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140・愛しのスーパードールまりあ13
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140・愛しのスーパードールまりあ13
「ハァハァ……」
汗を流しながら和磨はとても暗い夜道を走り、そしてうっすらと思った。こんな夜に人がたくさんいるわけがない。真っ暗な北園に来ると絶望的に怖いと思ってしまう。
(真っ暗……このまま〇〇池とか山の方に逃げ込むとまちがいなく死ぬだろうな……住宅街……見知らぬ家にムリヤリ駆け込んで助けてもらうしかないような気が)
そんな思っていた時だった、ガク! っとエネルギー切れが発生。止まったら殺されると思っても、体力0という現実には逆らえない。
「ダメだ……」
遊歩道ってコンクリートの固さを噛みしめるように、走れなくなった和磨が息を切らしながらヨタヨタとなり立ち止まる。そうして恐る恐る振り返ってみると、赤い炎こと怒れるまりあが包丁を持って走って来る姿が見える。
(どうする……いっそ殺されてしまうか?)
潔く死のうかと思ってみた、だがめちゃくちゃ怖くなってしまう。だからつめたいコンクリートに膝まづき頭を下げて大きな声で言った。
「まりあ……ごめん! おれは愛してる、まりあのすべてを愛してるんだよ!」
ガクガクブルブル、略してガクブルやりながら頭を下げた。いまどんな状況かといえば、夜のコンクリートに膝まづいて許しを乞うている。顔は下に向けているから真っ暗に近いはずなのだが、まりあの炎って赤色が視界でゆらゆらしている。
「うそつき……よくそんな事を」
まりあの声はとてもつめたい。やさしく温かい女子って表現からは思いっきり遠のいた音色。
「ちがうんだ、ちがうんだよ」
「この期に及んで言い訳するなんて!」
「憂鬱で苦しかったんだ、自分でも説明出来ないくらい、医者が100人いたって足りないくらいブルーで、硫酸の底に心が沈んで溶け死にするような感じがして、もう生きていけないって感じだった。そのとき、後輩の女に……つい甘えたくなってしまったんだ。わかってた、それはひどい事だって。それはまりあに対する裏切りだって。だけど勝てなかったんだよ、苦しさって魔物に勝てなかったんだよ」
和磨、大声で言い並べたら涙いっぱいの顔面を上げた。すると怒りのオーラを炎に変え包丁を持っているまりあと上下に目が合う。
「ごめん……まりあがいるのに……おれが帰るべきはまりあの胸だというのに、憂鬱とか心の沈みとかつらさとか、そんなくだらないモノに負けてごめん。おれ、最低だよ、おれ男というより人としてまちがっている、最低だ……」
男、和磨が涙をボロボロ流す。そしていま、できれば死にたくないとは思いつつ、刺されても仕方ないってあきらめも少し胸に生じていた。
「和磨くん……」
ここでまりあが屈んだ。
(……)
刺され殺されてもおかしくない……としながらも、やっぱり本音としては死にたくない和磨、かって味わったことのない恐怖に心臓がバコバコ踊りまくる。これはもう戦場で殺し合いをやっているのと変わらない緊張感。
「和磨くん……」
「は、はい……」
「わたしの方こそ……気づいてあげられなくてごめんね」
「え?」
「どうして和磨くんの状態に配慮とか寄り添いって事ができなかったんだろうって思う。だって……和磨くんが寄りかかれる唯一の女はわたしなのに、そのわたしが鈍感で、それゆえ和磨くんに間違いを犯させてしまった。これはわたしのせい、わたしが女として未熟だったから」
「ま、まりあ……」
殺されるかもしれないと思っていた和磨にとって、この展開は奇跡に近いモノ。命拾った大いなる安堵感と、まりあとやり直せるって期待感が暗い夜を美しい感じにしてくれるように思えていく。
「まりあ……」
「和磨くん……」
2人は見つめ合い、過ちを乗り越えまた深く愛し合うように思われた。だから公園の外側に一台のタクシーが止まったとか、ドアが閉まって誰かが外に出たとかいう音が聞こえるはずもない。
「先輩、先輩ですよね!」
ちょっと離れたところから内田由紀の声がする。それを聞いてまりあは目を丸くし、和磨は再び大いなる緊張に突き落とされる。
(な、なんで内田が……)
再び下を向きガクブルを始める。だがそれは自業自得というモノ。先輩がどこにいるか知りたいとか由紀が甘えるように言ったとき、仕方ないなぁと冗談とか試しで追跡アプリの使用を認めたせいだ。つまり和磨はスマホの電源を切らない限り、いつどこにいるのかが由紀に丸わかり。
「先輩、その女……ですか? 先輩を殺そうっていうのは」
由紀、気丈にもまりあをにらみながら和磨に近づく。
「内田……逃げろ、早く」
和磨は小さな声で言ったが、そういう男の情けない姿を見ると逆にしっかり者スイッチが入る由紀だった。
「先輩に手を出さないで!」
「先輩? あなた……誰?」
「わたしは内田由紀、先輩の彼女」
「内田由紀? 由紀……」
このやり取りを聞いて和磨はマジで震えた。なぜなら終わったとしか思えない。もう奇跡の発生は望めない。なぜって由紀って名前は先ほどスマホを見られたときに火種となったモノだから。
「内田、来い!」
これはまりあの怒りが収まるまで本気エスケープするしかないと腹をくくって立ち上がる。
「せ、先輩?」
「くわしい説明は後、とりあえず逃げるしかない」
「に、逃げるって……」
由紀は和磨に手を取られ恥じらいながら走りだす。だが後ろを見たらギョッとした。
「せ、先輩……あの人……」
「振り向くな、早く走れ」
「青いオーラっていうか……炎みたいなのが出ていますよ」
「あ、青色……」
和磨、さすがに気になって振り返る。そうすると由紀が言ったように、まりあの纏う色が赤ではなく青色になっている。それは暗い空間をとてもうつくしく飾るが、赤より熱いわけであって、まりあの危険度は冗談が通じないの特上に達したと言える。
「う、うわ……」
由紀が心臓をにぎられたみたいにヒヤっとした。なぜなら青い炎を揺らしながら走り出したまりあのスピードが神速だからだ。目にしたその次の瞬間には大変な事になると由紀は恐怖する。
そのとき……逃げる2人と追いかける者の間にスーッとどこからか誰かが舞い降りた。
「ビューティーかすみ見参!」
薙刀を持って中段の構えを取る少女が出現。上に水色、細かい事を言えばシアンっぽい色合いのジップアップパーカーで前全開、その下はピンク色のスポーツブラオンリー。谷間が顔をのぞかせふっくらやわらかそうなそれは美巨乳の持ち主という事実を乙女色に証明してやまない。そして下半身は花柄ロングスカート、最後に両足は軽量アートスリッポン。
「とりあえず逃げて!」
かすみに言われた2人はその場から離れる。しかし安全が確保されたとか思えば、事の成り行きやら盛り上がりを見たくなるのが人情。けっこう離れたところで足を止めると、逃げた方がいいのに……って事を忘れ見学者と化す。
「あれって誰だ? いきなりどこからか湧いて出たぞ」
「声とかフォルムからして中学生くらいの女の子って感じでしたよ」
「そ、そうだとして……あの女の子、まりあと戦う気か?」
「先輩……まりあって誰なんですか? どうして先輩は夜にあんな爆乳女性といっしょにいたんですか?」
「あ、いや、あ、あれは……まりあは人間にしか見えないし手触りも温もりもニオイも自分で動くもしゃべるもそうなんだけど、それでもほんとうのところはドールなんだよ、ドール」
「ドール? ドールって……大人の……ってやつですか?」
「そ、そうだ。100万円のスーパードールだ」
「あれがドール……信じられない……」
由紀と和磨の2人は離れたところから向き合っている2人を見つめるのだった。
「ハァハァ……」
汗を流しながら和磨はとても暗い夜道を走り、そしてうっすらと思った。こんな夜に人がたくさんいるわけがない。真っ暗な北園に来ると絶望的に怖いと思ってしまう。
(真っ暗……このまま〇〇池とか山の方に逃げ込むとまちがいなく死ぬだろうな……住宅街……見知らぬ家にムリヤリ駆け込んで助けてもらうしかないような気が)
そんな思っていた時だった、ガク! っとエネルギー切れが発生。止まったら殺されると思っても、体力0という現実には逆らえない。
「ダメだ……」
遊歩道ってコンクリートの固さを噛みしめるように、走れなくなった和磨が息を切らしながらヨタヨタとなり立ち止まる。そうして恐る恐る振り返ってみると、赤い炎こと怒れるまりあが包丁を持って走って来る姿が見える。
(どうする……いっそ殺されてしまうか?)
潔く死のうかと思ってみた、だがめちゃくちゃ怖くなってしまう。だからつめたいコンクリートに膝まづき頭を下げて大きな声で言った。
「まりあ……ごめん! おれは愛してる、まりあのすべてを愛してるんだよ!」
ガクガクブルブル、略してガクブルやりながら頭を下げた。いまどんな状況かといえば、夜のコンクリートに膝まづいて許しを乞うている。顔は下に向けているから真っ暗に近いはずなのだが、まりあの炎って赤色が視界でゆらゆらしている。
「うそつき……よくそんな事を」
まりあの声はとてもつめたい。やさしく温かい女子って表現からは思いっきり遠のいた音色。
「ちがうんだ、ちがうんだよ」
「この期に及んで言い訳するなんて!」
「憂鬱で苦しかったんだ、自分でも説明出来ないくらい、医者が100人いたって足りないくらいブルーで、硫酸の底に心が沈んで溶け死にするような感じがして、もう生きていけないって感じだった。そのとき、後輩の女に……つい甘えたくなってしまったんだ。わかってた、それはひどい事だって。それはまりあに対する裏切りだって。だけど勝てなかったんだよ、苦しさって魔物に勝てなかったんだよ」
和磨、大声で言い並べたら涙いっぱいの顔面を上げた。すると怒りのオーラを炎に変え包丁を持っているまりあと上下に目が合う。
「ごめん……まりあがいるのに……おれが帰るべきはまりあの胸だというのに、憂鬱とか心の沈みとかつらさとか、そんなくだらないモノに負けてごめん。おれ、最低だよ、おれ男というより人としてまちがっている、最低だ……」
男、和磨が涙をボロボロ流す。そしていま、できれば死にたくないとは思いつつ、刺されても仕方ないってあきらめも少し胸に生じていた。
「和磨くん……」
ここでまりあが屈んだ。
(……)
刺され殺されてもおかしくない……としながらも、やっぱり本音としては死にたくない和磨、かって味わったことのない恐怖に心臓がバコバコ踊りまくる。これはもう戦場で殺し合いをやっているのと変わらない緊張感。
「和磨くん……」
「は、はい……」
「わたしの方こそ……気づいてあげられなくてごめんね」
「え?」
「どうして和磨くんの状態に配慮とか寄り添いって事ができなかったんだろうって思う。だって……和磨くんが寄りかかれる唯一の女はわたしなのに、そのわたしが鈍感で、それゆえ和磨くんに間違いを犯させてしまった。これはわたしのせい、わたしが女として未熟だったから」
「ま、まりあ……」
殺されるかもしれないと思っていた和磨にとって、この展開は奇跡に近いモノ。命拾った大いなる安堵感と、まりあとやり直せるって期待感が暗い夜を美しい感じにしてくれるように思えていく。
「まりあ……」
「和磨くん……」
2人は見つめ合い、過ちを乗り越えまた深く愛し合うように思われた。だから公園の外側に一台のタクシーが止まったとか、ドアが閉まって誰かが外に出たとかいう音が聞こえるはずもない。
「先輩、先輩ですよね!」
ちょっと離れたところから内田由紀の声がする。それを聞いてまりあは目を丸くし、和磨は再び大いなる緊張に突き落とされる。
(な、なんで内田が……)
再び下を向きガクブルを始める。だがそれは自業自得というモノ。先輩がどこにいるか知りたいとか由紀が甘えるように言ったとき、仕方ないなぁと冗談とか試しで追跡アプリの使用を認めたせいだ。つまり和磨はスマホの電源を切らない限り、いつどこにいるのかが由紀に丸わかり。
「先輩、その女……ですか? 先輩を殺そうっていうのは」
由紀、気丈にもまりあをにらみながら和磨に近づく。
「内田……逃げろ、早く」
和磨は小さな声で言ったが、そういう男の情けない姿を見ると逆にしっかり者スイッチが入る由紀だった。
「先輩に手を出さないで!」
「先輩? あなた……誰?」
「わたしは内田由紀、先輩の彼女」
「内田由紀? 由紀……」
このやり取りを聞いて和磨はマジで震えた。なぜなら終わったとしか思えない。もう奇跡の発生は望めない。なぜって由紀って名前は先ほどスマホを見られたときに火種となったモノだから。
「内田、来い!」
これはまりあの怒りが収まるまで本気エスケープするしかないと腹をくくって立ち上がる。
「せ、先輩?」
「くわしい説明は後、とりあえず逃げるしかない」
「に、逃げるって……」
由紀は和磨に手を取られ恥じらいながら走りだす。だが後ろを見たらギョッとした。
「せ、先輩……あの人……」
「振り向くな、早く走れ」
「青いオーラっていうか……炎みたいなのが出ていますよ」
「あ、青色……」
和磨、さすがに気になって振り返る。そうすると由紀が言ったように、まりあの纏う色が赤ではなく青色になっている。それは暗い空間をとてもうつくしく飾るが、赤より熱いわけであって、まりあの危険度は冗談が通じないの特上に達したと言える。
「う、うわ……」
由紀が心臓をにぎられたみたいにヒヤっとした。なぜなら青い炎を揺らしながら走り出したまりあのスピードが神速だからだ。目にしたその次の瞬間には大変な事になると由紀は恐怖する。
そのとき……逃げる2人と追いかける者の間にスーッとどこからか誰かが舞い降りた。
「ビューティーかすみ見参!」
薙刀を持って中段の構えを取る少女が出現。上に水色、細かい事を言えばシアンっぽい色合いのジップアップパーカーで前全開、その下はピンク色のスポーツブラオンリー。谷間が顔をのぞかせふっくらやわらかそうなそれは美巨乳の持ち主という事実を乙女色に証明してやまない。そして下半身は花柄ロングスカート、最後に両足は軽量アートスリッポン。
「とりあえず逃げて!」
かすみに言われた2人はその場から離れる。しかし安全が確保されたとか思えば、事の成り行きやら盛り上がりを見たくなるのが人情。けっこう離れたところで足を止めると、逃げた方がいいのに……って事を忘れ見学者と化す。
「あれって誰だ? いきなりどこからか湧いて出たぞ」
「声とかフォルムからして中学生くらいの女の子って感じでしたよ」
「そ、そうだとして……あの女の子、まりあと戦う気か?」
「先輩……まりあって誰なんですか? どうして先輩は夜にあんな爆乳女性といっしょにいたんですか?」
「あ、いや、あ、あれは……まりあは人間にしか見えないし手触りも温もりもニオイも自分で動くもしゃべるもそうなんだけど、それでもほんとうのところはドールなんだよ、ドール」
「ドール? ドールって……大人の……ってやつですか?」
「そ、そうだ。100万円のスーパードールだ」
「あれがドール……信じられない……」
由紀と和磨の2人は離れたところから向き合っている2人を見つめるのだった。
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