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1・中学になったらおっぱい星人な彼氏を作るが目標
しおりを挟む1・中学になったらおっぱい星人な彼氏を作るが目標
なんかの本で読んだ。恋愛とか彼氏づくりは高校の3年間が勝負であり、そこにすべてを注ぎ込む方がいいって。
でもわたし、その時になってからいきなり頑張っても無理じゃないかなぁって気がするので、中学は大事な前哨戦じゃないと考える。
ぶっちゃけおっぱい92cmとかブラはEカップってかなりの巨乳として目立つから、後は性格のよいおっぱい星人とまっすぐな恋愛をすること。それさえできれば中学生活は大きな花が咲くと思う。
「マリーは注意した方がいいよ」
「なにが?」
「中1でEカップって巨乳だったらさ、そのおっぱい目当てな男子がいっぱいいるはずで油断したらすぐ食われるんじゃないかなって心配」
「あぁ、それはだいじょうぶ、わたしもちゃんと考えている」
わたしは一応は心配してくれているのであろう友人にそう返した。実際、小6のときにひとつ失敗をして学んでいるから、それを忘れさえしなければ自分に合わない男子と早急に恋愛してどうのって話は起こらないと自信がある。
「え、それってどんな自信なの?」
明日から同じく中学生って友人はとっても興味があるって目をした。ま、仕方ないね、恋バナとか色バナはみんなの大好物だから。
「いやぁ、見た目がイケメンだからって選んだらダメなんだよ。もうね、バカみたいな熱量で正直なおっぱい星人って男子、そういうのを選ばないとダメなんだと経験したってことなんだよ」
「え、じゃぁ、見た目が不細工でもいいってこと?」
「ん……そりゃぁ、少しは見た目とか気にするけれど、重要なのは中身だと思い知らされたから」
「へぇ……なかなか立派なことを言うじゃん。だったらマリーが誰とどんな風に愛を育むのか拝見させてもらうよ」
友人はわたしを見て少し意地悪っぽく笑った。それを見てわたしはこう思った。いやいや、ヒマ人かよ……人の恋路より自分の恋に一生懸命となれよな! と。
だいじょうぶ、わたしは信じている。わたしには巨乳の女神様と同時に、女子力の神さまもついていると。そして中学時代から始まった純愛が一生の宝物になるのだと。
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