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183・ホレた女のために戦え8
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183・ホレた女のために戦え8
「誰だ、おまえは」
エロ魔人、突然に出現したやつに声をかける。
「おれは家満登息吹というのだが……」
息吹、そう言ってまずは倒れている閻美に、つぎにグラディアートルに目を向ける。
「息吹……」
身動きしづらい閻美と、力が抜けて動けないグラディアートルの双方が疲れた目を向ける。
「む……」
これはタダ事ではない物語が展開されていたのだろうと思ったが、一応は相手の話を聞く事にする。
「できればわかりやすく、何があったから聞かせてもらえないかな。あの女も男もおれの知り合いなモノでな」
そう言われたエロ魔人、仕方ないとまたため息をしてから教えてやる。
「おれはエロ魔人、男の情熱に忠実な存在。で、おれはそこに倒れている閻美という女にめっちゃくちゃ上物! と興奮し食いたいと思った。それをそこに倒れているグラディアートルがジャマをする。で、閻美のためならがんばるとか絶対に倒れないとか言うモノだから試した。その結果がその無様なダウンだ。えっと息吹だっけ? おまえも男だから理解できるよな? 閻美みたいな女を食いたいと思う心とか、閻美を守るためとか言って敗北するやつの惨めさとか、勝者はすべてを得るって常識とか」
エロ魔人の反道徳的な笑みを見ながら説明を聞いた息吹、右手の人差し指と中指と薬指の3本を立てて相手に言った。
「3分くれないかな? それからおまえに言いたい事を言わせてもらう」
「3分……まぁ、いいけどよ、早くしろよ?」
エロ魔人がやれやれって顔で腕組みしたのを目にした息吹、まず閻美にそばに歩み寄ってかがむ。
「閻美、だいじょうぶか?」
「い、息吹……」
閻美は息吹に見つめられると、豊かな胸のふくらみがキュッとなった。しかしここでそれを出すのはちょっと憚られたので隠す。そして自分はだいじょうぶだがグラディアートルが心配だと伝える。
「わたしにかけられているこの光の輪みたいなモノは、多分エロ魔人を倒せば消えるのだと思う。だからわたしはだいじょうぶ。でもグラディアートルは、とても心配だ」
「わかった」
息吹、ふっとやわらかい笑みを浮かべ見せてから立ち上がり、今度はグラディアートルに歩み寄る。ものすごく意外な姿だと思いながらかがむと、放心状態って面持ちの男に声をかける。
「グラディアートル……だいじょうぶか?」
「息吹……こう言ってはなんだが……心配してもらっていうのは心苦しいという気もするのだが」
「なんだ?」
「いまの自分を見ないでくれ。正直に言う、恥ずかしくてたまらないのだ。閻美殿のために絶対に倒れないといったのに、こんな風に倒れてしまった自分が情けなくてたまらないのだ。胸の内側が焦げるように恥ずかしくてくやしい。これはもう無様そのもの……」
言って震えたグラディアートルからまたうっすらツーっと涙が流れる。体のっちこっちには出血があり、生々しく痛そうだ。
「グラディアートル」
「な、なんだ……」
「堂々と胸を張れ、おまえは何も恥ずかしくない。おまえは男として正しい姿であろうとした。それが恥ずかしいなんてあるはずがないんだ。いま、おまえが感じているくやしさ、おれが丸ごと引き次ごう」
息吹、そう言って立ち上がったら待ちわびているエロ魔人と向き合う。そしてスーッと出現させた刀を手に言う。
「エロ魔人、おまえはさっきグラディアートルの事を無様だとか惨めだとか言わなかったか?」
「あぁ、言った。それがどうした?」
「無様とか惨めはおまえの方だ」
「なんだと? 聞き捨てならない事を言ってくれるじゃねぇか」
「グラディアートルは閻美のために体を張った。それはゲスな思考しかないおまえよりずっと立派だ、ちがうか!」
「ふん、恋愛にうとい筋肉バカが女にホレるからいけねぇんだよ」
「それの何が悪い。男が女にホレて何が悪い。ホレたから一生懸命になるって姿をバカにするな。それはドブネズミみたいな奴がすることだ」
「だったら、息吹もおれと戦って勝利すればいい。そうすれば正義だ、すべてが息吹の味方になる。だけどもし負けたら、そのとき正義はすべておれのモノであり、息吹は所詮その程度ってザコに転落だ」
言いながらエロ魔人が長い棒を両手で持つ。それを見た息吹は正眼の構えを取る。そしていつでも俊敏な動きが出せるとしながらも、自分から前には行こうとしない。
「おらおらどうした息吹、来いよ、かかって来いよ」
低レベルな運転手みたいに相手をあおりまくるエロ魔人。だが息吹はそれに乗らず、あくまで相手が来るのを待ち続ける。
「面倒くせぇ、だったらこっちから行くぞ」
エロ魔人が前に出た。棒が何本にも見えるようなすさまじい速度にて連続の突きを放つ。それを息吹はクイクイっと華麗によけながら下がっていくが、抜群のタイミングという一瞬を待っていた。
(今だ)
突如として前に出る息吹、水の流れのごとし鮮やかさで棒の下にもぐりこんだとき、すでに刀は下から上に振り上げられる状態になっていた。
「ふん!」
スパ! っと光かがやくひと振りが成される。それは敵の武器である棒をきれいに切断したように思われた。
「あまーい、くっそ甘いなぁ息吹!」
突如として棒が三節棍に切り替わったではないか。刀を振り上げた直後で体勢がすぐには戻らない息吹がギョッとする。
「な、なにぃ……」
「くたばれ息吹!」
エロ魔人の見事な三節棍連打が発生。速い、とにかく速い、息吹がそれから逃げる事は出来なかったので、真正面から連発の殴りつけを食らう。
「あぅ……」
ズサーっと滑りながらダウンする息吹。
「ふん、ダサいぞ息吹。おまえも所詮はグラディアートルと同じレベルって事だろうかなぁ」
三節棍を棒に戻すと、あふれんばかりの余裕を表情を息吹に向ける。
「グラディアートルと同じレベルでもかまわないぞ。なぜならその方が崇高だからな。崇高は下品に勝つ、それをおまえに教えてやろう」
そう返した息吹、少し腰を落とすと距離があるにも関わらず横振りするという意思を明確に示す。
「おぉ、何をする気か知らないががんばれ」
どうせ何も怖くあるまいとたっぷり相手を見下すエロ魔人、そのアタマの中はもう閻美の爆乳をねだるベッドシーンで埋め尽くされつつある。
「行け、流し満貫!」
息吹がぶっ太い気合と共に刀を振る。するとヘラヘラしていたエロ魔人の顔つきが変わる。そして慌てて応戦体制を取る。自分に向かってくる、まるで意思があるような空気の塊を見て叫ぶ。
「そんなモノ!」
ブン! と棒を振り下ろした。するとそれはたしかに向かってきたモノを砕いた。パン! と見事に打ち砕いた手応えあり、飛び散った空気の破片も見えた。しかし問題となったのは、まさにその瞬間。
(な、なにぃ!)
エロ魔人、棒を振り下ろしたところで気づいた。いつの間にか息吹が間合いに入っている。そして刀を下から上に振り上げんという流れがもうすでに始まっているではないか。それはエロ魔人の大ピンチであり、息吹にとっては会心の一撃が放たれるであろうと予想図に他ならなかった。
「誰だ、おまえは」
エロ魔人、突然に出現したやつに声をかける。
「おれは家満登息吹というのだが……」
息吹、そう言ってまずは倒れている閻美に、つぎにグラディアートルに目を向ける。
「息吹……」
身動きしづらい閻美と、力が抜けて動けないグラディアートルの双方が疲れた目を向ける。
「む……」
これはタダ事ではない物語が展開されていたのだろうと思ったが、一応は相手の話を聞く事にする。
「できればわかりやすく、何があったから聞かせてもらえないかな。あの女も男もおれの知り合いなモノでな」
そう言われたエロ魔人、仕方ないとまたため息をしてから教えてやる。
「おれはエロ魔人、男の情熱に忠実な存在。で、おれはそこに倒れている閻美という女にめっちゃくちゃ上物! と興奮し食いたいと思った。それをそこに倒れているグラディアートルがジャマをする。で、閻美のためならがんばるとか絶対に倒れないとか言うモノだから試した。その結果がその無様なダウンだ。えっと息吹だっけ? おまえも男だから理解できるよな? 閻美みたいな女を食いたいと思う心とか、閻美を守るためとか言って敗北するやつの惨めさとか、勝者はすべてを得るって常識とか」
エロ魔人の反道徳的な笑みを見ながら説明を聞いた息吹、右手の人差し指と中指と薬指の3本を立てて相手に言った。
「3分くれないかな? それからおまえに言いたい事を言わせてもらう」
「3分……まぁ、いいけどよ、早くしろよ?」
エロ魔人がやれやれって顔で腕組みしたのを目にした息吹、まず閻美にそばに歩み寄ってかがむ。
「閻美、だいじょうぶか?」
「い、息吹……」
閻美は息吹に見つめられると、豊かな胸のふくらみがキュッとなった。しかしここでそれを出すのはちょっと憚られたので隠す。そして自分はだいじょうぶだがグラディアートルが心配だと伝える。
「わたしにかけられているこの光の輪みたいなモノは、多分エロ魔人を倒せば消えるのだと思う。だからわたしはだいじょうぶ。でもグラディアートルは、とても心配だ」
「わかった」
息吹、ふっとやわらかい笑みを浮かべ見せてから立ち上がり、今度はグラディアートルに歩み寄る。ものすごく意外な姿だと思いながらかがむと、放心状態って面持ちの男に声をかける。
「グラディアートル……だいじょうぶか?」
「息吹……こう言ってはなんだが……心配してもらっていうのは心苦しいという気もするのだが」
「なんだ?」
「いまの自分を見ないでくれ。正直に言う、恥ずかしくてたまらないのだ。閻美殿のために絶対に倒れないといったのに、こんな風に倒れてしまった自分が情けなくてたまらないのだ。胸の内側が焦げるように恥ずかしくてくやしい。これはもう無様そのもの……」
言って震えたグラディアートルからまたうっすらツーっと涙が流れる。体のっちこっちには出血があり、生々しく痛そうだ。
「グラディアートル」
「な、なんだ……」
「堂々と胸を張れ、おまえは何も恥ずかしくない。おまえは男として正しい姿であろうとした。それが恥ずかしいなんてあるはずがないんだ。いま、おまえが感じているくやしさ、おれが丸ごと引き次ごう」
息吹、そう言って立ち上がったら待ちわびているエロ魔人と向き合う。そしてスーッと出現させた刀を手に言う。
「エロ魔人、おまえはさっきグラディアートルの事を無様だとか惨めだとか言わなかったか?」
「あぁ、言った。それがどうした?」
「無様とか惨めはおまえの方だ」
「なんだと? 聞き捨てならない事を言ってくれるじゃねぇか」
「グラディアートルは閻美のために体を張った。それはゲスな思考しかないおまえよりずっと立派だ、ちがうか!」
「ふん、恋愛にうとい筋肉バカが女にホレるからいけねぇんだよ」
「それの何が悪い。男が女にホレて何が悪い。ホレたから一生懸命になるって姿をバカにするな。それはドブネズミみたいな奴がすることだ」
「だったら、息吹もおれと戦って勝利すればいい。そうすれば正義だ、すべてが息吹の味方になる。だけどもし負けたら、そのとき正義はすべておれのモノであり、息吹は所詮その程度ってザコに転落だ」
言いながらエロ魔人が長い棒を両手で持つ。それを見た息吹は正眼の構えを取る。そしていつでも俊敏な動きが出せるとしながらも、自分から前には行こうとしない。
「おらおらどうした息吹、来いよ、かかって来いよ」
低レベルな運転手みたいに相手をあおりまくるエロ魔人。だが息吹はそれに乗らず、あくまで相手が来るのを待ち続ける。
「面倒くせぇ、だったらこっちから行くぞ」
エロ魔人が前に出た。棒が何本にも見えるようなすさまじい速度にて連続の突きを放つ。それを息吹はクイクイっと華麗によけながら下がっていくが、抜群のタイミングという一瞬を待っていた。
(今だ)
突如として前に出る息吹、水の流れのごとし鮮やかさで棒の下にもぐりこんだとき、すでに刀は下から上に振り上げられる状態になっていた。
「ふん!」
スパ! っと光かがやくひと振りが成される。それは敵の武器である棒をきれいに切断したように思われた。
「あまーい、くっそ甘いなぁ息吹!」
突如として棒が三節棍に切り替わったではないか。刀を振り上げた直後で体勢がすぐには戻らない息吹がギョッとする。
「な、なにぃ……」
「くたばれ息吹!」
エロ魔人の見事な三節棍連打が発生。速い、とにかく速い、息吹がそれから逃げる事は出来なかったので、真正面から連発の殴りつけを食らう。
「あぅ……」
ズサーっと滑りながらダウンする息吹。
「ふん、ダサいぞ息吹。おまえも所詮はグラディアートルと同じレベルって事だろうかなぁ」
三節棍を棒に戻すと、あふれんばかりの余裕を表情を息吹に向ける。
「グラディアートルと同じレベルでもかまわないぞ。なぜならその方が崇高だからな。崇高は下品に勝つ、それをおまえに教えてやろう」
そう返した息吹、少し腰を落とすと距離があるにも関わらず横振りするという意思を明確に示す。
「おぉ、何をする気か知らないががんばれ」
どうせ何も怖くあるまいとたっぷり相手を見下すエロ魔人、そのアタマの中はもう閻美の爆乳をねだるベッドシーンで埋め尽くされつつある。
「行け、流し満貫!」
息吹がぶっ太い気合と共に刀を振る。するとヘラヘラしていたエロ魔人の顔つきが変わる。そして慌てて応戦体制を取る。自分に向かってくる、まるで意思があるような空気の塊を見て叫ぶ。
「そんなモノ!」
ブン! と棒を振り下ろした。するとそれはたしかに向かってきたモノを砕いた。パン! と見事に打ち砕いた手応えあり、飛び散った空気の破片も見えた。しかし問題となったのは、まさにその瞬間。
(な、なにぃ!)
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