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139・愛しのスーパードールまりあ12
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139・愛しのスーパードールまりあ12
「でぇぇいい!!」
怒るまりあが包丁を縦に振り下ろす。
「うぁ……」
それを避けながらも和磨は追い詰められていく。なぜなら台所の狭い方へ体が動いたせいだ。
「まりあ、話を聞いて、頼む!」
「この世で愛する女性はわたしだけだと言ったくせに、まりあだけがおれのすべてだよって言ったくせに」
まりあは段々と、そして確実にホラー映画のキャラっぽくなりつつある。これって絶体絶命じゃん……と和磨は背中がひんやりした。しかしこういう場合、後ろや横に動こうとするのは逆効果。だから思い切って前に出ると、やはりそれは正解だったりする。
「あぅ……」
まりあ不意に前進した男に両手首を掴まれたじろぐ。
「まりあ、嘘じゃない、おれが愛しているのはまりあだけだよ」
和磨、まりあの両手首をグッと強く握りながら顔を顔に近づけていく。そうするとまりあは不思議とも不思議でないとも言える感覚に陥る。
「ん……」
「ぁ……んぅ……」
和磨とまりあの唇が重なり合った。まりあ、ブルっと震えたりしたが急速に力が抜けていく。
「ぁ……んぅ……」
トロっとした目になっていくまりあ。
「まりあ……」
和磨はまりあが着ている赤ユニットの豊満すぎるふくらみを右手でつかむ。それはそれはすごい豊かさでやわらかい弾力が一杯。
「ぁ……ぅ……」
和磨にキスされふくらみをまさぐられ、目がトロっとなるまりあの手から包丁が落ちる。そして和磨の手がニットをまくり上げようとしたら、まりあはそれを拒まない。だからグイっと捲り上げると片方の白いフルカップブラってふくらみが揺れて外に出る。
これで後は愛し合えば罪は消える……と和磨は思った。しかしこのとき、彼は自分でも信じられないと思うミスをやってしまった。
「由紀……」
そうなのだ、まりあに口づけまりあの爆乳を揉みまくる最中において名前を言い間違えた。
「あ……」
これ完全にアウト……と思っても遅い。せっかく仲直りに持ち込めそうだった感じが立ち消えた。
「うあぁぁ!」
再び怒り始めたまりあに突き飛ばされる男。
「ま、待って、おれちょっと焦っていたんだ」
和磨はなんとかわかってもらおうとするが、さすがに今の失態は罪深い。まりあの怒りに大量の油をぶち込んでしまった。
「よくも……信じていたのに……よくも!」
まりあの両目からブワっと涙が流れ出た。それだけならいいのだが、続いて全身から赤いオーラが立ち上がる。
「ま、まりあ?」
「わたしは和磨くんを愛していた、そしてわたしと同じように和磨くんもわたしを愛してくれていると信じていた。それをこんな……よくも、よくもこんなひどい裏切りを……」
グワーッと巨大化するまりあの赤いオーラ。そして再び包丁を手に取ると、次第に涙流す両目が赤色に染まっていく。
「ま、まり……」
和磨、まりあが怒りの底上げって段階を見ながら、これはもしかしてネガティブモードの発動では? と怯え、ゆっくり出入り口に向かって移動。その途中、転がっていたスマホを拾い上げる。
「殺す!」
両目が真っ赤になって赤い炎みたいなオーラを立てているまりあが叫んだとき、和磨はとっさに靴の左右を手にし急いで外に出た。
「やば、まりあ……ネガティブモード……」
早業で靴を履いて走り出した。そして3秒くらいすると、バン! とはげしい音がしてまりあが外に出る。
「絶対に殺す!!!!!!!!!!!!!!!!!」
それは夜空すら引き裂くような大声。さらに言うとまりあの赤いオーラはもう完全に炎にしか見えない。そして赤い両目とくれば、もうまりあに近づいて抱きしめるとか自殺行為にしか思えない。
「逃げるしかない……」
アパートの敷地から出て全力でダッシュ。和磨は年齢26歳のサラリーマンであるが、幸いまだ足の速さは残っていた。命がかかっている今、風と追いかけっこができるほどの速度で走る。
「殺す!!!」
「え?」
大きな声にドキッとして振り返ると、赤い炎を立てるまりあが走ってくる。赤いニットのグラマーなふくらみを揺らしながも、ブルーのデニムだからか走りやすいとでもいうのか、グイグイ迫ってくる。
「うそ……なんでまりあがこんなに速いんだ……」
さーっと血の気が引く和磨、ハァハァやりそうになったが止まれなくなってしまう。まりあのネガティブモードの解除というのは、まりあを愛し納得させること。だがせっかくいい感じだったあのとき、あろうことか由紀って名前を口にしてしまった。こうなるとまりあの怒りがいつ静まるかはただの運次第。
(そ、そうだ……少しでも人がいるって所に逃げていけば……)
和磨、心臓を冷やしながら猛烈にダッシュし〇〇駅方面にいく。そこはバスターミナルがあるのだが、それを囲む歩行者用の広い道路をよく不届き者が使う。人の迷惑を考えず禁止されているスケボーをやる不届き者。今はそいつらがいるだろうから、そいつらにまりあを止めてもらおうと計算した。
(いる)
目的地に近づいていくと、ザーッと迷惑行為をやる流れ音が聞こえた。そしてけっこうな数の人間が会話するって声も聞こえてきた。
「わぁぁぁぁぁぁ」
わざと不届き者たちの気を引くように叫びながら、わざとそいつらに突進するように走って横をすり抜けた。
「なんだ?」
「おい、ちょっと待て!」
ヤンキーたちは走り去った和磨に怒鳴ったり追いかけようかと思ったりする。だがふっと後ろを見ると、赤い炎を立てる赤い目の女が立っている。
「ジャマ、どけ」
その見た目、手にある包丁、そして悪魔モードにしか思えない声。本来ならそれにビビって逃げるのが正しい選択。しかし女がすごいグラマーで豊満なふくらみを持っているって、男はそこを見て下心におぼれる生き物。だからニヤニヤしながらまりあに近づく。
「お姉さん、どうしたの? なんか見た目怖いけど、でもほんとうはかなり可愛い女の子じゃないの?」
「しかもすごい爆乳、めっちゃステキじゃん。パイズリとかお願いしてみたくなるなぁ」
エロボケした男というのはバカなので、極めて危険な者の前方をふさぐようにまとわりつく。だから命ってモノを失うハメになる。
「どけ!!」
怒ったまりあが腕を動かす。すると……一人の首に切り線が入りブワっと大量の血が吹き上がる。
「ぅ……」
続いてもう一人が、腹に包丁を思いっきり刺し込まれ震えながら口から赤い液体をこぼれ落とす。
「てめぇ、何やってんだ!」
他の仲間って男たち数人がまりあを取り押さえようとする。だが、全員がどこからか血を流し冷たい地面に転がっていく。
「ま、まりあ……そんな……」
ハァハァ苦しい息を整えながら、離れたところから見ていた和磨はショックを受けた。あの光景は夜の悪夢。そして主役を演じているのはまりあ。あのかわいいまりあ。あのいとしいまりあ。それが今、完全な鬼と化している。
「ま、まりあ……どうして……」
涙を出しながら再び走り出す和磨、そのときスマホに着信ありと目をやる。それは由紀からからだ。いまここで色ボケな会話などとんでもない。しかしもしかするとまりあに殺されるかもと思うから、電話に出る和磨だった。
「内田……」
「あ、先輩、夜中にごめんなさい。もし起きていたら声が聞きたいとか思っただけなんです」
由紀はほんのちょっと甘い時間を楽しみたいと思っていらしい。だが跳ね返ってくる声は想像もしていない音色。
「内田……これでさようならかもしれない」
「はい?」
「おれ……殺されると思う」
「先輩? いまどこにいるんですか? 外にいるんですか?」
「内田……バイバイ……」
和磨、自分はまりあに殺されても仕方ないのかなと、いまここでは悟りが胸に沸いた。そこで瞬殺されていたら納得したかもしれない。
しかし人の生に対する執着はそんな生ぬるいモノではない。フッと振り返った時、おそろしいまりあが自分に向かって来るって目にすると、やっぱり怖くなって逃げるのだった。そして殺されるとしても逃げられるだけ逃げてから! と考えは変わるのであった。
「でぇぇいい!!」
怒るまりあが包丁を縦に振り下ろす。
「うぁ……」
それを避けながらも和磨は追い詰められていく。なぜなら台所の狭い方へ体が動いたせいだ。
「まりあ、話を聞いて、頼む!」
「この世で愛する女性はわたしだけだと言ったくせに、まりあだけがおれのすべてだよって言ったくせに」
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「あぅ……」
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「まりあ、嘘じゃない、おれが愛しているのはまりあだけだよ」
和磨、まりあの両手首をグッと強く握りながら顔を顔に近づけていく。そうするとまりあは不思議とも不思議でないとも言える感覚に陥る。
「ん……」
「ぁ……んぅ……」
和磨とまりあの唇が重なり合った。まりあ、ブルっと震えたりしたが急速に力が抜けていく。
「ぁ……んぅ……」
トロっとした目になっていくまりあ。
「まりあ……」
和磨はまりあが着ている赤ユニットの豊満すぎるふくらみを右手でつかむ。それはそれはすごい豊かさでやわらかい弾力が一杯。
「ぁ……ぅ……」
和磨にキスされふくらみをまさぐられ、目がトロっとなるまりあの手から包丁が落ちる。そして和磨の手がニットをまくり上げようとしたら、まりあはそれを拒まない。だからグイっと捲り上げると片方の白いフルカップブラってふくらみが揺れて外に出る。
これで後は愛し合えば罪は消える……と和磨は思った。しかしこのとき、彼は自分でも信じられないと思うミスをやってしまった。
「由紀……」
そうなのだ、まりあに口づけまりあの爆乳を揉みまくる最中において名前を言い間違えた。
「あ……」
これ完全にアウト……と思っても遅い。せっかく仲直りに持ち込めそうだった感じが立ち消えた。
「うあぁぁ!」
再び怒り始めたまりあに突き飛ばされる男。
「ま、待って、おれちょっと焦っていたんだ」
和磨はなんとかわかってもらおうとするが、さすがに今の失態は罪深い。まりあの怒りに大量の油をぶち込んでしまった。
「よくも……信じていたのに……よくも!」
まりあの両目からブワっと涙が流れ出た。それだけならいいのだが、続いて全身から赤いオーラが立ち上がる。
「ま、まりあ?」
「わたしは和磨くんを愛していた、そしてわたしと同じように和磨くんもわたしを愛してくれていると信じていた。それをこんな……よくも、よくもこんなひどい裏切りを……」
グワーッと巨大化するまりあの赤いオーラ。そして再び包丁を手に取ると、次第に涙流す両目が赤色に染まっていく。
「ま、まり……」
和磨、まりあが怒りの底上げって段階を見ながら、これはもしかしてネガティブモードの発動では? と怯え、ゆっくり出入り口に向かって移動。その途中、転がっていたスマホを拾い上げる。
「殺す!」
両目が真っ赤になって赤い炎みたいなオーラを立てているまりあが叫んだとき、和磨はとっさに靴の左右を手にし急いで外に出た。
「やば、まりあ……ネガティブモード……」
早業で靴を履いて走り出した。そして3秒くらいすると、バン! とはげしい音がしてまりあが外に出る。
「絶対に殺す!!!!!!!!!!!!!!!!!」
それは夜空すら引き裂くような大声。さらに言うとまりあの赤いオーラはもう完全に炎にしか見えない。そして赤い両目とくれば、もうまりあに近づいて抱きしめるとか自殺行為にしか思えない。
「逃げるしかない……」
アパートの敷地から出て全力でダッシュ。和磨は年齢26歳のサラリーマンであるが、幸いまだ足の速さは残っていた。命がかかっている今、風と追いかけっこができるほどの速度で走る。
「殺す!!!」
「え?」
大きな声にドキッとして振り返ると、赤い炎を立てるまりあが走ってくる。赤いニットのグラマーなふくらみを揺らしながも、ブルーのデニムだからか走りやすいとでもいうのか、グイグイ迫ってくる。
「うそ……なんでまりあがこんなに速いんだ……」
さーっと血の気が引く和磨、ハァハァやりそうになったが止まれなくなってしまう。まりあのネガティブモードの解除というのは、まりあを愛し納得させること。だがせっかくいい感じだったあのとき、あろうことか由紀って名前を口にしてしまった。こうなるとまりあの怒りがいつ静まるかはただの運次第。
(そ、そうだ……少しでも人がいるって所に逃げていけば……)
和磨、心臓を冷やしながら猛烈にダッシュし〇〇駅方面にいく。そこはバスターミナルがあるのだが、それを囲む歩行者用の広い道路をよく不届き者が使う。人の迷惑を考えず禁止されているスケボーをやる不届き者。今はそいつらがいるだろうから、そいつらにまりあを止めてもらおうと計算した。
(いる)
目的地に近づいていくと、ザーッと迷惑行為をやる流れ音が聞こえた。そしてけっこうな数の人間が会話するって声も聞こえてきた。
「わぁぁぁぁぁぁ」
わざと不届き者たちの気を引くように叫びながら、わざとそいつらに突進するように走って横をすり抜けた。
「なんだ?」
「おい、ちょっと待て!」
ヤンキーたちは走り去った和磨に怒鳴ったり追いかけようかと思ったりする。だがふっと後ろを見ると、赤い炎を立てる赤い目の女が立っている。
「ジャマ、どけ」
その見た目、手にある包丁、そして悪魔モードにしか思えない声。本来ならそれにビビって逃げるのが正しい選択。しかし女がすごいグラマーで豊満なふくらみを持っているって、男はそこを見て下心におぼれる生き物。だからニヤニヤしながらまりあに近づく。
「お姉さん、どうしたの? なんか見た目怖いけど、でもほんとうはかなり可愛い女の子じゃないの?」
「しかもすごい爆乳、めっちゃステキじゃん。パイズリとかお願いしてみたくなるなぁ」
エロボケした男というのはバカなので、極めて危険な者の前方をふさぐようにまとわりつく。だから命ってモノを失うハメになる。
「どけ!!」
怒ったまりあが腕を動かす。すると……一人の首に切り線が入りブワっと大量の血が吹き上がる。
「ぅ……」
続いてもう一人が、腹に包丁を思いっきり刺し込まれ震えながら口から赤い液体をこぼれ落とす。
「てめぇ、何やってんだ!」
他の仲間って男たち数人がまりあを取り押さえようとする。だが、全員がどこからか血を流し冷たい地面に転がっていく。
「ま、まりあ……そんな……」
ハァハァ苦しい息を整えながら、離れたところから見ていた和磨はショックを受けた。あの光景は夜の悪夢。そして主役を演じているのはまりあ。あのかわいいまりあ。あのいとしいまりあ。それが今、完全な鬼と化している。
「ま、まりあ……どうして……」
涙を出しながら再び走り出す和磨、そのときスマホに着信ありと目をやる。それは由紀からからだ。いまここで色ボケな会話などとんでもない。しかしもしかするとまりあに殺されるかもと思うから、電話に出る和磨だった。
「内田……」
「あ、先輩、夜中にごめんなさい。もし起きていたら声が聞きたいとか思っただけなんです」
由紀はほんのちょっと甘い時間を楽しみたいと思っていらしい。だが跳ね返ってくる声は想像もしていない音色。
「内田……これでさようならかもしれない」
「はい?」
「おれ……殺されると思う」
「先輩? いまどこにいるんですか? 外にいるんですか?」
「内田……バイバイ……」
和磨、自分はまりあに殺されても仕方ないのかなと、いまここでは悟りが胸に沸いた。そこで瞬殺されていたら納得したかもしれない。
しかし人の生に対する執着はそんな生ぬるいモノではない。フッと振り返った時、おそろしいまりあが自分に向かって来るって目にすると、やっぱり怖くなって逃げるのだった。そして殺されるとしても逃げられるだけ逃げてから! と考えは変わるのであった。
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