしなかった。ただ大きく口を開けただけである、すると
ドッパーっと尋常ではないほどの白ヘビが息吹に向かって飛んでくる。それは大車輪では防げないととっさに息吹は思う。
「むん!」
ボッと息吹の体が熱量を上げた。少しばかり炎が立った。
「息吹、おまえも心を燃やすってかぁ?」
ヘビが人をあざ笑うように言っても息吹は表情を変えない。そしておのれのエネルギーを熱量の増加に回し宙に舞い上がったら、尋常ではない動きを見せ始める。
「大四喜の舞!」
大四喜の舞、それは上、下、右、左、それら四方向のすべてに信じがたい高速で対応する舞である。それは四つの方角にいる神への捧げって演舞みたいなモノ。
「うぁぁぁぁぁぁぁぁ!!」
落とす、落とす、そしてぶった斬る、そして潰す。無数のごとくってヘビがどこから攻めて来ようと息吹に死角無し。
しかしこれはエネルギーの消耗がとんでもなく早く、数分以上続けると息吹は立ち上がれなくなる危険大。あと3分くらいが限度と、倒れ動けない閻美は心配する。
(息吹……)
ここで息吹、刀を地面に突きつけ叫ぶ。
「天和の電撃!」
するとどうだ、ぶっ太い電流が上空から落ちた。まるで天のご加護みたいなそれにより、大蛇から放たれた白ヘビすべてが黒コゲになる。
「むん!」
息吹、ここですぐさま銃をヘビに向ける。
「ムダだというのにまだ撃つかぁ? その大四喜の舞とかいうのに疲れたか? いいよいいよ、撃てよ撃てよ」
ヘビは息吹が演舞にへばったことで、致し方なく銃を使うのだと思い楽勝とばかり余裕を見せる。
―ダン、ダン、ダンー
弾丸が数発放たれた。そして先と同じようにヘビの胴体に当たり中にめり込む。それを見て息吹は言った。
「おまえの負けだ」
息吹の言葉にヘビは驚く。どこからそんな言葉が出てくるのやらと、また大きく笑いかけた。しかし……その瞬間にヘビの表情笑いが消えサーっと青い恐怖で染まってしまう。
「な、なにぃ!」
突然にヘビの体内が破裂した。それも大変に惨いモノだった。内側からごっそりえぐるような噴き出しであり、大量の血と肉が宙から地面へと落下。
「ぎゃぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ」
ヘビはドーンと横たわっただけでは済まず、絶叫しながらゴロゴロと何度も転がり回る。それから憎らしそうに息吹を見て叫ぶ。
「い、息吹……おまえ……いったい何をした」
すると息吹は銃から残っていた一発の弾丸を取り出し、それを右の人差し指と親指で持って説明してやる。
「ダムダム弾だ、そして中におれのエネルギーを注入した」
「だ、ダムダム弾だとぉ……」
ダムダム弾、それは通称ブリカス兵器と言われるモノ。弾丸に貫通という仕事をさせない作りであり、それはターゲットの体内で傘を開いて肉をえぐり飛ばすような事を生業とする。しかもその中に息吹のエネルギーを注入した事により、ちょっとした火炎弾的な要素も付加されるのだった。
ブシュ―っと音が鳴る。するとどうだ、大蛇の体が縮んでいくではないか。いやそれだけではない、白いヘビという無残な体と人間である関口澱夢の疲れ切った体。つまり両者は分離したのである。
「な、なに……か、体が……」
横たわっていた澱夢、自分の体が人間に戻ったこと、ヘビと一体化した存在ではなくなった事を感じながら両手を見つめる。そうして起き上がろうとしたら、息吹に胸板を踏みつけられる。そして上から銃口を向けられ言われる。
「ずいぶんとラッキーだな、そのまま死んでもよかったはずなのに分離ってオチになるなんて」
「ふん、日ごろの行いよ。で、どうする? おれを殺すか? 仮にも教師って聖職者のおれを殺すか?」
「いや……殺したいと思いつつ、おまえに苦悩させなきゃいけないって気がする。多分おまえは大きな罪を犯している。だからだ、そういう人間だから邪悪な白ヘビを呼べたんだ。同じ白ヘビでも善悪があって、悪を呼べるのは相当なモノ。だろう? おまえは何か罪を犯しているだろう? だったらそれを償え、死ぬのはそれからだ」
息吹、そう言うとグッとかがみ込んだ。そうして強烈な右ストレートを澱夢の顔面にぶつける。そうして相手が気絶すると、まだピクピク動いている白ヘビに目を向けてつぶやく。
「お気の毒にな」
息吹がその白ヘビを今すぐ殺さないのは、どうせもうすぐ死ぬからだ。そして死ねば邪空間は解除される。気を失っている男共々、そのときに元の空間へ戻ればよいとする。
「さてと……」
息吹は横たわっている閻美に歩み寄ると、クッとかがみ込む。そして赤らんだ顔の閻美と目を合わせつぶやく。
「だいじょうぶか?」
「ん……」
閻美はいまほんとうに体が動かせなかった。しかし息吹が来て敵を倒してくれたことで、自ら赤裸々と思うほど顔を赤らめてしまう。
「閻美」
「な、なに?」
「くわしい話は後で聞くとして……おまえ、がんばったんだな」
息吹のそっと伸ばした手がほほに触れると、閻美は恥じらいながら目を細め、そして冗談などではなくほんとうに力が抜けて立ち上がれないと訴えた。
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息吹は閻美の上半身を抱え起こすと、グッとお互いの額を重ね合わせた。閻美としてはそのままキスでもされたいと欲するが、さすがにそれはなかった。しかし心地よいキブンは無限の泡立ちごとくであるから、実に清々しい表情で自身の肉体に活力が戻ったことに感謝する。
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「少年、よくがんばった」
閻美に髪の毛をくしゃくしゃっとされる太一はポーっとなる。その表情は閻美という年上の女性に軽い恋心を抱いたように見えなくもない。そしてこのとき風前の灯だった白ヘビがくたばった。すると邪空間が解除され、全員が元の世界に戻る。
「おお、なんだ、急に人が出てきたぞ!」
道端にゴロっと出現した男とは関口澱夢である。そしてそれは付近をパトロールしていた最中の警官2人のゆっくり走るパトカーを止めるに至った。
一方、息吹と閻美と太一の3人はかなり離れた場所にふっと登場。誰かにその瞬間を見られたりすることはなかった。
「お姉ちゃん、そして後から来たお兄ちゃん、どっちもありがとう。ぼくはこれからすぐ家に帰ってお母さんに事の成り行きをちゃんと話そうと思う」
太一、息吹と閻美の2人にそう言ってペコっと頭を下げる。それはなかなか凛々しい姿だった。しかしちょっと歩いてから立ち止まって振り返ると、名残惜しそうな目を閻美に向けて質問した。
「あの……お姉ちゃんとお兄ちゃんって……恋人なの?」
それを聞いた閻美、息吹の腕をクッと自分の胸に抱き寄せ、べったり甘えたな感じで寄りかかっていう。
「そうだな、わたしたちは深く愛し合う仲だ」
「そ、そう……お幸せにね、じゃぁ!」
ちょっとさみしい……という目を一瞬浮かべたものの、太一はそのまま我が家に向かって歩いていく。
「なんだよ、深く愛し合う仲って」
ここで息吹がべったりするなと訴える顔を浮かべる。
「息吹、この物語でその態度はあまりに無粋。こういう時こそ少しはわたしにやさしくするべき。今日は閻美とデートしたいと言うきだ」
閻美はギュっとつよく胸に相手の腕を抱き寄せ離さない。息吹はまったくもうと呆れかける。が、しかし……右手で頭をかきながら言うのだった。
「ま、まぁ……何があったか聞かせてもらわなきゃいけないから、話くらいはするか」
「そうだろう! そうだよ息吹、よし! 明日の朝まで話を聞かせよう。なんなら夜はラブホテルでもいいぞ」
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